敵とのコラボレーション――賛同できない人、好きではない人、信頼できない人と協働する方法
アダム・カヘン(著)
,小田理一郎(監訳・解説)
,東出顕子(訳)
/英治出版
作品情報
気の合う仲間とだけでは、成し遂げられないことがある。
職場でも取引先でも地域でも多様な人との協働が必要な時代。
政府、市民、ゲリラまでも巻き込み困難な状況に向き合った著者から学ぶ前進の方法。
「対話は必ずしも最善の選択肢ではない」
世界50カ国以上で企業の役員、政治家、軍人、ゲリラ、市民リーダー、コミュニティ活動家、国連職員など多岐に渡る人々と対話をかさねてきた、世界的ファシリテーターが直面した従来型の対話の限界。
彼が試行錯誤のすえに編み出した新しいコラボレーションとは。
・部署間や取引先との協働を進めたいと願う企業の担当者、マネジャー、経営者
・新製品・サービス開発、新規事業、イノベーションなどを担う担当者
・組織内外にネットワークを広げ、連携を図る人
・対話ファシリテーターや組織開発・コミュニティ開発のファシリテーターなど
職場から、社会変革、家庭まで、意見の合わない人と協働して成し遂げなくてはならないことのある、すべての人へ。
相手と「合意」はできなくても、異なる正義を抱えたままでも、共に前に進む方法。
SNSを開けば自分と同じ意見が流れ、住む場所や働く相手も、自由に選びやすくなった現代。
仲間を見つけやすくなった反面、自分とは異なる人を「敵」にするのも容易になっている状況だからこそ、意義深い1冊。
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商品情報
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この作品のレビュー
平均 3.9 (12件のレビュー)
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タイトルがとっても気になっていたアダム・カヘンの新作の翻訳。
コラボレーションという言葉の持つもともとの両義性を確認しながら、コラボレーションは、いつもよい選択肢ではなく、強制、適応、離脱を加えた4…つのうちの1つである、という衝撃の議論から話は始める。
おお、と驚くのだが、話は、従来型のコラボレーションではなく、ストレッチ・コラボレーションが大事ということになって、やっぱりコラボレーションの方法論になっていく。
こうした観点から、アダムのこれまでの本の紹介されていた南アフリカやガテマラ、コロンビアなどの事例が再検討されつつ、タイや麻薬撲滅の新しい事例が紹介される。
まったく新しいコンセプトというより、これまでの本の内容を包含しながら、ストレッチ・コラボレーションという観点を加えてまとめ直したという感じの本かな?
ここに、常に自分の失敗から学び続け、成長しつづけるアダムの誠実さが伝わってくる。
具体的な方法論としては、
・愛と力を両方つかう
・U理論的な4つの話し方・聞き方を使う
という従来のものに、新たに、
・問題の一因として、問題解決のゲームに参加する
というものが加わっている。
が、3つ目は、ある意味、システム思考がもともと提唱していた概念なので、そこまで新しい感じはしないな。
もちろん、「信頼できない人」と一緒にゲームに参加しようというのは、勇気のいることだし、自分のメンタルモデルの大きな変革が必要なことはいうまでもないのだが、なんだか、スッキリしない読後感が残った。
タイトルから期待しすぎたのかな?
世の中的には、盛り上がっていそうだけど、みんなどこに反応しているのだろう?
モヤモヤは残る。続きを読む投稿日:2018.11.03
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