完結
「イージスの楯」、それはギリシャ神話の女神・アテナが持っていた楯のことだ。勇者ペルセウスが退治した魔女・メドゥーサの首が埋め込まれていて、いかなる敵の攻撃も阻んだという最強の楯である。その楯の名で呼ばれている、闇の世界に生きる男・楯雁人。金さえ払えば犯罪者をも護衛するという、フリーランスのボディーガードだ。全ての攻撃を阻む鋼鉄の右手で、彼は今日も依頼者の命と心を護る!!
便利な購入方法
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雁人が妻子を失った病院跡地に弔いの花束をささげている最中、謎の人物から「音響銃」という特殊武器で襲われた!義手を奪われ、古いフェリーの船中で目覚めた雁人が船内を探索していると、スピーカーから憎き「蝶」を彷彿させる口笛が聞こえてきた。「蝶」の影が近づき、ついに雁人の中で復讐鬼が覚醒するのか!?
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「天使」に導かれて、精神障害から覚醒した暗殺のプロ・野坂亜紀。殺人鬼と化してしまった亜紀と、樹海の中で対峙した雁人。だが、雁人に斬りかかる亜紀の脳裏には、雁人の助手でもある姉・ちひろとの思い出が蘇っていた。雁人はそんな亜紀の内面の変化に気が付き、その行動を見守ることにするのだった・・・。
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ある組織の依頼で、アナ・リドルを誘拐した国際指名手配中のテロリスト「蝶=バタフライ」。そこに娘の面影を見た彼女は、組織にアナを渡さず、雪の降りしきる山小屋に立てこもった。雁人はアナを救い出すため単身山小屋に向かうが、組織もまたそこに迫っていた。「蝶」はアナを雁人に託し、自らをおとりにするべく山を下りるのだった。
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ボウリング場の跡地で、外国人の犯罪組織のメンバーが大量に殺された。そして、その現場をたまたま目撃してしまった高校生・原口香保が、何者かに狙われることに。香保の証言によると、現場には「背中に傾いた十字架のような傷を持った男」がいたという。陽子は香保を護るため、雁人に護衛を依頼。自身も「背中に十字の傷を持つ男」とは因縁がある雁人は、この依頼を引き受ける。
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間宮里佳子という大富豪の女性から、娘を3日間護衛してほしいという依頼を受けた雁人。彼女のもとに「令嬢に死を与える使者を送る」という脅迫状が届いたのだ。だが、里佳子のいう娘とは人形のことだった。その人形は骨董美術品としての価値が高いものだったが、雁人は妙な違和感を覚える。その夜、間宮の屋敷に齢七十を超えてなお現役の殺し屋・野村がやって来て・・・。
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人気連載を終えたばかりの少女漫画家・飛鳥ひとみ。彼女はファンサイトとは異なる、自分の公式ホームページがあることを担当者から教えられた。だが、彼女自身はそんなホームページを作った覚えは全くない。けれども、実際にアクセスしてみると、飛鳥ひとみ公式ホームページ「WelcometoAsukaHouse」は確かに存在していて・・・。
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警察内部に存在するカルト犯罪組織「天使」が再び動き出した!天使のメンバーと目され、内偵対象にあった警官5人が相次いで「天使狩り」に遭い、殺害されたのだ。やがて、この事件に「ビースト」と呼ばれる謎の男が関与していることが判明した。甲斐率いる本庁の公安「魔女狩り部隊」が、そして来島ちひろを助手に迎えた雁人が、事件を追って動き出す。
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「竜門幇(ドラゴンゲート)」は、古くから日本に根を張る中国系暗殺組織。その結束力は黒社会でも随一とされる。その当主で、殺し屋でもある劉伊健(リウ・イーキン)が、再び雁人の前に現れた。かつて「ネメシス事件」の時に雁人と対決した彼だが、今回は野々宮亜紀という女性を護ってほしいと仕事を依頼しに来たのだ。伊健は彼女に好意を寄せていて・・・。
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雁人はイタリアのシチリア島を訪れていた。「アイギス」と呼ばれる、コーザ・ノストラの伝説的なボディーガードを捜すためだ。雁人はどんな敵からも組織のドンたちを護りぬいた凄腕のアイギスに、復讐のための力を借りようとしたのだった。だが、あるレストランの店主で、コーザ・ノストラに詳しいルッソ・アルラッキによるとアイギスはもう何年も前に死んだという。
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新宿副都心の高層ビルの中にひっそりとあるバー「鷹の巣」。裏社会への窓口でもあるこの店へ、御厨亨という少年が訪ねてきた。彼は店のバーテンダーである七瀬に、銃を売ってほしいと頼む。自分の姉を殺した犯人に復讐するためだ。3年前、竜崎哲夫という35歳の医師が、14人の女性を連続で殺すという事件があった。亨の姉はその時の被害者だという。
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ある雨の日。雁人と甲斐は、今は廃墟となったかつての病院で出会っていた。そこで2人は「1年に1度の儀式」として、互いの頭に銃を向けあう。この儀式は、一体何を意味するものなのか・・・。同じ頃、雁人を狙うヒットマンが病院跡地へ向かっていた。彼らは「クラッカーズ」と呼ばれる、軍人上がりの3人組。プロの殺人集団を相手に、雁人は!?
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雁人のもとに、かつての同僚で現在は警察庁警務課首席監察官の甲斐がやって来た。彼が担当するのは、警察組織内の犯罪の捜査。最近、警視庁の押収品保管庫から、拳銃、重火器、薬物などが大量に消えているという。警察内部に「天使」と呼ばれる得体の知れない犯罪グループが存在し、押収品を横流ししているのだ。事件解決のため、極秘の特捜本部が設けられたのだが・・・。
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