2025年。兄は、もう一度だけ自分を信じた。筑波経由火星行きの物語がはじまる! 本格兄弟宇宙漫画発進! 幼少時代、星空を眺めながら約束を交わした兄・六太と弟・日々人。2025年、弟は約束どおり宇宙飛行士となり、月面の第1次長期滞在クルーの一員となっていた。一方、会社をクビになり、無職の兄・六太。弟からの1通のメールで、兄は再び宇宙を目指しはじめる!
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“It’s a piece of cake.”魔法の言葉が六太(ムッタ)を前に進めてくれる――。そんな前向きな六太に全速力でぶつかってきたのは、かつて遭遇したパイロット教官デニール・ヤング!! 彼が“最低”にして“最強”の教官であることを六太はまだ知らない……!
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やっと宇宙飛行士になれた!! しかし、託された決定権を前に困惑する六太(ムッタ)。宇宙を前に逡巡することなど何も無いはずなのに、月を見上げた六太は何を想う――。六太に用意されていたのは宇宙への道、ならぬ……未知。月ではなく不穏な場所に飛ばされた六太だが、与えられたミッションに元開発者として全力でぶつかる。月への道をこじあけろ! 一方、死地を乗り越えた日々人(ヒビト)の身体に、何かが起きていた――。
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暗く沈むロシアの空の下――日々人(ヒビト)の心も晴れることはなかった。宇宙服に閉じ込められる度、絶望の瞬間へと呼び戻される。しかし、もがき苦しむ日々人に一筋の光明が。それは、大酒飲みの英雄と美しく舞う天使によってもたらされた――。
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月への一歩となるNEEMO訓練――。この訓練に参加するため六太(むった)、そしてケンジと新田(にった)はフロリダへ旅立った。しかし……つらく苦しい葛藤が、そこには潜んでいた。強い絆で結ばれた仲間たちに重い試練がのしかかる。
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六太とケンジのNEEMO訓練が終了し、月を目指す者が正式に決定!!決定に納得する者、決意を新たにする者、それぞれの訓練がスタートする。一方、日々人はパニック障害を徐々に克服しつつあったが、「宇宙飛行士に戻るための試験」をクリアせねばならない。頼るべき存在は……実は一番近くに、いる。
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パニック障害となってしまった日々人が宇宙飛行士に復帰するためには試験をクリアしなければならない。日々人を支えるのは、兄から貰ったお守りと月面基地で共に過ごした仲間たち。一方、六太は月面へ一緒に行くメンバーとの訓練を始めた。一癖も二癖もある問題児ばかりをまとめるチームリーダーはあの男だった……!不安と希望いっぱいの砂漠バクバクワクワク訓練開始!
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新型月面着陸船の操作演習でデザートラッツの訓練は終わる。日々人のいる場所へと着実に近づいていく六太。一方、日々人に立ちはだかる甘くはない現実。忌まわしい事故が周囲の人々の記憶に居すわる。2人で宇宙へ行く約束が、再び遠のいて行く――
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ビンスとピコが新型月面着陸船につけた名前は亡き親友と同じ“RICK”。かつて3人で誓った夢はいよいよ現実になる。そして六太もまた、ロシアにいる弟を信じ2人で約束した“未来”を目指す。突き進んできた宇宙の道の先にビリビリとシビれる奇跡が起きる!
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六太が月ミッションに任命されるためゲイツが出した条件は、月面基地コストを1億ドル削減すること。誰もが実現不可能だと思う無理難題……。けれど、だからこそチャンスとも言えると六太は諦めない!
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六太がISS存続のために集めた署名はゲイツに届かなかった。みんなで灯した想いの火はここで消えてしまうのか……。一方、ゲイツは六太から投げかけられた「宇宙の何が好きですか?」という問いが心の中でくすぶっていた。そして向かった“宇宙に憧れる者が集う”酒場――。そこにはゲイツを「ウォルター」と呼ぶ男がいた。宇宙に非情な者の過去が、いま明かされる。
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キャプコムという大きなミッションも終わりが近付き、六太の月への道は最終段階に入っていく。そして一緒に励まし続けてきた仲間もいよいよ宇宙へ。せりかと絵名は、応援してくれる家族と仲間の想いもロケット・オリオンに乗せて憧れの夢の舞台へ出発!
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新生“ジョーカーズ”の月への出発まで50日を切った。六太(むった)を始めとしたメンバーは、カルロ不在のまま進む訓練に違和感を拭えない。互いに噛み合わないまま、バックアップクルー・モッシュのメンバー入りに決定が下されようとしていた。はぐれ者の集まりだった“ジョーカーズ”にいつの間にか結ばれていた信頼。その絆がバラバラになったまま、月へのカウントダウンが刻まれていく……。
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