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拷問依存症
拷問依存症
櫛木理宇/幻冬舎
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総合評価

33件)
4.3
13
15
4
0
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    櫛木さんの依存性シリーズ4作目は今までで一番残酷でした。怖かった!でもストーリーは面白くて一気読みでした。伏線も回収されるし、どんでん返しもあり、満足です。

    19
    投稿日: 2025.11.24
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    依存症シリーズ第4弾。『アビコ』『カタヒラ』『ウラスギ』『ミサ』四つの視点で進む物語が、じわじわと同じ闇に集まっていくような感覚がある。 廃墟のラブホテルで拷問死体が見つかり、間を置かずに似た事件がまた起きる。復讐なのか、快楽殺人なのか、その境目が曖昧なまま物語が深まっていく。 今回は悪質な暴力AVがテーマで、実在のバッキー事件にも触れられている。フィクションの中に現実の痛みが紛れ込んでくる感じが、読んでいて重たく響く。 エグさも痛みも強いのに、不思議とページをめくる手が止まらない。シリーズに流れている“必要悪”の気配もここでしっかり生きている。 浜真千代が悪なのか正義なのか、その揺れ方がなんとも言えず気になってしまう。次にどんな方向へ転がるのか、続きが早く読みたくなる。 そして、何気なく始まるプロローグのSNS描写が、ラストでまったく違う意味を帯びるところが見事。読み終えた後、また最初をのぞきたくなるような余韻が残る。

    24
    投稿日: 2025.11.19
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    このシリーズをずっと追っていますが、なんだか新刊が出る間にもっとエグいストーリーのものを読んだりしているからか、耐性がついてしまい、、 あまり残酷とかヤバ…みたいな気持ちにならなかった え、いや、もしかして私がヤバいのか!?苦笑 とはいえ、毎回楽しませて頂いております!

    9
    投稿日: 2025.11.16
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    登場人物全てが闇深い。 インディーズAVの闇深さには目を背けたくなる。 本当に起こっていそうな話だと思いました。

    0
    投稿日: 2025.11.13
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    ようやく4作全て読み終えました。 2作目が1番やばいと思ってたけど、余裕で超えてきた、、、この救えなさ。クセになる〜!!

    0
    投稿日: 2025.11.11
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    大好きなこのシリーズ。4作目読み終わっても尚、 続きが気になって仕方ない。この世に狂った人間とそれに対する恨みがなくならない限り、捕まることはないんじゃないかとも思い始めている。そして私は、このシリーズが終わらないで欲しい。それは、果たしていいことなのだろうか。

    11
    投稿日: 2025.11.07
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    依存症シリーズ3部作からの新作である4作目!!! 今作もグロすぎました けど、散りばめられた伏線とか流石でした。 前作からの繋がりも見えて、5作目もありそう

    3
    投稿日: 2025.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2025/09/26予約2 殺人→残酷→監禁のシリーズ第四弾。ほかを読んでいないため今から追いかける。映像では多分無理、文字なら…プロローグのSNSがスッキリ最後に回収される。 善行が裏切られることのない幸せな人生の高比良が善意で教えたことでDVを受け逃亡中の母子は結果的に亡くなる。バッキー事件は実在の事件だったのか。海砂が哀れで最期までとばっちりの人生で気の毒すぎる。 普段読む本とジャンルが違うので気分転換になった。

    1
    投稿日: 2025.11.07
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    面白い。このシリーズは本当にハズレがない! 描写がグロくて映像化は難しいと思うけど、面白い映画を観ているかの如く流れるように進むストーリーは速読必須。 もう全て手のひらの上で動かされていて、最後の絶望感はこの本を手に取る人にはたまらないと思う。 途中、ある登場人物がキルアみたいな発言(毒耐性)をしていたり、いやいや流石に、、と突っ込みたくなる場面もあるがそれも含めて実に面白い作品。 次回の完結が今から楽しみ。

    6
    投稿日: 2025.11.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    高比良刑事の物語がこれで終わってしまうのか、今後も続くのか楽しみです 途中の「ミサ」は奥さんの方だったのですね ネタバレした最初はよくわからなかったですが、読み進めるうちに、「いじめる側にまわれた」ミサさんの正体がわかりました

    0
    投稿日: 2025.11.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    んー個人的には今回もバッドエンド… 高比良さんまで折られてしまうなんて打つ手なしじゃないか。いつか来るハッピーエンドを待って頑張る。パパの再起に期待したい。

    0
    投稿日: 2025.11.01
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    なんやかんや好きなシリーズの最新作。すぐそこに潜んでいそうな悪。狂気。教唆。成し遂げたいのは絶対的な正義か。なぜ惹きつけられるのか。最初から読み直しが必要かもしれない。

    0
    投稿日: 2025.10.31
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    依存症シリーズ第四弾。冒頭のSNSでのやり取りから善意からした行動が必ずしも良い結果に繋がるとは限らないと思い知らされる。高比良さんどうなってしまうのか。姿、形を変え次々と関わってくる真千代の存在感が効いていてやってることは酷いしエグいけれど次はどんな法で裁けない悪に対するのかと気にもなってしまう。

    14
    投稿日: 2025.10.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作を最近読んでたからスムーズに話に入り込めたけど、今回は拷問とあるように読んでて身体のあちこちが痛くなった…これからどうなるんだろ。もう続かなくていいんだけど、タカヒラ刑事大丈夫かな…

    3
    投稿日: 2025.10.27
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    読むと必ず気分が滅入るのに辞められない依存症シリーズ。 今回も読み応えアリ。 毎度「え?」という展開が待っていて、そうと分かっていても先が読めないから夢中になっちゃうね。 次の依存症はなんだろう?    読み返しにも「よっこいしょ」感必須なのに、どうしても手が伸びちゃう、これこそが櫛木理宇依存なのかも。

    1
    投稿日: 2025.10.27
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    依存症シリーズ第四弾。 次はどう展開するのかとずっと楽しみに待っておりました。 タイトルに拷問とつくことから分かりきったことだが、4作品中1番殺人描写がエグかった。 今回のプロローグからの終盤への落とし込みは絶望的すぎた。 インターネット上でよくあるストーカーによる家族と偽っての人探し。 ちょうどそろそろ出所するであろうバッキー事件首謀者のエピソードを盛り込んだ今回のテーマ。 一般的には認められないアダルト作品を好む男性は、現実にも一定数いる恐ろしさと、ネットあるあるな女性蔑視に私自身が女性であるからの恐怖や気味悪さがあった。 また、シリーズの最悪人物、浜真千代のやり口の進化。 序盤からの完全悪としての存在から、崇められるほどの必要悪へ。 この悪は裁くべきなのか、自分の正義が揺らいでしまうのが分かる。 法では裁けない悪をこれからどう追い詰めていくのか、次からの展開がまた楽しみになった。

    16
    投稿日: 2025.10.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初の事件がどこにどう絡むのか… …そこぉ⁈が一番の驚きでした。 もうさ、誰も勝てなくないですか? “ママ”がひたすらにおそろしい。 そしてその声色を心地よく脳内再生している自分もこわい。

    0
    投稿日: 2025.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    依存症シリーズ第四弾も無事読了 相変わらずのえげつなさに、 よくもまぁ次から次へと思いつくなぁ。と 若干引くけど、そこが好き(笑) 作中に出てくるバッキー事件は懐かしい。 当時なかなか衝撃的な事件だったし 「コレクター」の事も知ってたから そんな事も相まって、今まで以上に 読んでいて感情の昂りがあった気がする。 (決してミソジニーではないです) ただ時系列とか関係性とか しっかり読んでおかないと、 すぐ置いてきぼりくらいそうになる(汗) 「あの人」がだんだんダークヒーローに 思えてくるのは、私だけでしょうか。 正直そういうのじゃない方向がいいんだけどなぁ。 とにかくあっという間に読み終わりました。 続編楽しみにしたいです。 殺人、残酷、監禁、拷問····· 次にやってくる依存症はなんだろうσ( ̄^ ̄)?

    0
    投稿日: 2025.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    櫛木さんの“痛い痛いシリーズ”第四弾。 「おぉ~ここで!」ってプロローグと事件との絡みも目を見張ったけど、まさかのあの人が深く関わっていたことに更なる心臓のバクバクが止まない!これは今のSNS全盛時代誰もが知らずに犯してしまいそうな過ち…考えさせられる。 相変わらずやってることはエグいし酷いのだが、浜真千代が仕事人っぽくなってきているのと、惨忍な死を迎える被害者は因果応報の結末としか思えないので怖さはあまりなかった。 前作、前々作に続き影を潜めた真千代の不気味な狂気がいつ爆発するのか気になるところ。

    1
    投稿日: 2025.10.25
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    シリーズ1、描写がずっとグロかった 本当に櫛木理宇さんってやばい。(良い意味で) 架乃と高比良刑事と一緒に私も堕ちてきちゃった、笑 こんなにも体力使う小説は初めて^_^; ミスリードが段々難しくなってきた気がする 気抜くと置いてかれるから頭パンクしそう 続編期待

    1
    投稿日: 2025.10.24
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    前作から続いてて架乃が何らかの活動をしているとなれば物語の見当はついてしまう すっかり復讐代行業者になった感の真千代ママ これはこれでイヤミス?的に惹き付けられるものはあるが、この作者の作品としては段々に惹かれ具合が弱くなってきた シリーズ物にありがちな通過地点的作品感が否めない しかし、読み応えはあるので星4

    1
    投稿日: 2025.10.23
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    依存症シリーズ4作目 本作も、「痛い痛い!怖い怖い!」と思いながら読みました こんなの嫌だと思いながらもストーリーがおもしろくて途中で止めることはできません 気持ち悪さが癖になるこのシリーズ 続編待ってます

    11
    投稿日: 2025.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ通して読んでいます。 暴力の描写が文書なのにイメージとして入り込み痛いです、流石櫛木理宇の作品だなと改めておもいます。 浜真千代の登場も高比良刑事との電話だけ、浦杉さんの登場もなかったが次の作品の布石だと期待しています。 今回の浜真千代の言動で、シリーズの点が繋がり今後の展開がとても楽しみです。

    1
    投稿日: 2025.10.22
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    依存症シリーズの4作目。 シリーズの中で1番えぐいかもです。 過去作に出てきた方もしっかり登場。 おもしろい作品とは言い難いけど、おもしろいです。

    1
    投稿日: 2025.10.19
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    角田夕海子…吉岡 角田雅孝 安孫子誠 七師 高比良乙也 浦杉克嗣…架乃…善弥 寺居 ルーク 鈴木昴星 佐田龍介 絢 水輝 ヨシヤ 若桑大智 加藤鮎子 瀬川絢 加藤亜結 浜真千代 渚しずく…増田桜 月宮まのん…吉永海砂(角田) 杏乃木ロゼ 桃瀬あやみ 柴内 慶介 梅園圭太郎…三崎妙子(ミサ) 敬吾 慧人 長江聖舟…静波

    0
    投稿日: 2025.10.18
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    依存症シリーズ。 残酷で残忍。 わかってる。 毎回読んでて苦しい。 もう、ムカついたわ。 “生きづらい子“の居場所とは? 人としての成長過程が大事なんだってこと。 子供だけじゃなくて 大人になってからも 最後に、繋がる。後悔。 正義とはなんなんだろう?

    1
    投稿日: 2025.10.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    過去作を読まず、初めてこのシリーズを読んだ。この一冊でも楽しめたが、完全に理解するには過去の三作を読まなければ、と思った。 非常に残酷で、人間には到底不可能に思える殺し方。女性を苦しめることに快楽を得て、そのためならどんな暴力もしてしまう人々。安孫子のインタビューの場面は吐き気がするほどであった。女性蔑視、というが、そもそも人間をモノとしてしか扱っていない。 いわゆる青春と呼ばれるものを若いうちに経験していないことへの劣等感やそれにより覚えるルサンチマンを、その当事者ではなく弱者に向けてしまう、というのは実際に起きている多くの犯罪(主に性犯罪)に繋がっているように思う。そしてその思いを消化しきれないまま年齢だけを重ねた人は、精神年齢だけが過去で、主に学生時代で止まっているように思える。 結末は思いもよらぬものだった。世の中に到底理解しきれない人間が存在すると思うとゾッとする。

    0
    投稿日: 2025.10.15
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    疲れれば疲れるほどグロいものが読みたくなる。 シリーズものと初めて知り前作も買うのが確定してしまった...。 読み応えがあって面白かったといって良いか分からないけど面白かった。

    18
    投稿日: 2025.10.15
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    櫛木理宇『拷問依存症』幻冬舎文庫。 『殺人依存症』『残酷依存症』『監禁依存症』に次ぐ、『依存症』シリーズ第4弾。 シリーズを重ねる度に残虐性が増しているようだ。流石にこのレベルになると生理的に受け付けない。 冒頭からグロい過激な描写が続き、残虐な拷問殺人事件が描かれる。事件の陰に見え隠れする浜真千代という名の女性。事件と並行して描かれるミサと架乃という2人の女性の物語。 予測不能の展開が続く中、少しずつ見えてくる事件の全体像。ラストに待ち受ける驚愕の事実。 不穏なプロローグ。 AVビデオ編集者である47歳の安孫子は愛車の古いカマロで走行中に男性を撥ねる。その男性の顔は激しく損壊されており、2年前に起こした事件で執行猶予中の安孫子は男性の遺体を草むらに遺棄し、逃走する。 男性の遺体は見付からず、逃げおうせたと安堵する安孫子のSNSのダイレクトメッセージに何者かが轢き逃げ事故の映像を送り、安孫子をビジネスホテルに誘い出し、スナッフビデオの編集を命ずる。 一方、廃墟と化したラブホテルで、男性と思しき全裸の遺体が発見される。遺体には所持品はなく、指は切断され、歯も抜かれ、身元の特定は難航する。検死の結果、全て被害者男性が生存中に行われた惨忍な犯行だった。捜査に当たる高比良巡査部長らだったが、再び酷似した事件が発生する。 本体価格810円 ★★★

    67
    投稿日: 2025.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    このシリーズ、面白すぎて終わってほしくないけど、シリーズ4作目となる拷問依存症を読了して今すぐに続きが読みたくて仕方ありません。 一体何作品で完結するのでしょうか。 それだけでも教えてほしい! シリーズ1作目のラストを思い出すくらい、 今回も終盤にかけてどんどん追いつめられる気持ちでしんどくなりました。 全部意味があって全部繋がっている。 お見事すぎます。 最後の架乃ちゃんと高比良の会話は 1つずつ丁寧に振り返りをしてくれてるみたいで助かりました。 うんうんと読んでいて確認が出来ました。 しかし最後は 「高比良やってんなー!」 と思わずにはいられなかった。 SNSでのやりとりって一歩引いて読むとなんでこんなにも恥ずかしいものなのか。 浦杉さんとの合流はあるのか。 その辺りにも思いを馳せながらシリーズ1作目から再読したいと思います。

    1
    投稿日: 2025.10.11
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    過去作も全部読んでるけど、これはまた一段と引き込まれる。かなりエグいシーンも多いけど、読むのが止まらなく。 ただ、最後は一気に畳みかけてスパッと終わった感じ

    0
    投稿日: 2025.10.11
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    毎回毎回、よくもまあここまで地獄が描けるものである。読みたいと読まなきゃいけないの狭間で葛藤する自分がいる。 地獄とは自分ならどうにか出来るのに! と思いながらも手すら出せず、誰かが苦しんでいくのを眺める事も含まれるのではないか。 徹底的に描かれる拷問は顔が無になっていくほど凄まじいのだが、何と言ってもこの展開には寒気がする。世の中が狂うと頭のおかしい輩が跋扈するようになるのだ。それにしてもこの結末には言葉をなくす。

    1
    投稿日: 2025.10.09
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    生きている人間が1番怖い。ヒトコワの最高峰だろう。それくらい太鼓判をおしたい。このシリーズ相変わらずグロいしクズと闇の人間描写が秀悦なのはもちろん、現代人が抱える生きづらさも今回感じ取れた。シリーズ通して出てくるキャラの変化も面白かった。ラストは点と点が繋がる展開でおぞミスとしても楽しめたから大満足。

    0
    投稿日: 2025.10.09