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総合評価

47件)
3.8
8
14
16
0
0
  • ハルノのアイコン
    ハルノ
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    楽しみにしていた一冊をようやく読めた。楽しかった! 江神シリーズ二編は雑誌で既読だが、忘れていた(「早くね?」とおもったが4~5年が経っていて驚いた)のでワクワクした。江神シリーズや火村シリーズに通じていないひとにシリーズの魅力が伝わるかは好み次第という感じ。ただ、著者みずからが言うように有栖川有栖作品の味は濃く、存分に堪能できそう。これは良し悪しではなく、ただの好みの話。もしピンと来なかったかたがいたら、ぜひシリーズ一色に染まった長編や短編集を読んでみてほしい。旅情溢れる『マレー鉄道の謎』なんていかが?

    2
    投稿日: 2025.06.16
  • wakanoaのアイコン
    wakanoa
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    このレビューはネタバレを含みます。

    寄せ集め感は否めないが、江神さんと火村助教授(准教授)を同時に読めるのは、なんとも贅沢で得した気分である。 特に江神シリーズは、なかなか新作が出ないので、久しぶりに会えて嬉しかった。 シリーズ外の2作品は、それぞれおもしろかった。 「ミステリ作家とその弟子」では、単なる童話も捉え方次第で、様々な姿をみせてくれることがわかり、とても興味深い。 作家の発想の豊かさのおかげで、私も豊かな気持ちになれた。 「小さな謎、解きます」は、もっと内容をふくらませて、1冊の本にしてほしかった。 とても楽しい設定だと思う。 いつも的外れで、存在意義に疑問を持っていたアリスが、珍しく勘を働かせ、解決に一役かっていた。 いうもこれぐらい頑張ってくれるとよいのになぁ。 2025/06/12 09:47

    2
    投稿日: 2025.06.13
  • tamazusa_doのアイコン
    tamazusa_do
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    単行本未収録作品を集めた短編集だという事だが、古いものがある。 「海より深い川」と「砂男」がそれ。 どちらも、法令や社会情勢が変わったり、発表時期を逸するうち、他の作品にアイデアを流用してしまったもの。 そういう背景をお伝えした上で読んでいただくことにしたということ。 あとがきに作者も「『砂男』は、いかにも有栖川有栖が書きそうな話!」と書いているが、私もそう思う、満足な読後感でした。 【女か猫か】江神二郎シリーズ 有馬麻里亜(ありま まりあ)が持ち込んだ謎。友達のガールズバンド内の、一人の男性をめぐる、あれこれ。 【推理研vsパズル研】江神二郎シリーズ  アンソロジー『神様の罠』で既読。でもいまだに青い目と緑の目のパズルの説明がよく理解できない・・・ 【ミステリ作家とその弟子】 ・刑部慶之助(おさかべ けいのすけ)59歳、ベテラン作家。最近スランプ気味 ・御堂清雅(みどう せいが)25歳。今時珍しい内弟子。1年前に、どうしても、と押しかけてきた。小遣いをもらう程度で、今まで刑部の妻・萌子がやっていた雑用も一手に引き受けた。萌子は楽になり、刑部も重宝しているが・・・ 御伽噺の分析が面白かった。 【海より深い川】火村英生、作家アリス 大阪湾で発見された2体の死体を「海より深い川」という言葉が結びつける。 【砂男】火村英生、作家アリス 「砂男」という都市伝説が子供たちの間で広まっている。 眠ったきり目が覚めないというのは、子供心にもとても怖いに違いない。 【小さな謎、解きます】 樋間直人(ひま なおと)28歳。定職につかずブラブラしていたが、祖母が占いの館を引退するにあたり、後の借り手がつかなかったため、何でもいいから商売をしなさい、と物件を託したのだ。 直人はそこに『街角探偵社』を開く。お客が来ないので、「小さな謎、解きます。お気軽にご相談ください」と書き足した。

    2
    投稿日: 2025.06.10
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    さな
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    江神二郎と火村英生が1冊で出てきてお得、だけどファン向け。酷くもないけれどめちゃくちゃ面白い短編があるわけでもなく、60〜70点くらいが続く。 一番よかったのはノンシリーズの『ミステリ作家とその弟子』だった。幻の作品収録といえば聞こえはいいけど、寄せ集めだからこんなものか……。

    0
    投稿日: 2025.05.18
  • ちーたんのアイコン
    ちーたん
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    あとがきを読んでなるほど…。 (先に読んでからでも楽しめたかも知れない) 同じ作者でも、それぞれ違うシリーズ・年代の作品をまとめるとなると、構成や順番決めだけも大変なんだなぁ…。 そもそも大分前の作品『砂男』を表題作として、なぜ現在アンソロジーとして出したかったのか? ⇒大阪絡みだろうか?編集部絡みか? ■江神シリーズの大学生アリスと、 ■火村シリーズの小説家アリス アリスが別人格というのは有栖川作品初心者の私は知らない設定だったので、予備知識として知れて良かった。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 1.女か猫か【2021.5オール讀物】 2.推理研VSパズル研【2020.7 オール讀物】 3.ミステリ作家とその弟子【2023.7 オール讀物】 4.海より深い川【2004.5 小説NON】 5.砂男【1997.1~12 大阪人】大阪21世紀協会 6.小さな謎、解きます【2018.12 JTウェブサイト】 『ミステリ作家とその弟子』の不穏な終わりかたが良かった。『砂男』は都市伝説絡みまでは興味深かったけど、殺人動機が少し短絡的すぎた。

    15
    投稿日: 2025.05.12
  • robin1101のアイコン
    robin1101
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    Amazonの紹介より ●ついに読める! 火村英生 幻の事件 都市伝説“砂男”を調べていた学者が刺殺された。死体にはなぜか砂が撒かれていて……。奇怪な殺人事件に火村とアリスが挑む表題作など、これまで雑誌掲載のみとなっていた幻の〈火村シリーズ〉2作をはじめ、〈江神シリーズ〉やノンシリーズの貴重な作品6編が一冊に! すべて単行本未収録。 江神二郎と火村英生が一冊で競演する、 贅沢なミステリ作品集。 6つの短編集でしたが、それぞれ様々な切り口で解決していくので面白かったです。 異なるシリーズで、異なるアリスを1冊で楽しめるので、お得な本かなと思いました。 個人的に知らなかったのですが、火村シリーズに登場するアリスと江神シリーズに出てくるアリスは別人であり、別の世界線で生きているということなので、最初読んだ時は、雰囲気が違っていたので、違和感だったのですが、後にそういうことを知ったので、納得です。 ただ一番好きだったのは、江神シリーズでもなく火村シリーズでもなく、ノンシリーズの「ミステリ作家とその弟子」。 ミステリー作家が住み込みの弟子にミステリーの書き方を指導をする物語になっているのですが、最後のどんでん返しが印象的でした。また童話にミステリー的要素にして論議するのも面白かったです。

    2
    投稿日: 2025.05.09
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    はるき
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    先月は本読まなかったので久々の読了。江神シリーズと火村シリーズと、独立したお話が2本入った贅沢な短編集でした。 やっぱり有栖川先生の短編面白いなあ。 一冊にまとめて収録されてるからか、ビターな雰囲気の火村シリーズと皆で集まってわいわいと謎を解く江神シリーズの対比がより鮮やかに浮かび上がってる感じがあってすごく楽しかったし、ノンシリーズの2作がこれまた結構シビアな雰囲気があるものと、ものすごくライトに読めるお話だったのも嬉しい。 短編集の最後にデザートみたいに軽やかなお話が入ってるの大好きだな〜。

    2
    投稿日: 2025.05.03
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    ハルめめ
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    江神シリーズと火村シリーズがまとめと読めるお得な一冊。江神先輩が好きなので嬉しかった。火村シリーズは相変わらず切ない雰囲気をまとっていて読み応えがありました。面白かった。

    0
    投稿日: 2025.04.25
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    19857021
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    私の目に友人は、狼のように不敵で逞しい男として映る。しかし、同時に浜辺の砂の城のようにもろく見える瞬間も、時々あるのだ。

    0
    投稿日: 2025.04.19
  • Lukeのアイコン
    Luke
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    単行本未掲載作品を集めた短編集。ミステリ作家がどのようにトリックや推理を構築しているのか?を伺いしれるような作品があったり(気のせい?)楽しめました。江神、火村両シリーズに登場するアリス(同一人物ではない)の醸し出す雰囲気が好きです

    8
    投稿日: 2025.04.18
  • 蒼子のアイコン
    蒼子
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    単行本未収録作品って、実際満を持して読むとなんとなくお察してなるものですが、この未収録作品短編集もそんな印象。 殺人事件扱ってるのは3作。 江神シリーズ2編、火村シリーズ2編、ノンシリーズ2編。 「女か猫か」 江神シリーズの日常系ミステリ。 長編ではおおがかりな事件に巻き込まれがちなミス研も短編だとつつましい事件に。 2021年初出だからそこまで古くない作中。 「推理研VSパズル研」 パズルもミステリも好きなのでそんな違うものかなとちょっと思う。 パズル研から出された問題をみんなで解く、学生らしいアリス達が見られる。 「ミステリ作家とその弟子」 ノンシリーズ。 有栖川有栖の創作方法垣間見えたり。 前2作の流れで日常系かなと思いきや……という感じ。 「海より深い川」 火村シリーズ。 2004年なので作中と現在で法律が変わってしまった故に収録されてなかった作品。 と説明先にされるのでちょっとネタバレしてる。 意外と因幡と2人で会ったりしてるんだな、アリス。 「砂男」 一番古い97年の作品。 火村先生が助教授だった頃懐かしい。 都市伝説に関する事件。 長編化しようとしていただけあって、なんか要素が多いなという印象。 アリスが金縛りにあったりホラーチックに始まったわりにそうでもなく。 火村先生が社会学者界隈でどんな感じなのか垣間見える。 「小さな謎、解きます」 ノンシリーズ。 探偵事務所に来るタイトル通りの小さな謎の話。 加熱式煙草の宣伝なのでそんな感じのちょっとした小咄という感じ。

    1
    投稿日: 2025.04.17
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    あまぐも
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    火村シリーズと江神シリーズが並び立ち、さらにシリーズ外の作品も一緒に読める稀有な一冊。表題作は都市伝説の砂男について研究していた大学教授が刺殺される事件。都市伝説の意外な始まりに、そんなものかもしれないと思わされる反面、殺人の動機に纏わる経緯があまりに俗物的で情けなくなる。アリスあっての火村先生だということを再認識した作品でもあった。

    0
    投稿日: 2025.04.08
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    fuku ※たまにレビューします
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    火村シリーズ、江神シリーズ、ノンシリーズの単行本未収録作品を集めた短編集(表題作は中編?)。 時代の変遷を感じさせるものもあるが、ノスタルジーと思えばそれもまた味わいがある。 「女か猫か」(江神シリーズ) 女性メタルバンド+作詞担当の黒一点の微妙なバランスを崩壊させかねない密室事件。 アリスもマリアも分からない謎を、同じビデオを見た江神が一度で解いてしまうところはさすが。 「推理研VSパズル研」(江神シリーズ) 頭の体操に出てきそうな、奇妙な掟がある村で起こった問題をパズル研究会から出された推理研究会の織田と望月。例によって江神に泣きつくことになるのだが、もちろんあっという間に解いてしまう。答えも正しく頭の体操。 だがここからが推理研。ただ答えを出すだけにとどまらず、その村の背景まで推理を始める。パズル研に呆れられながらもああでもないこうでもないと盛り上がるのが学生アリスシリーズらしくて楽しい。 「ミステリ作家とその弟子」(ノンシリーズ) 本筋はシンプル。作家とその弟子の不穏な関係がそのまま結末に至る。 だが途中にある、童話をミステリに仕立てる論議が面白かった。作家さんの真骨頂。『うさぎとかめ」がこんなブラックミステリーになるとは。 「海より深い川」(火村シリーズ) 『海より深い川』という謎めいた言葉を残して亡くなった男。もう一人、殺害された女性の自宅では、その直前に4人の男女が言い争っている声を聞かれていて、その中にやはり『海より深い川』という言葉があったという。 時代を感じさせるが、だからこそ起きた事件とも言えて、そこが堪らない。文学的でもあり哀愁も感じる。 「砂男」(火村シリーズ) 都市伝説の研究をしていた大学教授が、都市伝説の『砂男』の話を準えたーズ、江神シリーズ、ノンシリーズの単行本未収録作品を集めた短編集(表題作は中編?)。 時代の変遷を感じさせるものもあるが、ノスタルジーと思えばそれもまた味わいがある。 「女か猫か」(江神シリーズ) 女性メタルバンド+作詞担当の黒一点の微妙なバランスを崩壊させかねない密室事件。 アリスもマリアも分からない謎を、同じビデオを見た江神が一度で解いてしまうところはさすが。 「推理研VSパズル研」(江神シリーズ) 頭の体操に出てきそうな、奇妙な掟がある村で起こった問題をパズル研究会から出された推理研究会の織田と望月。例によって江神に泣きつくことになるのだが、もちろんあっという間に解いてしまう。答えも正しく頭の体操。 だがここからが推理研。ただ答えを出すだけにとどまらず、その村の背景まで推理を始める。パズル研に呆れられながらもああでもないこうでもないと盛り上がるのが学生アリスシリーズらしくて楽しい。 「ミステリ作家とその弟子」(ノンシリーズ) 本筋はシンプル。作家とその弟子の不穏な関係がそのまま結末に至る。 だが途中にある、童話をミステリに仕立てる論議が面白かった。作家さんの真骨頂。『うさぎとかめ」がこんなブラックミステリーになるとは。 「海より深い川」(火村シリーズ) 『海より深い川』という謎めいた言葉を残して亡くなった男。もう一人、殺害された女性の自宅では、その直前に4人の男女が言い争っている声を聞かれていて、その中にやはり『海より深い川』という言葉があったという。 時代を感じさせるが、だからこそ起きた事件とも言えて、そこが堪らない。文学的でもあり哀愁も感じる。 「砂男」(火村シリーズ) 都市伝説の研究をしていた大学教授が殺され、都市伝説の『砂男』の話を準えたかのように遺体に砂をかけられた状態で発見された。犯人は本当に『砂男』? 中編らしく、話としてはシンプルなのだが怪しい人物が次々現れたり、被害者の過去の問題が浮上したりと楽しませてくれる。 だが最後はやはりセンチメンタル。このあたりが私がアリスシリーズが好きな理由かも知れない。 「小さな謎、解きます」(ノンシリーズ) 樋間直人(ひまなおと、「こ」を足せば「ひまなおとこ」になる)が営む『街角探偵社』に持ち込まれる、本当に『小さな謎』。 だがうがった見方をすれば、小学生の健斗が黒幕っぽくもある。彼が大きくなって、直人とバディを組む話も読んでみたいような。

    43
    投稿日: 2025.04.06
  • shiponのアイコン
    shipon
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    学生アリスと作家アリスが1冊で…! 短編に入れる予定だったのに法律が変わってしまったり、長編に書き換えようと思っていたが社会情勢が大きく変わってしまい書き換えたれなかったりした作品が入っているそう。 個人的には、「推理研VSパズル研」が好み。 パズル研から出されたパズルにただ答えるのではなく、そこから推理研らしくミステリ調に物語を作っていく。 物語ってこうやって作っていくのかなとワクワクしながら読みました。

    15
    投稿日: 2025.04.02
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    めぐみ
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    ファン垂涎の未収録ミステリ6編! その名の通り。あとがきも楽しめた! 時間を経て、学生アリスへの作者の父親のような温かな視線がいい。マリアのこと大好きだだ漏れなのもいい笑

    6
    投稿日: 2025.03.26
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    千葉経済大学総合図書館
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    配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01437060

    0
    投稿日: 2025.03.24
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    shifu0523
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【収録作品】 前口上 女か猫か…江神二郎シリーズ(学生アリス) 推理研VSパズル研…同上 ミステリ作家とその弟子 海より深い川…火村英生シリーズ(作家アリス) 砂男…同上 小さな謎、解きます あとがき あとがきでそれぞれの短編の成り立ちのようなことが語られていて興味深い。

    5
    投稿日: 2025.03.06
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    なごみーる
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    このレビューはネタバレを含みます。

    学生アリスと作家アリスの両方が堪能できる短編集! 「女か猫か」 いや内容よりも待って、アリスってそんなにもマリアのこと思ってたの!?!?!?!?!紡ぐ言葉すべてが美しくて重い……ほんま尊いっす。 「推理研VSパズル研」 別のアンソロで読んでいたから再読なんだけど、よくもまあこんなことを思いつくのだと感嘆する。 いいなー瑞々しい学生生活。 「ミステリ作家とその弟子」 こちらも再読。ウサギとカメの別視点での話、すごく面白かった。オチは失速だけどいいのよ、これが読めただけで。千夜一夜物語とは言い得て妙。 「海より深い川」 そういうこと!?って新鮮に驚き。珍しくスピーディーに解決したわ。アリスの一言が火村の役に立って嬉しい。 「砂男」 表題作。やっぱ有栖川有栖のなにが好きって余韻がある終わり方よ。 「小さな謎、解きます」 さくっと読めるほのぼのミステリー!微笑ましい作品でした。

    1
    投稿日: 2025.03.05
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    場末の逸般人
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    アリス、火村、江神豪華なお話の詰め合わせです。 JTで発表されていた短編も読めて満足です。 煙草が吸いたくなります... 色々な世界観を少しずつ摘んでいくような感覚でした。

    0
    投稿日: 2025.03.01
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    housekeeperz
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    火村アリスだったり江神アリスだったりオリジナルだったりいろんなお話が入ってる短編集。先日読んだトリビュート本がまさにそういう感じだったので、本作を読みながら「これはオマージュ・・・ではなく本人が書いた奴だ」とちょいちょい頭がバグった。いやだって江神アリスの供給ペースを考えたら・・・・ねえ。 おもしろかったんですけどね。なんていうかもう江神アリスのあの推理研の面々のやりとりをまた読めただけで感涙ものです。それだけで評価をがっつりあげたくなっちゃう。新作長編ホントに待ってます。まあそれだけでなくても作品自体もとても面白かったんですけどね。推理パズルにストーリーを考えるのとかもうたまらないです。 それと前書きで空閑純の名前を確認できたことにもちょっとびっくり。なんとなくですが、失礼ながら有栖川さんの中でもう「なかったことになってる」シリーズかと思ってたもので・・・こっちの新作も期待していい・・・でしょうか?

    1
    投稿日: 2025.02.27
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    帆掛船
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    2025/2/16読了 諸般の事情でこれまで単行本未収録だった〈火村英生〉シリーズ2作を収めた貴重な一冊。ではあるが、折角収録して貰って申し訳ないが、ミステリとしては〈江神二郎〉シリーズの方が、特に『推理研VSパズル研』が好みであった(論理パズルの荒唐無稽な設定から、筋の通った物語を作り上げていく妄想力!)。また、『海より深い川』とアイデアが被っているという『闇の喇叭』。――そんな話だったっけ? と再読したくなった。 前口上で、火村先生と江神部長が一冊の中で競演するのは二度と起きない事態とあったけど、そんなつれないことは仰らず、なんなら濱地健三郎やソラ(短編作品あるのか?)も交えた、シリーズもの主人公そろい踏みの“超豪華短篇集”とか編んで頂いても一向に構わないのですが……。

    19
    投稿日: 2025.02.16
  • こんちゃんのアイコン
    こんちゃん
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    単行本未収録の作品群。中でも私は 推理研VSパズル研 と、ミステリ作家とその弟子 が興味深く読めました。自分は考えている途中経過を知ることが好きなのかなと思いました。

    2
    投稿日: 2025.02.15
  • 大吉堂のアイコン
    大吉堂
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    未収録作品集。 学生アリスは、謎に対してみんなでわちゃわちゃ取り組むのがいいですね。いかにも青春の1ページという感じで。 作家アリスは、時代を感じさせるものの、いつものキレ味が素敵です。 ノンシリーズものは、有栖川ミステリの魅力を凝縮させた趣が楽しい。 様々な味わい楽しめる贅沢な一冊でした。

    3
    投稿日: 2025.02.12
  • mihoのアイコン
    miho
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    有栖川有栖ファンのための一冊という感じで、満足度高い!(つまり有栖川有栖初読みって人には、微妙かも…) やっぱり作家アリスシリーズ最高だな。もうね、火村&有栖川コンビのやり取りを読んでいるだけで楽しいのよね。 学生アリスシリーズは少し仲間に入れない気分(?笑)だけど、『推理研VSパズル研』がおもしろかった。 最初青い目と緑の目のパズルの解説がちんぷんかんぷんで、「え?これみんな分かるの??」と焦ったけど、まぁたぶん理解できた 笑 これが作中で言っていた“実際は推理について行けず、ぽかんとする人”なんだな。 あとね『ミステリ作家とその弟子』を読んで、芥川龍之介の『桃太郎』をオーディオで聞いてみた。これもおもしろい。 最後の『小さな謎、解きます』も好き。別の短編集を読んだ時も思ったけれど、JTで発表した作品がすごく短いのにとてもおもしろくて好みだ。 あー次、作家アリス・学生アリスの新作を読めるのはいつなんだろうか。

    2
    投稿日: 2025.02.05
  • 江上のアイコン
    江上
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    内容はともかく久しぶりにアリスの学生シリーズの空気感に触れられた事で星4つにしときます。 できれば学生シリーズの長編新作が読みたい。

    10
    投稿日: 2025.02.04
  • 海と青硝子のアイコン
    海と青硝子
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    なんとも豪華な短編集です。江神シリーズと火村シリーズ、そして魅力的なノンシリーズ。表題作「砂男」は、確かに長編で読みたかったなぁ…。トリックよりも心理戦で、最後の最後まで追い詰める幕切れを見たかったです。榎本有希さんが、とてもいいキャラなので、何処かでまた会わせていただきたいですね。

    14
    投稿日: 2025.02.04
  • autumn522akiのアイコン
    autumn522aki
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    学生アリスと作家アリスが一冊に収録?! いつにも増してパズラーを楽しめるミステリー短編集 #砂男 ■きっと読みたくなるレビュー 有栖川有栖先生の単行本未収録作品集です。人気シリーズの学生アリスと作家アリスが同じ一冊に入っているなんて珍しいですね、というかこれ以外にあるのかしら。 いつものとおり謎解きが面白い! 特に本作はエモさやエンタメよりも、パズラーって作品が多めですね。しっかりと楽しませていただきました。大ベテラン大御所先生ですが、これからも楽しい作品を期待しております。 ●女か猫か(学生アリス) マリアの友人である女子バンドメンバーたちが、推理研に密室問題を持ってくる。 バンドブームとかあったなぁ、懐かしい… 思わず大学生に戻りたくなりました。謎解きの根拠を読むと、わかるーって思ってしまった、我が家でもあるあるです。 ●推理研VSパズル研(学生アリス) 同大学パズル研の呑み会と同席した推理研メンバー。パズル研から謎解き問題を出され、全員で挑むことに… アンソロジー神様の罠で読んでましたが、再読しても面白い。よくある論理クイズを解きつつ、さらにミステリーの物語をつくってしまうという… ミステリオタクの変態っぷりをあますところなく味わえますね。 やっぱり学生アリスはいいなぁ、自身の青春時代を思い出してしまう。仲間たちの会話が楽しいし、キャラがみんな可愛いんですよね。 ●ミステリ作家とその弟子(ノンシリーズ) ミステリー作家が師匠となり、住み込みの弟子にミステリーの書き方を指導をするお話。 作家の師匠と弟子という、ありそうでない設定がおもろい! ミステリー作品談義がこれまた変態的で面白いんすよ。興味のない人が聞いたら、全く役に立たない内容ばかりなんだよね。また童話をミステリー化させる考察は、興味深かったですね。 ●海より深い川(作家アリス) あるカップルが殺害された。生前二人は「海より深い川を渡った、渡らない」といった会話をしていたという。果たしてどういう意味があるのか… ヒキが強い言葉ですよね、海より深い川とはどういうことなのか? 作家アリスらしい謎解きミステリーです。どの作品もなんですが、作家アリスはラストの引き際が好きなんすよー 短いお話の中にもエモさが光ります。 ●砂男(作家アリス) 都市伝説を調べていた大学教授が殺害された、死体には破壊された砂時計の砂が撒かれており… おもろいっすねー、かつて流行った口裂け女なんて懐かしい。そうそう、あれって岐阜県が始まりなんですよね。私、愛知県なんでよく知ってます。都市伝説というテーマ性、それに付随する登場人物の人間性がよく出ていて好き。また砂の謎についても、独特の品性みたいなのが出てるんだよね。 ●小さな謎、解きます(ノンシリーズ) 商店街にある小さな探偵事務所〈街角探偵社〉 今日もお金にならないささやかな相談事で賑わう。 キャラの可愛さが良いですね~、健斗くん。妙に電子タバコのイメージつけるよなって思ってたら、あとがき読んで納得しました。

    117
    投稿日: 2025.02.03
  • ゆいちゃんのアイコン
    ゆいちゃん
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    どの短編もおもしろかった! 有栖川ファンなら読んでおいて間違いない一冊。 最後の短編が日常ミステリで、探偵と、甥っ子の距離感がよく、続きが読みたいなと思った。

    0
    投稿日: 2025.02.03
  • pokopoko0713のアイコン
    pokopoko0713
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    なんて豪華な! 江神シリーズも火村英生シリーズもノンシリーズも読めるなんて贅沢! 内容もバラエティに富んでいてどの作品も楽しめた。

    10
    投稿日: 2025.01.30
  • ぽんたろうのアイコン
    ぽんたろう
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    このレビューはネタバレを含みます。

    江神あり、火村あり、ノンシリーズありのバラバラ短編集。楽しかった。久々にアリスのブルーバード見たな! 江神もの短編が比較的最近のものであるのに比べて、火村ものが短編集に収める時期を失ってたものというのもあり、わりと時代を感じさせるもので、そこにあべこべ感があって面白かった。昭和ガチ末期平成初期から時代動かない江神ものに対して、火村ものは平成から令和まで時代を生きながら34歳をキープするという、サザエさん時空というよりはもはやコナン時空のような世界だけど、これは昔の火村先生を今見てる感じで面白い。 『女か猫か』 アリスが可愛すぎてもう。なんてかわいいんだアリス。かわいい男子大学生代表だよアリス…。マリアの信長さんへの思いやりもまた良い。結末も良い。すでに懐かしい…っていうのもわかる。思い出がたくさんの大学生いいな。 『推理研VSパズル研』 モチ&信長の推理研凸凹コンビも大好き。謎に対決方式にしちゃう2人、いい。お互いの女の子の趣味についてわかり合ってる友情も面白いけど「風邪をひきかけてるみたいな声」がツボってのもなかなかニッチな…。 青い目と緑と目のパズルは知らなかったけど面白いな。子どもに出してみよう。 『ミステリ作家とその弟子』 ウサギとカメの話面白かった。以前謎屋珈琲店のイベントで有栖川先生が話してらしたハリウッド版桃太郎の話を思い出した。 作家の考えることってほんと面白いな…。 『海より深い川』 法改正のために短編集に入れなかったという話だったけど、それを聞いて東方新聞の因幡さん、登場して結構長いんだな…と思った。 有栖川作品、たまにこういうアイデアの作品あるけど、いつも上品にまとまるので安心感があるし、そこが好き。 『砂男』 久々のブルーバード登場。さすがにね…もう出せないよね…。とここに時代を感じた。ブルーバード現役時代かぁ。私は個人的に教員と学生の恋愛は大学であっても無理派。年齢差もあるけど、成績つける人とつけられる人の間ではね。 『小さな謎、解きます』 この探偵さんの短編集読みたい!なんという愛らしい話。テネシーワルツをエンドレスで聴きたい。

    1
    投稿日: 2025.01.30
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    Y
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    有栖川作品のなかで、トップクラスに良かった。 どの短編も納得できて、緻密で、意外性もある。ミステリとしての論理的骨格と、ストーリーとしての肉付けのバランスがすごくいいのが有栖川先生の好きなところ。本作は特にそれが際立っているように思った。 唯一「女か猫か」は刺さらなかった… 国名シリーズよりも好きかも?最近やや遠のいていたけどまた有栖川作品を読みたくなってきた。

    6
    投稿日: 2025.01.26
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    hazel8483
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    学生と社会人と両方のアリスが一冊で読める! ってだけで私的には満足確定。 学生アリスの2編は日常の謎系。 モチ先輩と信長先輩にマリアも加わって 江神さんに答えをもらう前に あーでもない、こーでもない、と論議。 サークル同士らしいワチャワチャ感が好き。 火村先生の2編では表題作より 『海より深い川』のほうが好みだなぁ。 事件現場から聞こえた会話から推理された 真相の余韻が哀しい。 ノンシリーズの2編のうち 『小さな謎、解きます』の雰囲気は ジュブナイルに向いてそうと思ったら JTのサイト用だったのですね。 短くて読後感もかわいいお話でした。

    2
    投稿日: 2025.01.25
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    caninha
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    学生アリスシリーズと、火村コンビのシリーズと両方の短編を読めて良かった。 表題作の「砂男」がテーマとしても好き。 あと最後の「小さな謎、解きます」もかなり好き。

    0
    投稿日: 2025.01.25
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    おけいはん
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    有栖川有栖作品の中でも特にシリーズものは、その安定感が何より魅力的。人物や風景の描写が丁寧で、短編であっても旅情やノスタルジーを味わうことができる。都市伝説からたまたま耳にしたフレーズまで、物語の切り口も多彩。それだけ作者の知識が豊富で、様々な物事にアンテナを立てているのであろうことが窺える。この作品に限らず火村シリーズも江神シリーズも作品の中で基本的な人物紹介などはなされるので初見でも問題なく読めるが、他作品を読んでからのほうがより楽しめる。特に江神シリーズは読んだのが随分前なので、何よりもその懐かしさに嬉しくなった。表題作の『砂男』は火村シリーズの一つで、火村と有栖の軽妙なやり取りによる読みやすさが持ち味。物悲しい結末もよかった。 寒い冬に、暖かい部屋でのんびり読みたい。そんな作品が揃っている。

    2
    投稿日: 2025.01.21
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    Nao
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    江神シリーズと火村シリーズ、それからノンシリーズまで、この1冊ですべて堪能できる。 普段店には出さないけど、ものすごく豪華な、まかないを食べさせてもらった感じ。 ごちそうさまでした。

    2
    投稿日: 2025.01.19
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    nobumtd
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    懐かしのアリスとマリア。 江神部長ほか推理研のメンバも。 このシリーズはふと読み返したくなるが、残念ながら実家の本棚にあるため、なかなか機会がない。が、今回は未収録の短編ということでおおいに愉しめた。 そして、火村助教授の活躍も。

    2
    投稿日: 2025.01.19
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    kikocokko
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    火村シリーズが好きな人にはいいのかもしれないが、私は初めてだったのでキャラ含めてそこまでハマらず。緩めの探偵モノ…という印象。

    1
    投稿日: 2025.01.19
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    musu-panda
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    2つほど読んだことがあり、少し残念。 江神シリーズ、マリア出てこない方がいいんだけどなー。 女子必要かなぁ?と疑問だし、出すにしてもサークル外(アリスのプライベート)の存在にして欲しかった。 と、言っても仕方ないけど、個人的願望です。

    1
    投稿日: 2025.01.18
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    hayasick0103
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    学生アリス2篇、作家アリス2篇、ノンシリーズ2篇。アリス物は当然として、ノンシリーズも面白かった。童話の深掘りは遊びごころがあって楽しいし、『街角探偵社』はシリーズとしてもうちょっと読みたいと思った。テレホンクラブ…懐かしい!

    0
    投稿日: 2025.01.16
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    NAO@読書&映画&日常
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    学生アリスシリーズ×2 作家アリスシリーズ×2 ノンシリーズ×2 と、有栖川有栖作品を堪能できるファンにとってはなんとも豪華なシリーズ。 正直学生アリスシリーズは完結しないんだろうなーと思っているので、こうやって読めるのはファンとして嬉しい。

    5
    投稿日: 2025.01.14
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    大雲
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    面白かった! 江神二郎シリーズと火村英生シリーズの短編がそれぞれ入っている夢のような1冊。 しかし読んでみると、それぞれの味わいで2冊分読んだ気持ちになる。 やはり表題作である火村英生シリーズの「砂男」が、題材も面白く、読み応えがあった。1997年に雑誌に掲載幻の作品とのことで、手元に置きたかった人もいただろうと思う。 江神二郎シリーズは、雑誌掲載時に事前に読んでいたものの、やっぱり2作連続で読むと大学生活の懐かしくも不自由な雰囲気が濃く、いいなあと思う。そこに探偵がいることの温かさがとても好きだ。ずっとこのシリーズを読んでいたい。 真ん中の短編、「ミステリ作家とその弟子」はシリーズ切り替えに相応しい頭が切り替わる温度感。最後の「小さな謎、解きます」も食後の珈琲みたいにほんわかする。 順番どおり読むのがおすすめ。

    3
    投稿日: 2025.01.11
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    Moyu
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    全話面白かった!読む手がとまらなかった。 推理研VSパズル研だけ読んだことあったけど、 何となくでしか覚えてなかったからまた楽しむことができた。 ノンシリーズも収録されてて豪華。

    2
    投稿日: 2025.01.08
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    say0731
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さらっと読めてバラエティに富んだ短編集。江神と火村が両方入ってるのは確かにおもしろい組み方だなと思った。気に入ったのは推理研対パズル研の話。パズルを論理的に解いた後の推理研の結論のらしさが好き

    2
    投稿日: 2025.01.08
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    いとまき
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    ノンシリーズ2編、江神2編、火村2編の6編収録。作家アリスと学生アリスが1冊で読めるなんて贅沢過ぎる!江神部長の2編はどちらも日常のミステリ。推理研究会のメンバーでわちゃわちゃしているのを楽しむ。パズルの話は少しややこしい。火村は2編とも殺人事件。特に表題作にもなっている『砂男』は、都市伝説の砂男を研究していた学者が何者かに殺害され遺体に砂を撒かれていた奇妙さに興味を惹かれた。ノンシリーズ2編も面白い。『ミステリ作家とその弟子』のラストは想像してなかった展開だった。

    5
    投稿日: 2025.01.06
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    sunday
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    発売初日に本屋さんへ。店頭に出ていなかったので店員さんに聞いたら、裏の倉庫に置いたままとのことで出してもらいました。お正月休み内にゆっくり読み終えてほくほくです。 江神さん久しぶり!火村有栖コンビも安定。「砂男」短編ながらも読み応えありました。 意外にも最後の「小さな謎、解きます」が、ほっこりで☆五つ。子供が登場するのもいいですねっ。

    7
    投稿日: 2025.01.05
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    blue0603
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1/4→1/6 【目次】 前口上 女か猫か(☆) 推理研VSパズル研(☆) ミステリ作家とその弟子 海より深い川(★) 砂男(★) 小さな謎、解きます あとがき ☆……江神二郎シリーズ ★……火村英生シリーズ

    0
    投稿日: 2025.01.04
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    文藝春秋公式
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    【幻の〈火村シリーズ〉がついに読める!】都市伝説になぞらえた殺人事件に火村とアリスが挑む表題作ほか、アンソロジー収録の江神シリーズなどファン垂涎の単行本未収録6編。

    2
    投稿日: 2024.12.12