
若い男/もうひとりの娘
アニー・エルノー、堀茂樹/早川書房
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総合評価
(3件)4.0
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powered by ブクログ全然関係ない「ファースト・キス」という映画で現在・過去・未来の「ミルフィーユ理論」なるものが話題になっていたが、この「若い男」はミルフィーユ理論をわかりやすく描いてくれたなと思った。
0投稿日: 2025.09.09
powered by ブクログアニー・エルノーの恋愛観が作品一杯に綴られていて、生々しいけど愛おしく切ない。価値観の違いを感じながらも、日頃からなんとなく窮屈に自分の立ち位置を演じている(つもりの)わたしには目から鱗が落ちる気持ちもあった。
9投稿日: 2024.09.16
powered by ブクログエルノー。一見非常に私的な散文のように見えるが、ここまで究極に個人を描くと、翻って公的な社会のようなものが現れてくる。 相手のことを見ているようで、実はその相手の中にいる過去の自分を見ている。身体に刻み付けられた過去の記憶という文章が印象的だった。 でもやっぱりエルノーはフランス語で読んだほうが沁みるね
0投稿日: 2024.08.31
