ラブソング
やまがたさとみ(著)
/花音
作品情報
「うわっつらでつき合うくらいなら仲間ハズレにされた方がマシ」大好きな姉以外に心を開けない高校一年生の中野敦(なかのあつし)は、バンドを組みたいと思いながらも孤立していた。頑なな敦を心配する姉は、自分の同級生・高瀬祐一を引き合わせた。インディーズバンドで活躍する高瀬の奏でるギターの音色が敦の心に同調して、「一緒にうたってほしい」という高瀬の誘いは、まるで愛の告白のように敦を虜にした―――。
商品情報
- シリーズ
- ラブソング
- 著者
- やまがたさとみ
- ジャンル
- ボーイズラブ - ボーイズラブコミック
- 出版社
- 芳文社
- 掲載誌・レーベル
- 花音
- 書籍発売日
- 2011.03.29
- Reader Store発売日
- 2013.04.05
- ファイルサイズ
- 23.5MB
- ページ数
- 170ページ
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この作品のレビュー
平均 3.5 (6件のレビュー)
-
【友人から拝借】
初めてちゃんと読んだ、やまがたさとみサン作品。 絵がすごく繊細で美しい。
バンドの話というか、アツシをめぐった三角関係? でも恋愛や痴情メインのBLというより、思った以上にアツシの…思考に共感してしまった。
何かを通して深く繋がれる相手は、男女関係なく人生でそう何人も出会えない。 一緒の時間が、その出会いそのものがお互いに幸せだと思えても、その存在がお互いのためになるかどうかはイコールではない。
離れがたく思っても、徐々に歪み始めた関係はいつか崩れる。 その切なさがヒシヒシと感じられて、何だか堪らない気持ちになった。
もっと若い頃に読んでいたら、引きずられてハマった作品かもなぁ。 作品自体も10年を経て完結しているので、妙に達観した爽やかな終わりになっている。 それで良かったと、いまの私には思える。
時間を経てもアツシには高瀬が鮮やかに映った事に、何だかとても救われた。続きを読む投稿日:2013.05.19
このレビューはネタバレを含みます
表紙買いした一冊。
レビューの続きを読む
儚げなイラスト・色彩にぞっこん(古い?)でした。
一度読み終わった感想は、美しいなーという印象。
現実にはありえないけれど、なんというかバンギャな腐女子は好きだろうなと。BLはフ…ァンタジーだし。
そしてまた読み直したんだけど、今度はいろいろ煮え切らないところに気付いた。
『ラブソング』っていうタイトルだけど、「ラブ」は自己愛でしかなかったんじゃないかなと思った。自分と似た部分(高瀬とアツシ、それぞれの曲と詞がどちらにもぴったりきたところ)に恋してるのって、結局自分を愛しているだけだと思う。
高瀬と敦の関係は、憧れでしかなかった。とくに巻末の敦の表情は好きな物を見つけた瞬間みたい。美味しそうなケーキを見つけたときとかさ。それは「好き」だけど“恋愛”としての「好き」とかまた別で。
憧れを恋愛感情にしなきゃいけないと思い過ぎて、負担になってるんじゃないのかな。現実でもそうだよね。憧れの人と付き合ってもそれ以前に思ってたような完璧な人間なんかじゃないことが分かって幻滅する。高瀬は敦に幻滅されたくないっていう意識が強すぎたんだ。
敦は一生幸せになれないんだろうなーと思ってしまう(笑)敦は本当に儚すぎて、あまりに重い。どうでもいい人間関係なんていらないっていうスタンスは、逆にいえば大切な人に依存しぎみ。そんな重い愛情はとてもじゃないけど普通の人は受け止めきれない。
なんだか『愛しのエリ』を思い出してしまった。あらすじしか知らないんだけど、平たく言えばヴァンパイアのエリは保護者と二人暮らしで、エリに恋した少年はその保護者の死後エリと生きていく決意をして街を出る。エリはヴァンパイアだから年を取らないけれど、少年は人間だから年を取っていく。きっと少年はあの保護者のようになって、その後また同じことが繰り返されていく。なんという報われない連鎖……
敦にとっての唯一(憧れ)は姉から高瀬になり、今度は健二になった。きっと健二も“過去”になっていくんだろうな。
最初「きれいすぎて現実味ないなー」と思ったんだけど、じっくり考えて見れば展開というか敦以外のキャラクターの感情の流れはかなり現実に近かった!
きっとあの最初の印象は、敦が現実味ないくらい儚いからだったんだろうな。
多分若い子は好きだろうなと思う。
個人的にはもうちょっと地に足付いてるものが好きだな。
絵柄は大好きだけど!続きを読む投稿日:2012.05.20
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