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総合評価

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    以下は7月11日の公明新聞に投稿した書評です。この小説は2010年から1年半、東日本大震災をはさんだ期間に公明新聞に連載された時代小説です。 『川は流れる』刊行を歓迎 6月1日の公明新聞一面に『川は流れる』(森詠さん著)の書籍広告を発見し、驚きました。東日本大震災を挟んで1年半、本紙に連載された時代小説です。書籍化を待望しながら諦めていた私にとって、意表を突く知らせでした。 矢も楯もたまらず書店に駆けました。奥付は六月二日初版第一刷発行となっていました。 この作品は森詠さんにとってライフワークと聞いていました。15年の熟成期間を経て、森さんが書きたかった黒羽藩15代藩主にして勝海舟の上司、幕府陸軍奉行・海軍奉行を歴任した大関増裕の人物像がより豊かに描かています。 主人公・誠之助という純真な少年の目から見た幕末の出来事。下級武士や町人、那須黒羽藩の情緒豊かな自然描写など引きこまれる文章に、作者の集大成の作品と改めて感じました。 理不尽な戊辰戦争を戦い抜いた主人公の思いは現在連載中の『ふたりの祖国』にもつながります。ぜひ多くの方に購読いただきたいと思います。

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    投稿日: 2025.08.21
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    とても長い小説で集中力を保つのに苦労しました。幕末の混乱に翻弄されながらも自らの志と正義を貫いて生き抜いた姿が良かったです。

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    投稿日: 2025.08.11
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    話しは幕末約150年前1人の男の波乱万丈の物語り楽しく読みました!題名もなかなかいいですね!人はどう生きるか、この時代歴史上に登場する有名な人物は多く、更に日本の時代は変化も劇的に目まぐるしく人の生き方の対応浮き沈みも激しく大変だ。楽しく読んでしまった。最終章は目まぐるしく先を急いでいたかな?

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    投稿日: 2025.06.30