便利な購入方法
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生活に「機械」が導入されて意識はどのように変貌したのか。コーヒーハウス、旅行、衛生思想、売春、レジャーと、近代都市生活の原型がはらむ市民階級の革命時代を、思いがけない角度からつかんで活写する力作。
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世界を征服したアメリカ的生活はいかにして生まれたのか。メイフラワー号からヴェトナムまで、その夢と誇りと挫折を描きながらにダイナミックに生き続ける北米大陸人の不思議な歴史を生活レベルから考察。
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近代知性の花開くルネッサンスからバロックに至る華麗な時代。学生と尼僧、芸術家、インテリ、詩人と才女、貴族と泥棒、王と革命家など、そこに生きた様々な人々の思想や情熱、生活様式を探る。
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世界の巨大文明の原理を理解するために、十世紀バグダードとコルドバの現場に降り立って、カリフの生き方、教育と文学世界、日々の金銭感覚、占星術と豊穣な暦の智恵、青春と恋愛世界など、豊富な挿絵で語る。
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私たちの自然意識はどこから来たのか。ヨーロッパ固有文化の原点を十二世紀の生活に求めて、市民の一日、農民の一年、海に浮かぶ島のような城郭都市生活を通して、神と自然と人間の不思議な共存世界を描く。
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カーストに生まれ、カーストに死ぬインド人の多様な民族文化のるつぼを、カレーの話から始めて、見たままの生活実態とその裏に通底する建前の形とを始めて明確に対比しつつ分かりやすく描ききった独自のインド史。
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吐いては食べた飽食のローマ人は何を幸せとして生きたのか。淫靡な宮廷、奢侈と快楽に身を任せる市民、解放された女たち、人間の究極の爛熟世界を生きながら永遠の価値を求める意識の重層世界を描いた傑作。
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肉体と美の思想に自由に生きたと思われるポリス社会は、実は差別の体系にすぎなかった。ギリシア市民と奴隷の日常生活を追いながら、大胆にギリシア史を書き直す。
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複雑な中国史を再構築し、明代の日常生活を子細に検証する事によって、中国の南北文化差、支配原理、都市と農村生活の実相、革命と反乱の土壌、雅と俗の思想、女性の一生など現代に至る中国的性格を撃つ。
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灼熱の太陽と肥沃な粘土の地に地球最古の農民生活はいかに営まれたのか。パン食を始め、ビールを飲む古代人の心配事は、現代とほとんど変わらない。新しい史観にたって生活のディテールから意識までを描く。
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