
総合評価
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powered by ブクログ銀河帝国興亡史⑦ 年代順② 巨匠アシモフ最後の長篇 40年以上にわたり、400冊以上の作品を書きつづけてきた巨匠が最後に発表した傑作長篇(本書帯より) 銀河帝国を救うべく心理歴史学の実用化とファウンデーションの創立に人生を賭けたセルダンの生涯。大切な人たちをひとりずつ失い、苦悩しながら、それでも前に進む姿が描かれています。 下巻はどんでん返しやミスリードなどはありません。物足りないと思うかもしれませんか、私にはかえって、それがよかったと思いました。最後の長篇は王道で締めくくってくれました。 私にはセルダンがアシモフその人に見えました。やるべきことをやりきって退場してゆく...。何とも言えない感動と寂しさがあります。 とはいえアシモフの未読作品はまだまだあるので、これから追いかけてゆきたいです!
40投稿日: 2024.07.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アシモフが亡くなる直前に書かれた遺作であるが、内容としては「アシモフの衰え」を感じる物だった。 ファウンデーションシリーズは最初の3作が最も優れており、その後はやや蛇足(ファンの声で無理矢理書いている)感があったが、アシモフの読ませる文章でなんとか読むことが出来たし、「あっ」と思わせる仕掛けもあった。 しかし、この7巻は読み進めるのがやや苦痛で、物語が小さい感じがした。帝国の存亡や人類の未来に関わる出来事であるハズなのに、シリーズのこれまでの巻のような躍動感は感じられず、セルダンの周りで個人的に起きている些細な事件のようなスケールの小ささが常について回った。 セルダンがだんだん不幸になっていく様も不快に感じた。 セルダンを伝説的な人物ではなく、一人の人間として描きたかったのかもしれないが、彼と親しく年齢も若いキャラクターが次々に死んでいき、セルダンだけが悲しみの中一人取り残されていく様子はあまりに救いが無く、端的に言って楽しくなかった。 病に冒されて死にゆくアシモフの不幸をセルダンに投射したようにも見え、読後感は良くない。 最初の3部作か、5巻で終わりにしていた方が良かったと思う終わり方で残念であった。 ここまで読めば、シリーズ物であるはずなのに3巻までしか復刻されていないのも納得できる。 アシモフの最も悪い作品を読んだ(と思っている)ので、これ以外の作品は外れていないと思えるのは救いかもしれない・・。
0投稿日: 2024.02.16
powered by ブクログファウンデーションができるまでの困難、ドース、ユーゴ、レイチ、マネルラ、そしてウォンダとの別れが書かれる。 滅びゆく帝国とともに、文明が滅んでいくのを、何とかして食い止めようとする努力をするセルダンが、ついにファウンデーションと星界の果てを見出した。 彼の人生は、困難に満ちていたが、多くの人に恵まれていたと思える一冊だった。
0投稿日: 2024.01.21
powered by ブクログついにファウンデーションシリーズが完結し、よく知っているところへたどり着いた。これまでの知識を持ってもう一周してみようとも、新たな世界に進もうとも思った。自分にとって折に触れて見返したくなる名作となったことは間違いない、と思った。
0投稿日: 2024.01.06
powered by ブクログふたつのファウンデーションの誕生は、灯台もと暗しだっだ。 60歳から晩年のセルダン博士は有名人としてのリスクと金策に悪戦苦闘。資金援助と連れてくる仲間達の働く場所を提供してくれ、老人だから時間がない、早くお願いしたいと銀河帝国図書館の評議員ジョナーロ・ママリーへ訴え出ても昔と違ってけんもほろろ。 「時の進行を、だれが止めえましょうか?評議会はあなたが同僚を連れてくるのを許さないだろうと思います。くさびの先端は危険だというじゃありませんか――初めは小さくても、やがて重大なことに結びつくんですよ、教授」
0投稿日: 2023.06.30
powered by ブクログセルダンが老いていき、おなじみの姿に近づいていくのはある種の安心感があった。だが、そこに到達するまでに彼が失ったものを考えると胸が痛む。巻末の解説にもあるように、今作はファウンデーション成立後の作品と性格を異にしている。SFという面だけでなく、セルダンの焦りや後悔といった感情を精緻に描く人間ドラマとしても最上の作品だと思う。
0投稿日: 2021.02.04
powered by ブクログ前同 表紙 7点生賴 範義 展開 7点1993年著作 文章 7点 内容 750点 合計 771点
0投稿日: 2017.03.29
powered by ブクログ読み進めるうちにそれなりにハマったので下巻は★4で。 セルダンの辛さが、胸に沁みる。 私はこの銀河帝国シリーズではほとんど解説を読まなかったのだけど、 この『ファウンデーションの誕生』下巻だけは読みました。 まーシリーズ最後の一冊ということで。 で、解説されている方が、 人類の在り方としてアシモフが描いている方法に(つまりガイアに)、 納得できていないと知ってちょっと嬉しい。 なぜなら私も納得できないから。 私はアシモフは好きだけれど、これだけは反対。 さてでは『ネメシス』『永遠の終り』に進もうか、 と言いたいところなんだけれど、 読まなくてはならない本が山積みしているのでアシモフは暫しお預け。 残念。
1投稿日: 2010.01.09
