
ぼくのことをたくさん話そう
チェーザレ・ザヴァッティーニ、石田聖子/光文社
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総合評価
(2件)2.5
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powered by ブクログうーん…なんだかこの作者の日記を読んでるみたいだったな… 正直、何が面白いのかよく分からなかった。
0投稿日: 2025.04.27
powered by ブクログヴィットリオ・デ・シーカ監督の『自転車泥棒』『靴みがき』『ウンベルトD』などのネオレアリズモ映画の脚本家で知られるチェーザレ・ザヴァッティーニのデビュー小説。 幽霊に導かれて地獄、煉獄、天国を巡っていくというダンテの『神曲』を下敷きに、掌編を集めた中編小説。 行く先々で出会う人々から人生のある瞬間の話を聞かされていく。 悲哀に満ちた話が多いが、ユーモラスでもある。そして短い掌編の集まりで様々な人間の物語に触れるからか、あっという間に人生は過ぎ去っていくのだ、と言われているような気も。 映画ファンとしては訳者である石田聖子さんの解説と、チェーザレ・ザヴァッティーニの年表も勉強になった。
2投稿日: 2025.01.20
