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powered by ブクログ良かった良かった。 いわゆる子ども向けですが、大人が読んでも満足出来る作品です。 連作でなおかつわかりやすい表面とわかりにくい裏。 子ども向けだからのわかりやすさと大人に向けたミステリ的面白さ。いいね。 3055冊 今年283冊目
2投稿日: 2025.11.05
powered by ブクログ怪盗うみねこの事件簿 阿津川辰海の児童向けミステリー。 海辺の町、うみねこ町で発生する奇妙な盗難事件。伝説の怪盗うみねこの謎に小学生のケン、ヒサト、カオリの6年生トリオが挑む。 児童向けと侮るなかれ。そこは阿津川辰海。あっさり味もしっかりと楽しむ事が出来る。 児童向けという事もあり読みやすく整理されていれる。作風もほのぼのした雰囲気がありながら、所々でピリピリ感があり、飽きる事なく読めた。 当然、余りにも衝撃的な結末や、筆者得意のどんでん返しは少ないが終幕にて驚きを孕んでおり、続編があれば読んでみたいと思た作品だ。 世界観ぎ見事で、うみねこ町が実在している様な気持ちになるし、大人が読めば小学生時代のノスタルジーを、子供達が読めば「冒険活劇」としての面白さがある。登場人物が限られており、「犯人当てミステリー」としては子供目線でも物足りない。 ケンという主人公についてはとても好印象であり、従兄弟のトーヤ、ヒサト、ヒサトの友人のカオリのキャラクターも素敵だ。少しトーヤを変わり者にしすぎている印象があるが、小学生から見た大学生は実はこんなものだろう(笑) 各編が連結した作品であり、うみねこ町で起きる幾つかの盗難事件を題材にしている。盗まれるものは価値のない様なものばかり、何故そんなものが盗まれるのか、何故依頼者は盗んで欲しいと望むのか。大人目線でいれば「鯉のぼり」の事件は明らかな犯罪だろうという事は置いておき、小学生にとっては途方もない事件を楽しむことができる。 ケンが「xの悲劇」と出会い、難しいながも熱心に取り組んでいたが、自身も同じくらいの年代で江戸川乱歩の「人間豹」に取り組み、それを理解できなくても読んでいることに誇りを持っていた事を思い出した。今作は6年生が大人に見える世代が読むのだろうと理解しつつ。だいぶあっさりと優しいミステリーである。 阿津川辰海のファンとしては、彼らが大人になり、とんでもない事件に巻き込まれる世界線も見てみたいと思いながら。なんて邪な考えだろうと反省している(笑)
9投稿日: 2025.11.01
