
総合評価
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- hicheese"powered by"
食の世界に大変興味があっていろいろ勉強してましたが、全く次元が異なる世界があることが分かって刺激になりました。
0投稿日: 2025.06.16 - りこぴ"powered by"
美食家の考え方からお店の選び方、今注目すべき・行くべきお店など情報盛りだくさん!食べることが好きな方には絶対おすすめ
0投稿日: 2025.06.14 - Sho"powered by"
美食は芸術同様に文化的な活動であり、シェフがクリエイターや芸術家のような存在であるという考えは、自分の中で言語化されたことが無かったが腹に落ちた。自分も(美食とまでは言えないも)食べることが好きだったが、文化人類学的な文脈含めて食事を楽しむということもやってみたいと感じた。
0投稿日: 2025.06.12 - NFCC図書館"powered by"
人生をより豊かにする知的体験。イェール大を経て、南極から北朝鮮まで127カ国・地域を食べ歩く著者による、食の価値観を一新するグルメ入門書。(e-hon)
0投稿日: 2025.05.26 - mayuharu21"powered by"
てっきり世界中の美味しいレストランの紹介本かと思って読み始めたが、 さにあらず。 美食道、美食論、的な、私には縁遠い世界を美食家が語っていた。楽しい。 いや、私も、食べログフォロワー350人(多い人は4桁)で、 あちこち食べ歩いてはブログにアップしているB級グルメ、ではある。 しかし、一食5万円の食事を、旅費をかけて、海外まで食べに行く、 なんてことは想像だにできない。 自分にはない、違う世界を覗かせていただいた。 音楽はずっと聴き続けられるが、食事は胃袋との勝負。健康でいることが前提だし、 量に限りがある。お金もかかる。その中でいかに美食に接するか。 著者は空腹をしのぐだけのための食事は一切しないという徹底ぶり。 素晴らしい。 うまい と 美味しい は違う、ともいう。 そういうものなんだね、、、 私も妻とたまにフレンチに行ったりするが、ランチでお手軽に、が基本。 1万円以上の食事なんて、自腹ではなかなかできない。 うまい、がいいところなんだろうな、、、 著者も美食家でいるために犠牲にしているものは多いという。 結婚は不可能とも。ほかの趣味、音楽を好むらしいが、とにかくお金は美食に。 お酒は飲まない、のめない。これも大きいみたい。 存じ上げない人ではあったが、極めた人の話は面白い はじめに なぜ、「美食」か 僕が考える「美食」の再定義 文化的価値があるものを評価するということ 「好き嫌い」と「良い悪い」を混同しない 高級店はなぜ高いのか 「美食=高い」とは限らない 良い食材の罠 おいしいだけの料理の先にあるものは? 食の教養は、人生を豊かにしてくれる 第1章 人生を豊かにする 美食の思考法 GDPと食の豊かさは比例しない アートとしての食 芸術家 vs. 職人 自分の好みで判断しない 国による味覚の違いをリセット どれだけ考え抜かれているか ── 料理の評価 考えをどこまで体現できているか ── シェフの評価 鮨から学ぶ美食の見方 『関ジャム』的に食べる 第2章 美味しさに出会う 美食入門 心得 まずはリラックスして楽しむ 安いジャンルのトップに行ってみる 段階を踏まないとわからない味 1人でも歓迎してくれる店は多い 店選び 情報収集はソースの特性を理解しておく 「食べログ」をどう使うか? 料理人のパスポートである「ミシュランガイド」 「世界のベストレストラン50」は美食のオリンピック 玉石混淆だが、速報性に優れた「Googleマップ」 「インスタグラム」の美食使いこなし術 参考にならない? 口コミの盲点 僕のレストラン選びの結論 予約が取れないお店に行く方法 食べ方 コースか、アラカルトか 食べ歩きのプランニングガイド 同じ時期に同じ食材を食べる 発展途上のノンアルコールペアリング 評価軸 料理を味わうのは、皿の上だけではない レストランにおける最適BGM論 ライティングは大事な盛り上げ役 「化学調味料」の是非 SNSはどう発信すべきか? 第3章 食から国の素顔が見えてくる 世界の料理 総まとめ ガストロノミーの基盤となるフランス料理 伝統と革新が両立するイタリア クリエイティビティと食材豊かな美食大国スペイン 「まずい国」の汚名返上するイギリス ニュー・ノルディックで激変した北欧 なぜ、アメリカで美食は厳しいのか? 未知なる食材や文化に出会えるラテンアメリカ 知り尽くすには広すぎて深すぎる中国 アメリカで大ブームになっている韓国料理 エクスパットとともに成長したタイのバンコク 第二のバンコクになる可能性を秘めたドバイ 頭角を現し始めるアジア諸国・地域 日本は世界一の美食大国なのか? 第4章 美食家なら知っておきたい グルメ新常識 間違って使われがちな「ヌーベル・キュイジーヌ」 だまされないための白トリュフの教養 海外で大人気のWAGYUと迫りくる危機 イタリア料理=トマト、オリーブオイル、パスタだけではない 日本人が知らないピッツァの進化 パエリアはスペイン料理の定番なのか? サン・セバスティアンを訪れるなら「アサドール」へ あえて熱々にしない文化がある 第5章 美食を生み出す 一流料理人の仕事 一流レストランと料理人に共通すること 「京味」が教えてくれた価値観 作り手と食べ手の情報格差を埋める 技術を味わえるのがプロ 料理人が絶大な信頼を置く魚介とは? 日本の野菜が生食に向かない理由 僕が尊敬するシェフたち デンマーク「ノーマ(Noma)」 レネ・レゼピ シェフ デンマーク「アルケミスト(Alchemist)」 ラスムス・ムンク シェフ スペイン「アサドール・エチェバリ(Asador Etxebarri)」 ビクトル・アルギンソニス シェフ イタリア「アトリエ・モエスマー(Atelier Moessmer)」 ノルベルト・ニーダーコフラー シェフ イタリア「ウリアッシ(Ristorante Uliassi)」 マウロ・ウリアッシ シェフ ペルー「セントラル(CENTRAL)」 ヴィルヒリオ・マルティネス シェフ 中国「新栄記」 張勇 シェフ 東京「鮨さいとう」 齋藤孝司 さん 富山「レヴォ(Cuisine régionale L'évo)」 谷口英司 シェフ 金沢「片折」 片折卓矢 さん 第6章 私たちは何をどう食べるのか 美食の未来予測 レストランの二極化が加速する 「円安」「インフレ」「インバウンド」で変わる日本の外食 世界のトレンド「プラントベース」とは何か? 深刻な人材不足と働き方改革 マグロとジビエに学ぶ、食材の未来 生産者に求められるマーケットの視点 今、地方が面白い! サステナブルに食べる おわりに フーディーとして生きるということ 背伸びのすすめ フーディーという生き方 知的好奇心の奴隷 いい客になるための美食講座 1. テーブルマナー 気にすべきこと、気にしなくていいこと 料理の撮影は許可を得るべきか? 2. 礼儀 予約時間を守る 迷惑な行動をしていないか 他の店の話をする是非 3. オーダー 「どれが美味しいですか」と聞いても意味がない 言葉が通じない国でも食べたいものを選ぶ方法 4. 常連 通い続けることの大切さ 適切な来店頻度を守る カッコ悪い常連客が陥る行動 フィードバックは人間関係ができてから 巻末特典 世界のベストレストラン50に載っていない 世界の注目すべきレストラン50
1投稿日: 2025.05.24 - p-leid"powered by"
特にどうというのも無いが近年の情報のアップデートに流し読み。コラムや小ネタ的な部分は実経験が伺える。飲食業なら一読
0投稿日: 2025.05.23 - オヤカタ"powered by"
文化として、意図を持って趣向を凝らしたものを感じるという意味で「美味しい」を味わうことは、自分の中でそれを意識することで立ち現れるものだと感じた。この本ではそれを明示して文章にしてくれているので、それを読んだあとには「美味しさ」を意識できるようになったのでよかった。 筆者の言葉尻はどうしても鼻についたので、もう一回読みたいとは思わないが、読んでおいてよかった本だった。
0投稿日: 2025.02.03 - mishuranman"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
フーディー恐るべし。知的好奇心をたべるところに向ける人たち、なんだな。私は自分のおいしいの軸がおかしくないのか確かめるためだからそんなに頻度が上がらないんだ。お金の優先順位がこっちに来てないのを別にしても。 どれがおいしいかではなくどれが人気か。韓国の精進料理。Foodies prime.食べログはNew Open探し。ジャパンタイムズレストランアワード。
0投稿日: 2025.01.26 - 2214464番目の読書家"powered by"
お腹を満たすだけでなく、知的好奇心を満たす食という概念 若干冗長だったが面白かった 近所のお店が紹介されているので行ってみたい あとがきが一番面白かった
0投稿日: 2025.01.25 - 2245320番目の読書家"powered by"
とても面白かった。 腹を満たすだけの食事ではなく、その裏にある文化や歴史を感じるための食事(感じることのみが目的ではないが、食事をしながらそれらを感じること)というのは自分の食事の概念を変えられた驚きがあった。著者のように毎食事こだわって食べることはできない(時間とお金的に)が、コンビニ等で食欲を満たすための出費はなるべく抑えたいと思った。 また、料理業界におけるプロとは何か、についても触れることができた点は大いに勉強になった。
1投稿日: 2025.01.09 - たきざわ"powered by"
食事を空腹を満たすためではなく、知的好奇心を刺激するものとして捉える。だがそれはおそらく本能的な欲求との戦いである。日々の食事とどれだけ真剣に向き合えるか。この本の1番の読みどころは「おわりに」である。世界中のレストランを食べ歩くというフーディーという生き方。その羨ましい生活の裏側に隠された、取捨選択の数。何かを選ぶことは、何かを捨てることである。ここまで極端には生きれないが、エッセンスだけでも取り入れていきたい。
0投稿日: 2024.12.07 - つき"powered by"
おもしろかった! フーディーの方がどうやって、なるべく客観的にレストランの評価をしているのか?がわかったし 単純に 世界にはそんなお店が!?シェフが!?と驚きと共に知れるのがよかった。 ノーマとかアルケミストはさすがに聞いたことがあったけど、なるほどレベルが段違いなんだなあ、と…。 フーディーになりたい気分になったときはまた改めて読みたいし、 海外旅行行く時には、ここで紹介されてるお店に行ってみたいな。
0投稿日: 2024.12.04 - にゃにゃニャンちゅう"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
教養としていい勉強になった。 美食とは「文化を丸ごと食べること」、「食の文化人類学」 ただ「うまい」と個人的に思う物を食べるのではなく、食文化の背景も把握した上で「美味しい」かを判断して食すのが「美食」。 食文化にも人が生み出したものやからそりゃ文化人類学になるよなと納得。 著者の美食に対するこだわり、店の選び方、個人的にこれなら私も選ぶ際の参考になりそうという部分もあり面白かった。 章によって興味が沸かない所もあったので、波があった。
0投稿日: 2024.10.31 - kei tanahashi"powered by"
こちらも2024年に読んだ本のベスト候補。「美食」というのは単に高級なレストランに行くことや効果な食材を使ったものを食べるにあらず。文化的に食べる。美味しいを探究する。食の歴史や食材・調理方法の変化、表現の仕方、など知らなかったことも多くとても面白かった。
0投稿日: 2024.09.20 - asahiro"powered by"
年はほぼ変わらない人のようだけど、ちょっとハナにつく文章だったな。 でも、ホント予約困難店含めて凄いとこばっか行ってる人だな。
1投稿日: 2024.08.09