医学・福祉
Case Library Series
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医療施設を訪れる患者さんの約7割は「痛み」を主訴としているといわれています。外傷や胃潰瘍など明らかな内臓病変などによる痛みはその原因を取りさることで痛みは消失しますが、病因がはっきりとしない痛みや関節リウマチなどの慢性炎症といった病態、あるいは帯状疱疹後神経痛など病因がわかっていても治療が困難な痛みについては、どの診療科の医師も治療に難渋することが多いのも現実です。このような現実をふまえ、各診療科において臨床上よく遭遇したり、治療に難渋する痛みを有する59の疾患、病態についてわかりやすく、読みや・・・
便利な購入方法
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診療ガイドラインに頼る治療はその硬直化を招きうることは言うまでもなく、各医療者の個々の経験が治療のバランスに必要不可欠である。本書は、統合失調症の様々な症例パターンを「症例編」として39例を網羅し、また「総説編」として統合失調症診療の基礎をコンパクトにまとめた。
薬物療法に留まらず、心理社会的療法、多彩な病態や鑑別診断に及ぶ実際の症例提示を介し、統合失調症のオーダーメイド医療への道筋となる1冊である。 -
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我が国の死因の第1位は悪性新生物であり、その中で1999年以降、肺癌が癌死因の第1位となり、2011年には年間死亡数が7万人あまりにまで増加している。本書はより具体性を重んじるため、実際の症例を呈示し、どのような治療が施されたか、それに対し、コメンテーターの先生に意見をいただき、さまざまな観点から学習できる内容とした。
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重症度別やサブタイプ別に考えられる乳癌の症例パターンを網羅し、薬物療法22症例・放射線療法5症例・外科療法4症例を、全国第一線の先生方が紹介します。各症例は、治療効果がマンモグラフィやCTなどの画像でわかり、副作用マネジメントも解説され、現在の状況にも触れられているので、非常に臨床に応用しやすいです。さらにサイトも併設されており、今後症例が増えていきます。本書のシリアルナンバーでサイトに入れば、書籍にない最新の症例も見ることができます。
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医療施設を訪れる患者さんの約7割は「痛み」を主訴としているといわれています。外傷や胃潰瘍など明らかな内臓病変などによる痛みはその原因を取りさることで痛みは消失しますが、病因がはっきりとしない痛みや関節リウマチなどの慢性炎症といった病態、あるいは帯状疱疹後神経痛など病因がわかっていても治療が困難な痛みについては、どの診療科の医師も治療に難渋することが多いのも現実です。
このような現実をふまえ、各診療科において臨床上よく遭遇したり、治療に難渋する痛みを有する59の疾患、病態についてわかりやすく、読みやすい体裁をとって一冊の本にまとめました。各項目の筆者にはその分野でのエキスパートの方々をお願いし、まず典型的な症例をあげていただき、その解説を行うことによって、病態、診断、そして治療法がコンパクトにわかるような内容に統一されています。そして一項目ずつ見開きの2ページにまとめて参照しやすくし、日常の診療にすぐに役立つように工夫いたしました。
「痛い!」という訴えのなかにはさまざまな機序が含まれています。そのことをすべての臨床医が認識することにより、慢性の難治性の痛みへのより良い対処が可能となると考えます。この本がそのような目的に一歩でも近づく道しるべとなることを心より願っております。 -
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