清水次郎長の生き様を町田節で描く、シリーズ2作目。 喧嘩して賭博をして、捕まり結婚するところまででした。 読んでから間が空いたので、1作目の内容を覚えていないですが、同じような調子だったと思います。 次郎長が捕らえられたところと、福太郎が捕らえられたところ、それぞれグロテスクで読むのがきつかったです。 親分と子分が大量に出てきて全く覚えられませんが、居を構えて結婚もしたので、次巻からはそんなにぶらぶらしないのかなと思いました。 妻になったおちょうがヤクザの妻としては満点なことはわかりましたが、2人のやりとりやおちょうが話す場面はなかったので、どんな女性なのか気になります。

面倒を起こして清水から離れ、なんとかヤクザとして名をあげつつある次郎長。 大げんかの仲裁をしたり、着物をとられて裸で旅する羽目になったり、捕まって百叩きの刑にあったり、なんだかんだ波瀾万丈の旅の末に、 相撲取りになった福太郎と再会して、清水に帰り、次郎長一家を立てて、蝶さんと結婚するまで。 まさかの第二弾。出てたの知らんかった。 次郎長の話もビックリ仰天なんだけど、 福太郎の話が強烈すぎて、それまでの次郎長の印象が薄くなっちゃったよ。