小説
溝猫長屋 祠之怪
シリーズ内の平均評価:
(7)
猫まみれ長屋の奥にある祠に、毎朝お参りすることになった溝猫長屋の年長組、十二歳の忠次たち四人。そのお多恵の祠の力なのか、忠次たちは幽霊を感じることができるようになる。桶職人の倅、忠次は「見る」ことが、提灯屋の倅、新七は「嗅ぐ」ことが、油屋の倅、留吉は「聞く」ことができるようになった。将棋盤の職人の倅、銀太だけは何も変わらない。お多恵の祠は、はたして長屋の子供たちの守り神なのか、それとも!?
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見習いとして働くため、ついに溝猫長屋を出た忠次たち。
だが、お多恵ちゃんの祠に手を合わせる日々が終わってからも、幽霊を「見る」「聞く」「嗅ぐ」能力は続いたまま。
本来なら下の子たちに引き継がれていくはずなのに――一体なぜ?
さらに、自称「箱入り娘」のお紺にも縁談話が持ち込まれ!?
人の良さそうな質屋と強面で評判の悪い質屋。
お紺の縁談の行方は!?
人気シリーズ、堂々完結! -
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かつての弟子から、旗本屋敷の幽霊退治を任された古宮蓮十郎。
幽霊が「わかる」忠次ら4人と屋敷に泊まりこもうとする蓮十郎だったが、屋敷の手前で恐ろしい幽霊の気配を感じた忠次・留吉・新七の3人は引き返すことになり、銀太と泊まることに。
その晩、女の幽霊を目撃した蓮十郎。翌朝、弟子に話を聞くと、恐ろしいことが明らかに。
今まで、女の幽霊をなんとかしようと訪れたものは皆、二日目の晩以降に大半が死んでしまうのだそうな。
蓮十郎は無事に屋敷から生還できるのか?
大好評シリーズ第4弾! -
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溝猫長屋の奥にある祠にお参りしてから、幽霊を「見る」「聞く」「嗅ぐ」ことができるようになった忠次ら四人。
ある日、彼らは忍び込んだ空き家で父子の幽霊に会う。
そこには昔、借金を苦に夜逃げした一家三人が住んでいたというが、ならば母の幽霊は一体どこへ?
そして不思議な少女に調子よくついていった仲間の留吉は、川に引きずり込まれてしまい――。
少年たちの滑稽さが小気味いい人情怪談シリーズ第3弾! -
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忠次たち溝猫長屋に住む年長組の四人は、長屋の祠にお参りしてから幽霊を「見る」「嗅ぐ」「聞く」ことができるようになった。空き家となった大店でかくれんぼしていた彼らは、「おとじろう」と告げる幽霊に出くわす。その店の娘と縁談のあった男たちは次々に姿を消していた。乙次郎もそのうちの一人だが!? 少年たちの好奇心が怖い出来事を呼び起こす。ドキドキ&ほのぼの、猫たちも多数登場の人情事件譚!
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猫まみれ長屋の奥にある祠に、毎朝お参りすることになった溝猫長屋の年長組、十二歳の忠次たち四人。そのお多恵の祠の力なのか、忠次たちは幽霊を感じることができるようになる。桶職人の倅、忠次は「見る」ことが、提灯屋の倅、新七は「嗅ぐ」ことが、油屋の倅、留吉は「聞く」ことができるようになった。将棋盤の職人の倅、銀太だけは何も変わらない。お多恵の祠は、はたして長屋の子供たちの守り神なのか、それとも!?
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