
総合評価
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powered by ブクログリアルでとても気になる。 霊媒師さんの下りも面白い。 私は所々、長男さんの気持ちもなんとなく分かる気がする。 例えば適合検査の下りで病院で騒いだ事。昔三男さんに怪我させられた事は関係なさそうと言っていたけど、そうでもないのかもよ、とか。お父さんに何か言われたのかもよ、とか。例えば、アイツが適合したらラッキー的な。 果たして長男さんは、兄弟に愛とかあるんだろうか。兄弟から彼には無いのに。そして彼は何も手にできていない人生だ。そんな自分がまた奪われようとしている。それは「ド損」でしかないのではなかろうか。 そういう事を言葉にするのが難しい人なのではなかろうか。 一応理由を説明しようとする姿勢がある時点で、まだ望みがあったように思える。上手く説得すれば検査受けてくれたかもしれない。 私には、命がかかっているのにあっさり諦めてしまった三男さん(作者さん)の行動の方が驚きだ。きっと頭の中で次男さんがいるって希望を持っていたからでは? それともやはり長男さんに罪悪感があったのだろうか。 人の行動っていつも結構不可解である。 そしてこれは今後描かれるかもしれないけど、手を洗い続けるのは典型的な強迫性障害なので、お兄さんは心を病んでいるのである。生まれ持ったものではなくて、何かに強いストレスを感じ、ついに精神を壊してしまっている。 長男て病みやすいイメージあるしね。療育にいる子、問題行動を起こして来てるわけだけど、下の子が産まれてからって子多い。元はヤキモチとか、小さな感情から始まっているのかもしれない。 だから、「生きている人間全員が悪かった」という風に三男さんが思ったのは、あながち間違いではないかも。 更に言うなら、家族だけではなく、家族を取り巻く人々も、社会も悪かったのだ。 お兄さんに何かしらの救いがあれば良いなと思う。
0投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログ私は宮川サトシ先生のエッセイ漫画が好きで全部持っている。宮川先生のエッセイは変に誇張せず、周りの評価も気にせず正直に自分の気持ちを描くので好感が持てるし先生の言葉は嘘じゃないと信じている ご自身も大病をされて、お母様を看取り、苦労の絶えない方だったので、今のご家族と幸せに暮らして欲しいと勝手ながら心から思っていた。 だからこそ、この作品の衝撃と私のショックは大きかった。今までエッセイ漫画を描きながら、実の兄をひた隠しにしていた先生はどんな気持ちだったのだろうと考えれば考えるほどわからない。これで先生のことを見損なったりはもちろんしないが、何故今さら?の気持ちもある。しかし私は宮川先生が救われて欲しいと思っているので最後まで見届けたい。主人公がもっと共感できる性格にすればいいのにちょっと異常性があるのも宮川先生の「嘘のなさ」が出ていて流石だった。
1投稿日: 2025.03.30
powered by ブクログご自身の家族と心の闇を直視するような厳しい内容に戦慄する。ご長男さんも苦しんでいることは想像できるのだけど、漫画家として売れてないことを指摘されると、自分が言われたわけでもないのに我が事として腹が立つ。働いてないくせにお前、などと思うのだけど自分自身働いていないも同然の稼ぎなので、もし自分がそう言われたら、えへへへ~まあそう言わないでよ~などと道化てしまいそうで、それもまた苦しい。 宮川サトシさんにご献本いただいた。厳しいないようもさることながら、いつもと違ってシリアスな絵柄で、絵がうまくなっていて驚いた。頑張っていて頭がさがる。続きもめちゃくちゃ楽しみだ。
5投稿日: 2025.03.04
