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フレドリック・ブラウンSF短編全集1 未来世界から来た男
フレドリック・ブラウンSF短編全集1 未来世界から来た男
フレドリック・ブラウン、安原和見/東京創元社
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総合評価

3件)
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    あっと結末に気づいてからも先が気になり、そのとおりに終わったとしても、やっぱりと思わずに楽しめるようなショートショートのお手本のような一冊だった。 書名にSFとあるからか、「報復の艦隊」が一番素直に気に入った。

    3
    投稿日: 2026.04.08
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     SFショートショートの元祖と言われているフレドリック・ブラウンの、SF短編を集成した全5巻の文庫全集の第1巻。  宇宙人の侵略から呪いの人形(?)まで、SFにさえ囚われない多彩な作品が1冊で楽しめるのはお得感しかないと思う。  先に星新一のショートショート集を読んでいたからか、似たエッセンスを感じた。さすが元祖というか、色褪せぬ面白さ。  意外な結末(中には意外性に富みすぎて難解なものもあるが)への語り口も巧妙で、訳文も平易だから大変読み易かった。

    27
    投稿日: 2026.04.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2026/3/3読了 ミステリ短編も面白かったF・ブラウンのSF短編、全111編が文庫5冊に分けて順次刊行とのこと。第1弾の本書は47編を収載。アレ?あとの配分大丈夫? と言いたくなるが、おそらくショートショートに類する作品を特にまとめたのだろう。中には、「これって、SF?」な作品もあるが、そこは「現代科学では説明の付かない・為し得ない事象が起きているフィクション」くらいに思って読んで……なんか今まで余り読んでこなかったSFを読みたくなってきた。1950-60年代の作品で、多少は時代を感じるものもあるが、21世紀の今でも十分通用する面白さだと思う。以下、特に面白かった、印象深かった作品の雑感等々。 『灰色の悪夢』―― 本編の他にも色とりどりの悪夢シリーズ(?)が続くが、本編の哀しくも恐ろしい結末は、割と現代でリアリティが増しているような気が……。 『報復の艦隊』―― 個人的に本巻BEST. たった4頁の作品だがスケールは超壮大。語られる悲劇を食いとめるにはどうすれば良かったのだろう、と考えると眩暈に似た感覚に襲われる。 『存在の檻』―― 物語としては特に捻りは無いのだが、登場する独裁者が、どっかの誰かさんに似ているような気がして仕方ない。唯の偶然でしかない筈だが、作中の独裁者の命日と、その誰かさんの誕生日が一緒だったりする。 『おれとフラップジャックと火星人』―― ほのぼの感のある話だが、火星人の侵略から地球を救ったのが、『馬鹿者』をイメージさせるロバだった、という所に風刺性を感じる。でも、本当にフラップジャックはなんて言ったんだろう?

    20
    投稿日: 2026.03.05