便利な購入方法
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こけ猿の壺はめぐりめぐって、屑屋に持ち帰られていた。それを見つけた泰軒はしめたもんだと底を覗くが、あるはずの古地図が見当たらない! しかもいくつも“こけ猿の壺”とおぼしき茶壺が次々と現われて、翻弄される左膳ら。源三郎と萩乃の恋の行方は? チョビ安のお父っつぁんの正体は? 最後の最後まで息もつかせぬ急展開! 波乱の最終巻!
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伊賀藩の若殿・柳生源三郎は江戸の十方不知火流道場の開祖の娘・萩乃のもとに婿入りに向かう途中であった。ひっそり婿入り行列にまぎれていた与吉が婿入り道具のひとつ・こけ猿の壺を盗み出したはよいが、チョビ安という子どもに壺を盗られてしまうからさあ大変。壺に柳生家初代が埋めた黄金のありかの秘密が隠されていたのだ。チョビ安は橋の下で寝ていた左膳の元に身を寄せるが……痛快な第三巻!
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丹下左膳は奥州の主君のもとに助っ人を頼みに与吉を走らせる。左膳の策略を知った大岡越前は自身の親友であり、坤竜丸を持った栄三郎の唯一の助太刀・蒲生泰軒にそのことを知らせる。泰軒は単身、与吉を尾けた。与吉とともに左膳の助太刀に命ぜられたのは、血に飢えた月輪一刀流の猛者たち30名。一方、弥生は若侍に、お艶は深川芸者に変わり身をして……? 鳥のように乱舞する男たちが繰り広げる、興奮の第二巻!
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名奉行大岡越前守が治安を預かる大江戸。神変夢想流大試合の一夜、不慮の災いから所有主の許を離れた大小二口の妖刀――分ければ災いたちまち下り屍山血河を築き、互いに慕いあって夜毎に啜り泣くという宿業の乾雲丸、坤竜丸。大は怪剣士丹下左膳の、小は諏訪栄三郎の手に渡り、それを狙って諸国の剣客、美女、妖婦らが卍となって血の雨降らす……。
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