前半は、伝記的な内容が非常に興味深かった。福永武彦との関係性が特に。 後半は、現実をどのようにとらえたら良いのか。そんなことを考える手がかりとなる。生き方としては、あまりに破天荒なので。 「戦後」というものを考える時に、本当にコンパスになるような。