小説
百夜・百鬼夜行帖シリーズ
シリーズ内の平均評価:
(4)
モノが魂を持って動き出す!怒り狂う怪物、奇跡を起こす妖精。時を超え、姿を変えて現れる不思議のかずかず。オリジナルのファンタジー&ホラー作品を配信する電子絵ものがたり「九十九神曼荼羅(つくもがみまんだら)シリーズ」。そのシリーズ内時代劇シリーズ「百夜・百鬼夜行帖(ももよ・ひゃっきやぎょうちょう)」第一章の壱は「冬の蝶」。文政年間の江戸。<おばけ長屋>に住む盲目の美少女祈祷師・百夜のもとに、薬種問屋・倉田屋の手代・佐吉が持ち込んだ事件は、「冬なのに倉田屋の裏庭に蝶が飛ぶ」という面妖な話。百夜は、祝詞・・・
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盲目の美少女修法師、百夜のもとにもたらされた今回の怪異は、顔に風がかかると同時に、部屋中が真っ赤に染まるというもの。いかなる九十九神の仕業か?
盲目の美少女修法師、百夜のもとを訪れた茶問屋、尾張屋清右衛門。毎早朝、夢うつつのさなか、顔にふうっと風が当たるとともに、部屋の中が赤い光で満たされるのだと言う。九十九神の仕業とみた百夜は、一番弟子を自称する左吉と共に、尾張屋の寝間に泊まり込むことにしたのだが・・・?
盲目の美少女修法師・百夜が活躍する人気シリーズ第109話。 -
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南蛮人の亡魂と共に現れた、金属の風車らしきもの。障りをもたらすのは亡霊か、付喪神か。風車の正体は?
百夜の家へ、桔梗に連れられやってきた蝋燭問屋の番頭。店の者が次々と障りにあい、指が輪を作ったまま離れなくなったり、南蛮人の亡魂が出ると言う。そして亡魂と共に現れる謎の物体。金属で出来た風車に見えるのだが・・・?
盲目の美少女修法師・百夜が活躍する人気シリーズ第108話。 -
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別れの時は近い。降りしきる雪の中、百夜とむつ、当来軒は、恐山山頂、宇曾利湖を目指す。そこで彼らを待つものは?
恐山の麓までやってきた百夜一行。いよいよ旅も終局、別れの時は近い。日も陰り、降りしきる雪の中、百夜と当来軒は、むつの導くままに山頂の宇曾利湖を目指し、山道を登り始める。しかし、その後を追う怪しい人影が・・・
盲目の美少女修法師・百夜が活躍する人気シリーズ第107話。 -
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八戸港に上陸した百夜一行は、未来を確実に当てる八卦占い師の噂を聞く。むつは、その人物が困っていると言うのだが。
だんだんと神に近づいていくむつを連れて、百夜の一行は八戸藩に入った。そこで未来の出来事を確実に当てて、米問屋や材木商に大儲けさせている占い師の噂を聞く。謎の素性の八卦占い師を招き寄せたむつに、山崎と名乗るその男は摩訶不思議な話を語り始めた。
盲目の美少女修法師・百夜が活躍する人気シリーズ第106話。 -
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むつの願いで早池峰山詣でに向かった百夜の一行は主のいない宿坊に泊まるが、そこはただならぬ気配が。
むつの願いで早池峰山詣でに向かった百夜の一行は、雪の夜に麓の主のいない宿坊に泊まることに。
ただならぬ気配を感じながら宿坊に入ると、そこには3人の先客がいた。旅の女のしめ、行商人の為造は怪異が起きていると訴えるのだが、若い僧侶の法稔は頑なにそれを否定する。
盲目の美少女修法師・百夜が活躍する人気シリーズ第105話。 -
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百夜とむつが夜更けの宿から何者かに攫われて、気が付くと黄泉の世界にいた。この恐るべき力の主は何者なのか?
神になろうとしている少女・むつは、旅先で出羽国に行きたいと突然言い出した。その夜、百夜とむつは師匠の峻岳坊高星も気づかぬ間に攫われてしまう。二人は黄泉の世界に踏み込み、次々と異形のモノたちに襲われる。果たしてこの恐るべき力をふるうものは何者なのか。その目的は?
盲目の美少女修法師・百夜が活躍する人気シリーズ第104話。 -
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百夜たちが泊まる宇都宮の宿に出現した白髭の老人と九つの光の玉。得体の知れない怪異に百夜は苛立つ。
神に近いものになろうとしている少女、むつを修行させるため、津軽への旅に出た百夜一行。宇都宮の宿に現れたのは、目のない顔を持つ白髭の老人と九つの光の玉。その正体がわからぬ百夜は、いつになく苛立っている。
盲目の美少女修法師・百夜が活躍する人気シリーズ第103話。 -
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人間を超える力を持った少女むつを修行させるため津軽へ向かう高星と百夜。千住大橋界隈で加持祈祷を頼まれるのだが。
十歳ほどの娘にすぎないむつは、人間を超える力を持つ八百比丘尼になる運命。精神は子供のままであるむつを修行させようと、峻岳坊高星と百夜は津軽への旅に出る。が、むつの持つ力が様々な怪異と霊気を呼び寄せてしまう。千住大橋界隈にさしかかった一行は、さっそく加持祈祷を頼まれることに。
盲目の美少女修法師・百夜が活躍する人気シリーズ第102話。 -
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百夜と野津藩に雇われたルードラは、稲荷社の異界通路を通って現れた異国の神によって異次元に送られる。
高星、鐡次、桔梗、赤柄組の百夜軍団、異国の呪術師ルードラを臣下にした野津藩、稲荷社を通路にこの世への回路を得た異国の荒ぶる神。三つ巴の戦いは、この世とあの世との狭間をも舞台に壮絶な闘いを繰り広げることに。百夜シリーズ100話を記念して書き下ろされた作者渾身の長編作品の後篇。
盲目の美少女修法師・百夜が活躍する人気シリーズ第101話。 -
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江戸中の10歳の女童が突然意識を失う事件が続いた。女童はなぜ狙われたか?通算100話を記念して書き下ろされた渾身の長編。
吉原の禿(かむろ)に始まり、江戸中の女童の命を少しづつ吸う魔物がいる。花魁・七瀧の依頼で乗り出した百夜は、同じものを追う異人の妖術使いと対峙する。果たして、追う相手は神か魔物か?師の峻岳坊高星、鐡次、桔梗、宮口大学までが闘いに参加する通算第100話記念特別長編の前篇。
盲目の美少女修法師・百夜が活躍する人気シリーズ第100話。 -
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桶職人の半次郎が何かに憑りつかれたようだ。頼まれて様子を見にいった百夜は、いきなり鑿を持った半次郎に襲われる。
お桶職人の半次郎の様子がおかしい。何かに憑りつかれたのでは?お化け長屋の大工・辰五郎に頼まれ本所・柿の木長屋へ様子を見に行った修法師・百夜は、いきなり鑿を持った半次郎に襲われる。彼は完全に物の怪に支配されていた。
盲目の美少女修法師・百夜が活躍する人気シリーズ第99話。 -
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菓子舗「鶴屋」の息子・仙次郎は遊び人で岡場所通いが続いていたが、ある日から部屋に面する裏庭に亡魂が出現。
老舗の菓子舗「鶴屋」の息子・仙次郎は岡場所通いが止まない遊び人で、左吉の遊び仲間でもある。ある日から住居の屋に面する裏庭に白い姿の亡魂らしきもの現れ、使用人たちが皆、目撃するようになった。家に帰らぬ口実が出来た
と喜んだ仙次郎だが、岡場所にまで亡魂が現れて、修法師・百夜が乗り出すことに。
盲目の美少女修法師・百夜が活躍する人気シリーズ第98話。 -
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