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夜が少女を探偵にする(新潮文庫)
夜が少女を探偵にする(新潮文庫)
マリー・ティアニー、能田優/新潮社
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総合評価

4件)
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    動物の造詣に深いエイヴァという少女が主人公のミステリー。新たな主人公ものだとワクワクしながら読んだが、動物の屍体などの表現が私には合わなかった。犯人像も割と早くから解る様な展開だし、少女に関わる大人達との関連性も取ってつけたような違和感を感じた。新人作家さんみたいだからもう一作は読んでみたいと思った。

    9
    投稿日: 2026.04.19
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    少女エイヴァと刑事、基本的にバラバラに動いている2人の視点が大体交互に描かれるので、 主人公たちより先に読者が事件の全貌を掴める。 謎解き要素というより、どうやって物語が畳まれていくか気になって最後まで面白く読了。 ただ登場人物たちの行動原理が、情景描写で見せるというより直接的な説明が多く、納得はできるけど薄いというか少し物足りない。

    0
    投稿日: 2026.04.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公エイヴァが初っ端に自作死体農場を点検してるとこなんかめっちゃ面白くて、聡明で冷静で正義感もあって王道の子供探偵やん!てワクワクしながら、第2、第3の事件も起きて展開はズンズン進むのになんかおもしろくない。 刑事がちょくちょく出てきてエイヴァにかなり好意的。物語の半分は刑事視点なのは意外! たまに助ける程度かと思ってた。もっと少なくてしてエイヴァの目線からの物語が読みたかった。 もうちょい意地悪な大人が物語に絡んできてほしい。警察が市井の人々にこれほど優しいのも珍しい。 なんか長いです。この話にここまでページいるんかな。新潮社の翻訳小説やからアンナ0思い出して泣きそうになった。トラウマが…… エイヴァの家族との関係、学校での立ち位置、そういう所が薄くてハマらなかった。刑事視点多い割にどんな人間か深掘りすることもないからただいい人ってだけの印象。そういうエピソードあればなぁ。 W主人公なのに2人のエピソードが薄くて残念。 エイヴァのお母さんとかその彼氏とかのいざこざは中盤からはあんまないし、じゃあこんな設定にしなくてもいいのになって思いました。

    47
    投稿日: 2026.03.12
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    題名と帯が、凄く興味をそそる。 事件から解決に至るまで、とてつもなく切なく痛い。 から、こんな言い方が合っているのかは疑問だけれど、面白かった。翻訳も、とても読みやすい。 登場人物が少しややこしくて、あれ?これ誰だっけ?となる事もしばしば。 でも、時や場面が行ったり来たりという事も無くて、時系列通りに進んでいく流れは読みやすくて、置いていかれる事も無い。 たった7ヵ月程に起こった出来事、とは思えない程に色々な事が起こって、色々な思いが交差して、13歳のエイヴァにとって、これがいい成長に繋がる事を願わずにいられなかった。それほどに、主人公エイヴァは、色々な意味で危なっかしい。 『三つ子の魂百まで』という諺があるけれど、本当に動物は幼い頃に形成されているんだな、と。 その後の人生での経験だったり、思考や思想は肉づけに過ぎないんだな、と感じた。 決して良いとは言えない家庭環境と周りの大人たち、対称的に警察関係の大人たちが皆いい人だったのが印象的だし、救いだった。

    1
    投稿日: 2026.03.01