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ただ君に幸あらんことを【電子版特典付き】
ただ君に幸あらんことを【電子版特典付き】
ニシダ/KADOKAWA
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総合評価

57件)
3.7
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    わりとずっとニシダの声で再生されて面白かった。 日常の情景を繊細に誌的に切り取るのが上手なのがなんか小癪で、喜怒哀楽のはっきりしない誰にもわからない気持ちをそのまま書き出すのがくるしくて、がんばれがんばれ!と小さな声で応援したくなってしまった。

    0
    投稿日: 2026.03.08
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    ニシダだから書ける小説だなと思った。 国民的未亡人で、自分が信じてきた人や信念が他人の無神経な一言で一気に崩れることってあるよなと思った。何を信じればいいのか、何を信じてもいいのか、信じられることはあるのか、自分は何を信じてきたのか、何を見てきたのか。この物語では答えは出ないし出せないけど、答えが出ることの方が少ないはずで、だからこそ何を信じるのか、どう生きるのかは自分で決めれると思えた。 2人の馴れ初めを詳細に明かさないのも好きだった。 ただ君に幸あらんことをは、子供が親に抱く理不尽への反抗心、期待に応えたい気持ちと、親がいないと生活できない不甲斐なさや、育ててもらっていることへの感謝という両極端な心情が痛いほど伝わってきた。親が子供を自分と同一視してしまうのはよくあるパターン、子供だけでなく全ての他人に対して言えるが、自分ができないことを相手に求めてはいけないし、自分ができるからと言って相手に強要してはいけない。相手のためを思っていても、今後の人生を生きるのは本人であって、若い頃のサポートは大人がしてあげるべきだとは思うけど、本人の選択の結果が今後の人生のツケとして回ってくるのであればそれは本人が受け止められるようにサポートしつつ、尊重してあげないといけない。そんなことを思いながら読んだ。

    0
    投稿日: 2026.02.17
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    前作「不器用で」の方が 描写・表現が自然で心地よかった。 でも、ニシダ氏の作品から漂う苦味は 癖になってしまう。

    0
    投稿日: 2026.01.31
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    2025/10/26読了 ニシダさんが好きというところはもちろん、前作、不器用でが面白かったので、読んでみた。 心の機微を描くのが上手で、また自己肯定感の低いキャラクターは共感性も高く、すっと入り込んでしまう。 こういう小説をもっとたくさん読みたい。

    0
    投稿日: 2026.01.28
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    ニシダの2作品目 前作に続き、物語の終盤、読む手が止められないこの作りが最高 あと何回私はこの人の作品を読めるのだろうかと考えてしまう 締め切りを守らないのもニシダだけど それが人間臭さを書けるニシダの一味ではあるけど、 できるだけたくさんの作品を読みたいと思う

    0
    投稿日: 2026.01.23
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    いいわ〜本当に。すき。 突拍子もない設定じゃなくて、とんでもないキャラの登場人物が出てくるわけでもないのに、止まることなく読めてしまう。誰かの今を読んでいるような感覚になった。サーヤが絶賛してたのもわかるなぁ… ニシダが何かで、「描写すべてを書いている」と言っていた。そこがいいのかもしれない。すごくリアルに想像できる。色や、音や、においが感じられる。もっと、もっと書いてほしい。楽しみです。

    0
    投稿日: 2026.01.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『国民的未亡人』 主人公の夫は常に完璧で優しい国民的スター。その夫が亡くなって未亡人になる話。もっと夫や主人公の黒々した部分が出てくるかと思ったら、しっとり終わってしまった。毒毒しさを期待した自分の腹黒さに気づいた。笑 『ただ君に幸あらんことを』 ヒスな母親の話。母も子どものために自分は正しいことをしてる!と思ってるからこそ、話し合いでは解決しない。家族だから通じ合える、と思ってるのに、家族だからこそ通じ合えない感じがリアル。 主人公が昔妹と比較され罵られてきたのに、妹が罵られた時、妹の味方になっていてすごいと思った。 妹も優しいけど兄も優しい。そしてなぜ父は何も言わない?

    0
    投稿日: 2026.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

     お笑いコンビ「ラランド」のツッコミ担当、ニシダの第二作品集。  たまたま見た動画で、相方サーヤが“人間はクズなんだけど”と枕詞を添えたうえでホめてて、佐久間Pも良かったよぉと賛意を示してた。  へぇ~、と思って近隣図書館の蔵書を検索してみたらすぐに見つかったので、つい魔が差した。いったいどれほどのものを書いたのか見せてもらおうじゃないか、という謎の上から目線で読んでしまったのだ。  国民的俳優だった夫が亡くなって3年。年の差夫婦だった妻は夫の追悼記念番組に出演することになり……「国民的未亡人」  妹からのメールは悲痛な叫びにも似ていた。かつて受験に失敗して母に見捨てられた経験を持つ兄は、妹もまた母との関係に苦しんでいることを知り……「ただ君に幸あらんことを」  上記の二編が収録されている。  いささか懐疑的な、ありていに言えばアラ探しのイヤラシ目線で読み進めてしまったせいもあって、設定の小さな矛盾や不明瞭な時制、同義語の重複などが気になってなかなか物語に集中できなかった。  特に、言い回しについては絶対的に執筆量が足りていないのだろうと思う。多くを書いて自身で読み返す、他者から評を受ける、そういった経験値が不足しているのではないだろうか。本来であれば、編集や校閲から指摘が入りそうなものだが、芸能人枠ということで緩くなっているのかもしれない。  そんな不満を抱えながら読んでいったのだが、後半に収録された表題作については物語が進むにつれ次第に引き込まれていった。  学歴至上主義の価値観に凝り固まり、それ以外をいっさい認めない母。  受験に失敗して“母の理想とする息子”から外れてしまい、何の価値も無いと打ち捨てられたことですべてを失ったように感じていたが、たまたま名の通った大手企業に就職できたことで母から責められ無視されることは少なくなっていた。  しかし、その矛先が今度は妹に向けられていることを知り、妹を助けたいと思う自分と、母に逆らうことに対して反射的に身が竦んでしまう自分との間で板挟みになっている。  子の学歴を自らの努力に対する褒賞と考える母との歪な関係。  ときにヒステリックなまでに激昂し、声高に被害者であるかのごとくに迫ってくる母。  妹を庇うことが母を傷つける行為であるかのように罪悪感に苛まれてしまう兄。  その描写には、胸が押しつぶされて息もできず、ようやく治りかけた傷口の包帯を引き剥がされるような、そんなヒリつくような切迫感を感じた。  ただ、これについては僕自身が色眼鏡で見ていた可能性もある。  著者が上智大学出身のお笑いコンビであること。一浪して入学しながら結果として中退となっていること。実家から出禁をくらっているというネタがあること。これらのことから著者自身の体験が強く作品に反映されているのではないかと思ってしまったのだ。  しかし、『メール一本で百万円送ってもらえるの、うーら-やーまーし~~いぃっ!』という相方のネタ発言もあったので、これは単に僕のカン違い・思い込みにすぎないのかもしれない。  まぁ、自分の中にあるものを盛って盛って作品にするのは当然のことだし。  その意味では、著者が今後も書き続けるのであれば、親子や兄弟・夫婦など最も近しいはずの人間であっても“分り合えない”ことをテーマとして掘り下げ深化させてゆくのが良いのではないかと考えている。

    0
    投稿日: 2025.12.31
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    作者が芸人ということで、言葉の使い方や物語の構築の仕方がさすがプロだなと思った。 物語の内容が正統派な感じで個人的には物足りなく感じたので、もっと狂気じみたり意外性の要素も欲しかった。

    3
    投稿日: 2025.12.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ララチューンにハマったことがきっかけで読んでみたラランド・ニシダによる二作目。 どちらの作品も重みのある展開、ただ読み終わった後のモヤモヤ感がなんとも言えない心地よさにもなる。 特に表題にもなっている「ただ君に幸あらんことを」、1人の成功を願うさまざまな人の想いが、本人の意志とは別のところでぶつかり合う展開は深く刺さりました。

    0
    投稿日: 2025.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    国民的未亡人 透き通った感じの静けさのあるお話でした。 主人公のしっとりした雰囲気。 ただ君に幸あらんことを こういう母親いるんだろうな… 助けてくれるお兄ちゃんがいてよかった、そして主人公は助けてくれる存在がいなかったんだろうな

    0
    投稿日: 2025.12.12
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    2つ目の話が面白かった。主人公の母親へ読みながら、イライラしながらもどこか哀れにも感じるような気もした。主人公の口調が全部ニシダの声で脳内再生される、面白さもあった。タイトルが結びつく感じに、言葉にはうまくできないけれど心の深いところでいいなと思った。

    0
    投稿日: 2025.11.12
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    偏差値の高い学校に行くこと、一流の会社に就職することが子供の幸せではないと思う。だけど偏差値の高い学校に行けばそれだけ質の高い教育は受けられるだろうし、将来の選択肢も広がる。偏差値の高い有名な学校を卒業していれさえすれば、簡単に一流の会社に入れることもある。 母の言動全てが毒親だと今は感じるけど、私が母親になって子供のことを考える時が来たら、感じ方は変わる気がする。 母親から解放された兄妹2人とも幸せに、楽しく過ごして欲しい!

    0
    投稿日: 2025.11.07
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    図書館にて借りる、第770弾。 (京都市図書館にて借りる、第234弾。) ラランドは職場の後輩に「声溜めラジオ」を教えてもらってから、面白くて毎週、聴いている。 そんなラランドのニシダが書いた小説。 ニシダ本人が純文学好きを公言しており、彼の書く小説もやはり純文学。 純文学は苦手なのだが、ニシダが書いたということで読んでみた。悪くない。中編が2作。 どちらも普通に小説として読めるし、純文学にしては読みやすいのではないかと思う。 細やかな描写や心の機微を掬い取るような物語は、到底、ニシダというお笑い芸人からは想像できないが、悪くなかった。 長編を書くならそれも読んでみたい。 星は3つ。3.4だな。

    0
    投稿日: 2025.10.19
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    ラランド・ニシダの2冊目! 前作の短編から、今回中編になったことで読み応えが増してて面白かった! 妹の感情の揺らぎが見えないことが不気味だった… ほんまにニシダが書いた?って雰囲気だったけど、電子特典のあとがきがしっかりニシダしてて安心した

    0
    投稿日: 2025.10.05
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    一編目の国民的未亡人はおもしろくなかった 表題作の二編目はすごくおもしろかった。 教育ママ系の毒親から受験生の妹を守りたい話。 しんどくて、リアルだった。 受験生のかんじもリアルで読んでて受験をおもいだした。 母親に意見するとき、泣きたくないのに泣いてしまうのわかるなぁ

    0
    投稿日: 2025.09.25
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    ●読前#ただ君に幸あらんことを お笑い芸人さんには文才がある人が意外といると実感している。傾向としては実生活で結構悩んだ感がある人。ネタ作りのセンスともつながる点があるのだろうなと思う。本作はどんなストーリーが展開されているのだろうと興味がわいたので読みたい https://amzn.to/423JchE ●読後#ただ君に幸あらんことを 描写表現の巧みさと緻密さに驚き感心したが、それが過剰すぎて逆に鼻につくところもあったのが残念。ストーリーは入り込めるような深みがなく残念感だけ。技術はあるのに勝利へのセンスがないアスリートのようで、もったいないなぁ、と感じた https://amzn.to/423JchE

    6
    投稿日: 2025.09.23
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    初めてニシダの小説を読んだ。 情景や心理描写が細かすぎて、最初は鬱陶しく感じた。ただ、ただ君に幸あらんことをの方では慣れなのか感じなくなり、受験期の母親独特の嫌な気持ちを存分に味わえた。

    1
    投稿日: 2025.09.20
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    ラランドが好きなので興味を持ったのが読むきっかけです。 表題作は、私も経験をしてきている話で(大学受験)いつの間にか物語に入り込んでいた。読み途中も気に揉み、ラストは若干落ち込むくらい引力のある小説だった。 面白かったです。 母に「ニシダのこういう本読んだ。思い返してみると、母は『勉強しろ』とも『有名大学、有名企業に行け』とも言わなかったからありがたかったです。私が勝手にその方がいいだろうと思ってただけで」とLINEしました。 そういう対話のきっかけ、再考の機会を与えてくれたこの本に感謝します。

    1
    投稿日: 2025.09.17
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    読みながら、常に頭の中には著者の顔が浮かんでいた。 しかし自分が抱いていた著者のネガティブなイメージからは想像できないような、美しくて優しい物語だった。 とくに2話目は、 タイトルのただ君に幸あらんことをの「ただ」の部分がまさしく描かれていると思った。

    0
    投稿日: 2025.09.10
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    「国民的未亡人」、「ただ君に幸あらんことを」の二篇収録。 どちらもまったく形が異なるが、家族の物語。救いのない悲しいお話。相変わらず感情表現や情景描写が上手く、好き。

    3
    投稿日: 2025.08.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『国民的未亡人』  世の中にスターと認められる榊恭司の妻となった主人公。彼女は、榊の日頃のスターとしての振る舞いに見合う国民的妻とでもいうべき妻像をずっと描いていた。しかし、榊の死後、彼が本当に彼女に求めていたのは、普通の夫婦としての幸せだったの気づいた。「国民的未亡人」を演じてきた自らの間違いに気付いた時にはもう遅く、空しさを感じた。 『ただ君に幸あらんことを』  まさに毒親と言われるような母親の元で育った兄・晃成と妹・千世。受験や就職の度、家庭内で2人につけられる順位。大学受験を通して母親に虐げられる千世を助けようと踠く晃成の努力は、結局母親の期待を超えなかった。妹を思い、自らの大企業社員としての地位を投げ捨て、妹より母に嫌われることで妹を救おうとする晃成。自分の現状より、妹を思って彼女の幸せをひたすらに願う晃成の姿に感動した。

    0
    投稿日: 2025.08.27
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    特に、本のタイトルにもなっている、ただ君に幸あらんことをが面白かった。 こういう母は困るけれど、母が一体何に囚われてこういう考えになってるのか、そんなに偉いのかって思ってしまう。そして、こういう時に助けられる周りの存在が本当に大事だと思った。 最後までお兄ちゃんの行動と勇気に元気が出た。

    0
    投稿日: 2025.08.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「よく本を読む人」が書いた小説だと思った。頭の良さを感じる。 風景描写や例え方が上手い。 1作目 国民的未亡人 タイトルから書き始めた印象。 話に深みは無いが、描写が上手いので風景が綺麗に頭に浮かぶ。 風景は綺麗に浮かぶが、浮気を疑い始めた以降の未亡人の人物描写は違和感があり入り込めず、唐突な着地に思えた。 2作目 君に幸あらんことを 徹底的に悪役な母親の登場。 完全に実体験と思われる。 主人公(筆者?)の母親へ対する嫌悪感がよく伝わる。 この母親が改心でもしてくれたら気持ち良くなるところだろうが、そうはならないのが実体験ならでは。 こういう人は何を言ってもだめなんだよね、という私も実は体験者。分かるなぁと何度も頷いた。 これだけ吐き出せたなら少しスッキリしたのではなかろうか。 1作目と違い、母親にリアルさがあった。 だからこそページ数が足りないのが残念。もう少し深掘りしたところも読みたかった。 ついでにいうと、母親とその妹との関係性も明らかにして欲しかった。妹夫婦も訳ありな雰囲気だったし。妹が高卒な事はその娘には内緒にしていたの?これをバラした事で母親と妹の姉妹関係も可怪しくなって母親は増々孤立?等等妄想が膨らむ。 兄も親切だが、独り善がりなところが共感出来なかった。妹の救って欲しいところを救えていないのが惜しい。 それにしても実体験があると人物像に血が通うと分かった。 これから沢山の経験をしていく人だと思うので、即ち伸びしろめちゃくちゃある人、という事でこの先とても楽しみです。 表現が多彩で、ともすればそれはクドさになりがちなのに読みやすいのは流石だと思いました。

    0
    投稿日: 2025.08.23
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    ただ君に幸あらんことを、 このタイトルの意味が読了したら痛いほどわかる。 妹に幸せになってほしい一心の、兄の愛情がわかりすぎる(私が長女だからか) 母親と父親の描写も良かった。 兄妹、幸せになってくれー

    0
    投稿日: 2025.08.20
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    ニシダがどのような言葉を綴るのか気になり開読。 芸人としてではなくニシダの人間味が詰まった、真っ向から本を書くことに向き合った良作品。メディアに出てるあのニシダがこういう発想を持っているのだと思うとギャップに驚嘆。 心が痛くもなり辛くもなり、思考がぐるぐると巡り余韻が残る。 余韻…残るなぁ。フィクションであるのは間違いないが、垣間見える言い回し、感情の表現がリアルで時折救えない(良い意味で)

    0
    投稿日: 2025.08.09
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    前作の方が好み。 あまり話の世界に溶け込めず、、、 未婚だし、人を「愛する」ほど好きになったこともないし、 受験やこれほどの家族間でのいざこざも未経験だし、、、 本を読むことは自分が感じたことない気持ちを味わえることが魅力だらけど、 今作においては「国民的未亡人」も「ただ君に幸あらんことを」も、 自分と離れすぎていたからかもしれない。 読解力が足りなかったのかも。悔しい。 時間をおいて読み直したいなー ただ、「ただ君に幸あらんことを」は、 いたためれなくて、でサササッと読み終えてしまった笑

    1
    投稿日: 2025.08.02
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    今回も要所要所の筆致の見事さに唸らされながら読了。相変わらず小説が巧い。今回は2篇とも「家族」をテーマにした作品ということも相まって、前作以上に芸人・ニシダとのギャップに脳がバグりかけた。特に表題作は執筆のきっかけやその過程も含めて興味深い。

    2
    投稿日: 2025.07.20
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    二作品あったが、ただ君に幸あらんことをだけ読んだ。ニシダが家族との仲の悪いため、どういう気持ちになりながら執筆していたのか気になった。

    1
    投稿日: 2025.07.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大学4年生ということもあり、お兄ちゃんの気持ちも妹の気持ちも十分にわかってずっしりきた。軽音楽部というところも似ていて、他人事じゃないような感じがした。

    0
    投稿日: 2025.07.08
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    話が前向きなのかそうでないのか、そういう運び方をみると、どうしても、経験の中に何かを終わらせた、区切りをつけた経験と照らし合わせる そういう意味では、このお話を受け取るのが難しい ラランドが好きだとなおのこと難しい 2025/2/3

    0
    投稿日: 2025.06.23
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    ただ君に幸あらんことを/ニシダ 読了 2025.02.28 知り合いの好きなYoutuber。ラランドのニシダ。本を出したとのことで、知人が半ば冷やかしめいて本屋に行くと、売れてしまったのか在庫が無かった。無いと欲しくなるのが人間の性というものか。本屋をハシゴして買って読んでいた。読み始めて早々に、「悔しいけど、面白い…」とごちていた。 読後感が良いとのことで、借りて読んでみた。言い回しや接続語の使い方や同じようなフレーズの乱用(朧げとか覆いとか)が気になったけど、確かに、読みやすさと美しさのある文体であった。 【以下、ネタバレを含みます】 特に一話目の『国民的未亡人』の最後には驚かされた。亡くなった国民的有名俳優の妻。三回忌記念特番をきっかけに過去を振り返る。 榊恭司という国民的スター。周囲から期待されている理想像と、妻からは見えない(見ようとしなかった)知り得ない本心。これは私が小説にして書きたいテーマそのもので、やられた!!と感じた。 結局、恭司さんは不倫してたのかな。後輩は何か気に入らないことがあったのか、美紘さんに気があったのか、死人に口なしとばかりにホラを吹いたのだろうか。不倫してないといいな…。 一話目⭐︎4 二話目。表題作でもある『ただ君に幸あらんことを』。センター試験を控えた妹のために母と対峙する兄。妹が六歳下で可愛いのは分かるが、女視点で読むとちょっと怖かったかな。千世が兄に対してずっと、大丈夫ありがとうしか言わないのが、母に抑えつけられてきてもう本心なんて無いからなのか、兄すらも母と同じようにただやり過ごせばいい人としているのか、分からなくて少し怖かった。眉毛のシーンは要らなくないか。母が化け物すぎるし、最後の父は良いが、もっと前から制してくれよ…。 兄は母に歯向かうために仕事辞めてバンドやる!と言い、それを明日にでも叶えようとしている。いや別に脅しのために言うだけで、実行しなくても良くないか?と、あまり熱中できなかった。 二話目⭐︎2 一話目は好き。二話目は大学受験してないからかあんまり刺さらなかった。 1話100ページほど。これだけ書けるなら、5話くらいのボリュームで読みたいなと感じた。私は短編集(たとえば『きみはポラリス』『風味絶佳』など)が好きなので。

    0
    投稿日: 2025.05.30
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    2作品収録してあります。作者のストーリーのレベルが上がっていく感じもして、後半は惹きつけられました。素敵な形容詞がいっぱいで、物語の描写が個性的でした。

    0
    投稿日: 2025.05.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2025/03/11予約 26 2作品とも辛い読後感。 国民的未亡人 信頼していた人から言われたことで揺れ動く美紘が切ない。自分の見たまま感じたままを信用する強さが欲しい。 ただ君に幸あらんことを 毒親と思われる母親に似ている自分を認識したうえで冷静に対処できる、このお兄ちゃんは賢い人だと思う。体調を崩しながら受験する妹の盾になり最後はやっと自分のしたいことを告げる。この兄妹が幸せだと感じる生き方ができるといいな。

    1
    投稿日: 2025.05.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    良い作品だと思うけどnot for meだったかも、、、 2本目、兄もアプローチは違えど母の血が通ってるなと思った。良くも悪くも人の人生に介入してしまう感じが、、、

    1
    投稿日: 2025.05.11
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    ただ君に幸あらんことを 閉鎖的な空気感の描写がリアルでどんどん引き込まれていき、読みながら苦しくなった 前作に引き続き読みやすい!

    0
    投稿日: 2025.05.06
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    母親から受けたトラウマを分かち合う。 それができるのは同じ親の元で育った兄妹だけだ。 そういう、同志みたいな、戦友みたいな関係がリアルだった。 そういう家で育った妹は、兄の被害を見て学習できるから、退避策が講じられる。 だけど、兄は妹よりも早く成長し、家庭以外の社会に触れることができるから、早く逃げることができる。 兄が逃げている間に母のそばにいるのは、いざるを得ないのは、妹だ。 そうやって、兄と妹それぞれにずるさがあって、お互いそれを引け目に感じている。  兄は大人になって、自分の置かれた状況を客観視できるようになり、それと妹を重ね合わせる。自分の経験に基づいて、何かしてやりたいと思う。逃げた期間の負債を返すように。 兄が先に大人になる。そのことに妹は救われる。 自分より早く家から逃げることができた兄を責める気持ちを抱えながら。 それでも、兄が大人になって、初めて妹は妹になれて、そうやって兄妹の関係が更新されていく。 兄妹は大人になるほどその上下が際立っていくのかもしれないと思った。

    0
    投稿日: 2025.05.06
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    聞いてはいたが思ってた以上に純文学(本筋とあまり関係ない風景描写がやけに入り込むこととか)で、その割には読みやすい。 ただ、表題作だったら主人公が妹に肩入れする内面とかのように、登場人物の行動理由についてもう少し深掘りしてくれてもよかったかな、と思いました。そこを曖昧にぼやかすのが純文学っぽさなのかもしれないけど

    0
    投稿日: 2025.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みやすい文体ですらすら読めた。おすすめしたい作品。 1つ目は軽快で明るくなれる。 2つ目は毒親で重くてつらくてやられた。

    0
    投稿日: 2025.04.27
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    国民的未亡人 あまり好きじゃなかった。よくわからなかった。 ただ君に幸あらんことを 読んでてしんどくなった。 実際、受験や人生の選択で親にこんなに言われたことはないけど、それでも入り込めたし、言葉ひとつひとつが鋭利だった。会話のスピード感や描写の仕方、量が適切な場面に適切に存在していて、飽きなかった。

    0
    投稿日: 2025.04.18
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    2編目「ただ君に幸あらんことを」 読み終えてから色んな感情が押し寄せて泣いてしまった。 まず文章がただの「説明」ではない、非常に文学的な美しさを伴っていて無駄な言葉がひとつも無かった。 主人公は一人だけれど、登場人物全員に人生があることを思わせる描写がされており、安易に誰かを悪者と決めつけさせない、作者の繊細な優しさのようなものを感じた。

    1
    投稿日: 2025.04.17
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    短編集2篇 国民的俳優の年若い妻、夫の死後3年経って思い知るその本当の姿を描いた「国民的未亡人」.毒親の母からの親離れ自立を描いた表題作。どちらも揺れ動く心情がよくわかって胸に響いてきた。

    0
    投稿日: 2025.04.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ラランドが好き、ニシダさんの書く文章が好き 1作目の「不器用で」も読んだけど、 より引き込まれてより心理描写が繊細に描かれてて 凄かった…凄まじかった。読んで良かった。 「国民的未亡人」 もう会えない人に想いを馳せる描写がグッとくる。 自分が体験したことかのように切ない気持ちになった。 「ただ君に幸あらんことを」 いわゆる"ヒステリック"で"毒親"じゃん… と思ってしまった 人生山あり谷ありだし、今の結果だけ見て教育として「成功した」「失敗した」って浅すぎるよお母さん… 長い目で見たらどう変わるかなんて誰も分からないし、その度に態度をコロコロ変えるの?ありえない。って感じだけど実際にいるんだろうな。 そして私も子育てをしていないから、子ども目線でこう考えてしまうけど親から子に対するある種幸せになってほしいっていう祈りのような感じなのかな。 ありがた迷惑ですけど。 読み終わった後、千世にも晃成にも幸あれと思った。 こんなに感情移入できるなんて ニシダさんの文章をもっとたくさんこれからも読みたいと切実に思いました。

    0
    投稿日: 2025.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ①国民的未亡人 国民的スターである俳優の夫を亡くした妻にフォーカスを当てた話。 夫の年齢は不詳、妻は33歳。歳の差婚を想像させるが、夫についての情報を与えず読者に想像させる構成だった。 不倫疑惑についての明確な答えは無し。 ただ妻がすでに亡き夫に向き合い続けた結果、決してそんな人物ではない、自分の信じた夫を信じるという結末。 夫を取り囲む人たちから、自分の知らなかった夫本来の姿だったり人間性を解いていく。 正直あまり印象的な場面はなかった。 ②ただ君に幸あらんことを 本のタイトルにもなっている話。 教育熱心が生きすぎた母と、長男長女の物語。 これは結構面白かった。 「千世の好きなようにやらせてやってくれ」 というフレーズが多かった。 これは本当に大事なことだと思う。 親として、子供に苦労させたくないがゆえに行きすぎた教育になってしまい、結果的には親である自分自身が恥をかきたくないからという、子どもへの本来の愛情を忘れてしまっている結構あるあるなパターン。 強制しすぎると、後から取り返しのつかないことになる。 最後はまさにそういったシーンを描いていたが、ここの、「強制と自由」の塩梅は本当に難しいなと思った。 自由にすること即ち放置ではなく、なぜそれをやりたいと思うのか、自分はどうしたいのか、そういったことを話しながらコミュニケーションを取っていくことで、好きなことをさせる という結果を得られるのじゃないかと思う。 支配下に置いたり、怒りに任せたり感情的になったり、そんなことは逆効果でしかなくて、理論と感情の両面から対話することが大事なのだと思わされた話だった。

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    投稿日: 2025.03.10
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    繊細な感情を表現した作品 これがお笑いコンビのニシダの作品と 読み終わってから知った 大俳優の未亡人となって 過去の思い出を語らされるインタビューやテレビ 日常でも完璧な俳優だった夫 他者から浮気を匂わされても 何も見つける事は出来ない 母親の受験や進学に関する圧力に 苦しんだ長男 進学は希望通りにいかず しかし就職は一流企業に決める事ができた 同じ状況の妹の事を知り 母親に束縛されて来た時代にフラッシュバック 妹をフォローしながら自分も束縛から逃れようと行動する こんな親何処にでもいるよ でも人口減少の時代にはこの価値感 どう変化するんだろうか

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    投稿日: 2025.03.08
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    割と読む人の受け取り方に委ねられる事が多くて、入り込まずに読むとスリリングさとか、泣きどころとか、あまり感じられずにすんなりと終わってしまうかもしれない。 全体的に楽しく読めるけれど、あともう一歩気持ちを鷲掴みしてくれるような共感部分だとか、反発部分とか、カオス部分とか、何かしらあるともっと面白かったような気がする。 読んでいて人物が生き生きと動くとまではいかなかった。

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    投稿日: 2025.03.04
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    私の大好きな2人組コンビ【ラランド】の片割れである西田(著者名はニシダ)が執筆した本である。ニシダは今回で2作目の執筆であり、1作目は5作品収録の2作目は2作品が収録されている。 ニシダの作品の特徴は情景描写や人物描写の際に使用する比喩表現が圧巻である。他の人ではあまりみないような表現を使うのである。1作目で非常に感じていたが、本作品でもしっかり炸裂していた。 タイトルにもなっている「ただ君に幸あらんことを」は家庭内順位をテーマとした作品となっている(これはニシダが言っていました)。 会話が多いためページ数に対してそこまで文字量は多くないので、非常に読みやすい作品となっております。 純粋に読書が好きな人にもおすすめです。

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    投稿日: 2025.03.02
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    ニシダが家族小説を書いているというのが、すでにどんでん返し。 綺麗だけど綺麗なだけではない。 温かいけど冷ややかさもある。 愛があって、愛ゆえに家族というものは非常に歪がみやすい。

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    投稿日: 2025.02.28
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    2作目「ただ君に幸あらんことを」 ニシダに泣かされた 心がぎゅっとなった 皆幸せになってほしい 声溜めを聞いてて、 サーヤから書かないの?って尋ねられてた場面にたまたま遭遇して、小説家ニシダ誕生のきっかけに立ち会えた気がする 嬉しい

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    投稿日: 2025.02.23
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    自分で自分の意志、選択を決定する。その姿が人々に勇気を与える。それができるようにそっと見守り、時に声掛けをする。それくらいだ、家族にできることは。逆にそうであれば、円満に進むと思うのだが。

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    投稿日: 2025.02.23
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    〈国民的未亡人〉 前半、描写が細かいなという感想が強く 個人的に、話を先に進めてほしいと思っていたけど、中盤からの展開が面白く、後半は特にサクサク読んでしまった。 SNSなどでも見かけた感想だが、タイトルの受け取り方が後半から何回か変わって面白かった。 〈ただ君に幸あらんことを〉 母親に対しての苛立ちがすごかった。 ニシダの過去を詳しく知らないけど何かリンクすることがあるのかと少し気になった。 こういった話を読むたびに子供に「良かれと思って」過剰にあれこれ言わない親になろうと強く思う。

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    投稿日: 2025.02.14
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    佐久間さんとサーヤさんの話題から予約していた本書。手元に届き1ページ、ニシダ氏が書いたと想像できない綺麗な文体。難しい表現や普段使わない漢字を一切省いたような、読みやすく、ストーリーに入りやすい言葉の使い方。 一冊の関連性はどちらも相手を想う主人公の葛藤や悩み。段々と顕になっていく本性とその感情に抗おうとする気持ちとが交差している。 素直に読み進め、どちらも完全回収ではなく読書に委ねる形。こんな表現をする方なんだなぁと再度振り返る。 所々にあるイメージづける表現は見たこともない登場人物を想像させる。〇〇の芸能人っぽいではなく一人一人に。 読み進めてよかったです。

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    投稿日: 2025.02.06
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    部屋の張りつめた空気感、向けられた視線、投げられた言葉、それに反応する体温が生々しく感じられる。贔屓目なしにしても素晴らしい作品

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    投稿日: 2025.02.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「国民的未亡人」 表現がうまい。と言っても、壮大な景色だったり風景を読者の頭にありありと描くような類の意味ではない。誰しもが体験していそうななんでもない動きを違和感なく、だが埋もれないくらいの絶妙な言葉を使って描かれていた。 茂野くんの言葉の意味は何だったのか。単なる彼の勘違いか、それとも美紘の理想像から離れていた要素だったため気付こうともしなかったが故なのか。色々な考えができる話だった。だからこそ最後は少しの物足りなさも感じた。 「ただ君に幸あらんことを」 圧倒的に読みやすい、文章が頭にスラスラ入ってくる。だからこそ、子のためという名目で追い込む母の姿やストレスに押しつぶされていく千世の様子にはキツいものがあった。 「学費の高い私立の一貫校入れてあげてるのに何考えてるのかしら」「あんたは高卒で野垂れ死んでも悲しくないわ」「晃成はやれば出来る子だって、あたしずーっと思ってたの」前半ふたつのセリフと最後のセリフが同じ人物が発していると思うとゾッとする。そんな母親でも最後のセリフを聞いた瞬間は憎しみが消えたと言うのだからそれだけが理解できない。手のひら返しが激しいだけのように感じる。 2人の未来が気になりすぎる。もっと続きが読みたいと感じる作品だった。

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    投稿日: 2025.02.06
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    閉塞感ある家庭環境が生々しく表現されていた。自分を取り巻く環境とは異なる部分が多いけど、登場人物達の支配や依存や献身といった様々な感情が交錯してて、中には共感できるものもあった。自由に、優しく、強くありたい。 前作でも感じたけど、陰陽問わず各登場人物の感情描写が秀逸だった。著者は昨今、演技の仕事も増えてきているため、その中で培われた感受性や表現力も活きているのかもしれない。 あと、音楽スタジオの描写が思ったよりも細かくて面白かった。(マーシャルアンプの真空管あたためる時間待ちのところとか)著者がウクレレの心得あるからかな。

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    投稿日: 2025.02.05
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    ただ君に幸あらんことを ニシダのおかんに対する感情がとくと感じられ 自分のおかんおとんに対する感情と重なって 同情?し、当時を思い出して怒り でも少し寂しくなった

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    投稿日: 2025.02.03
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    「国民的未亡人」 細かい情景描写が過剰だなと思うところがあったが、この先に何かあるのでは?と思わせるものがあった あっさりと終わり、まだ何かあるんでしょう?と思った 「ただ君に幸あらんことを」 技巧ではなく、率直で素直な文章で書かれており、一気に読めた 自分では抗いきれなかった母への思いの爆発、妹への想いに心が動いた 今後展開のあるさらに長い作品を期待します

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    投稿日: 2025.02.02