荒涼たる未知の大地に送り込まれ、愛と冒険の旅が今始まる! 異様な光景であった。見渡す限り赤茶けた砂地が拡がり、眼前に、巨大な髑髏がひとつ、その空虚な眼窩から、彼を見下していた…。 宇土羅光男、21歳。大学3年の夏休み、「旅に出る」という葉書一枚を最後に、行方の知れない父の手がかりを求めて伊豆の別荘に来ていた。書斎にあった石塊に埋め込まれた金色に輝く球体を握り、パソコン内に残されたファイルを調べているうちに、異世界に入りこんでしまったのだ。突然、背丈2メートル近い獣人が現われ、ジャグアと名乗った。・・・
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宇宙が壊れてゆく! 壮大なスケールで描かれる光と闇の天地創造
行方不明の父の手がかりを求めるうちに異世界に入りこんでしまった宇土羅光男は、獣人ジャグア、恋人の春子、竜船の船長ウータンと共に旅を続けていた。
一行は闇の主ガル・マヌーダの支配する地底世界にとらわれた。そこで光男は、恐竜の体と融合され、変わり果てた姿になった父と再会したのだ。父は光男に光のしるしである“クシュタの卵”を托して消え去ってしまう。一角龍王の手をかりて次なる世界へ旅立った光男たちの前に、全てを虚無に呑みつくす灰色の壁が迫った…。光と闇の壮大なオデッセイ、堂々の完結篇。
冒険SFファンタジーの傑作、第4弾。
●川又千秋(かわまた・ちあき)
1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『亜人戦士』シリーズ(徳間書店)、『創星記』(早川書房)など著書多数。 -
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地底世界を旅して、闇の底でようやくめぐりあえた父だったが…
姿を消した父の行方を求めるうちに、異世界に入りこんでしまった宇土羅光男は、獣人ジャグア、恋人の春子、竜船の船長ウータンと共に父の手がかりを求めて未知の世界の旅を続けていた。
アフ・アキビーに辿りついた光男たちはモアイ像のある神殿に入り、“門”をくぐった。鬱蒼たる密林の中で翼手竜に捕まった光男たちは一角龍階の前に連行され、牢獄に閉じこめられたが、ニュムロン族のニャニイに誘われ、地下世界へ落下した。不気味な髑髏の城に導かれた光男は、怖るべきものを目にするが…。全ての謎は明らかになるか?
冒険SFファンタジーの傑作、第3弾。
●川又千秋(かわまた・ちあき)
1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『亜人戦士』シリーズ(徳間書店)、『創星記』(早川書房)など著書多数。 -
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はるかな未来の地球に繰り広げられる光と闇のあくなき闘い!
姿を消した父の行方を求めるうちに、宇土羅光男は、異世界に入りこんでしまった。西暦2万839年の現在、人間は絶滅し、人間の戯れで創り出された矮族しか残っていない。
未知の世界で出会った獣人ジャグアと共に、父を探す旅は始まった。途中で恋人の春子も光男の後を追ってきて、ともに霧の神殿の門をくぐり、聖域ヒラニプラに出た。父の手がかりを得た一行は竜船ワイ・カイカイ号に乗り、アフ・アキビーへ向かう。航海中、“魔神眼”が出現し、3人は身ぐるみ剥がされ、海へ放りこまれた! 想像を絶する冒険譚。
冒険SFファンタジーの傑作、第2弾。
●川又千秋(かわまた・ちあき)
1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『亜人戦士』シリーズ(徳間書店)、『創星記』(早川書房)など著書多数。 -
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荒涼たる未知の大地に送り込まれ、愛と冒険の旅が今始まる!
異様な光景であった。見渡す限り赤茶けた砂地が拡がり、眼前に、巨大な髑髏がひとつ、その空虚な眼窩から、彼を見下していた…。
宇土羅光男、21歳。大学3年の夏休み、「旅に出る」という葉書一枚を最後に、行方の知れない父の手がかりを求めて伊豆の別荘に来ていた。書斎にあった石塊に埋め込まれた金色に輝く球体を握り、パソコン内に残されたファイルを調べているうちに、異世界に入りこんでしまったのだ。突然、背丈2メートル近い獣人が現われ、ジャグアと名乗った。途方もない冒険の旅は始まっていた!
冒険SFファンタジーの傑作、第1弾。
●川又千秋(かわまた・ちあき)
1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『亜人戦士』シリーズ(徳間書店)、『創星記』(早川書房)など著書多数。 -
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