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ママはいつもつけまつげ ~母・中村メイコとドタバタ喜劇~
ママはいつもつけまつげ ~母・中村メイコとドタバタ喜劇~
神津はづき/小学館
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総合評価

3件)
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  • 山野マリアのアイコン
    山野マリア
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     メイコさんは、家庭ではいつも酔っ払っていて、そのこどもたちは不良になっても不思議ではない家庭環境なのに、三人良くまともに育ったなあと、感心した。カンナさんが自転車でメイコさんの体を自分の身体に縛り付けて、自宅へ連れて帰る場面、はづきさんがテスト勉強しているのに、水割りのグラスを運んできて「これ飲んで寝ちゃいなさいよ」と言うメイコさん。面白すぎる。  きっと子供達は、外へ出ると、「中村メイコ」という看板を背負って必死に頑張っている母親の背中を見ていたのだろうなあ。  普通の家庭とは全く違う神津家ではあるが、みんな家族を尊重し合う暖かいものを感じた。

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    投稿日: 2025.06.06
  • kpumlibのアイコン
    kpumlib
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    幼稚園のバザーでクッキーを焼いたり、販売などで働く他のお母さんたちから離れ、一人頬被りをして焼き芋屋のおじさんみたいな声で「はい、ごめんなさいね~ゴミ拾わせてね~」と長いトングで園庭のゴミを拾って歩いている母親。「ウチのママは変!」と父親に抗議すると「はーちゃんのママは変なんだよ!パパも我慢するから、はーちゃんもずーっと我慢をしなさい」と諭される。4歳からのずーっと我慢は、母中村メイコが亡くなるまでずーっと続く。著者である次女は「敵を討つつもりで書いた」のだそうだ。長年の我慢を思うと敵も打ちたくなるだろうが、外野は笑わせてもらった。そしてはーちゃんと同じく、メイコさんてちょっと変!と私も思った。

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    投稿日: 2025.05.01
  • ichiroh0157のアイコン
    ichiroh0157
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    以前窓ぎわのトットチャンの著書を読み今回は中村メイコさんの生涯になる私生活を子どもの次女の神津はづき氏による話しだった。うふふははは笑いながら読み終えた。メイコさんの人柄がよく出ていて嬉しかった。ただ酒量がちょっと多いのである。酒豪の部類に入る。まあ人に迷惑かけていないから良しとしよう。出てくる芸人も殆ど知った人ばかりで小生と同年代の方ばかりでした。

    1
    投稿日: 2025.02.14