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さよなら、天才 大谷翔平世代の今
さよなら、天才 大谷翔平世代の今
中村計/文藝春秋
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総合評価

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    藤浪ファンです。 ワールドシリーズで最後、大谷を三振にしとめ優勝ピッチャーになってほしい。 できたら、まだワールドシリーズに出場したことのない⁉︎マリナーズで。 荒れ球を武器に。

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    投稿日: 2025.11.12
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    大谷を主題に置きながらも、実は藤浪が主人公のノンフィクション。あの甲子園の輝きを忘れられない野球ファンは私以外にも沢山いるはず。

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    投稿日: 2025.11.03
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    1980年度生まれのプロ野球選手は非常に多く、彼らの事を「松坂世代」と呼ぶことがあります。一方、大谷選手の世代の事を当初「藤浪世代」と呼ぶ方が多かったようです。高校野球時点での実績としては、2012年に春夏連覇を達成した大阪桐蔭の藤浪選手が突出していました。 今日、大谷選手の実績については改めて紹介する必要がないほど、凄まじいものがあります。この学年には藤浪氏、大谷氏という二人の主人公が存在すると言って良く、彼らの同世代はこの二人との対戦や関わりによって野球人生に大きく影響を受けてきました。 本書はそんな学年で、中学時代~高校時代に二人との接点があった野球人が30歳となった今、彼らの事をどう感じているのか、彼らからどんな影響を受けたのかを丹念に取材したノンフィクションです。 本書に登場する人物には、今では野球をやめている人もいます。彼らの中には中学や高校当時、「大谷以上の逸材」や「大谷より凄かった」と言われるほどの才能を持った人もおられます。彼らが経験した早熟だからこそぶつかった壁、上を目指す競争から降りる決心をしたきっかけ等々、様々な形での挫折。一方、彼らは野球エリートであった経験も持っていて、世代の先頭に立った経験がありながら感じる挫折というのが本書のテーマの様な気がします。 そして、この世代のもう一人の主人公である藤浪氏は、実績で言えば、この世代の中でも十分過ぎるエリートと言えますが、阪神時代の苦難、メジャーに挑戦してからの紆余曲折と、必ずしも順風満帆なプロ生活を送ってきたわけではありません。その時々で、何を感じていたのか(阪神時代のバッシングや、金本監督との確執など)、著者が掬い取る藤浪氏の言葉を本書で読んでみると、マスコミが作り上げた藤浪氏のイメージがガラッと変わる気がしました。 藤浪氏は著者のインタビューで、”成績が良いに越したことはない。でも慣れている環境から、新しい環境に飛び込むという怖い事に一歩踏み出せた事は、野球キャリアというよりも人生において成功だと思う”と述べられています。新しい環境へ一歩踏み出す事が成功なのだ、と考えることが出来るなら、本書に登場する全ての人がにとって”挫折=失敗”ではなく、成功だと考えることが出来るのではないか、それは私達の人生にもあてはまるのではないか、そういう前向きな気持ちにさせてくれる1冊でした。

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    投稿日: 2025.10.27
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    【藤浪晋太郎「大谷、どうでもいいんです」】かつて大谷より天才と言われた同世代がいた。大谷が「負けた」と言った少年。大谷が落ちた楽天Jrエース。30歳になった彼らの今。

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    投稿日: 2025.09.12