嘘だらけの日独近現代史
倉山満(著者)
/SPA!BOOKS新書
作品情報
◆世界大戦に二度も負けたのに、なぜドイツは立ち直れたのか?
日本人が思い描くドイツは「真面目でなんとなく親近感のある国」だが、それはプロイセン人がつくった「ドイツ帝国」であり、ドイツに長らく君臨してきたオーストリア・ハプスブルク家の神聖ローマ帝国ではない。現在のドイツはいわば、プロイセンに乗っ取られた国だ。では、プロイセンとは何かと問われれば、ポーランドの東の果てから流れてきたよそ者のことだ。
プロイセン人がつくったドイツには典型的な特徴がある。一、生真面目。二、勢いに乗る。三、詰めが甘い。――世界大戦で二度の大敗を喫したように、途中まではうまくいくものの、調子にのって最後は大コケすることを繰り返してきた。
明治以来、そんなドイツに憧れた国が日本だ。帝国陸軍は最先進国のドイツ陸軍を師と仰ぎ、医者はドイツ語でカルテを書いてきた。しかし、いかに多大な影響を受けたとはいえ、日清・日露戦争に勝ち大国となったはずの日本は、なぜヒトラーと組むような悪手をとってしまったのか?
そして、戦後、敗戦国に叩き落された両国はまるで異なる復興を遂げた。東西分断で塗炭の苦しみを味わったドイツは戦い抜いて統一を勝ちとった一方で、日本は何を成し遂げたというのか……? かつてヨーロッパとアジアの中心であった両国の近現代史をひもとくことで、みえてきた現在にいたる宿痾とは? 「嘘だらけシリーズ」完結編。
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商品情報
- シリーズ
- 嘘だらけの日独近現代史
- 著者
- 倉山満
- 出版社
- 扶桑社
- 掲載誌・レーベル
- SPA!BOOKS新書
- 書籍発売日
- 2018.06.29
- Reader Store発売日
- 2018.07.13
- ファイルサイズ
- 1.4MB
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この作品のレビュー
平均 4.5 (3件のレビュー)
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ハプスブルクは鷲の城を意味します
宗教改革 オックスフォード大学教授 ジョンウィクリフ 1376
プラハ大学学長 ヤン・フスがウィクリフの思想を布教 1402大学にいられなくなる
1517 マルチン…・ルター 95か条の論難
1519 スイス フルドリッヒ・ツヴィングリ
ツヴィングリ ルターとの同盟を拒む 内戦を続け、非妥協的な姿勢に仲間がどんどん離れ、ついに戦死。 ツヴィングリ派を吸収したのがカルバン
現代の カルバン派は、スイス、オランダ、アメリカ
ルター派、カルバン派、 ツヴィングリ派のプロテスタント3派は、互いにつぶしあいをしながら、カトリックの地盤を侵食
1642 30年戦争 講和会議
ドイツ北西部のヴェストファーレン(英語ウエストファリア)地方の2つの都市、ミュンスターとオスナブリュックで講和会議
日本は30年戦争に巻き込まれず。カトリックのポストガルやスペインは来させない。オランダも出島のみ。オランダよりの中立。それができるだけの武力があった
プロイセンという言葉の由来は、バルト地方にいた部族の名前(プルーセン人)
我が国の皇室 推古天皇以来、10代八方の女帝
ドイツ観念論という哲学の全盛期
イマヌエル・カント、ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー、フリードリヒシェリング、ゲオルクヘーゲル
日本人は中立を両方の見方と勘違いしている。中立とは交戦当事者双方の敵
当時のベルギーは表向き永世中立国 実態はイギリスの傀儡国家
第一次大戦 カナダから地中海まで帝国海軍が守っていた 日本が強かったので世界大戦にならなかった
石井菊次郎のロンドン宣言加入は、陸奥宗光の下関条約や小村寿太郎のポーツマス条約に勝るとも劣らない、日本外交の金字塔です
国家は悪によってでなく、愚かさによって滅びる
ヒトラーの残したもので批判の対象でないものが3つある。アウトバーン、フォルクスワーゲン、動物愛護続きを読む投稿日:2018.07.16
「嘘だらけ」シリーズの最終巻。何回読んでも「プロイセンって結局いつの間にドイツになったん?」と疑問が残った(笑)
第2次世界大戦に負けてからの復活がめっちゃ鮮やか。
日本とは全然違うよね(T_T)投稿日:2019.11.16
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