ティーンズラブ
あぶな絵、あぶり声 ~滴~
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あぶな絵、あぶり声 ~滴~
カナタ・いしいのりえ
強引に肩を引き寄せて、俺主導で唇を吸う。カットソーの中に手を滑り込ませてブラの上から胸を鷲掴みにする――恋した相手は、真っ直ぐで美しい高嶺の花。アシスタントをしながらプロカメラマンを目指して頑張るすこぶる美人。書籍の編集をしている俺には絶望的な恋だった……イラストと散文が織りなす、80%リアルな大人のLOVE STORY。
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潜水士という仕事柄、日常の半分近くを、まるで味噌汁のような海の中で過ごしている俺には、抱けそうな安い女を次々とモノにすることだけが、呼吸をとりもどすことのできる瞬間だった。「かわいそうな人」…初めて抱いた夜、まだ汗の引かない額をなでながら彼女はそう呟いた。似たもの同士――横浜のホテルで見せた彼女の涙は止められなかった……。
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俺の前に跪いて両手で包み込み、舌先で先端に触れ、ゆっくりと口に含んだ。堅くした舌先で裏側を刺激しながら、今度は深く口に含み、吸い上げる……ふたつ歳下のその女は、俺にとっての港だった。気が向いたときに携帯にメールを入れる。すると、その夜は手の込んだ手料理と丁寧な愛撫で俺を癒してくれる。誕生日さえ忘れなければ、ずっと――。
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「ここがいい?」激しく腰を振ると俺をきつく抱いて応えてくる。数時間前にはじめて出会った女は、瞳を閉じて湿った声を漏らす。妻を持つ身でありながら、一目で惹かれた女。本当に美人だった――しゃべらなければ…。それでも先に本気になったのは俺。君をひとりマンションに残して帰るが、決して君を逃がさない。好きだからさ。他に理由がある?
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強引に肩を引き寄せて、俺主導で唇を吸う。カットソーの中に手を滑り込ませてブラの上から胸を鷲掴みにする――恋した相手は、真っ直ぐで美しい高嶺の花。アシスタントをしながらプロカメラマンを目指して頑張るすこぶる美人。書籍の編集をしている俺には絶望的な恋だった……イラストと散文が織りなす、80%リアルな大人のLOVE STORY。
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