誰がこの国を動かしているのか
鳩山友紀夫(著)
,白井聡(著)
,木村朗(著)
/詩想社新書
作品情報
総理でさえままならない、「対米従属」という、この国の根深い構造を明かす! 元内閣総理大臣・鳩山友紀夫氏と、『永続敗戦論』がベストセラーの白井聡氏、鹿児島大学教授の木村朗氏が、新安保法制、普天間基地移設の問題から、原発再稼働、従軍慰安婦問題、拉致問題まで、そこに通底する戦後日本の深層を暴き、「戦後レジーム」からの真の脱却、真の独立を説く。また、政治主導、対米自立を掲げた鳩山政権がいかに崩壊していったのか、その真相も明らかに。普天間基地移設問題において、「最低でも県外」を模索していた鳩山総理(当時)に、腹案である徳之島への移設案を断念させたのは、官僚がねつ造した「極秘」文書だった疑惑が浮上。国家の方針を左右し、政権をも崩壊させるきっかけとなった「極秘」文書を第4章にて掲載!(以下、鳩山氏「まえがき」より)・・・この本は、対米従属の既得権構造にメスを入れることに失敗した者と、その失敗の事例から、国を動かしている本質を鋭く追究して明らかにした二人の新進の学者との間の鼎談をまとめたものです。この本をお読みいただき、「誰がこの国を動かしているのか」、おわかりになれると思います。そして、その根の深さを認識していただくことによって、私たち一人ひとりがどのような行動をとるべきかの指針が得られることを期待しています。
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商品情報
- シリーズ
- 誰がこの国を動かしているのか
- 出版社
- 詩想社
- 掲載誌・レーベル
- 詩想社新書
- 書籍発売日
- 2016.06.23
- Reader Store発売日
- 2017.02.10
- ファイルサイズ
- 3.2MB
- ページ数
- 320ページ
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この作品のレビュー
平均 4.5 (3件のレビュー)
-
自律する市民にとって、一番求められる資質、それはメディアリテラシーである。それは、多様なメディアを意識的・批判的にとらえ、自律的に関わり、能動的に表現することを意識しながら、情報の受け取り方に注意し、…報道を鵜呑みにしないという視点なのだ。
そういうことを大前提にこの本を読んでみる。
誰がこの国を動かしているのか。
まえがき
戦後日本の根深い癒着構造 鳩山友紀夫
第1章 安倍政治、対米隷属レジームの正体
第2章 この国を動かしているのは誰なのか
第3章 日本人にとっての原爆、原発、核開発
第4章 沖縄から見えてくる日米関係の核心
第5章 いま求められている日本外交とは
第6章 拉致、慰安婦問題に垣間見える
戦後日本人の被害者意識
第7章「永続敗戦レジーム」から脱却するために
おわりに 白井 聡
あとがき 木村 朗
日頃目にする新聞、テレビ報道などでは絶対見れない事実が明らかにされている。
鳩山友紀夫氏の思い、実像が理解できる。また、沖縄問題時の外務官僚の極秘文書ねつ造。
白井聡氏の「永続敗戦論」をきっかけにこの本に出合ったのだが、氏の当該書物を書かれた意思が、より鮮明になった。
また、木村朗氏の思いが実現しこの鼎談が編まれたのだが、結局、真に日本国を憂える人々が真に連携しないとこの国の行く末は危ないという認識が醸成されました。続きを読む投稿日:2017.08.15
「永続敗戦レジーム」の白井聡氏による安倍政権のアメリカ追従路線の結晶化、鳩山元首相のなぜ政権交代が失敗したのかの自己分析、木村朗氏による沖縄の辺野古・独立運動の動きなど読み応えがありました。政権交代時…に民主党がやろうとしていた根本的な政治改革を真に実現するための示唆に富む内容ですが、今の政治状況で野党のとるべき次の一手には言及はほとんどなく、それは今後に期待します。対米追従をやめるのにトランプ大統領の誕生はチャンスと捉えるべきですが、在留米軍の駐留費にとどまららず、GPIF(年金積立金管理運用)50兆円のアメリカのインフラへの投資など、あからさまな擦り寄りを続けて目を覆うばかりです。商売でいうところの撤退時の高値戦略に出ているのにそれを、自分から大量に購入しているのが安倍首相には分からないのです。
鳩山さんはオバマと本当ならもっとやりあえたと思いますが、対米従属を信奉する官僚がアメリカをおもんぱかったすえの怪文書(それから検察による政治資金問題)で失脚させられた。オバマは、序盤は軍産複合体とケンカしないためにヒラリーを国務長官にして黙認していたが、案の定色々問題を起こしてそれも理由に第二期は中東からなるべく引く多極化路線に転換した。鳩山さんは時代が少し早かったのかもしれない。
鳩山さんにはぜひトランプ以後の多極化する世界に必要な次世代の日本の政治家の育成を頑張ってほしいと思います。続きを読む投稿日:2017.02.11
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