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かずをはぐくむ
かずをはぐくむ
森田真生、西淑/福音館書店
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総合評価

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    子どもを見つめる森田さんの心の豊かさ。 子どもだからこその、今だけの感じ方を面白がり、大事にしているのがいい。 私はできていないなぁと、我が心の貧しさを自省する、、

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    投稿日: 2025.09.15
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     著者と同じような家族構成であるため、自身の現状や子育てを重ね合わせてしまう。この究極までに美しいカケラのみを抽出されているエッセイだからこそ、普段の自分を省み、子供たちとの向き合い方を考える。  道端の様々なものに名前があることに気付くように、世界の解像度を、子供を通して深く、広く触れ合えるようになる。その一瞬一瞬の煌めきを、挿絵が的確に拡大させ、時間が静止する。  仕事に子育てに大変な時期だからこそ、この本に出会えて良かった。

    0
    投稿日: 2025.09.06
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    優しい…自分の子育ての一瞬一瞬をこんなに優しく、温かい言葉で切り取れてすごいと思った。挿絵も良く、本として素晴らしい。理系の研究者ならではの、斬新な視点というか、私の知識としてないものが多いので、切り口としてすごく新しい。研究者だけど、科学や数学の切り口を絶対とするでなく、そこからはみ出るものを切り取っているのが特によい。例えば、 柔軟な分数があっても良い、という話。ピザ8枚を4人で分けると、もいちいち厳密に計測するでなく楽しく喜びを分かち合う方が大事ということ。 時間や数の概念をもたないこどもの、時間の流れの感覚の違いを優しく大切にしている姿。 同じように数量感覚をもたないこどもの、味見とはちょっとだけって一体なんなのか、その境界とはと考える優しい姿。身近にこういう大人がいたら面白いだろうな。また読みたい。

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    投稿日: 2025.08.01
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    数の学び方についての本かと思えばいわば子育てのエッセイのような本だった。わたしは数学が苦手だけど、まわりはいろんな数であふれている。

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    投稿日: 2025.07.30
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    子育て中の私にとっては、書き留めてずっと手元におきたくなるフレーズ、情景、捉え方ばかりでした。 すばらしい一冊、大好きな一冊。良い本と出会えました。

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    投稿日: 2025.07.25
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    幼い子どもの何気ない言動が、一層特別なものに感じられそう。 新しいものに出会った瞬間や、好きなものに触れている時の子どもって、本当にキラキラしてる。 つい見過ごしてしまうけれど、その「一瞬」を大切にしなければ。

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    投稿日: 2025.07.12
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    森田真生さんが、確か朝日ジャーナル?に掲載された記事を読んで、あまりに若くて賢い数学者で驚いたが、今回、あまりに素敵なお父さんになっていて、感慨深い。 もっと子どもたちと、こんな風に向き合えたら良かったと後悔しきり。 雑誌掲載の一話に必ず素敵な言葉が入ってる! 世の若いお父さん、お母さんに読んでもらいたい。

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    投稿日: 2025.06.21
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    子どもが数と出会うというのはどういうことなのかを優しくエッセイ調で書いた本。 挿絵も美しい。 著者のお子さんが乳幼児期の体験がもとになっている。 子どもはどうやって数的概念を取得するのか、言葉などの発達とも絡めながら書かれている あいまいで数のない世界から、客観的で数値化された世界へ 一度数字で囲まれた世界にいるとそれが当然のようだが、数字がない世界を味わうことができる時期も限られているんだなぁとも思わされた。 ・「あと10日で引っ越す」「注射は2秒で終わる」など「かぞえる」ことが未来に備える手助けになる ・楽しみな未来は数えなくていい (「いつまでこの家に住めるの?」→「まだまだずっと長く住めるよ」) ・ヨハン・ホイジンガ「ホモ・ルーデンス」 ゲームの3つの特徴 ①ゲームは時間的にも空間的にも日常から切り離されている ②ゲームにはルールがある ③ゲームには競争や勝負の観念がある →学校もこの3つに当てはまるので、 学校の勉強や受験勉強こそが時にルールそのものだから ルールに従うばかりではなく ルールを作るプレイをしよう ・1回休みは悪いことではない ・「また今度」なんて永遠に来ないかもしれない ・与えられた制約条件を通して、思わぬパターンが出てくる

    1
    投稿日: 2025.05.17
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    素晴らしく素敵な本に出会ってしまった! 森田真生さんは名前も聴いたことのない方… 素敵な装幀に惹かれ、奥附を覗くと 母の友の連載をまとめたらしい、さらに 「センス・オブ・ワンダー」を翻訳した数学者 これは…と何かかカチッと音がして、ルンルンと図書館からお借りしてきた 「かずをはぐくむ」という表題に込められた思い 「数のない世界から、数にいろどられた世界へ だれもが一度は通ったことがあるはずの道だ。 この道をふたたび歩んでいく新鮮な喜びを、本書を通してすこしでも感じてもらえたら」 森田真生さんのお子さん達の成長の様子から、子どもが数の概念を獲得する過程をまとめたエッセイなのであるが… 算数大っきらいの私と我が子達には こんなプロセスあったっけ? と思う話も多々… 森田真生さんの息子さんだから、こんなに数に興味があるのでは?とも思うけれど、 森田さんは子どもとの関わりの中で、自然や動植物との触れあいを大切にされていることに気づく。 人が数の概念を理解することだけでなく、 あらゆる物に対して疑問を持ち、考えること そのプロセスを経て物事を深く理解していくためには、あらゆる自然との関わりが大切なのかもしれない。 まさに、センス・オブ・ワンダーなのだ。 レイチェルが伝えたかったことと同じことを数学者である森田さんがご自身の子育てを通して私達に伝えてくれている。 そして、大嫌いな算数も、身近に感じられる。 森田さんが翻訳されたセンス・オブ・ワンダー ぜひ読んでみたいなあ。

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    投稿日: 2025.05.17