
総合評価
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- chittka"powered by"
「週刊新潮」連載の「池谷裕二の全知全能」(2023.6.15~24.12.12)、75回分を収録。 「ネイチャー」や「サイエンス」などに発表されたばかりの科学論文から、おもしろそうなトピックを紹介。1回3ページの読みきりなので、どの回からでも読み出せる。数時間読むだけで、最新研究のエッセンスを吸収できる。 とりあげているトピックで断然多いのはAI、続いて動植物、進化、アルツハイマー病、人間行動など。恩師の先生について書いている回もある。 ただ、巻末の参考文献のページは極小文字。これがツライ。せめてもう1ポイント上げてくれていれば、ね。
0投稿日: 2025.06.29 - kazuhisachiba"powered by"
Natureを中心とした,研究者以外にも興味の控える一般的な内容に絡む最新研究内容の紹介エッセイ.まだまだ判らないことは身の回りに沢山あるし,それを科学的に立証するために,忍耐と時間をかけて世界中で研究が行われていることがよく理解できる.日本にも,ウィットに富んだ筆致のサイエンスライタが多く出てくればよいのに,と思わずにはいられない.
0投稿日: 2025.06.22 - pinkfish"powered by"
科学をオムニバスすると面白い! 子どもが手に取って欲しい一冊です。 AAEアフリカン・アメリカン・イングリッシュや日本人の魚への自負は初耳です。
0投稿日: 2025.06.18 - hirona82"powered by"
池谷先生の本、久々に手に取った。最近は脳以外も話題に出されるのか。 本書は著者が読んできた論文について、トピック的に紹介した一冊となっている。それぞれ3ページにまとめていること、掲載元が雑誌だからか、内容も平易にまとめられていると感じた。 時節柄かAIが多く、どこかで見聞きした話題もあるが、薬から動物の不思議など扱うものは幅広く、楽しく読むことができた。
0投稿日: 2025.06.04 - tagutti"powered by"
<目次> 第1章 長寿のヒント 第2章 生物の不思議 第3章 最先端科学の意外な発見! 第4章 「定説」を疑え! 第5章 幸福へのカギ 第6章 究極の思考実験 <内容> 「週刊新潮」連載の記事をまとめたもの。見開き4ページの短いエッセイながら、最新の知見と本人の教養がミックスされて、なかなか面白い作品となっている。すべてが科学論文からの話ではないが、「へえ~」と思うものも数知れず。タコの知識の話や自然界で最大勢力が昆虫類ではないこと(菌類)など、直接役に立つ話ではないが、ちょっと話したいな、と思ってしまう。
0投稿日: 2025.05.16 - uchin44"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
脳科学者(というワードがよいのか分からないけれど)の池谷先生のエッセイ集(というワードがいいのか分からないけれど)です。 日常の気づきなどと、科学論文からの新しい知見をつなげたりして、解説しています。こなれた言い回しで、読みやすいです。論文の開設を含んでいて、勉強になります。 以前と違って、論文の範囲が広がっています。
0投稿日: 2025.05.14 - 本木夏"powered by"
脳科学で有名な池谷先生の論文エッセイ。ここ数年の最先端の科学論文をやさしく学べる。科学への興味を得てここから深堀っていくというのに適した本かなー。
0投稿日: 2025.05.11 - 笑太"powered by"
ネットで見て購入。もともと池谷さんの本は好きでよく読んでたんだけど、いつもの脳の話じゃなくて、いろんな論文の紹介。人間の肋骨はなぜ胸にしかないのかの話にすごいな~と思いました。
0投稿日: 2025.05.05