小説
ゲームウォーズ
シリーズ内の平均評価:
(40)
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西暦2041年。革新的なネットワーク<オアシス>が張りめぐらされた世界は、深刻なエネルギー危機に陥っていた。
多くの人々はそうした現実から逃避するように、<オアシス>と呼ばれるコンピュータの仮想世界にのめりこんでいた。
ある日、<オアシス>のコンピュータ画面に、突然「ジェームズ・ハリデー死去」のニューステロップが現れた。
ジェームズ・ハリデーとは、<オアシス>を開発し、運営する世界的億万長者。ゲーム界のカリスマ的存在だ。
テロップに続いて、ハリデーの遺書ともいえるビデオメッセージが現れ、<オアシス>内に隠したイースターエッグを一番先に見つけたものに、遺産のすべてをゆずることが宣言された――。
惚れ惚れする作品だ。クラインはこの作品で、間違いなく地球上でもっともイケてるオタクになった(むろん読者はオタクである必要はないが)。
―――――『USAトゥデイ』
素晴らしい臨場感。仕掛けは巧妙で、わくわくしながら主人公たちの探索の旅を追いかけてしまう。
―――――『ボストン・グローブ』
本書は、宝くじでいえば、究極の“当たりくじ”だ!
―――――『ニューヨーク・デイリーニューズ』 -
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その日から、老若男女問わず、世界中の<オアシス>ユーザーが、エッグ・ハントを開始した。
勝者となるには、ゲームをはじめとするハリデーのあらゆる趣味嗜好に精通していなければならない。
ハリデーの遺したヒントによると、<オアシス>のどこかに3つの鍵が隠されているという――。
一方、めぐまれない環境で育ったウェイドは、現実世界では人と関わることが苦手な少年。
学校の成績も容姿も並みで、コンプレックスの固まりのよう。その彼が莫大な遺産をめぐる争奪戦でトップに立ったことから、一躍、時の人となるのだが…。
思いがけない面白さ。難関を切り抜けたときに一緒にガッツポーズしたくなる登場人物たち。終わりまでこんなにハラハラドキドキさせられたのは久しぶりだ。
―――――『シカゴ・リーダー』
本書はすでに20世紀を懐かしく思う人にとっては宝物だ。だが本当の本好きにとっても最高の読み物だ。
――――Wired.com
読んだらハマる。 銀河系お宝探しゲームであり、純愛でもある。
―――――CNN.com -
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