
総合評価
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powered by ブクログ何が論理的かは目的によって異なり,そこには文化的背景がある。アメリカの5パラグラフエッセイだけが論理的ではない。 比較文化論としてとても興味深い。特にフランスのディセルタシオンの構造によって,知らないうちに身についているものを意識化できた。 日本の法律文書は,イランとは違うので,その論理性は,また独特のものがあるように思う。反対説を潰して引用で論証するというスタイルは,どちらかというとディセルタシオンの構造に近いのではないだろうか。 著者の専門書も読んでみたくなった。
2投稿日: 2024.12.25
powered by ブクログ内容として自分には難しく感じた。論理的思考が国やその文化によって異なり、形成され、そのどれが正しいかではなく使い分けることが重要であると分かった。
2投稿日: 2024.12.12
powered by ブクログ自分が考えている時、その目的、拠っている方法を理解することは思考を深める際の大きな手がかりになると思う。更には他者の考えやその背景にまでも理解を及ぼすために必要なことでもある。
3投稿日: 2024.11.19
powered by ブクログ『「論理的思考」の文化的基盤』を先に読んでからの本書になったが、コンパクトに論点がまとまっておりかつ論理学、レトリック、科学、哲学、演繹、帰納、蓋然的推論、例証、アブダクションと言った言葉の意味も端的にわかるよう配慮されていて、本論はかなり難しい概念と思うが、とてもわかりやすく解説している。 なんの役に立つのかさっぱり理解できなかった日本の作文の意義と可能性も示してくれている。『「論理的思考」の文化的基盤』に負けず、非常に素晴らしい本だと思う。
2投稿日: 2024.11.18
powered by ブクログ大変分析されてるんだな〜と思った。多様化というなかで、手段として用いるために選択肢があることが伝わった。 日本がアメリカ式に近づけすぎたのが身近に感じにくく、変わってきてたとは言え、書き方を教える立場の人が、論理的思考というものがカテゴライズできることを知らないという人もいると思うので、まだアメリカ式での論述が続くのでは?と思った。
2投稿日: 2024.11.17
powered by ブクログ渡邉雅子著『論理的思考とは何か』(岩波書店) 2024.10発行 2024.11.15読了 作文の型を通した比較文化論のような論述であった。 狭義の論理的思考は論理学の「形式論理」のみを指すが、世間一般で語られている広義の論理的思考には文化的側面があり、特有の価値観に紐付けられた「本質論理」であるという。同じ価値観を共有する人々から見れば論理的だが、別の価値観をもつ人々には非論理的に見えるという。 「本質論理」には4つの思考法があり、どれが一番論理的かを考察することはさして重要ではないと筆者はいう。重要なのは、なんらかの決定をしなければならないときに、どの領域の論理を使って思考し判断するのか、自覚的に選択できるようになることだそうだ。 例えば、アメリカは効率を重視する国民性があり、論証とは自己の主張の正しさを証明して、他者を説得することだと考えている。だからこそ先に結論を述べ、反論には触れない。平たく言えば、水掛け論であり、とにかく説得できれば勝ちというスタイルだ。しかし、最も早く確実な手段を選択して目的を達成する必要がある場合には、この思考法が採用されよう。 あるいは、4つの思考法を理解しておけば、相手が議論している領域を故意にずらして、自分の領域の土俵に連れ込むことも可能になる。 議論に強くなりたい人にとって本書は必読だろう。
2投稿日: 2024.11.15
powered by ブクログ感想 論理的思考は多様。手元にある材料も異なれば、導くべき結論も違う。だから型を用意しておく。事実を解釈し型にはめていく。
2投稿日: 2024.11.11
powered by ブクログひとつひとつ丁寧な言葉の定義づけがなされていて、最初から最後まで興味深く、楽しく読めました。 「この部分の筆者の考えを書きなさい」といった設問が揶揄されることも多いですが、国語教育は隠れた道徳教育でもあるという指摘に、うわーっとなりました。 同調圧力とか世間様とか言いたくなることも多いですが、ちゃんと機能として果たしているものがやっぱりあるんだなあと思えました。
8投稿日: 2024.11.10
powered by ブクログ配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01435098
1投稿日: 2024.11.07
powered by ブクログ出版社(岩波書店)のページ https://www.iwanami.co.jp/book/b652403.html 内容、目次、著者略歴、試し読み
1投稿日: 2024.11.05
powered by ブクログ以前読んで高評価した『「論理的思考」の文化的基盤』のエッセンスを抽出した新書版。 論理思考を広く相対化する視点が秀逸。元ネタである完全版を読了済みなので、本書としての純粋な評価しづらい。(笑)
2投稿日: 2024.11.02
powered by ブクログ巷で流行るロジカルシンキング本のアンチテーゼの側面を持ちながら、ロジカルシンキングをより高位に導く結論を導出した傑作。
3投稿日: 2024.11.02
