
リスボン日和 十歳の娘と十歳だった私が歩くやさしいまち
イム・キョンソン、熊木勉、北住ユキ/日之出出版ブックス
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総合評価
(3件)4.7
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powered by ブクログ著者とその娘と著者の亡き両親とのリスボン滞在記。筆致の巧みさにより、リスボンの魅惑的な情景が脳裏に鮮やかに描き出された。また著者の内省的で繊細な感性が色濃く反映されており、その陰影のある語り口に深く惹きつけられた。
0投稿日: 2025.07.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
母は以前に、そして最近父を見送った後、かつて自分と若かりし両親たちが過ごしたリスボンの地に娘のユンソと共に降り立つ 著者自身はあまりにも幼い時のことで多くを覚えていない中で、その欠片に触れたり、思い出深い場所を訪ねて、今の自分自身よりも若かった頃の父と母に思いを馳せる 寂しさを常に纏った文章で綴られるリスボンの街並み、人々はそれでも温かく優しい 最後のフライトの朝日に照らされた娘の頬にそっとキスをするシーンはあまりに美しく、その光景が目に浮かんでくるようだ
0投稿日: 2025.02.23
powered by ブクログ静かでゆったりとした文章表現が素晴らしい。翻訳者の力量もあるに違いない。親、娘との関係を見つめ直す著者の姿が印象的だが、リスボンに行きたくなるような風景描写も秀逸。久々のエッセイだったが読み応えがあった。巻末の写真も余韻に浸れてよし。
2投稿日: 2024.09.20
