完結
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かつて神は人間たちの愚かさに怒り、彼らから魔法の力を奪ってしまった。ところが、人は魔法を弾丸に封じ込め銃器で操ることを思いつき、ふたたび「力」を手に入れることに成功する。世界は殺伐とした戦争の時代へ突入した。少年セドリックは、姉のエルウィング、テロリストの少女アンブローシアと共に世界の命運を分けると言われる銃「銃姫」を探して旅に出る。銃姫の引き金をひくものはいったい誰なのか。そして、銃姫の秘密とは。
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「力」に自信が持てなくなった「魔銃士」のセドリックは、「王立魔法図書館」へ。そこで、意外な話を聞くことになるが・・・!?
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自国の民を救おうと、大国の王のもとへ嫁ぐ決心をしたアンブローシア。謎多き自らの過去と向かい合い、運命を切り開こうとするセドリック。穏やかな物腰の陰で、なにかを思い詰めた様子のエルウィング―。それぞれの想いを胸に秘め、謎の「銃姫」の行方を追う三人。道中、突如として彼らの行く手を阻んだのは、魔銃士の少年とその召し使い。ティモシーと名乗る少年は、セドリックの等級タグを狙って決闘を挑んできた。やがて吹き荒れる嵐から逃れ、一行がたどり着いた先に待っていたものとは。
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謎の「銃姫」行方を求めて旅に出たセドリック、アンブローシア、エルウィングの三人。猛烈な吹雪に襲われた一行は・・・
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「結婚相手を見つけて来い!」暁帝国のアラベスカは、父の命令にやむなく従い、魔銃士の決闘祭に参加するため家を出るが…『絢爛豪華武闘祭』旅を通じて少年から大人へと成長したティモシー=ボイド。彼が垣間見た実父の意外な一面とは…『星の数は数えられない』セドリックとアンが星見が丘に滞在していたときの物語。争いの絶えぬ盗賊カップルの一風変わった愛情の形…『ホームスイートホーム』本格ファンタジーシリーズ第五弾は、ショートストーリーを三編収録。
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「わたし、ガリアンルードの王女なの」。意を決して告白したアンブローシア。祖国のために敵国へ嫁ごうとするアンに「一緒に暁帝国で暮らそう」とセドリックは言う。全てを捨てる決心の二人―。だが、姉・エルウィングの容体が悪化したことを知り、二つに一つの選択を強いられたセドリックは、「この世のどこよりも厳しい場所」と言われる「灰海」へと旅立つ。そして、その地でついに「宿命の敵」との出会いを果たすのだが…!?いよいよ佳境へと加速する本格異世界ファンタジー、待望の第6弾。
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期せずして灰海で生涯の敵と巡り会ったセドリックは、しかし同時に彼と自身とに秘められた“精霊王”の力が諸刃の剣であることを知る。殺さねばならない。けれど、殺したくはない―。葛藤するセドリック。一方、アンブローシアはセドリックとの再会の約束を胸に、暁帝国へ亡命するガリアン難民隊に同道する途中、アラベスカと遭遇、進軍する帝国軍に随行することになる。スラファト軍と交戦状態に入った流星軍、セドリックのいる“灰海”を目指して。―やがて灰色の地が炎に包まれることも知らず!!本格異世界ファンタジー火急の第7弾。
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ついに砦を捨て、谷への撤退を迫られる流星軍。しかし谷の入り口でエルウィングの姿が見あたらないと告げられたセドリックは、彼女を捜すために砂塵の中へと飛び出していく。そしてついに彼は、エルウィングの正体を目の当たりにしてしまう――!! エルウィングとセドリックの本当の出会い、月読みのお屋敷での真実を知ることになるセドリック。同じころ、灰海では、そんな彼等を翻弄するように、スラファト軍と流星軍の最後の戦闘が始まろうとしていたのだった!! はたして、セドリックは無事アンブローシアと再会できるのか。そして、正体を知られてしまったエルウィングは――!? 本格異世界ファンタジー、深淵に迫る第8弾!!
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流星軍とスラファト軍との最終決戦のまっただ中、瀕死の重傷を負ったセドリックは、エルを見失った心の痛みも癒えぬうちに、ミトと別れることになる。??「誰だ、貴様は」??それは、最悪の瞬間に目覚めた、彼の真の敵との出会いでもあった。??重傷を負ったまま、竜王と対峙するセドリック。一方、最果ての地で会おうと約束し、別れたアンブローシアの身にも、新たな事実がもたらされていた。??「なぜ、竜王はガリアンルードだけを執拗に滅ぼそうとしたと思いますか?」??銃と魔法が世界を律する壮大な異世界ファンタジー、ついに終局への引金が引かれる!!
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“それは、最期の戦いの始まりだった”宝石谷を遠く眺望する丘すらも包みこむ轟音――。崩落する宝石谷の光景に、アンブローシアはセドリックの無事を案じて飛びだし、砂丘の神殿を駆け下りる。しかし、待っていたのは最悪の再会。ついに対面を果たした竜王アスコリド=ミトと王女アンブローシア。冷淡に、残酷に、嘲笑するように語られるその“罠”に、アンブローシアは戦慄を憶えてセドリックの名を呼び叫ぶ。「生き残って!!」と・・・。銃と魔法の本格異世界ファンタジー、ついに全ての弾丸が打ち尽くされる!!
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夢のような日々は、思いも寄らない形で終幕を迎えた。忽然と姿を消したアンブローシアを求めて、セドリックは親友ティモシーを頼り、再び旅に出る。しかし、灰海戦でセドリックは魔力槽に深刻なダメージを受け、まったく魔法が使えない身体になってしまっていた。ただの人間に戻った彼は、それでも”絶対信仰中枢”へ向かおうとする。そのころ、暁帝国の皇帝ベルトリーゼは、十万の艦隊を編成し、御代をかけての大親征を行おうとしていたのだった。はたして、竜王アスコリド=ミトとの結婚式へ向かうアンブローシアの真意は。そして、本当の”銃姫”の正体とは!? 銃と魔法の本格異世界ファンタジー、ここに堂々完結!!
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