
総合評価
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powered by ブクログ短編集9篇 コロナ期の設定が多く、文章が切れない独特の文体で思考の途切れない流れのような味わい。 ハツという捨て犬繋がりの「心臓」と「ものごころごろ」、みみずの「おおしめり」、子どもの飲み込んだスモモの種を心配する「種」が良かった。
0投稿日: 2026.02.03
powered by ブクログ頭の中の動きをそのまま文字にした感じ。読んでみてよかったけど、文章にすると読みにくいんだね。急に昔のことを思い出したり、自分の外側の音がカットインしてきたり、考えてることと言ってることが並列に書いてあるのに全く違うこと思ってたり。 やっぱり図書館だといろんな本に出会えるなあ。図書館の本だと表紙もパラパラしなくて、テープで保護してる手触りが好きなんだよね。本にカバーを貼る作業好きだったなあ。所蔵印押したのも良い思い出。先生はもう亡くなったみたいだけど、学校の図書館司書目指した方がよかったかな…ってよぎることはある…。
9投稿日: 2025.12.19
powered by ブクログ『独特な文体でハマる人はハマるのかも…』 熊本・橙書店さんにて見かけて、気になって購入、読了。 ううむ…好みかと言われるとそうでも…という感じだったかなぁ…m(_ _)m ただ、特に「おおしめり」なんかは独特な文体(ずっと文章が繋がっていく)で、新たなチャレンジではあるのかなとは感じました。 日常生活ってこういった形で次々に思考が移り変わって行くし、同時に周りの環境も変わって行く、普段の時間の流れをより忠実に表現している文章なのかなとは思ったし、それが帯の『色あざやかな「子供の世界」へ』一役買っているのかなと。 ハマる人はこの世界観が好きなのかも?しれません、他の方の感想も読んでみよ… <内容(「BOOK」データベースより)> 植物や花、虫やさまざまな生き物が乱舞する、色鮮やかで心躍る「子供の世界」へ! 二人の少年が川原で拾った、怪我をした犬の命運は。(「心臓」) 子供が飲み込んでしまったスモモの種はいつ出てくるのか。(「種」) 「穴」で芥川賞を受賞して以来、独自の小説世界を築いてきた小山田浩子さん。近年では海外に招かれる機会も多く、「日本発のマジックリアリズム」の旗手として注目を集める著者が、言葉の奔流のような文体と、顕微鏡をのぞきこむような高精細な描写で「子供の世界」に挑む9篇。 子供の世界へ身体ごとダイブし、子供が見るように世界を見る、唯一無二のカラフルな小説集。
9投稿日: 2025.12.16
powered by ブクログ短編集。 最終話であの犬が、ハツ、という名前をもらって元気にしていたのが嬉しかった。 全体的にそうなのだけど特に「おおしめり」は「。」が無く「、」も最小限で呪文を読んでいるかのようだった。
23投稿日: 2025.11.29
powered by ブクログリアリズムっていうのか?見たまま聞こえたま思ったままを、隔たりなく連ねていく描き方はおもしろいけど。登場人物が特別深く考えてるわけでもなく、ものすごい妄想をしてるわけでもなく、日常を淡々と、SNSにあげるみたいにとりとめなく脈略なく。相手に伝えようとするでもなく、って感じ。 特に「おおしめり」は、苦手。一気に読めるのはいいけど、何も残らないな…
1投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログ短編集。「はね」「ハツ」の2作品を読んで断念。 改行のない(と思ってよくみたらあった、から、 少ないというべきか)長い文が読みにくくて、少し苦痛。芥川作品にこういうの多いよなぁ、と勝手な偏見。「はね」があまりに不穏で、そこでやめようかと思ったが、次の「ハツ」が犬の話だったので読み進めた。(犬好きなので)また、変な結末だったら、と畏れたけど、まぁ、良い結末で安心した。ふー!
1投稿日: 2025.08.09
powered by ブクログはね、心臓、おおしめり、絵画教室、海へ、種、ヌートリア過ぎて、蛍光、ものごころごろ 小山田浩子はいつもいい
1投稿日: 2025.06.18
powered by ブクログ何なんだろう。この、明け透けで切なくて優しい感じは。特に「心臓」とその後日譚である「ものごころごろ」。
1投稿日: 2025.06.14
powered by ブクログ小山田浩子は好きな作家です。でも、まあ、なかなか微妙なんですね。「書く」ということをめぐって、単なる描写を越えて書きたいというか、読者に伝えたいことがあるのでしょうが、実験的な取り組みは理解できますが、それで、何を書こうとしているのかはうまく伝わってこないんですね。だから、感想とか、どう書いていいかわからない。でも、七転八倒しているかの姿は好もしいのです(笑)。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202505090000/
13投稿日: 2025.05.26
powered by ブクログ小山田さんの書く文章はいつもクセのある文体で好き嫌いが激しく分かれそうと思っているけど今回ほもっとクセ強になってきましたね 文中の会話文が「」で書かれず普通の本文中に流れるように会話が入ってきていて、すごく戸惑うのですが、慣れてくるとそれもまた入り込めちゃうから不思議 会話が放流されている感じがします
5投稿日: 2025.05.12
powered by ブクログいる。こんな子。 この作品の中で子供が生きている。 なにより、視点も人物も情景もシームレスに移ろい続ける文体は読んでいて最高に気持ちがいい。 「小山田さんだー」とゆかいな気持ちになってくる。
3投稿日: 2025.05.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編集。ひとつひとつ読みおえるごとに、やっと息を吸ってることを思いだす。 頭の中と外、過去と現在、自分と他人、全部つながってるところを実際こんなふうに書いてみせられて、小山田さんて天才かと思った。 はね 心臓 おおしめり 絵画教室 海へ 種 ヌートリア過ぎて 蛍光 ものごころごろ
1投稿日: 2025.05.10
powered by ブクログいつも難解な芥川賞作家の作品、しかも苦手な短編集。案の定、句読点ゼロ、文の途中で突然年を取っていたり。が、わかりやすく読みやすいのもあった。子供がスモモの種を飲み込んで、母親がものすごく心配する話は、私のことか? 他のも読めるかも
51投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ懐かしい気持ちに何故だろうと思いながら読む。パンデミックや携帯も登場するのに昭和を読んでいるような。短編なので読みやすいが段落がないので長編だったらしんどいだろうなぁ。
2投稿日: 2025.04.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「心臓」「ものごころごろ」を読んでいると、自分が小学校に通っていたころには考えなかったが、後から思い返すと様々な家庭環境の子供がいたんだなと感じたことを思い出した。エイジと宏は進む中学校も異なり、すれ違うべくしてすれ違うキャラクターの違いもありそうだけど、それぞれが純粋だった。その二人の母親は、純粋さとは呼べない何かがべたりとくっついているような感じがするが、誇張でも何でもなくそれが大人の嫌なところと言えるものだし、子供との違いなんだろう。 他の短編でも、登場人物が凄くリアルで、夫婦・家族の関係性は短編ごとに異なってはいるものの、全部ものすごく再現性が高いというか、そのまま現実にいるやつでしょこれ、と思えた。「種」で主人公が子供の大便を手づかみするシーンは衝撃だったが、子供との遊びというか自分の趣味に付き合わせ、妻も、そして結局は子供も顧みない能天気な夫も、個人的にはかなり身に覚えがあり、共感性羞恥というか読んでいて逃げ出したくなった。
2投稿日: 2025.04.12
powered by ブクログ息も継がせぬ文体に気圧される。句点一切なしの『おおしめり』は頁一面余白なし。カギ括弧や改行も省略。くどさを感じつつも、読み難くないのが不思議。『心臓』と後日譚の『ものごころごろ』が良かった。
2投稿日: 2025.03.31
powered by ブクログ「最近」に続くコロナ禍の生活を細かく描写している。小山田文学の真骨頂。改行がなく油断すると思考の主体が入れ替わっているので混乱することもあるが、視点、思考、時間、場所が自由に浮遊する感覚は、慣れると心地よい。
4投稿日: 2025.03.25
powered by ブクログお母さんの存在感、半端ないです。 子供がスモモの種を飲んじゃった話で、心配してたまでは普通だったのに。 そうする?!!
4投稿日: 2025.03.11
powered by ブクログ著者初読み。 9編の短編集。 といっても、どれも独特で濃厚な物語である。 「心臓」と「ものごころ」は連作になっていて、幼少期の微妙な友達との機微が自分事として伝わってきた。 子どもの頃の記憶をたどるとこんな世界だったのだと、代弁してくれているようでなんだかうれしいような、くすぐったいような気分。
10投稿日: 2025.03.02
powered by ブクログ帯には子供の世界と書いてあるけど、違う。子供と大人の境目のような。前作の最近では、隠れていたものが、よく見えて来た。好きなのはおおしめり。現実と夢が行ったり来たりする。心臓は、入試に出して欲しい。メタ入試か。ラストホントに感動した。
2投稿日: 2025.02.13
powered by ブクログ【子供の世界へダイブする、カラフルな短篇集】子供が誤って飲み込んだスモモの種はいつ出てくる?(「種」) 世界が注目する日本文学の旗手による色あざやかな九篇。
0投稿日: 2025.01.09
