2時間でわかる 図解オムニチャネル入門 ―――ついにリアル店舗からの逆襲が始まった!
角井亮一(著)
/あさ出版
作品情報
2時間でわかる【図解】オムニチャンネル入門
いちばん簡単でやさしい最初の1冊!
ついに、リアル店舗からの逆襲が始まった!
◎アマゾン・ゴー
◎エンドレスアイル
◎デンナカ
◎ウケトル
◎ダークストア
◎ラストワンマイル
◎3PL
◎O2O
◎クロスチャンネル
◎マルチチャンネル
◎ビーコン
◎プライム・ナウ
私たちの生活、ビジネスは
何が、どう変わる?
■リアル店舗があればこそのオムニチャネル
「アメリカは、日本の流通の3年先を走っている」
そうよく言われます。
アメリカで起きた3年後に、
日本の流通のイノベーションがやってくるからです。
これから本書で解き明かそうとしている
オムニチャネルも、まさにそうです。
このところ毎年、年間で30日ほどアメリカに行っていますが、
ちょうど私がこの渡米を始めたばかりの
2011年のアメリカはオムニチャネルの話題が真っ盛りでした。
日本で「オムニチャネル元年」といわれたのは2014年。
やはり3年遅れでやってきました。
●オムニチャネルとはいったい何者なのでしょうか。
日本ではスマートフォンの普及が進んだのとほぼ同じ時期に、
オムニチャネルという言葉が広まったため、
スマートフォンによるEC(電子商取引)というイメージが
強くあるかもしれませんが、実は違います。
オムニチャネルの考え方において、ECはその一部です。
「ネット通販の台頭により売上を奪われた小売業が、
リアル店舗を持っていることこそが強みだということを再認識し、
ネットを取り入れることにより、弱点を強みに進化させたもの」が
オムニチャネルであるといえると思います。
※本文より(抜粋)
■目次
●第1章 オムニチャネル戦略の誤解 〈基本〉
・1 オムニチャネルはリアル店舗からの逆襲兵器
・2 構築にはビジョンの共有が必要
・5 1店舗からでもスタートできる
・6 顧客がチャネルを選ぶのは時代の要請
●第2章 オムニチャネル戦略とは何か
・1 小売業の進化
・2 オムニは「あらゆる」の意
・6 お客様を囲い込む
●第3章 なぜ、今、オムニチャネル戦略なのか
・1 アマゾンがウォルマートの時価総額を超えた
・2 アリババが世界一の小売業に
・6 アマゾンロッカーが減っている
●第4章 オムニチャネル戦略のステップ
・1 オムニチャネルの、3つの必須条件
・2 誰がオムニチャネルを主導するのか
・8 アプリ + ビーコンで情報伝達
第5章 オムニチャネルの最前線企業集
■著者 角井 亮一
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オムニチャネルとは、マツキヨ、セブンアイなど、巨大なチェーンストアが導入してきたシステムで、SAPのハイブリス:C/4などのパッケージをベースとしてきています。
その定義は以下の通りです。
・買い物の…入り口(購入方法)、受け取り方法、決済方法、商品のピッキング方法と渡し方が複数用意されており、それらをお客様の希望に合わせて効率よく商品を届ける仕組み
・リアル店舗のビジネスのなかにECを取り込み、売上げをかげるという店舗ありきの考え方
・オムニとは「あらゆる」という意味である
ネットEC専業に対抗するためにリアル店舗をもった小売の戦略の一つとして紹介されています。
気になった点は次の通りです。
・オムニチャネルを実現するためには、社内の全在庫をリアルで一元管理できる仕組みが必要である。
・旧来の在庫管理に加えて、複雑な物流のオペレーションが必要。必然的に、SCMの改善がベースとなる。
・EC専業の受け取りとしては、宅配が中心となるが、オムニチャネルは、加えて、店舗わたし、コンビニなど多彩。そこがオムニの優位性となる。
・オムニは、実店舗の在庫をEC商品としても活用できるので、従来に比べて、在庫回転率の向上、および発送コストの圧縮も可能となる。
・オムニ導入は、ECとリアル店舗を融合させて販売システムを再構築するという意味
・オムニ導入のために、店頭PC-POS(販売管理、商品情報、売上情報)、在庫管理、ECシステム、受発注管理、メール配信などとの連携を伴うシステムの大規模な再構築になる
・チャネルの成長、オムニはその最終段階
①シングルチャネル:店舗⇔顧客
②マルチチャネル:(実店舗、電話、PC,スマホ、タブレット、テレビ)⇔受け取り(実店舗、宅配)
③クロスチャネル:知る、調べる、買う、受け取るの購買行動を、複数のチャネルで実現。店舗で商品をみて、スマホで発注、複数のチャネルで購買を行う
④オムニチャネル:自由にチャネル間を行き来し、希望するタイミングで商品を受け取る
・オムニチャネルは、在庫の一元管理が前提
お客様からの注文
①販売プラットフォーム
②物流センタープラットフォーム
③配送プラットフォーム
お客様の商品の受け取り
・物流センターのプラットフォームも、自社からの委託へシフト 3PLをつかうか、通販などの物流を利用するか
・倉庫を同時に店舗として利用、ダークストアという
・EC専業にくらべて、オムニの優位点は、お客様との実際の設定を持つこと。EC専業もその重要性に気がつきはじめている。
・アマゾンロッカーは減少傾向に。施設提供者にメリットがない。品物を受け取ると買い物もせずに引き上げる。オムニ・コンビニ受け取りでは、次いでに買い物をしてくれる。
・オムニチャネル実現の3つの必須条件
①在庫情報の一元化:リアルタイム、それもステータスを含めて管理が必要。在庫あり、買い物かごにいれた、ピックアップ、梱包中、発送中、発送済み等。
②価格の統一 どんなチャネルからの注文でも、価格は変わらないこと
③店員教育 実店舗での魅力ある接客、オムニチャネルの複雑な処理への対応、複数のデバイスへのオペレーション等
・店舗受け取りでの注意
①コンビニ 24時間うけとれる ローソン+佐川急便の提携など
②店舗での取り置きサービス
③実店舗からEC商品の出荷:「シップ・フロム・ストア」という
④店舗側の負担増に配慮
・エンドレスアイル 店舗にて、品切れでも、そこから他店舗在庫の確認や、納期確認ができるシステム。店舗でタブレットから確認
目次は以下です。
はじめに
第1章 オムニチャネル戦略の誤解(基本)
01 オムニチャネルはリアル店舗からの逆襲兵器
02 構築にはビジョンの共通が必要
03 オムニチャネルは万能か
04 対応しないと生き残れない
05 1店舗からでもスタートできる
06 お客様がチャネルを選ぶのは時代の要請
第2章 オムニチャネル戦略とは何か
01 小売業の進化
02 オムニは「あらゆる」の意
03 オムニチャネルの本質
04 リアルとネットの本質的な違い
05 商品受け取りまで責任を持つ
06 お客様を囲い込む
第3章 なぜ、今、オムニチャネル戦略なのか
01 アマゾンがウォールマートの時価総額を超えた
02 アリババが世界一の小売業へ
03 中小小売業の逆襲
04 ネットに対する優位性は、「実店舗」
05 スーパーコンビニエンス競争
06 アマゾンロッカーが減っている
第4章 オムニチャネル戦略のステップ
01 オムニチャネルの、3つの必須条件
02 誰がオムニチャネルを主導するのか
03 部門を貫くシステム作りが必要
04 店舗受け取りのメリットと注意点
05 店舗からのお届けは負担増に注意
06 通販センターかあの発送での課題
07 お客様を逃さないエンドレスアイル
08 アプリ+ビーコンで情報伝達
第5章 オムニチャネルの最前線企業
01 アマゾン・ドット・コム
02 スターバックス
03 オムニ7(セブンアンドアイホールディングス)
04 オートバックス
05 オイシックス続きを読む投稿日:2022.08.18
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