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無敵化する若者たち
無敵化する若者たち
金間大介/東洋経済新報社
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総合評価

(52件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    若者がファスト・スキルを身につけることに重きを置いているのは明確である。若者は必要十分な能力と考えて、上司は若手社員の社会人スキルが最低限なレベルだと烙印を押す。低評価がそうそう覆ることは無い。また、若者も上司の態度を察してみるみるモチベーションが奈落の底に一直線だ。こうして若手社員の静かな退職が幕を開ける。 本書では若者の大多数はパッションがなく、正解と決まりきったタスクを好むと言う論調と上司は気を遣っている前提なのが疑問である。 若者が頑張ろうとしてもパワハラ上司の理不尽なゲキ詰めで上から押しつぶされていることも数多いのでは無いか?その結果、メンタルブレイクされた若者が萎縮して余計なことをしないように静かな退職や本当に退職することが往々にあると考える。年代限らずにまともな人よりもヤバい人の方が多いと思う。

    0
    投稿日: 2026.10.04
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    特に意外性はなく、最近の若者の特徴らしい言動を知識として理解した。 そんな子たちばかりじゃないだろうと思うけど、著者と違って若者の中に身を置いたことがないのでもしかしたら仕事で若者に悩まされている人はほんとそう!って思うのかな。 ゼミの席取りや誰も冷房を止めようと言わない話は笑えた。 意欲バレを防ぐ言い訳、やりたいことの捏造、一斉メールに個別返信、苦労は買ってでも避けるなど、若者じゃないけど感覚は理解できる。 努力は才能や環境に恵まれた人がするもの、も納得。綺麗事じゃなく事実だし。 自信はないけど今のままの自分でいいと思っているから幸福度が高いというのは目から鱗だった。 つまり苦労して成長しなくていいってことだし、若者にとって成長とは周りから置いていかれないことらしい。 自己肯定感、自己効力感が高いのはいいことだけど、まさかそっちにいくとは。 頑張るくらいなら日本が衰退してもいいと思う若者が60%もいるそうなので、さすがにそれは心配。

    31
    投稿日: 2026.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これからの日本に期待していない人が8割、頑張るくらいならこのまま衰退してもいい人が6割、20代男性の7割が妻も彼女もいない。衝撃的なデータばかり。以上のような安定思考型が半数を占める現代の若者の中で、1割を占める自己実現型に自分が当てはまることを強く自認した。日本に変わって欲しいと書いてあったが変わって欲しい層はそもそもこういう本は読まないのでは?と暗い気持ちになった。

    0
    投稿日: 2026.09.23
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    本書に関する動画を観た後に読もうとしたがほとんど読み飛ばした。動画で十分で本で読み直す価値をあまり感じなかった。

    0
    投稿日: 2026.09.19
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    現在の若者世代が持つ価値観について述べながら、その価値観が形成されてきた時代背景と、若者世代と先輩世代が価値観のギャップを埋めるために必要な行動についてまとめている本。 相手の価値観や、内発的モチベーションを変えることは出来ないのだからこそ、やる気を出させようとするのではなく、行動に着目して、望ましい行動を取れるように、行動の支援を行う方が良いというのは、仕事に限らず子育てにも活用できると感じた。 世代間の価値観ギャップにより若手の部下指導に苦労している人や、今の若者がどんな価値観を持っているのかを知りたいというにおすすめの本。

    11
    投稿日: 2026.09.19
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    めっちゃ面白かった。書きたいことがありすぎてレビュー長くなりすぎた。 自分もまだ社会人としてはベテランという領域ではない、中堅に差し掛かったくらいの会社員である。 最近の若者(という言い方がおじさん臭いが)は、自分とは価値観が近い部分はあるが、違う部分も多い気はしている。 ベースとしてすごい良い子が増えたなと思うけど、上の世代に対するリスペクトが欠けていて、ちょっと失礼だけどアウトではないようなことをやる人が増えたな、という感じ。あときれいな男子がめっちゃ増えた。 あとインスタとか見ていると、中学生・高校生の男子が母親を「ママ」と呼び、「ママ」とめっちゃ仲良くしている。信じられない。いま反抗期がない子どもが増えているらしいですね。(このあたりは本書6章で語られる) 「最近の若者」エピソードとして、個人的なものが2つある。プライベートな会話の中でのことである。(このレビュー読んだ方、共感される方がいれば教えてください) ・男子が年上に対して用いる一人称が「俺」  ・自分の世代では「僕」または「私」しかありえなかった ・会話中に「ヤバ!」「えぐっ」といった言葉を丁寧語の語尾を付けず感嘆詞的に使う  ・自分の世代では「ヤバいっすね」「エグいですね」しかありえなかった これはアウトではないし、あまり失礼でもないんだけど、自分は絶対やらないな、というもの。 むしろ年下にやられてみて初めて、年上へのリスペクトの表現として自分が自然にやっていたのだなと思ったし、今の若者はこれを無礼だとも思っていないだろうから、まあいいか、とはなっている。 自分は30代半ばだが、我々世代は、学校が途中から週休2日となり、ゆとり教育が始まる直前で卒業し、リーマンショックから日本経済が回復した後に就職し、AIバブルの直前で、比較的日本企業が元気だった。新卒市場は、今ほどではないがどちらかと言えば売り手市場だった。 友人・同世代の感じとしては、ガツガツする人もいるし、まあほどほどに頑張ろうという人もいたが、正解が降ってくることを待っているような姿勢の人は多くはなかったと思う。 自分が何になりたいのかわからない、的な悩みは若者あるあるの悩みはあったものの、「周りに置いていかれたくない、でも突出はしたくなくて平均でいたい」という感覚は強くなく、「みんなそれぞれ悪いことをしてなくて楽しくやれればいいんじゃない」という世代だと思う。でも因果応報的な考えはあって、頑張らなきゃ落ちぶれるし、現状維持でいるのも大変、だからそれなりに苦しんで頑張る必要はあるよね、という真っ当な感覚は持っている。 1985~1995年生まれって、そんな感じじゃないかと思う。 派遣切りとか、リストラとか、そういったことを中学~大学生のときによく聞いていたから、社会は大変だ、という感覚はある。ただ自分が就職するにあたっては、比較的そこまでひどい状況も脱していたから、まあ好きなように生きるのもいいけど頑張るところは頑張ろうね、社会は自分をお客様と思ってくれないよ、みたいな世代だと思う。 で、本書では、具体的に今の若者(1995年~2010年生まれのことだと思う)がどういう行動や思考様式を持っており、それはなぜか、ということが解き明かされる。 会社に入っても丁寧に扱われることを当然と考えており、「してもらい上手」。ただ仕事上しっかりした受け答えはできているように見える。上の世代に対する気遣いができているように表面上見えるけど、最低限のことしかやりたくないし突出したくないけど怒られてプライドが傷つけられるのが嫌で、特段成し遂げたいこともない。今に自分にまあまあ満足していて、このままでいいと思っている。 こうした人が増えると、社会の成長が止まる気もしてちょっと怖い。人間の欲同士の競争によって社会が改善されていく、という思想に立つ資本主義では、競争が起こらなければ社会は良くならない。 ただ働きアリの理論ではないが、2割のイノベーターがいればまあいいんじゃないという気もするし、今の若者が10年経って酸いも甘いも経験し、やっぱり人生甘くないなとなれば、自然と社会で活躍できる世代になっていくんじゃないの、という楽観的な考えも個人的にはある。 ここからは本書に書いてあったことで、自分が意外に感じたものを挙げていく。(今の若者からしたら何が意外なんだろう、という感じだろうか) ・大学生の就職にあたって、リスクやチャレンジよりも、マニュアルや安定性を求める人が増えた ・大学院生は大学生よりもさらにそうした傾向が高く、個々の人材の専門性よりも企業の技術・ブランドなどを重視する傾向が高い(え、なぜ大学院に進んだの??専門性よりもジェネラルスキルなの??) ・20代の幸福度は、他の世代の幸福度よりも高い。自分に自信はないがそれを認めて、それでいいよね、と幸せを感じている感覚(最近の自己啓発と言えばこういう考えが多いよね。「辛いよね、でもそれでいいんだとまず認めよっ?」みたいな) ・成功は努力よりも運やコネだと思う割合が、他の世代よりも高い。努力派と運・コネ派は半々。努力とは才能や環境に恵まれた人がするもの、と思っている。(「親ガチャ」という言葉がこの感覚をよく表していると思う) ・飲みニケーションが必要だ、と思う割合は他の世代と変わらず35%程度 ・若者にとって飲酒は、特別なときに予定を立ててやるもので、日常にあるものではない(これはたしかに!と思った。「飲みましょ」ではなく「ご飯行きましょ」と言われることが多い) ・むしろ上の世代のほうが、上司と飲み会に行きたい割合が少ない。若者は意外と先輩や上司の考えを飲み会で聞きたいと思っている(4割程度) ・男女コミュニティはきっぱり分かれる。大学の講義室でも、頼れる相談相手としても、同性で固まる傾向があるが、それは異性と関わることが「リスク」だと認識されているから。異性好きとか思われたくないらしい。(大学で男女が分かれる、という感覚は自分のときはなかったし、今のほうがもっと垣根がないと思っていた。平等が悪い方に作用していそう。) ・「同性で一番親しい人と知り合った時期」が「小学校時代」であるとする割合が増加しているとのこと。(自分としては高校と大学の友達に一生の友達が多い。大学時代の友達はその後の人生で具体的に助けになる場面が多いと思うのに。もったいない) ・恋愛経験率はどんどん下がっている。恋愛はメンタルを不安定にするリスク要因だと考えられている。とにかく失敗したくない、というのが今の世代。当然恋愛は失敗のリスクだらけなのでやらない。 ・結婚して子どもが欲しいグループと、結婚も子どもも不要グループで大きく二分されている。結婚だけしたい・結婚にこだわらず子どもだけ欲しい、とする割合は18%程度。 ・結婚したら子どもは持つべき、という思想は持っているっぽい。だが、子育てという意味でも周りから遅れも進みもしたくない。そうすると塾に入れたり習い事をさせたりいろいろな経験させるにはお金がかかり、若者にお金がないという状況でそんな余裕はないから子育てしたくないと考えるのでは、というのが筆者の考え。 ・お見合い結婚は2013年ごろから若干増えつつある。何をするにも自分で決めたくない、言い訳が必要な若者にとって、周りのおせっかいで結婚相手を自分で決めなくてよいのは好都合なのでは。 ・今の若者がこうなっているのは親のせいではないか。親世代はバブル崩壊のすぐ後から社会人経験を始め、結婚・子育てをしてきた。社会に出たときからすべてが「失われた34年」に含まれる。そんな中で、子どもにも同じ苦労をさせたくない、と思うのは当然だろう。が、親自身が子育ての中で周りから白い目で見られたくない。だから子どもに正解を教えて、間違ったことをさせないようにする。子どもを守っているふりをして、実は守っているのは自分自身の自尊心や体裁であり、それに付き合わされた子どもは、生涯通して不安を抱えながら、正解を与えてくれるところへすり寄っていく。 そして、若い世代への接し方について先輩諸氏へのアドバイスも。 ・考え方を変えさせるのは無理だし、正しくない。だって価値観の違いなのだから。 ・まずは、自分の仕事のどんなところが好きで、何を大切にしているかを、ちゃんと言語化して伝えること。 ・気持ちではなく行動にフォーカスする。そして、行動に対してフィードバックを返す。 ・行動変容をさせようと思ったとき、やる気や意欲を高めるのではなくて、まずは行動を支援して、結果として気持ちを支えることにしよう。 自分も今の若者(?)らしく、自分が責任を持ちたくなくて周りが決めてくれればいいのにと思うこともあるし、大きな成長は求めていないし、日本社会が衰退しても関係ねえや、と思ったりはしている。 でも、本書の射程にある若者とは結構違うなと思う部分は多かった。 自分も上昇志向は強くはないけど、まわりに「してもらう」のではなく、一人のプロフェッショナルとして自立し、自分で正解を探していくことは、社会で行きていくためには必要だと思っている。そのためのもがきが必要であると思っている。就職したときからそう思っていた。 このリアリズムが今の若者にないのかもしれないな、と思った。けどまあやっぱ、そんなの働いていたら勝手に気づくんじゃない、って気もします。 気質的にそうじゃない人がもともと多いとなると、社会全体としてチャレンジとかイノベーションの総量は減るのかもしれないけど。。 あと前提として考えておきたいのが、この本に書かれている「若者」というのが誰を指しているのか、ということ。 今の10~20代を指していることは明確なのだが、居住地域・学歴・家庭環境などが違うと、かなり状況が違うのでは?と感じた。 例えばだけど田舎のヤンキーってどうなんだろう?とか。 本書は比較的高学歴で、家庭環境の良かった若者の話をしているように感じたけど、どうなんでしょう。

    5
    投稿日: 2026.08.29
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    『無敵化する若者たち』を読了。 若者の価値観や働き方について書かれた本だったが、年齢に関係なく自分自身を振り返るきっかけになった。 特に心に残ったのは、 「共に努力してくれる仲間を見つけ、信頼できる伴奏者を見つけ歩み出してほしい」 という最後のメッセージ。 私は55歳を前にしているが、この言葉は若者へのエールというより、今の自分への言葉のように感じた。 最近、読書会の仲間や応援してくれる人たちとのつながりを改めて感じている。環境は整っているのに、自分で慎重になりすぎているだけなのかもしれない。 この本を読んで、「まだまだここから」「まずは一歩進んでみよう」と背中を押された。 仲間や伴奏者は、探すものではなく、すでに私の周りにいてくれているのかもしれない。そんなことにも気づかせてくれた一冊。

    1
    投稿日: 2026.08.28
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    短大で授業を持つことになったので読んでみましたが、授業をするのが怖くなってしまいました。覚悟ができたとも言えますが… 読書メモはnoteにまとめました。 https://note.com/kimkatsu/n/nc7dcb74ef849

    0
    投稿日: 2026.08.21
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    微妙な物足りなさを感じているなら、チャンスが来たら迷わず飛び込む、それを実現するアドバイスをくれる人よりフィードバックをくれる伴奏者を見つけ、プロセスベストの過程を意識したアウトプットする。小学生学習指導要領にあるという「振り返り」が大人なっても必要でした。「どんな経験をして、何を得たのか。どんな課題が残って、つぎはどうしたらいいと思うか。あなたの言葉で書いてみましょう。(275頁)」

    0
    投稿日: 2026.08.15
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    無敵化。 誰とも争わない。戦って傷つくくらいなら、戦わない。誰かが守ってくれる権利だけはしっかりと受け取る。世の中に正解はある。正解は、事前に与えられるべきである。正解だけあればいい。あらゆる意味のリスクから、守られるべきである。責任は重い。責任負うくらいなら権利すら要らない。 まあそんなところ。 筆者さんは、それでいいという。否定してもしょうがない。 別にいい。 何が気に入らないって、そんな奴らに何で気を遣わなければいけないのか。どこでもそう。世代間のギャップはあって当然。 若いものも、古いものを尊重すべき。当たり前だが。 別にいい。 そういう生き方もあっていい。 だが、それはかなりの部分で先人が血反吐吐いて築いてきた色々なものに乗っかることだ。 彼らは、ではその次の世代に、何を引き継いでいけるのか。 別にいい。 フリーライドする奴は大嫌いだ。 日本は滅ぶ。 そういうことだろう。 その世代の中間層をどう目覚めさせるか。 それは、著者ではなく、我々の責任なのだ。 この本だけでなく、いろんなことを考えるにつけ、結局滅びるものは滅びるのだね。

    1
    投稿日: 2026.08.13
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    自分はX、子はZ世代。子の特性というより世代の特性だったのか。ゼミのどの席に座るか衝撃だったけど子は似たような答えを言っていた。横並び、上にも下にもとび出たくない、このままでいい、収入が増えても結婚するのではなく推しや趣味に使う、どれも確かに…

    0
    投稿日: 2026.08.09
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    学校図書司書と言う立場は、教師でもなく保護者でもないからか、先生や生徒から、更には保護者さんからの話が耳に入ることがある。まぁ、大概は新任先生のイロイロやったり。 今回この書籍を読んで、あぁなるほどな、と思うところが多々あった。昔の先生像と新人先生とのギャップは大きいというか、別モノなんやろうな。んで、どこの学校も先生不足。新人先生にちやほやしちゃうから、無敵化しちゃってる新人先生は更に自己肯定感あがりまくりで生徒に接して、んでから、生徒からぽろりと愚痴がでたり、ベテラン先生同志でアレコレもやもやするんやろな。 できるかもしれないけど、やらない。 やらなきゃなことも、見ないふりしたりしたり、自己解釈でそれで良しとしたり。 なんやか、色々考えさせられる1冊やった。

    10
    投稿日: 2026.08.01
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    安定志向を好み、保守志向の強い、何よりみ んなと一緒を大切にするZ世代の若者たち。 上司や中間層として挟まれたそれぞれの世代 が彼らに接していくためには、媚びるのでは なく、本心・本音ををさらけ出すのが肝要。

    0
    投稿日: 2026.07.26
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    いわゆる若者論的に、世代間断絶を煽ることなく、ユーモアも含みながら冷静な分析。若者への愛を感じる。他の著書も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2026.07.16
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    【OPAC】 https://babelkeihoopac.azurewebsites.net/Main/Book?book_id=TS00551413&q=3&qt=0&qp=0&qv=50&qs=sort_title&qd=0

    0
    投稿日: 2026.07.15
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    過去の2作も読んだ上で購読。。 現代の若者の特徴を理解するのに役立つ内容だった。周りには、Z世代と呼ばれるような若者はあまりいないので、実感することは少なかったが、特徴を押さえるのに役立った。特に、目立ちたくないという意識が高く、挑戦しないような印象を覚えた。上の世代が、苦労や苦い思いを経験して、改善した結果を享受しているということは、若者に理解してほしいと感じた。 メンタルは弱い印象があったが、守られているからこその権利主張が強いので、鬼強メンタルだと思った。 気をつけようと思ったことは、若者やZ世代のように一括りにして分かった気になろうとせず、個々によって特徴は変わるということは忘れないでおきたい。

    0
    投稿日: 2026.07.07
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    【 おすすめポイント 】「やりたいことを見つけなさい」という圧力を受けながら、やりたいことが見つからない自分と折り合いをつける。仕事を最低限の手段と割り切りつつ、コスパやタイパを重視して能力・スキルを求める。そんな若者たちを多数見てきた著者が、「それなりに幸せだけど、人生に集中できていない」と感じている人へ向けて3つの提案をします。 1つ目は、目の前にチャンスが来たら迷わず飛び込むこと。では、2つ目と3つ目は何か? それはぜひ本書を読んで確かめてみてください。 【請求記号】371.47:Ka 【配置場所】習志野:1階書庫 【URL】https://libopac.toho-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB28238962

    0
    投稿日: 2026.07.03
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    「自己評価が高い」というのは「自分には能力がある」と思っているのではなく「出来ない自分でもありのまま受け入れることができる」ということなんですね。何かあればSNSで拡散してしまったり、SNSでキラキラ生活を見せつけられたり…今の若者、結構、気苦労が多くて大変かも。

    14
    投稿日: 2026.07.02
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    最近の若者はずいぶんキラキラして優秀そうに見えますが、職場に配属されてくるとその印象は一変し、上司たちが持て余しているという話を耳にします。「あの面接のときのキラキラどこいった?」 本書はこうした「一見優秀」な若者たちの行動特性や背景などをデータを用いながら解説しています。 現代の若者は、求められる「正解」を演じるのが上手い一方で、意見を言う、質問する、先頭に立つなど「浮く」ことを極端に恐れます。自らの行動に責任が発生しないよう、常に指示や根拠(言い訳)を求める特性があります。その背景には、「自信がない自分」を肯定し、無理な成長を求めない自己肯定力と、日本の将来や自分の成長を諦め、今だけの安定と幸せを重視するコンサマトリー思考、「正解主義の過保護な子育て」により失敗から学べる体験をしていないことなどが挙げられます。 そして本質的な問題として、働き方改革やコンプライアンス強化によって「無菌化」された職場環境を舞台に、若者と大人が責任を押し付けあう「相互依存の構造」だと著者は分析しています。 もちろん、これらはあくまで傾向であり、高い視座を持って活躍する若者も多くいます。しかし本書で指摘される無菌状態の職場がスタンダードになる未来、この現象を大人はどう捉え、若者とどう向き合っていくかは深く考えなければならないと感じました。本書では両世代に向けた処方箋が提示されていますが、現場感覚としては上滑り感を感じました。 「無敵」化する若者を生み出したのは我々大人であり、そのツケがダイレクトに自分達に回ってきていることを痛感させられる本書。同時に若者世代たちも、日本の停滞をさらに加速させた責任を負う時代は来ます。その時に彼らはどう行動するのでしょうか。

    9
    投稿日: 2026.06.18
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     職場において若手と接していると、若手の「空気を読まない」、「権利ばかり主張する」といった発言や行動に、自分との価値観の違いを感じており少し悩んでいたところ、本書に出会いました。  本書は、各種調査のデータに基づき、執筆されているため、読んでいてとても納得感があります。  特に、第7章の「なぜ「安定志向の若者たち」は生まれたのか」において、現代の若者の親世代がバブル崩壊後の世代であり、不安感から子供のために子育てを安全路線に走った結果、若者が安定路線を重視する気質を身に付けたとの分析や、少子化等により減少した貴重な若者たちを学校や会社は辞めさせないために手取り足取り過保護にしているとの主張は、腑に落ちました。  また、第8章の「先輩世代の皆さんへ」において、若者との接し方についての提案がされており、価値観の違いを矯正することは困難であり、お互いを理解することが重要との主張は、戦前と現代における価値観の違いの例から理解しました。(させられました。)  今後、お互いにとって更に過ごし易い職場環境にしていくため、若手たちを少しでも理解したいと思います。

    0
    投稿日: 2026.06.11
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    VUCAの時代に大事なのは「正解よりも問いを立てること」。しかしタイパ重視で正解ばかりを追い求める若者をつくったのは、実はその親世代だった。なんとも皮肉な話である。世代を超えて、善悪の話は抜きにして現状を受け止めるために必要な一冊。ところどころ著者が面白おかしく書いている部分もツボである。

    1
    投稿日: 2026.06.05
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    わかる。頭ではわかる。 しかし冒頭のイスのところからイラッときてしまう。 イスを動かす必要はない。座ればいい。 そうなんだよな、自意識過剰かと思ったら、無神経だと思うこともある。 どうしても私は横一列ってつまらないな、と思ってしまう。(私は型を身につけたほうがいい) 失敗していい。苦しんでいい。筋肉になる。 大人になって初めて失敗するほうが辛いってそんな話、村上春樹がしてませんでしたっけ… あぁ…私には受け止める技量がないのか。。何度か読んだほうがいいですね………

    1
    投稿日: 2026.06.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    25歳の若者として読ませていただきました。我々Z世代の特徴をかなり正確に捉えており、正直読んでいて驚きました。 今の若い世代はやる気がないとか、コスパ・タイプ重視でわがままだという批判、逆に、望んでそうなった訳でもないのにレッテル貼りされて可哀想、という同情の声もSNSを通じて日頃から目にする機会が多いです。 常にそう言われているせいか、腹が立ったりとか、同情してくれて嬉しい、という感情になることもないです。だってそれは社会現象だから、自分たちがそのような特性を持つのは必然でしょう、という受け入れ方をしてると思います。この姿勢がいわゆる「無敵」に見える部分だと考えてます。 自分はこの「無敵」の姿勢に、他責思考の要素を少なからず感じているため、してもらい上手から脱却したいという気持ちがあります。(それが他者との差別化になるから、というモチベーションが根底にあると思います。 本書では実際のデータから得られる分析結果を中心にZ世代の性質を背景要因から紐解いており、わかりやすく書かれています。 最終章では、若者世代に向けてのメッセージとして、自分が感じていたモヤモヤした気持ちを少し解消してくれたと思います。 穏やかに暮らせる現状に満足しているので、特に頑張ろうとも思わないが、この現状を今後維持するのは我々Z世代である、という矛盾点を僕を含めた大半のZ世代が理解していなかったと思います。(そもそも20代半ばで日本の未来を危惧して当事者意識を持ってた人はどれだけいたのか?会社の未来に対してはあったと思うが、今の若い世代は国の未来を危惧しなければいけない状況になっている、そんな感覚があります

    3
    投稿日: 2026.05.31
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    自分自身も若者だが、さらに下の世代を見るとより無敵化している若者が増えていると思う。 頭ごなしに否定するのではなくそう言った若者を受け入れていく度量が必要だと思った。

    2
    投稿日: 2026.05.31
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    基礎なき個性は崩壊する 遠回りこそが最強の土台となるのだ。 まずは型を身に付けてから、谷に飛び込んで、 新しい景色を見ていく。 そして、基本を徹底しておけば、 瞬時なチャンスを逃さずに泳ぐことができる。

    16
    投稿日: 2026.05.31
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    何かしらの行動をする時に「そのように指示されたという理由」が必要になると、SlackでDMに送ってくる話を読んで知った。何事にも「そのように行動した」ことへの正当な理由(≒言い訳)がいる。目立ちたい、横並びでいたい、自分で決めたくない…といった最近の若者論ニュースなどでよく聞く話がある。 「ドリーム・ハラスメント」という言葉があるのも興味深い。 たしかに就職活動であれだけ言及されたり、入社後の都度の研修の中でも考えさせられることがあったりするとそうなるのかもしれない(昔からあったのだろうけれども、他者の様子がより可視化された時代ならではなのか?)。 世代間ギャップを感じる話題の1位にで、コマーシャル(CM)がほぼ通じないという話があったが、これは一番意識しづらいところかもしれないと思った。朝井リョウのラジオでも「CMが生活からシャットアウトされている」旨が語られていたが、その感覚が若い世代により一層浸透してきているのかもしれない。 数字の観点では、1500万人と、「日本は30年で台湾一国分の生産年齢人口を失った」ことのインパクトが大きかった。 現在「若者」と言われる人たちがなぜこのように「無敵化」しているのかという考察の1つに、親世代の愛情だ、ということは感覚的にも納得感があった。バブルが弾けて経済成長しない国の中で、子どもを守るために失敗しそうな状況から遠ざけようと「正解」を与えるように育ててきたからこそこのような気質となった、という説を読むと誰も悪くはないだろうし、そりゃあ「正解」を重視して「トライアンドエラーではなくトライアンドサクセス」を目指すよなと思ってしまった。

    1
    投稿日: 2026.05.24
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    本著は現代(2026)においての10代後半から20代前半までを若者を捉えた内容である。 さて、現代(2026)の若者という存在は突然現れた存在ではない。育ての親がおり、環境があり、境遇等がある。そこには生まれた地も才能も能力も関係ない。ただ、親または育てた環境と社会に適応した姿であり、それは現在の社会全体を風刺しより上の世代が築いた価値観が変様したただの状態である。 自他共に、自分だけの人生を設計し生きる上で、全く傷つかない人生はない。それは人によって同じ内容で傷つく人もいれば、無傷な人もいるからだ。それは千差万別であり、傷つくという自然現象または事象に怯える必要もない。ただ、「誰かが言ったから絶対安心」だとか、「AIがそう言っているから安心だ」等はさらに自身を傷つけるものだと自覚しなくてはいけない。自分の頭で考えて戦略的にAIや他者の智を自分自身の糧とし、経験を蓄積することは例え20代以降、30,40代になったとしても自分から自発的に動く瞬間は必ず来る。準備も要らない、ただ、自分にとっての傷つくとはどういう意味なのか、他者が考えた言葉や意味を勝手に言い訳の材料に正当化していないのか、これはある種の洗脳に近いのと、人は周囲の言葉や人に多大な影響を受ける。それらは善し悪し問わず、自分の思考や思索が停止していないかを確認する機会でもある。意識するだけで人生の歯車は回り始める。どこの誰かが言った「リスク」という言葉すら、行動しないというリスクをも加味し自分の頭で思考し決断しているかどうかを思索すると良いだろう。 社会は大きく変わろうとしている。10年後は無敵化した世代を見た次の世代が学習し動きをうねりをあげてやってくる。人生は一度っきりだ。未来は何が起きるかわからない。だけど、あなただけの人生には多くのライフイベントが発生する。喜怒哀楽が濃密に込められており、それはあなただけが自由自在にカスタムできるのだから。 歴史を見てもこれらは特別なことではなく、単に「挑戦とは、成長とは、生きるとは」の方針が定まっていないだけの「ただの状態」だ。人は変わる生き物だ。何かを決断する時、何かの知識や情報を吸収する時、何かが起きた時、決めるのは自分自身だけだ。 本著において、大人も若者も今という状態に社会が大きく変革している状態の一種が反映された良書であると言えるだろう。

    0
    投稿日: 2026.05.20
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    金間さんの本は面白く読みやすく好きです。 若者に興味を持ち、知ろうとすることで関係性も構築できると思う。

    1
    投稿日: 2026.05.06
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    「無敵」の真意 最強であることを指すのではなく、周囲からの評価を遮断し、自尊心が傷つく可能性をゼロにしようとする「究極の防衛本能」を指す。失敗して格好悪い思いをするくらいなら、最初から土俵に上がらないという選択である。 「いい子」という仮面 目立たず、波風を立てず、大人の期待を察知して動く「いい子症候群」が加速している。彼らは反抗しない代わりに、自ら提案や決断をすることも避ける。背景には、SNSによる相互監視社会と、正解のない問いへの強い不安がある。 自己肯定感のねじれ 内面では「自分はもっとできるはずだ」という根拠のない万能感を抱きつつ、実際の行動に伴う自己効力感が極端に低い。挑戦して期待外れな結果に終わることを恐れ、「何もしないことで今の自分を維持する」戦略を取っている。 思考の停止と依存 「正解」が提示されない環境では動けなくなる若者が増えている。指示を待つ、あるいはマニュアルを完遂することに執着するのは、責任を負うことや評価を下されることから逃れるためである。 社会が提供すべき処方箋 彼らを「やる気がない」と断じるのは誤りである。必要なのは、失敗しても自分の価値が否定されない「心理的安全性」の実感であり、小さな試行錯誤を許容する環境づくりであると説く。

    2
    投稿日: 2026.05.04
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    現在の若者たちは将来の不安を感じながら、それなりに幸福感を持ち、現状を受け容れている。そして主体的に動いて周りから浮いてしまうことを恐れ、周りに置いていかれないことを成長として満足してしまう。特に出世したいと思わない。理想の上司はとにかく全部分かり易く教えてくれる人であって、厳しく愛情をもって育てること、活気のある職場であることは求めないとのこと。一言でいえば「絶望的な国の幸せな若者たち」が無敵化の姿。このことをいろんな角度から大学教授としての立場から論証しておられる。確かに無敵な人たちだと思う。これが恐らく政治に対する態度として、若い人ほど、現状に満足し、首相を批判する怒れる大人たちへの拒否感というものが生まれているのだと納得できる。 最後に先輩世代、そして若者世代へのアドバイスが述べられているが、正直なところ、この風潮を変えていくことは極めて困難だと感じた。

    1
    投稿日: 2026.04.28
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    p232 大切なのはあなたがどれだけ本音で話せているか。 就活を通して感じたことをそのまま言ってくれてる文章。どれだけ会社の人がいい所だけじゃなく悪い所もありのままを話してくれることが大切なのに、良いところだけを主張してくる人事の人達。どうにかしてくれません? p263 共感できないことにも興味をもつ。興味は意図的に持つことも可能だ。 意外といいこと学べるなって後から思うかもしれない。自分の価値観で遮断してしまうのはもったいない。 そして意識、価値観を変えるのは難しいし、することじゃない。自分がこれまでなにを感じてなにを選択してきたのか、それを本音で話すことが大切だと感じた。お互いを理解する。橋を掛けることが大事。 大事なこと。 チャンスがあったら迷わず飛び込む。 チャンスを掴むと決めたら誰かに伝える。そして併走してもらう。 インプットよりアウトプットを。 型にはまったことを基盤にしつつ、その上に個性の柱を立てる。

    1
    投稿日: 2026.04.25
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    大学教授による若者論 非常によく観察している。安定志向 失敗を極度に怖がる 平均から外れたくない 思いでなく行動に着目するというのに納得

    0
    投稿日: 2026.04.24
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    前半はZ世代(自分よりも10個くらい違う) の価値感が社会や経済、親子関係に基づいて形成されたものであり、それによる性格や行動の特徴があるんだという理解。 ※会社を塾、上司を塾講師と勘違いしてる? ※行動するには理由が必要 また後半では、価値感を変えようということではなく理解した上でその世代に対して何ができるのかを学んだ。 価値観を変えよう(やる気をだせ)という話ではない 感情ではなく行動へのFBをする →だからこそ行動で示すことの大切さを教えたい ありのままの自分の経験や感情を語る 全体を通して、30歳のわたしにも無敵化する若者の特徴について、目立ちたくない周りと平均でいたいというのはギリギリなかった世代な気がする。(目立ってなんぼ、酒飲むぞ、ベンチャーバリバリで安定とはみたいな。) 一部かなり解像度高くわかる部分もあるし、実際当てはまる部分もあり、ドキドキしながら読んでいた 例えば 努力するのはもともと才能がある人がすることだとか。 一番最初の席のやつもわかる。 最後の若者に向けた言葉もすごく自分ごと化して刺さった。まさに安定思考に紛れつつ、実は納得してない層がわたしで、飛んできたチャンスには絶対に飛び込むというのはだからこそ決めていたことでもあった。 あとはインプットよりアウトプット型を身につけて個性を足すという作業 ファストスキル、スロースキルの大切さ。行動しないと身につかないことで差はつく。 をすごくは納得したし頑張ろうと思った。 総じて知れてよかったので読んでよかったす!

    0
    投稿日: 2026.04.19
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    すっげーーー面白かった!!自分がちょうど大学生なのだが、日々感じる無気力感、だけどなんかやらないと、でもやるためには理由が必要だと考えてしまう感じ。失敗した時の対処法がわからないから行動ができない、などの特性をデータと考察に基づいて分かりやすく説明されていた。非常に面白いです。ありがとうございます。わがままな世代だな、自分が良ければそれでいいみたいなところあるよなーと自分に対しても、周りに対しても思っていたんですけどそこも指摘されていて、めっちゃ賢い人だなと思いました。すごいです。尊敬します。

    10
    投稿日: 2026.04.07
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    この作品では安定思考の現代の若者について書かれている 自由も成功も諦めている 成功は努力よりも運やコネ 努力とは才能や環境に恵まれた人がするもの 出世したいとは思わない 異性との交流そのものがリスク こういった書籍はよく見かけるが本書では、この若者たちを変えようとはしない そもそも、いつの時代も世代間のギャップは存在するものであり、そのマインドを外から変えることは不可能と言う ただし、若者にいくつか提言はしている 友達ではなく仲間を インプットよりアウトプットを チャンスが来たら迷わず飛び込む 言っていることはありふれた言葉ではあるが、間違いないだろう また最後に、型と個性の両立の大切さを述べている わかりやすく言うと、型は受験勉強、個性は留学と言ったイメージか 型は安定をもたらし大切だが、プライドをもたらすものは個性だ どんなに優秀な上司にも負けない何かを持つことは自分らしさや充実感をもたらす このバランスが大切だと言うことだろう この本は読みやすいし若者に刺さると思う ぜひ若者に読んでほしい

    7
    投稿日: 2026.03.31
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    最初に書かれた、ゼミの席順の分析がいきなり面白いから、一気に筆者による若者たちの生態分析に興味が湧いてくる。 さすが現役大学教授だけあって、学生の行動をよく観察している。そうなのよ、そう!と激しく頷いた。 確かに、「今の若者たちの興味関心は、ひたすら「横」にある。上でも下でもなく、横だ。つまり同期。」 そして、何か特別な行動を取るには、言い訳が必要。 上から目線の、的を微妙に外した本ではないぞー、なかなか良さそうだぞーと期待して読み始めた。 そして期待を外さなかった。 良い子症候群の行動特性その1 「一見素直で真面目。 言われた仕事はきっちりこなす。 協調性があって人の話をよく聞く。 呼ばれたのみ会には参加する。 上司と部下が定期的に1対1で行うミーティングなど個別で話すと、ちゃんと自分の考えを持っていると思わせる。(うー、これ騙されるんだよねー!) 縦のつながりを怖上がり、横の空気感を重視する。 先輩世代に対しどのような対応すると、正解かをよく知っている。(コレコレ)」 行動特性その2 「仕事に対する熱意がない。 人の意見は聞くけど、自分の意見は言わない。質問もしない。 言われた事はやるけど、それ以上の事はやらない。 絶対に先頭には立たず。必ず誰かの後に続こうとする。 上司や先輩組織全体に対する配慮や忖度はあまりない。 悪い報告はギリギリあるいは最後までしない。(そうなんだよ。) プライベートを含めた自分の権利を重視する。」 その内面に隠されている心理 「目立ちたくない。 100人のうちの1人でいたい。 変なことを言っておいたらどうしようといつも考えながら行動を選択する。 横並びでいたい。上にも下にも抜けたくない。 でも自分らしさは欲しい。 いつまでも若者ラベルを貼ってもらい、それに甘え続けたい。 自分で決めたくない。みんなで決めたい。 自分のあらゆる行動に言い訳を求める。(まさしく!) とにかく今が大切で安定した生活を送りたい。」 もお!拍手しながら読みたいくらい。 理想の上司 「プライベートに理解があって、気軽に相談しやすい人。と言っても、何も個人的な話までシェアしたいわけではない。(そうなのね) 友達のように仲良くしたいわけでは決してない。そうではなく、とことん若手のプライベートに配慮があって、何を相談しても怒らず不機嫌にもならず、とにかく丁寧に教えてくれる上司が良いのだ。やっぱり理想の塾講師の間違いですかね。」 時々入る作者のツッコミが程よくて笑える。 たった一文字に現れる無敵の痕跡 鋭い筆者の洞察力に唸った。 「あの件、どうなった?」上司がしびれを切らして聞くと、「あの件ですね。ある程度は進めたんですけれど、途中からどうしていいかわからなくなって」 ところがごく最近の若者、特に20代前半だと返し方が違う。たった一文字。 「あの件ですか?ある程度は進めたんですけど、途中からどうしていいかわからなくなって」 「あの件ですか」の場合は、自分はしっかり指示を認識しているものの、うまく進められなかったのは、どちらかと言えば上司の責任であり、よってフォローすべきは上司の方と言う分析 たった一字の違いだけど、ほんとそう。 2025年の日本では、一歳児は50歳の3分の1しかいない という。子供たちは、周りが大人だらけなんだなと思う。そしたら、希少な同期って,彼らにとってめちゃくちゃ大事なのかも。 この本、あちこちにオススメしました。 一読の価値アリアリです。

    25
    投稿日: 2026.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今の若者は安定志向だ。という主張があったが、そこで提示されるデータはどれも今の若者のみのもので、過去の若者との比較がされていない。(今となっては不可能な話だが。) そのため、このデータのみを用いて「今の若者は安定志向だ。」とするのはいささか無理があるように感じる。 また、「これからの日本社会はよくなるか」という質問に対し20代が40,50代より否定的な回答をした。若者は日本の将来に悲観的だ。との主張もあるが、そもそも50代も6割越えが否定的な回答をしている。 「今の状況に『このままでいいのか』という不安があるか」という質問に今の40,50代より20代の方が「不安がある」と答えた。これも当たり前だろう。クォーターライフ・クライシスは日本の今の若者に限った話ではない。 この著者の主張は確かに的を得ているものもあり共感することもあるが、主張の根拠となるデータとその解釈に無理があるものが多く、その不備が目立ち説得力がない。

    0
    投稿日: 2026.03.18
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    著者、金間大介さんは、本書によると、次のような方です。 ---引用開始 金間大介(カナマダイスケ) 金沢大学融合研究域教授。北海道医療大学客員教授。一般社団法人WEAT副代表理事。一般社団法人日本知財学会理事。北海道生まれ。横浜国立大学大学院工学研究科物理情報工学専攻(博士(工学))、バージニア工科大学大学院、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、文部科学省科学技術・学術政策研究所、北海道情報大学准教授、東京農業大学准教授等を経て、2021年より現職。専門はイノベーション論、マーケティング論、モチベーション論など。若手人材や価値づくり人材の育成研究に精力を注ぐ。大手企業のほか、医療機関や社会福祉法人との連携も多数。 ---引用終了 で、本書の内容は、 第1章 安定志向が止まらないー熱意を持たず、正解のある仕事がしたい若者たち 第2章 今の子たちは窮屈でかわいそうな存在かー将来展望のない日本で幸せに生きる若者たち 第3章 「がんばるくらいならこのまま衰退していい」6割ー未来のない国に生きる若者たちの幸福と諦念感 第4章 理想の上司はとにかく全部わかりやすく教えてくれる人ーオフィスでも無敵化する若者たち 第5章 気づかい世代の40、50代と「鬼つよメンタル」の20代ー飲み会で見る価値観ギャップ 第6章 男子はこっち、女子はあっちー異性の交流がなくなったキャンパスライフとローリスク化する若者たちの人間関係 第7章 なぜ「安定志向の若者たち」は生まれたのかー社会と家庭環境から見る無敵世代が育まれた軌跡 第8章 先輩世代の皆さんへー若者たちと接するすべての先輩、上司、先生に向けた三つの提案 最終章 若者世代の皆さんへーもし今の自分に満足していないなら

    77
    投稿日: 2026.03.18
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    所謂Z世代がどういうものなのか知りたくて読んでみました。 読んでみて思ったのは……今の自分の価値観や考え方と、非常によく似ているということ。 P.50~51の18項目中14個チェックが付きました('Д') 私は四十も過ぎた中年です。(結構イタイ……) この本を読みながら感じたのは、私の場合、今の若者的な考え方や価値観に行きつくまでに、二十数年もの年月を費やしているということでした。 二十代は社会の荒波に揉まれまくり、パワハラ同然の教育指導を受け、夢に破れ……。 「あぁ、社会って自分の思い通りに動いてくれることなんて、本当にないんだな」と、実体験から学んだ末にたどり着いたのが、今の若者的な考え方だったのです。 そこに行きつくまでには、プライドを捨てて、執着を捨てて、身の丈に合わない夢や希望も捨てて。 諦めることで人生に折り合いをつけてきた過程がありました。 まるでそんな私の半生を知っているかのような著者。 P.237に書かれている文章が言い得ています。 「でも、成功体験がないからがんばらないとか、『がんばっても報われない』と思っているのは、今の若者たちではなく、むしろ親世代です」 ってことは、私たちの様子を見ている若者や子どもたちが、上記のような価値観を持っているのは当然なのでは?! 他人は自分の鏡と言いますけど、それが世代をまたいで起きているのかもしれない。そんなことを思いました。 今の若者的な考え方を持ったわたくしですが、子育て現役世代でもあります。 二十代、三十代で味わった苦しみを、子どもには経験させたくない。 そんな気持ちが先走った結果……。 「今の日本社会は『正しいことを教えてくれる大人だらけの世界』になっていないか。 その世界で成長することで、今の若者たちの正解主義は確立されてきたのではないか」 まさにそんな大人になっています。 子どもが何かやらかす前に、「あーでもない、こーでもない」と口をはさむ。(うざいくらいに) その結果、失敗を怖がる子どもになってきている気がします。(反省) 親が子どもの機会損失を促しているではないか!! 話が変わって……。 完全に世代間分裂起こしてるじゃん!! 今の若者たちとはわかりあうの絶対無理!! そんな嘆きが聞こえてきそうですが、同じ組織で結果を出す必要がある以上、無視できる存在ではありません。 そんな方には「第8章 先輩世代の皆さんへ」を是非とも読んでいただきたい。 ここに書かれている内容は、若者社員だけではなく、子育てにも役立つ内容だと思います。 「行動に対してフィードバックする」 価値観の違いに感情を入れるから悶々とするのです。 目に見える行動(結果)に対して意見すればいいのです。 間違っても感情を入れてはいけない。 そして、「最終章 若者世代の皆さんへ」にも、若者だけではなく、子育て世代や部下を持った人たちにも役立つアドバイスがありました。 「型は自信と安定を、個性はプライドをもたらす」 言い換えると「守破離」ということでしょうか。 型があるからこそ、個性が発揮できる。 多少の凹凸があったとしても、一般的な基礎知識(礼儀や教養)が著しく低い人間は、いくら個性が際立っていたとしても、人や社会は受け入れてくれないと思うのです。 「念を押しておくが、個性はしっかりした型の上でしか成長しない。……(続く)」 興味のある方には、ぜひこのフレーズに続く箇所も読んでいただきたい! この言葉は、世代や時代が変化しても変わらない価値観なのではないでしょうか。 「無敵化」とは何に対するものなのか。 そこも読みながら考えると、中年世代の葛藤が垣間見えて、世代間の社会構造が浮き彫りに……笑。 金間大介さんの語りっぷりは軽快で、非常に読みやすいです。 文章が好みだったこともあり、スルスル読めました。

    43
    投稿日: 2026.03.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    p38 今の若者たちの興味関心は、ひたすら横にある 上でも下でもなく、横だ。つまり同期 p85 彼らのいう無理とは、「どんなにがんばっても自分の脳力では達成できない」という意味に加えて、「自分はそこまでがんばる意思も意欲もないので」「無理は禁物ですから」というニュアンスも含まれている。今の20代は、基本的に自己評価が高いのだ p147 してもらい上手 p150 無敵世代に貼りたいシール5選 転送不可(地方への転勤お断り) 取り扱い注意 今の若者は、とにかくハレモノに触るように優しく、慎重に扱わなければならない 観葉植物 最近の若者ってどんどん見た目がよくなっていませんか ステルス賃上げ 初任給は高いが、年収はまったく上がっていない 静かな退職はじめました p212 少子化 若者の貧困化は本当の原因でない こどもは欲しいけどお金がないから諦めている人たちと、そんなことに関係なく恋愛にも結婚にも興味がない人達 対策 お見合い  彼らには外から与えられた言い訳が必要 なぜ、この人と出会い、付き合うことになったのか、ということに対しての言い訳が必要 自らの欲求に従い、自らの意思でアプローチできない以上、自然とそうなった、そんな環境だった、そういうシステムだったという言い訳が必要になる p244 選択肢に直面する前から正解を与えられる 正しいことを教えてくれる大人だけの社会になっていないか p262 先輩世代への一つおすすめ。自分の仕事のどんなところが好きで、何を大切にしているかを、ちゃんと言語化して話してほしい p267 気持ちではなく行動に注目 大切なのはその行動の積み重ね。プロフェッショナルとは、行動で示すものでしょう。組織は、その行動に対して対価をはらっているのだから 大切なので繰り返すが、気持ち面は一旦無視しよう。この際、明確な行動に現れない態度も無視してしまえ あきらかに行動となって現れている態度についても、行動面での注意を促す。けっして、もっと気持ちをいれてなどと、意味のないことはいわない。どうせ行動面でしかあなたに感知はできない。無駄な指摘をして、あなたの貴重なエネルギーを費やすことはしない。 行動に注目してフィードバックを返す

    0
    投稿日: 2026.03.09
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    自分の今のモヤモヤを言語化してくれた感じ。 特に、行動するのに言い訳を必要としているってとこが響いた。

    1
    投稿日: 2026.03.06
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    42【「間違えたくない」「正解がある仕事がしたい」】 仕事という行為にはハッキリとした正解があって、それに沿って進めるものと考える傾向が強い。 「仕事のやり方の型が明確で、それに則ることが期待されている」を選択…64% 「仕事のやり方に明確な型がなく、個人の自由や裁量に任される」を選択…35% 型に則るなんていかにも窮屈な表現だが、則っている限り正しく仕事ができる。間違いを犯すことはない。誰からも否定されない。 個人の自由に任されるくらいなら、そのくらい窮屈な方が安定していていい。 70 次の3つは、心理学の分野で「拒否回避欲求」と呼ばれる項目。 「意見を言うときに、皆に反対されないかと気になる」…当てはまる63.0% 「目立つ行動をとるとき、周囲から変な目で見られないか気になる」…当てはまる69.9% 「自分の意見が少しでも批判されるとうろたえてしまう」…当てはまる57.8% これらは今の若者を理解する概念。 71 やりたいことをやりなさい圧を受けつつ、やりたいことが見つからない自分との折り合いをつけて、仕事を最低限の生活の手段と割り切りつつ、コスパ・タイパを重視した能力やスキルを求める若者。 そこにあるのは、日本の将来にも自分の将来にも不安がいっぱいで、それを打破しようにもまったく自分に自信がなく、ただただ拒否されることを恐れる若者。 85 何かをやろうとするとき、「自分には無理」「自信がないので」と考える若者たちのデータを見てきた。 しかし、彼らの言う「無理」とは、「どんなに頑張っても自分の能力では達成できない」という意味に加えて、「自分にはそこまで頑張る意欲も意思もないので」「無理は禁物ですから」というニュアンスが含まれている。繰り返すが、今の20代は基本的に自己評価が高い。 90 日本のことは好きだけど、日本のために頑張ることはない。頑張らなきゃいけないくらいなら、日本の将来は衰退しても仕方ないと思うけど、今の日本は好き。 これが今の多くの若者たちの心理。 114 この世界には、最初から努力できる人とできない人がいて、生まれながらの環境によって決まっている。 努力できる環境に生まれた人。 努力したら報われる環境に生まれた人。 努力とは、そんな人たちのためのものであって、公平・公正なものではない。 133 2025年の新入社員は、10歳上の人たちが新人だった頃に比べ、「あ互いに助け合う」「お互いに個性を尊重する」という項目が10ポイント以上も上昇している。 他方、「アットホーム」や「活気がある」は10ポイント以上下落。 活気のある職場ということは、仕事に前向きな職場ということ。仕事に前向きな職場ということは、コミュニケーションを活発にとりながら、皆が目標に向かって努力している職場ということ。 ワークライフバランス重視(という名のワーク軽視・ライフ重視)を目指したいにもかかわらず、皆が1つの目標を共有し、志高く、お互いに切磋琢磨するような情熱溢れる職場に入ってしまったら、自分も努力しなければならなくなる。 今の多くの若者は、そんな努力に意味や意義を見出していない。それは会社や上司にとっての意味や意義であって、出世も成功も望んでいない若者にとって圧でしかない。 134 現在の若者にとって、仕事に情熱をもった上司や活気のある職場は急速に忌避される傾向にある。逆に急浮上する理想の上司像は、丁寧に教えてくれる上司。 他方、上司たちは依然として、部下たちには主体的に動いてほしいと考えている。 193 「Z世代はネットでの炎上など、ネガティブな現象を見聞きしながら育っているため、誤解を招くような行動は避ける傾向にある」 実施、すでに中学校や高校でもハラスメント防止を促すガイダンスがあり、丁寧にパンフレットまで配布される。 245 今の子どもたちこそ、正しいことを教わり続ける環境にある。 子どもたちにとって何かを経験することとは正解を学ぶことであり、そうして正解を積み重ねることが成長することになっている。 子どもから見たら、今の日本社会は大人だらけの世界。単純に人口比がそうなっているから同然の話。 今の日本社会は「正しいことを教えてくれる大人だらけの社会」になってはいないか。 その世界で成長することで、今の若者たちの正解主義が確立されている。 彼らにとって、正しいことを教えてくれる大人がいい大人であり、教えてくれない大人は自分を惑わす存在になってきた。 正解とは通常、問いと向き合った結果、得られるのもの。正解の前には必ず問いがあり、問いと向き合うことで思考が深まる。だからこそ、問いと向き合うプロセスが大切であると実感できる。 246 本来、何かを経験するとか学ぶというのは、問いや選択肢に直面し、自ら考えて、自分なりの答えを得るプロセス。 にもかかわらず、今こどもたちが生きている環境は、むしろ逆。 「この先、こういう状況になるなら、そのときはこうすること」 こうして子どもたちは選択肢に直面する前から、その選択肢に対する答えを教えてもらう。子の親たちは、そうして安全安心を獲得する。 247 自分の意見や考えを言わず、横並び主義で、いつも誰かのあとに続こうとする若者。 それはひとえに、正解を知っている状況こそが大切で、正解が分からない状況にひどく不安を感じる。 企業説明会では「御社にはどのような研修制度が整っていますか」と質問し、理想の上司像を聞けば「丁寧に教えてくれる上司」が1位になる。 彼らにとっての「成長」とは何かと問えば、それは少なくとも人並みに正解を積み上げることになる。 社会人にとって何が欲しいかと問えば、「どこに行っても通用する汎用的な能力」と答え、それが得られないと感じると「この職場は不安」と言う。 正解を与えてくれず、自分から見つけに行かなければならないような環境を、コスパが悪い、タイパが悪いと考える。 284 若者たちの多くは、そんなファスト・スキルばかり気にかける。周りの人がやっていることを自分もやる。周りの人ができることを自分もできるようになる。自分の意識は、絶えずそこが第一。 それは、自分だけができない状態に強い不安を覚えるから。周りから置いて行かれそうになるだけで、ものすごく焦る。そのくせ、そんな彼らの多くは、「自分の個性を生かした仕事がしたい」「自分なりの能力を発揮して人から感謝されるような仕事に就きたい」と願う。 でも日々の行動は、周りに合わせた横並びのファストスキル志向。 289 『たいていのチャンスのドアにはドアノブがない。自分からは開けられない。誰かが開けてくれたときに、迷わず飛び込んでいけるかどうか』

    0
    投稿日: 2026.03.05
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    正しく相手を理解できなければ、適切な処方箋は出せないということを実感しました。データに基づく現実は、自分の理解をはるかに超えていて、また副次的に入り組んだ考え方に困惑するばかり。日本を将来に導くエンジンになるような人が国内にとどまり活躍してくれることに期待したい。何より指導者として期待される年長者は、冷静に最後の2章に書かれたことを参考に、自信をもって自分を語ることが大切なのでしょう。

    1
    投稿日: 2026.03.04
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    ジェネレーションギャップのリアリティ 仕事柄20代の若者との接点はあるが、ここまでとは。著者の感性と問題意識を受け止めることができた。

    0
    投稿日: 2026.03.01
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    若者の価値観に対して良い、悪いと判断することで無く、そういった特性があることを認めて接しましょうといった内容でした。 今の若者は同期など横を意識し、目立ちたくは無いけど遅れをとりたくもない、現状に割と満足している、足るを知ることができていて、自己肯定感の高い人が多いとのことでした。 積極的にチャレンジする人は少ないが、上司から主体性が無い人と思われない程度の立ち振る舞いはできるという世渡り上手が多いようで、賢いなと思いました。 安定思考的な価値観になった原因は親世代の苦労を散々見聞きしているから当然そうなるよねということも納得がいきました。 上司は本当に大変だと思いますが、最後に書かれている、どう接すると良いかという筆者の結論もとても素敵でした。 以下メモ。 今の若者の興味関心はひたすら横にある。上でも下でもなくとにかく同期。 アウトではないけど微妙に失礼な態度は自己評価の高さから 現状維持ができればそれで満足。のんびり暮らせればいいと言うことらしいが、そんな現状がいつまでも続くと思っているのか? 一方で上司としても本当に主体的な部下を求めているのか?コントロール下にある中での主体性でしかないのではないか? 若者の価値観や内面を変えることは不可能(そもそも価値観に良いも悪いもないから)だから、とにかく行動に対してフィードバックせよ。行動として、できることを増やすことで自然ともっとやりたくなるのではないか。

    1
    投稿日: 2026.02.25
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    この本での内容は、ここ数年、若者と仕事をする機会が多いので、ものすごく実感がある。 あの子はまさに書いてあるそのまんまやなぁと。 見た目は小綺麗で愛想が良い。仕事の説明すると、はいわかりましたと素直な返事をする。けど、対応が遅いし、成果がイマイチ。言われた事しかやらない。こちらの指示が悪かったのか、単純に能力がないのか、しかしどうも本人は悪気無さげ。何か問題でも的な態度で、こちらが戸惑う。何度かそういうやりとりがあると、なんだか無責任な奴だと思うし、一体何がしたいのかもよくわからない。なんか僕のほうが間違っているのかなと、妙に気を遣ったりする。なんだか僕が鬱になりそう。ただ、時間をかけたらそれなりな成果は上げてくれた。悪いやつではない。けど、使えるやつでもない。要はこちらが過大に期待しちゃっているだけ。ここまでやるのが普通、こうあるべきという押し付け。そんなこと最近の若者にとっては余計なことなんじゃないか。 その違和感は、本書を読んで納得。やはりそういう事だったんだと。 しかし、若者が無敵化している、というのは面白い言語化だけど、少々可哀想な気もする。彼らは無敵というよりも、無敵になっても大丈夫な環境があるからそれに適合しているだけって言う気もする。 僕は昭和生まれの就職氷河期世代。僕も与えられた環境に適合してきて今まで生き抜いてきた。学生時代にファミコンで育って、ヤンキー文化にも触れ、なんかバブルが崩壊したらしいと聞き、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件、911のアメリカ同時テロが起きた。社会人になっても職場はまだ昭和の香りが残り、サービス残業やパワハラ、アルハラ当たり前のブラックな環境であってもそれなりに楽しい時代だった。リーマンショック、東日本大震災と経ていくと、なんだか人口減少社会ということでアベノミクスだなんだかんだで労働環境が変わり、なんだかよくわからない間に職場はホワイトな感じになってた。そして、中年になった僕は無敵化した若者に気を遣いながら仕事をすることに。。。いま、この現在地。 僕らの世代が、20年くらい上のバブル真っ盛りに若者だった世代を見ていて、なんか好き勝手にやっていて、ある意味無敵やなとも感じた。10年上くらいの世代はやや中途半端な印象。一個下の世代はまだ素直。その次ぐらいからよくわからなくなり、20年離れた最新の若者はまさに無敵な印象。さらにその下、つまりは自分の子供の世代は、いったいどうなっていくのかしら。単純に上下に2、3個離れた世代は無敵に思えるだけなのかも。頑張る世代→無敵な世代→頑張る世代→無敵な世代→∞みたいな世代を超えたバイオリズム。   戦後の復興期のリゲインな若者からすれば僕らはどうしようもやる気のない無能な若者に見えるかもしれない。戦争真っ只中の世代からすれば同じ日本人とは思われず、涙を流される気もする。幕末の草莽の志士たちには速攻で斬り殺されかねない。同じ日本人でも時代ごとに全然違う。 つまりは、いつの時代の若者も、与えられた環境に適合するだけしかできないはずで、良い悪いというよりも育ってきた環境がただただ違うというだけな気もする。当たり前だけど。 これからも僕と若者の思いはすれ違い続けるだろう。けど、違いを理解すれば、徐々に邂逅が進み、どんな形であれどこかの均衡点に落ち着く。そして無敵の若者もやがては中年になり、さらなるニュータイプの若者と対峙するんだろう。そう思えば彼らもいつまでも無敵ではいられない。そんなことを考えさせてくれた本書に感謝。 「不安や動き出せない根本原因は、他者比較。 狙うべきは自己ベストの更新。その一択一点のみだ。」 個人的に刺さった言葉は、最後の一言。 いつの時代も変わらず真実な言葉だなと。

    6
    投稿日: 2026.02.20
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    https://www.nikkei.com/article/DGKKZO94393920T10C26A2MY6000/

    0
    投稿日: 2026.02.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現在の若者たち、いわゆるZ世代の行動の奥にある心理をデータに基づいて解説されていた。 自分は28歳で、心理については当てはまると思うことも結構あったけど、原因に関しては本に書かれていたような親の影響は、自分には完全には当てはまらないと思った。自分は幼少期からの身体的なハンデに伴う経験が、消極的な現在に繋がっていると考えている。けれど、理由は違えど、同じような性質に繋がっているというのがなんだか面白いなと思った。 また、欲求バレが恥ずかしく、主体的な行動に言い訳を求めるというのが、まさに自分に当てはまると思った。どうしてそうなったのか、他の人もそうならば、それはやはり学校教育の結果なのだろうか。全ての人が同じような親を持ち、同じような友達を持ち、同じような経験をするわけではない。けれど多くの若者が似たような心理を持ち合わせているのは、やはりなにか共通点があるのだろう。その点ではやはり学校教育と、親の影響を受けた子供たちが互いに影響し合うことにあるのかもしれない。また、SNSの出現といった社会環境も世代ごとに共有される影響のひとつだろう。 インプットよりもアウトプットをというのはまさに課題に思っていたことであり、耳が痛かった。避けるのではなく自分にできる形で行っていこうと思った。

    2
    投稿日: 2026.02.11
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    私も大学で勤めているので、ここで述べられている感じは体感している。データとともに語られる内容には一々肯首させられた。育てた世代の不安の投影なのだという指摘も鋭い。 しかし、なんだってそんなに自分のことばかり気にしているのか。自分の外に、面白いものはあるのにな、とは思う。 スロースキルを育む機会も、作っていけたらと思う

    1
    投稿日: 2026.02.10
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    大学教授である著者が数多の統計や自分の経験から今の若者がどのようなものでえるかを考察している。 無敵化する若者というタイトルの印象とはかけはなれた、正解を選び続けなければならない中をバランスとりつつ進んでいくナイーブな若者たちが浮かび上がってきた。 不況の中自分たちのようにならないようにと子どもに先回りをし失敗させずに育ててきた親世代、まさに自分のことだと思った。 終盤での各世代に向けた筆者の語りかけには愛情があり、個人1人1人を尊重する姿勢に自分もそのように人と接していきたいと思えた。

    3
    投稿日: 2026.01.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今の若者とは? ・頑張る!のは嫌だけど平均値にはいて社会に変化があっても生き残りたい。 ・社会はこれ以上良くならないとは思いながら、ありのままの自分を肯定している。 ・日本は好きだけど日本のためには頑張る気はない。 →人生には運やコネが必須と考える。 ・日本では働く世代の幸福感が低い ・話せないし、話さない。→ストーリー伝えるのが苦手 ・子育てにお金がかかる。→かかるけれど、周りに合わせた子育てにはお金がかかるの言い換え り ・自発的に動くことを恐れているからこそ恋愛しない→お見合いなどの用意された状況が求められている? なぜこうなった? ・親が氷河期世代で、その不安を投影したかのように親が安全な道を歩ませている。 →ファスト教養を求める理由 ・周りに遅れていると思われたくない。 ・楽をして社会で通用するスキルが欲しい →スロースキルがあってこそファストスキルが役立つ ただファストスキルという型は安定した人材育成には必須。再現性と正確性 スロースキルが個性を作り出す チャンスのドアにはドアノブがない。自分からは開けられない。誰かが開けてくれた時に迷わず飛び込んでいけるかどうか。

    0
    投稿日: 2026.01.20
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    無敵化おじさんとかそんな話かと思ったら。 確かに私でも褒められたくない、責任持ちたくないそんな気持ちがずっとあります。。。

    1
    投稿日: 2026.01.14