40歳のためのこれから術 幸せな人生をていねいに歩むために
松浦弥太郎(著)
/PHP研究所
作品情報
「これから、どのように生きればいいのだろう?」「なにを人生のゴールとし、人生のピークをどこに持っていけばいいのだろう?」この本は、僕自身が抱いた疑問をみなさんと共有し、考えていただくための本です。40歳は人生の折り返し地点であり、あとは下り坂というイメージもありますが、それはどうにも淋しいことです。しかし「70歳こそピーク」だと考えを切り替えれば、40代から新しいスタートを切って、輝かしい70代へと疾走することも可能でしょう。本書では、そのために今できることについても、書いていこうと思います。人生が終わりを迎えるまで、自分らしく生き続けるヒントとなれば、とても嬉しく思います。その意味で本書は、今日をていねいに生きるための知恵であり、ていねいな終わり方の工夫でもあります。 By松浦弥太郎
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商品情報
- シリーズ
- 40歳のためのこれから術
- 著者
- 松浦弥太郎
- 出版社
- PHP研究所
- 書籍発売日
- 2012.11.14
- Reader Store発売日
- 2013.07.05
- ファイルサイズ
- 2.1MB
- ページ数
- 192ページ
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この作品のレビュー
平均 3.9 (23件のレビュー)
-
”松浦弥太郎さんが40代に贈る一冊。「はじめに」に書かれた次のフレーズが本書の意味を物語っている。
“「70歳こそピーク」だと考えを切り換えれば、40代から新しいスタートを切って、輝かしい70代へ…と疾走することも可能でしょう。”
多くの箇所でうなづきながら読み進んでいくと、とても元気がでた。
…と同時に、こんな風にシンプルにきれいに生きていきたいなと心から思った。
ちょうど年末年始の休みなので、リストをつくりつつ目的地を考えてみたい。
<読書メモ>
・だからこそ40歳で立ち止まろうではありませんか。今一度、目的地を考えようではありませんか。(p.16)
・僕は40歳になったときに、一つの目標を立てました。
「70歳を自分の人生のピークにする」というものです。(p.18)
・こんなふうに思考のスイッチを切り換えてはどうでしょう?
僕たちは40歳まで、イモ虫になるために頑張ってきました。
(略)
40歳はイモ虫としてはベテランですが、蝶々としては新人。蝶々としての世界がもっとある。そんな意識をもてたら、と僕はいつも感じるのです。(p.23-25)
★20歳から40歳までの年表をつくる(p.34)
# 1200ヶ月記 を活用させてもらおう! http://12x100.com/
★40歳という機会に年表を見つめ直したら、そこでリセット。次のステップとして、荷物を下ろすように、過去の自分を忘れてしまいましょう。
過去の自分、過去の栄光、30代までの自分を、きれいさっぱりと忘れる。
これはたいそう大事なことだと僕は思っています。なぜなら自分はもう、30代までの自分ではないからです。過去を引きずってはいけません。(p.49)
#矛盾するようだけど、大切な指摘。
#体力も、気力も、食欲も、睡眠時間も、集中力も…、その他もろもろ変わっている事実に向き合い、認めること。
#そのうえで、今までと同じかそれ以上の結果を出すために、何を準備すべきか。
・「持っているものリスト」をつくる (p.54)
・これから70歳に向けて旅をすれば、その旅でも持っているものは少しずつ増えていくのですから、再スタートの時点で身軽になったほうがいいとわかります。この心境に至ったら、「いるもの」と「いらないもの」に分類していきましょう。(p.57-58)
#まずは紙の上で分類するだけ
・「できていること」と「できていないこと」(p.60)
まずは「できていること」をリストアップするのが、僕のおすすめのやり方です。自信をもって、自分が自分をほめてあげる。(略)
次に「できていないこと」もリストアップします。できていない以上、「持ち物」としては持っていないものです。「これがあったほうがいいのに、ないな」と気がついたこと。前々から「この能力を身につけたほうがいいのに」という課題となっていたこと。これらを調べて「できていないことリスト」に書いていきましょう。
#ただし、できなきゃ駄目と思わないこと。(∵70歳までの旅は、まだまだ成長が続く長い旅 だから)
#「このうちの1つでも2つでもできるようになればいい」という気楽なスタンスで。
・「ありがとう」と「ごめんなさい」(p.62)
ノートを取り出して、まずは自分の持ち物のうち、いつも「ありがとう」と思っているもの、人、状況を書き出してみましょう。
次に自分の持ち物のうち、「ごめんなさい」と感じることをリストアップします。(略)
直さなければいけない癖が直せていないと気づけば、「ごめんなさい」のリストに入れます。
・「持っているもの」の中から「大事なもの」を見つける(p.66)
#「自分にとってじちばん大事なことはなんだろう?」
★人間の身の丈は変わりませんが、幸せなことに、器を広げることはできます。背伸びは30代ぐらいまでにやめて、70歳に向かう後半は器を拡げたほうがいいように感じます。(p.87)
#なんか老子に近い感覚。
・好奇心は、ことのほか重要。そう信じている僕は、すてきな人がいると遠慮なく訊ねることにしています。
(略)
大人の豊かさは、インターネットで調べてもわかりません。教えていただくのがいちばんいいのです。(p.102)
#たとえば、素晴らしいスーツを着ている方に、「どこでお買いになったのですか?」
★40歳を機会に、いただく側から与える側へと意識を切り換えましょう。自分の身のまわりの人、出会う人、もちろん社会に対しても、与えながら生きていくことを目的にしましょう。(p.113)
・いつ行っても自分の顔を立ててくれるし、こちらの要望もわかってくれる。さらにお互い信頼関係がある店を、40歳を境にいくつか探すことにしました。
(略)
自分でお店を開拓するにはお金も時間もかかりますが、惜しんではいけません。
はじめてのお店は、人を連れて行く前にまずは一人で行きます。(p.125-126)
#一流のお店を。
★"Be a good neighbor."
「良き隣人になりましょう」という呼びかけをしたとたん、犬の飼い主たちはみな、きちんと拾うようになったそうです。
(略)「良き隣人になろう」と言われると、目的ができます。もっといい隣人になるにはどうしたらいいのかと、素直かつ前向きに考えることができます。(p.142)
#ロサンゼルスでの話。なんかいいな。
・「これから30年」の年表をつくる(p.146)
理想の70歳像とは、「自分にとっての幸せとはなにか?」という問いの答えであり、「これから年表」は、幸せにたどり着くための地図であり予定表です。
★ざっくりとこれからの30年を考えれば、40代は種を蒔く時期。50代は水を与えて育てる時期。で、60代で収穫をして、豊かな70歳を祝うというイメージがあります。(p.148)
・つながりの触媒となるのは、感動です。(略)もっと身近なことで言えば、自分が感動したことを伝えれば伝えるほど、つながりは深まります。(p.151)
#松浦さんは、手紙で「ありがとう」を伝える。
・歳をとればとるほど、語学の勉強は必要性を増します。新しい文化を学んで若々しく成長を続けるためにも語学は必要ですが、日本の文化を知悉(ちしつ)し、その文化を世界に伝える役割を果たすためには、語学が不可欠だからです。(p.159)
・僕が信用している情報源は3つあります。(p.163-164)
- 実体験
- 人から直接聞いたこと
- 肌で感じること
・40代になれば遊びも投資です。なんらかのかたちで自分磨きになる、プラスがたまるような遊び方をしましょう。(p.167)
・仕事の面では、40歳になったら自分の専門分野を見つけて追求するといいと考えています。自分がいちばん楽しくて、いちばん得意なことを見つけて、その一点を追求していくということです。(p.168)
★どうせお金を払うなら、感動に対してお金を払いましょう。(p.171)
・何回負けても、毎回スタートラインに立つ勇気をもち続けましょう。
(略)
年齢を重ねて「先が見えた」と思ったら、たちまち弱者になります。(p.177)
#弱者…試合すら放棄している悲しい存在。(永遠に試合に出ないため未来がない)
#敗者…チャレンジをし、勝負をした証。(勝者になる可能性がある)
「30代までの自分を忘れる」
<きっかけ>
本屋でタイトルに惹かれて手にとり、著者を確認して購入。”続きを読む投稿日:2019.08.15
40歳になる前に、ふと手にとった本。
人生80年位かと考えると、40は人生の折り返し地点。
ある程度の実績と自信をつけたであろう40歳に、セカンドバースディをお祝いできる暮らしをして生きたいと感じた…。
これまで年表とこれから年表。
できていることとできていないこと。
いるものといらないもの。
一度、自分の棚卸しをしたい。
続きを読む投稿日:2023.08.07
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