ツウになる! トラックの教本
広田民郎(著)
/秀和システム
作品情報
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
トラックは、私たちの生活に欠かせない車です。しかし、その詳細についてはあまり知る機会がありません。本書は、トラックの歴史からボディの種類、注文生産の現場、最新メカ、なぜそういう機能がついているのかまで徹底的に取材したトラックの教本です。著者が、とことん現地に足を運び、関係者に質問を浴びせ、面白い本を作るという信念で取材したおかげで、カタログや図鑑には載っていない面白い情報満載の本になりました!
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この作品のレビュー
平均 5.0 (2件のレビュー)
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自動車ジャーナリストによる本。
普通免許しか持っていない私は、トラックのことは全く分かりません。
トラックを運転したことは、もちろんありません。
(こんな本があるんだ~)と驚きながら、少しは大型車両の…知識がつくかしらと思って読んでみました。
日本でのトラックの歴史は、日露戦争(1904)の勝利以降、従来の軍馬からフランス製トラックをモデルにした軍用自動車貨物第一号が試作されたのが始まりだそう。
馬からトラックとは、ずいぶん近代化したものです。
国内のトラックメーカーは4社。いすず、日野、三菱ふそう、UDトラックス。
「ふそう」は常にひらがなで、「運送」とか「輸送」のように、なにか重いものを運ぶという意味かと勝手に思っていましたが、「扶桑」という感じになるとか。
古くより中国の言葉で「東海日出る国に生じる神木」を指し、日本の異称としても使われたそう。
扶桑の木は扶桑花(ぶっそうげ)と呼ばれ、一般にはハイビスカスの名で知られているとのことです。
なんと、ハイビスカスだったとは。ずいぶんイメージが変わりました。
国内貨物輸送は年間約47億トン。そのうち約9割がトラックによるものだそう。
残りはの1割を船舶、鉄道、交通でまかなうとのことで、いかにトラックに輸送を頼っているかがわかります。
高度経済成長時代に道路の舗装がすすみ、幹線道路と高速道路網が整備されたという日本の道路事情が大きく反映しているそうです。
また、トラックの製造台数は車両全体の(軽を除く)18%。プリウスが年間25万台のところ、トラックは国内メーカー全体で15万台程度だそう。
三菱ふそうはダイムラー、UDトラックスはボルボの傘下にあり、生産されたトラックの7-8割は輸出されるそうです。
自家用車よりも生産台数が少ないトラックですが、年間10万kmを走る想定で設計されており、乗用車以上に省エネ技術が駆使されているのだそう。
車検は1年ごとと厳しく設定されています。
これまで、トラクターとトレーラーの区別がよくついていませんでしたが、トラクターとは「牽引車」、トレーラーは「牽引される車両」と、用途が違うとのことです。
キャブ(運転席周り)と荷台の間の板(防御癖)を「鳥居」もしくは「バックネット」と呼ぶそうで、意外なネーミングもおもしろいところ。
トラックに興味が湧いてきました。
章ごとにトラック通向けの小テストが載ってあり、マニアにはたまらない構成になっています。
湘南台に、トラックミュージアムの「いすずプラザ」があるということで(全く知りませんでした)、機会があったら行ってみたいと思います。続きを読む投稿日:2018.04.24
トラックに純粋に興味がある方はもちろん、あまりトラックになじみのない方にも非常にわかりやすくまとめられておりわかりやすいのではないかと感じた。トラックに関連するお仕事をされる方や関連企業と取引をされる…方など、一読しておけば業界での用語や基本設計、トラック業界のプレイヤーなども理解でき役に立つのでは?今まで興味があったものの、あまり体系的学んだことが無かったトラックとトラック業界を学ぶことができて大変興味深かった。今後トラックOEMとのお付き合いの中で間違いなく役に立ってくれると思う。続きを読む
投稿日:2021.05.05
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