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総合評価

75件)
4.0
18
34
14
2
0
  • نيشياماのアイコン
    نيشياما
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    2025.13 図書館 モーニングストーリーで紹介されていて気になったので 江戸が舞台の時代小説?やけどまあ読みやすい いつも仲良くしてる人達に裏の顔があって、最終的にはスッキリ解決する良い読了感 ただ裏の顔がどれも強過ぎて転スラとかワンパンマンみたいな無双系になり過ぎなのがちょっと物足りなかった 悪の懲らしめにもう一苦労欲しかった

    0
    投稿日: 2025.06.21
  • ktymknjのアイコン
    ktymknj
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    (借.新宿区立図書館) 大江戸捜査網や暴れん坊将軍の世界。余計なことを考えずエンタメとして読むには大変面白く、一気読みしてしまった。

    1
    投稿日: 2025.06.13
  • shimaenagabooksのアイコン
    shimaenagabooks
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公の棒手振りの八五郎が愛すべきキャラクターでよい。設定はよくある時代劇のモチーフであるが、ハラハラドキドキの展開であっという間に読めた。楽しく読めるエンターテイメント。この著者の他の作品も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2025.06.10
  • saga-refのアイコン
    saga-ref
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    裏長屋に住む棒手振りの八五郎を狂言回しに、江戸の裏社会で暗躍する者たちを描く。辻斬り、義賊、公儀御庭番が同居する長屋って……落語以上に豪華なキャスティング(笑)。時は八代将軍・吉宗の治世。幕府重臣の職をいいことに、悪逆の限りを尽くす者どもを、片や隠密影同心が、片や公儀御庭番が追う一方、亡主の仇討のために辻斬りに身をやつした浪人が一所に集まる筆運びの良さ! 最後はまさに暴れん坊将軍さながらの大団円でスッキリ。八五郎にも、彼の類まれな異能を生かして、公儀御庭番に就職してほしかったな。

    1
    投稿日: 2025.06.06
  • ゆきのアイコン
    ゆき
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    最初は立て続けに秘密がある人物が出てきて稚拙なアニメみたいと思ったけど、中盤からみんなが重要人物で逆に面白くなってきた(笑 江戸ものあるあるで名前が読みにくかったけど、最終的に影の黒幕が誅せられて良かった。 このメンバーでまた続きが読みたいな。

    0
    投稿日: 2025.05.18
  • 東坂 幸樹のアイコン
    東坂 幸樹
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    時代モノが苦手な人にこそ読んで欲しい。小難しいことはわからずとも、深く考えず楽しめます。スピード感ありさくさく読める!登場人物の裏の顔が絡み合い、ドタバタの展開が面白かった。

    1
    投稿日: 2025.05.03
  • phonsanのアイコン
    phonsan
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    難しいことを考えずに楽しく読んだ。歴史小説に馴染みがない人でも、気軽に読めると思う。 ひとつ注意点があるとすれば、登場人物の名前が難しい。最初の登場の時にしか振り仮名がついていないので、ちゃんと覚えておこう。 最終的に個性的な登場人物の布陣がばっちり決まるので、続編を期待したくなるが、どうなんでしょうね。

    1
    投稿日: 2025.04.20
  • 2228671番目の読書家のアイコン
    2228671番目の読書家
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    このレビューはネタバレを含みます。

    運の悪い主人公の周囲で、隣人町人の裏の顔が次々明らかになり、江戸を揺るがす事件に巻き込まれていく痛快時代小説。最後はバカ殿志村けんが頭をよぎる。

    0
    投稿日: 2025.04.19
  • 煌のアイコン
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    まるで2時間完結ドラマのように濃厚で、重要な人物達が全て揃った物語。 サクサク進んで面白かった! 主人公からして設定が凝っているし、暴れん坊や必殺を観ていた世代はニヤニヤする事間違いなし。 殺陣描写が私は特に好きでした。

    1
    投稿日: 2025.04.16
  • あるのアイコン
    ある
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    江戸,棒手振り八五郎の周りは怪しい奴だらけ。世俗に紛れる格好に裏の顔。隠密同心,幽霊剣士,くのいち,大泥棒。一柳斎と典膳の誇りをかけた真剣勝負が痛快。

    11
    投稿日: 2025.04.09
  • そーしのアイコン
    そーし
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    全ての事柄が綺麗に回収されていく様子は読んでいて楽しいが、なんとなく展開の予想が出来てしまった。しかし、時代背景が江戸という事もあって予想がつく展開でも最後まで楽しく読むことができた。どんな人にも裏の顔があると同時に、主人公にも自分では気が付かない得意なことがあり、現実世界と似ていると感じた。

    0
    投稿日: 2025.03.21
  • のんさんのアイコン
    のんさん
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とても面白かったです。著者は、いつも面白いタイトルの本を書いていますが、内容は史実に則ったわかりやすいものばかりです。 今回の作品は、フィクションではありましたが、本当にうまく作られているなと感心しました。 話は、江戸中期。吉宗の治世。 主役は、深川で棒手振り(天秤担いで野菜売り)をする八五郎。何の取り柄もなく、影が薄いのが特徴。 まわりに住む人たちは、皆いい人ばかり。 隣に住む侍崩れの雲井源次郎。 思いを寄せる浜乃。その父藤四郎。 親方の辰三。 たまに出現する旗本の三男坊新さん。 また、八五郎は定回り同心(犯罪の取締役)の村上典膳に情報屋として雇われている。 実は、これらの人々は皆裏の顔を持っている。 源次郎は、主君の仇を討つため、江戸市中に現れる鳴かせの一龍斎として、命は奪わないまでも、悪い噂のある者たちを追い詰める。 浜乃は、公儀御庭番として吉宗直属のくノ一として、あくどい老中を追い詰める。 村上典膳も隠密影同心として、尾黒屋とともに黒吉原なる裏の吉原を作った勘定奉行蓼井氏宗を追い詰める。 辰三親方は、八ツ手小僧という泥棒として、金持ちから金を盗み、貧乏人に届ける鼠小僧のような人。 彼らが活躍し、勘定奉行や老中小清河為兼、尾黒屋を成敗する。 でも実は影の薄い八五郎が、その影の薄さから気づかれずに、建物に侵入したり、彼らの正体を見抜いたりと活躍をする。 そして、最後に新さんに労われた八五郎は、その正体が将軍吉宗と気づく。

    12
    投稿日: 2025.03.15
  • teeegoのアイコン
    teeego
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     多少そうなるであろうとは想像はつくものの、展開の速さと、一人一人の登場人物のキャラクター設定の確かさと上手い具合に江戸享保?時代に溶け込ませている著者の手腕に、痛快さと面白さが込み上げている。  全ての主要登場人物に裏の顔があるが、それは何もこの小説の人物だけでなく、現代を生きている我々にも当然有するものであり、そういった潜在的な意識や、少しの変身願望的なところを燻られてしまい、何処か落語を思わせるような筆致ぶりにこの小説の素晴らしさはあるのではなかろうか。

    2
    投稿日: 2025.03.08
  • Mickyのアイコン
    Micky
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    ページ数も少なく、サクサク読める。ストーリーも面白い。ちょっと重厚な読み物に疲れたけれど活字からは離れたくないような時に丁度良い、と言ったら作者さんに失礼かな。

    0
    投稿日: 2025.03.06
  • はいなんのアイコン
    はいなん
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    痛快な時代小説でした。登場人物が皆善意の顔と悪意の顔を持つ、ミステリアスなストーリーにスピード感も加わり一気読みしてしまいました。エンターテイメント性が高く、最後の登場人物には暴れん坊将軍を見ているような気がした。

    1
    投稿日: 2025.02.23
  • うさ子のアイコン
    うさ子
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    電車の中で本を読んでいて思わず声出して笑っちゃう、というのを久々にやりました。 王道てんこ盛りの時代劇なのだけど、最後にページを閉じて膝を打ちました。あ!これは落語だ!思わず笑っちゃうって、まさにそれ。 はい、一席、十分に楽しませていただきました。

    0
    投稿日: 2025.02.21
  • maのアイコン
    ma
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    途中から展開が読めるようになりいやいやいやwと突っ込みながらもそのテンポの良さに最後まで読んでしまったエンタメ時代劇 最後まで新さんの正体に気付けなかったのはちょっと悔しかったというか、あんなチョイ役で出すんじゃないよwwと更に突っ込みたくなったというか これはもう、ラノベ版暴れん坊将軍と呼んでも差し支えないのでは笑

    0
    投稿日: 2025.02.01
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    けいけい
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あー面白かった! その一言に尽きる 大好きな作家さんの一人、白蔵さんの小説だけに、期待値マックスでしたが、予想を裏切らない、痛快で、しんみりする人情味も味わえ、大満足だった 主人公の八五郎は影が薄い、という現代でもネガティブな特性の持ち主であるが、その特徴を活かして次々と悪事を働く侍や商人の秘密を暴いていく 深川という下町の人情もその解決に一役かうところが白蔵さんの小説らしい 人はそれぞれに役割があり、その特性を活かす事が出来れば、自分では思いもつかない大きな事をやってのけるのだ、というメッセージを読み取った

    0
    投稿日: 2025.02.01
  • 甲越のアイコン
    甲越
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    とにかく面白い。これまでの時代小説とは明らかに一線を画す作品だと思う。極上のエンターテイメント作品だと思う。二重三重に張り巡らせた設定はさすがと思うし、何より台詞回しがいい。この作者は相当の手練れであることは間違いなく、これからの作品は全て必読かと強く思う

    0
    投稿日: 2025.01.28
  • NFCC図書館のアイコン
    NFCC図書館
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    深川佐賀町の裏店に住まう棒手振りの八五郎は、平凡かつ地味な男。人並み外れた影の薄さが悩みの種だが、独り身ゆえの気楽な貧乏暮らしを謳歌している。そんな八五郎は、ある夜、巷で噂の幽霊剣士「鳴かせの一柳斎」が旗本を襲う場に出くわす。物陰から固唾を呑んで闘いを見守る八五郎だが、一柳斎の正体が、隣の部屋に住まう浪人の雲井源次郎だと気づき―。(e-honより)

    0
    投稿日: 2025.01.28
  • とぅーのアイコン
    とぅー
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    舞台は江戸時代、徳川吉宗の時代である しかし、この小説は非常に読みやすく、ミステリー小説のようである しがない棒手振りの主人公がその影の薄さを活かして真相を暴いてしまう 伏線回収も綺麗で最後のオチも良かった 正直期待せずに読んだが、非常に面白かった

    0
    投稿日: 2025.01.27
  • 閃火のアイコン
    閃火
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    このレビューはネタバレを含みます。

    時代小説超入門編!みたいな本だった。 江戸時代が舞台の最近はやってるアニメ みたいなイメージ すごく読みやすいし、内容もおもしろいし テンポもいいし、あっという間に読み終わった! いろんな人に焦点を当てて 話が進んでいくので どうしても話全体で見ると 若干薄っぺらい感は否めなかったかな、、 わたしは一柳斎が推しでした

    0
    投稿日: 2025.01.24
  • たかこのアイコン
    たかこ
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    このレビューはネタバレを含みます。

    子どもの頃からずっと、テレビで時代劇やってた。ここ数年なくなったけど。 「水戸黄門」「大岡越前」「鬼平犯科帳」「桃太郎侍」「遠山の金さん」など。 そして、徳川吉宗が旗本の三男坊、新さんとして市中に現れる「暴れん坊将軍」 この本に「新さん」が出てくるんで、ははーん、と笑ってたら、やっぱりそうだった。 これってたぶんオマージュなんだな。 エライ人が悪人で、悪徳商人とつるんでる。 時代劇の定番設定だね。 ちょうど今、某テレビ局で女性に性的な接触させてたのでは?といった問題が巻き起こってて、読みながら連想してしまった。 隣の部屋の浪人が実は一柳斎だったり、辰三親方が実は八ツ手小僧だったり、浜乃ちゃんが実は隠密のくノ一だったり、みんな裏の顔をもってた。でも裏の顔は「悪人」じゃなくて、変身したらヒーローだったみたいな、 そういう秘密の顔だった。 気配が薄い八五郎、たしかにそれも特技だよねえ。 テレビを見てるような感覚になった。 面白かった。 上に立つ人は、清廉潔白とまでは言わないけど、正しい行いの人であってほしいなあと思った。

    0
    投稿日: 2025.01.24
  • ノカノカのアイコン
    ノカノカ
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    面白かった! テンポ良くキャラが立っててお約束みたいに実は…ってなってくるの、最高。 これ映像化しそうね。

    0
    投稿日: 2025.01.13
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    くぅー310
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    実は、拙者は。 白蔵盈太(しろくら えいた) 双葉文庫 読了。 推忍 4.5です!! 身近な人たちには裏の顔があって⋯っていう話。 ストーリーマジ面白かった(o´・ω-)b そして最後の最後に…。

    0
    投稿日: 2025.01.09
  • まっちゃんのアイコン
    まっちゃん
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    私の師匠から気楽に読める面白い本があると言われ、手に取った。帯に「こんな物語は初めて読みました!」と書いてあり、ワクワクしながら読み始めた。 時代物でありながら、平易な文章であり、それでも文章には惹きつけるだけの魅力のある表現たった。 内容も面白い。影の薄い八五郎のキャラクターも好感が持てる。仄かに恋心を寄せる浜乃、浜乃の父藤四郎、隣の浪人雲井源次郎、辰三親方、長屋の住人それぞれに裏の顔があるのも面白い。 そして八五郎の正体も実は・・・ しかし、最後には徳川吉宗まで出て来た。 全ての章が「実は・・・」で、その副題に意味があった。これシリーズにならないかなぁと思った。

    21
    投稿日: 2025.01.09
  • イハケイのアイコン
    イハケイ
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    面白くて、2日かからず読んでしまった。 続きが気になってどんどん読んでしまう感覚はあった!言葉難しかったり、読みづらい名前とかもあるけど自分で読みやすく変えちゃえばいい!笑 昔の本っぽいのに読みやすくておすすめ!

    0
    投稿日: 2025.01.02
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    盆踊り大会
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    聞いていたラジオで紹介されていて購入。面白くて一気読み。 勉強になったこと。権力社会では、どうしても魚は頭から腐る。自分では何もできない無力な状況の中で、勧善懲悪してくれる「裏」ヒーローが居れば頼もしいけど、現実はあり得ないよなと感じた。そう感じても、自分に出来ることは必ずあるということに気付けた作品。

    1
    投稿日: 2025.01.01
  • ジジのアイコン
    ジジ
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     時は徳川8代将軍徳川吉宗公の時代。  人並み外れて存在感の薄い主人公八五郎が巻き込まれる江戸の裏の世界を描いたお話。  タイトル通りの実は拙者はというように各登場人物に表の顔と裏の顔があり、その裏の顔が裏の江戸のうねりを解決してしまうかもしれない?  というお話。  主人公八五郎の身近の人間が実は〇〇、えっ!?あの人も実は〇〇、そんなあの人も〇〇と、裏の顔のクセが強すぎる人たちばかりなのですが、存在感が薄いというだけの主人公八五郎はそんな人たちとどう渡り合っていくのか。  これが、本作品を1番面白くしている部分で、正直、裏の顔としては1番地味な八五郎が主役としてしっかり役割を果たすといのを楽しんで読んでいただきたい作品だなと思います。  本作品を語る時に外せないのは、  「裏の顔」  というもの。  生活していて思いますが、基本的に裏の顔という言葉は良い意味で使われることはほとんどないのでは?と思います。  ところが、本作品での「裏の顔」というのは基本的には真逆の意味で使われできることが多いです。  表の顔は目立たない。でも、裏では自分のスキルをこんな風に使ってるよ?とか。  また、今、私たちには欠けているなと思われる、義理人情というのが羨ましくもしっかりとある世界。  本作品で起きる事件が今起きても、多分私は首を突っ込まないだろうし、見て見ぬふりをするんじゃないか?と。  でも、おそらく江戸の下町なら当時、こういう事件があったら、助け合うのではないか?と思うほどに義理と人情に溢れていているなと思いました。  そして、そういう世界が良いなと思うほどに、私も実はこういう世界を憧れていのだなと感じる作品だなと思います。  また、裏の世界で自分では大したことがなく、周りと比べると見劣っているなと感じている主人公に対しても、いやそうじゃないだろうと思えるくらいに主人公の能力はただ目立たないたけを取り柄としている人ではないと感じることができ、人は自分が思った以上に周りから評価されることもあることを教えてくれる作品だなとも思いました。  私も裏の顔というのはこういう良い意味で持ちたいなと思う作品でした。

    2
    投稿日: 2024.12.31
  • miyukiのアイコン
    miyuki
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    痛快、時代活劇である。 江戸の下町、長屋に暮らす人々それぞれの裏の顔をどんでん返しを踏まえながら、エンタテイメントに仕上げている。 スカッとした読後感である。

    0
    投稿日: 2024.12.31
  • NAOのアイコン
    NAO
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いや〜面白かった! 時は江戸時代、八代将軍、徳川吉宗の治世。 長屋に暮らす棒手振りの八五郎は、実は同心の下で間者を務めていた。この八五郎が、すこぶる面白い。根が善良なので、非力ながらも、窮地に陥っている人達のために一生懸命頭を使い、走る。 そんな八五郎の周囲にいる人々。 長屋の隣に住む浪人は、凄腕の辻斬り。自分の主である同心は、隠密影同心。近くに住む町娘と父親は、将軍直属のお庭番。飲み友達の大工は、江戸一番の大泥棒。みんなが、裏の顔を持っていたのだ! そして、想いを寄せる浜乃が借金のかたに売られそうになり、八五郎はなんとか阻止しようと奔走する中で、大きな陰謀に巻き込まれてしまう。何度もピンチになりながらも、裏の顔を持つ周囲の人々の活躍もあり、すっきり!大団円を迎える。なんといっても、頑張る八五郎が読んでいて楽しい。みんなの裏の顔を、「たまたま」知ってしまい、大いに悩む様も笑える。 最後には、とびきりの「裏の顔」が明かされるので、乞うご期待!

    11
    投稿日: 2024.12.30
  • 久能整のアイコン
    久能整
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     深川の長屋に住む棒手振りの八五郎は隣人の浪人が巷で噂の『鳴かせの一柳斎』だと気づき、そこからとんでもない騒動に巻き込まれていく、隣人や気になる娘、直属の上司の裏の顔を偶然知っていく八五郎のコメディっぷりに笑いつつ、自身の目だたなさが思わぬ物事の機転になっているところが面白かった。伊坂幸太郎作品が好きな人にお勧め。

    7
    投稿日: 2024.12.28
  • トリグロのアイコン
    トリグロ
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    普段は時代劇物に読まないのですが 皆さんのレビュー見て面白そうだったので図書館で借りてみました 普段は登場人物の名前が頭に入っていかず 避けていましたがこちらの小説は そんなことなく読みやすく面白かったです

    27
    投稿日: 2024.12.23
  • 奈良のアイコン
    奈良
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    コメディとミステリの両方をあわせ持つ不思議な小説でした。喜劇とも取れるし、チャンバラ時代劇とも取れる。読んでいて引き込まれる作品でした。 八五郎のような影の薄さ。最高じゃないかよ。

    30
    投稿日: 2024.12.20
  • ban-dのアイコン
    ban-d
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    時代小説はあまり得意ではないですが、今作【実は、拙者は。】はめちゃくちゃ面白かった! 連作短編となっており終盤に物語が収束していく手腕は拍手を送りたいですね~! 時代小説苦手な方こそチャレンジして欲しい!! 永井沙耶香【木挽町のあだ討ち】好きな方はハマるかも!?

    10
    投稿日: 2024.12.16
  • 眉子☻のアイコン
    眉子☻
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    このレビューはネタバレを含みます。

    実に痛快。 言葉が難しくなりがちなので普段はほとんど時代小説は読まないのですが こちらは言葉もそこまで難しくなくサクサク読めました! 主人公の影が薄いというある意味特殊能力で周りの人の裏の顔が次々と明らかになっていく、そしてどんどん事件に巻き込まれていく、というストーリーに引き込まれました。 途中、あまりにも主人公がウジウジとしているだけなのがじれったく思うところもありましたが、周りの人がとても良い人たちばかりで良かったです。 勧善懲悪、スカッとパリッと。気持ちのいいお話でした。

    2
    投稿日: 2024.12.13
  • 本ちゃんのアイコン
    本ちゃん
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    読みやすい時代小説でした。主人公の八五郎が人並み外れた影の薄さで回りの人の裏の顔に気づいて事件に巻き込まれていく……テレビの時代劇の様な展開で面白く読み終えました!

    11
    投稿日: 2024.12.09
  • ひろのアイコン
    ひろ
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    語り手・主人公の「間者」八五郎が稀にみる影の薄さを発揮し身の回りの人々の裏の顔を『たまたま』知って事件に巻き込まれていく。 時代小説だそうだか取っつきにくさはないです。王道の展開だし読みにくい言葉もなく、話し言葉もたぶん現代風。よってスラスラ読めて楽しむエンタメ時代小説といったところ。 ほんとに小難しいことはなく、最後も予想どおりにいくのだろうなと安心して、いい意味で軽く読めて息抜きになる1冊でした。

    19
    投稿日: 2024.12.04
  • 1862455番目の読書家のアイコン
    1862455番目の読書家
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    かなりサクッと読めてテンポも良く楽しかった。 住民たちは皆粋で魅力的だった。 もうちょい欲しかったかな。欲張っちゃあかんかな

    2
    投稿日: 2024.12.01
  • chobin106のアイコン
    chobin106
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    Amazonも高評価なので読んでみましたが、なるほど時代物裏の顔バージョンですね。隣に住むのは「実は○」と次々実は実は。みんな裏の顔はキリッと凄い!読みやすく面白かった。

    5
    投稿日: 2024.11.23
  • ブタノフのアイコン
    ブタノフ
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    R6.10.24~11.10 ・きっかけ  妻がブックレビューで気になってて、頑張って本屋で探して買ったのを先に読んだ。 ・感想 「あらすじ」とブックレビューが凄くよかったので、とても楽しみにしていたが…。残念、ちょっとがっかりでした。  文体が軽いのと、ストーリーが軽いのとで、食べても食べてもお腹がいっぱいにならない感じ。ライトノベルを読んでいる気分なのかな。

    0
    投稿日: 2024.11.18
  • miki3yomuのアイコン
    miki3yomu
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった~!!! あのテレビ番組見ていたのに、何故気付けなかったのか!記憶を消してもう一度読みたいです。

    1
    投稿日: 2024.11.14
  • プッチのアイコン
    プッチ
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    これは話を盛りすぎだと思う。江戸の時代劇で表の顔と裏の顔があってというのは定番のような設定だが、いろいろな登場人物が次々に裏の顔を持って動き回る展開に作者が振り回されたのではないかと思うくらい。人物描写にもう少し惹かれるところでもあればと思ったが結局そのまま予想通りの結末でひねりも無くおわる。残念でした、この本を読んだ自分が。

    5
    投稿日: 2024.11.13
  • よーへいのアイコン
    よーへい
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    短編が続いてるのかと思ってたら全てがつながっていた。先にネタバレあって、どうなることかと思ったが、それが逆に主人公の視点を読者に憑依させ、どうなるんだという世界に没頭させてくれる

    1
    投稿日: 2024.11.03
  • なつみのアイコン
    なつみ
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    実は、拙者は。だった、登場人物の誰もが。 面白いものを読みたいならこれを読むべきという 本の帯に惹かれて購入したのですが、 確かに面白かった。 というよりも、想像以上に奥深かった。 主人公の純情劇かと思いきや、そうではなかった。 読み終えて表紙を見たら、きっと、このイラストいいなぁ、と思えます。

    2
    投稿日: 2024.10.31
  • よむこ夫人のアイコン
    よむこ夫人
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    面白かった!スピード感がよかった。 あまりにもいろんな人の裏の顔を見過ぎた八五郎が戸惑うのも仕方ないよなぁ〜と思った。 そして、その八五郎の「存在感の無さ」が更に物語を面白くまわしていく一つの材料になっていて、よくできたお話でした。 いつかまた読み直そう〜。

    1
    投稿日: 2024.10.27
  • 十兵衛のアイコン
    十兵衛
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    面白かった! 一番普通そうに見える主人公の八五郎が、実は一番すごいことをやってのける。 ぐいぐい引き込まれ、一気に読んでしまった。

    1
    投稿日: 2024.10.14
  • まこと千春のアイコン
    まこと千春
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    棒手振りの八五郎。 ある日、ほろ酔い気分で歩いていたら6人の侍と1人の浪人が対峙している場に遭遇する。 めっぽう強いその浪人は隣に住む雲井源次郎だった。 八五郎は影が薄く、パッとしない。源次郎も魂のこもってない木偶のようで気味が悪く、とても強そうに見えない。でも、実は裏の顔を持つ者だ。 他の登場人物も江戸の市井の人々や武士だけれど、実は皆、裏の顔を持っている。最初は単純な話かなぁと思ったが、読み進めていくとなんとなく水戸黄門を感じさせるようなストーリーで結構面白い。 読みやすいので時代小説が苦手な人も楽しめますよ。

    9
    投稿日: 2024.10.04
  • Cherry Kacy のアイコン
    Cherry Kacy
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    八五郎の周りには「実は、拙者は。」って言い出せるほどの裏の顔を持った人がいっぱいで笑えるo(^-^)o ここまで、裏の顔を持っている人と知らず知らず、付き合っている人なんてそうそういないでしょう。奇跡としか、言いようがないです。八五郎のように、いつか誰にも気づかれずに、いろんな人の秘密を暴いてみたいと思いました!

    11
    投稿日: 2024.09.17
  • かうあいのアイコン
    かうあい
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    江戸の街にヒーロー大集合のエンタメ時代小説。 正直、かなり面白かったです。 ぜひ続編があれば必ず読みたい小説です。 『江戸の街は、決して人に知られてはならぬ裏の顔ではあふれている』 キャッチフレーズにマッチした小説です。 こんなにワクワクする小説は久々でした。 各章で、一人一人の裏の顔が判明していき、物語がどんどん楽しくなります。 また、江戸の時代の物や仕草など現代にない言い回しなどがあって勉強にもなります。 一言で言えば、めっちゃ面白かったです。

    15
    投稿日: 2024.08.30
  • hutaroのアイコン
    hutaro
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    タイトルが気になって手に取った。 なるほど確かにこのタイトルだわ…と読み終えて思う。物語自体、緊迫感がありつつもギャグのような面白さがあり、一気読みに近かった。 影が薄いことがこんなに役立つとは思わなかった。八五郎自身、影が薄いことを短所のように感じているが、そんなことはなく、一種の長所にもなり得る。好きな女性に「影が薄い」と言われればまあショックかもしれないが。 さて、八五郎の正体が分かってびっくりしていたところ、さらに巷を騒がせている幽霊剣士の正体、同じく庶民の味方の泥棒…と徐々に意外な正体が明らかになっていく。 もはや途中から正体を知っても驚きはなくなっていくが、何だか面白いのだ。だが、最後のページで明かされた人物の正体には再びびっくりさせられた。いやいや、市中に紛れ込むの上手すぎるでしょ。 実力者同士が剣で戦うシーンは八五郎同じく、やめてくれと思いながら読んでいたし、悪い奴が成敗されるところも好きだ。 公儀のためなら人を抹殺せねばならない登場人物もいるので、誰が悪なのかとはっきり言い切ることはできないが、少なくとも成敗された奴は絶対悪に違いない。ああ、スッキリした。

    6
    投稿日: 2024.08.28
  • araretyanのアイコン
    araretyan
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    なんだこりゃ! 何言ってんだか! という展開で話しが進みます。 紙芝居のようです。 そんなに自分と同じ長屋の人が 渦中の大物 なんてことが ないでしょう! でも その渦中の大物が みんなで50両の金で売られた浜乃を救うために奔走します。 その浜乃も裏の顔が 最後も紙芝居のように ははあ! とおさまります。 何言ってんだろうね! という娯楽小説です。

    2
    投稿日: 2024.08.22
  • もえのアイコン
    もえ
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    このレビューはネタバレを含みます。

    正直、帯の「3000冊読んだ中でこんな小説読んだの初めて」ってほどは………思えなかった…。 割とよくありそうな話ではあるかも…。 タイトルが全てなので、出てくる人全てに「実は○○」が当然あるんだろうなと思いながら読むせいで、このポジションならこの人かな〜とか、この正体不明の人はこの人だろうな〜とか、全員きっと実は何かなんだろうなと考えてしまう。 そういう意味で意外性は無かった。 全員に裏の顔があることをタイトルで示唆してるから、あとは誰が何なのかっていうパズルなんだけど、年齢、性別、位などを考えるとパズルのピースもめちゃ少ないので、早々に先が読めるかもしれない。 普段時代小説畑にいる人かミステリー畑にいる人かで評価は変わる気がする。

    3
    投稿日: 2024.08.17
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    chifuyuk
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    ちょっと話題になってたので読んでみたが、とても軽い江戸もので、楽しく読めた。「実は・・・」が続々と続くのは笑う。でも一番すごいのは八五郎って、納得

    2
    投稿日: 2024.08.14
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    F本
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    江戸の町は、決して人に知られてはならぬ裏の顔であふれている──…… 「実は」「実は」と明かされていく、あの人この人の「裏の顔」。 あまり難しいことは考えず、人情深い長屋の住人の一員になったつもりで素直に翻弄されるのが、一番気持ちのいい読み方だと思います。 「裏の顔」、いいですよね~ロマンですよね~。 作者の白蔵盈太さんご自身が、普段は勤め人で2児の父という「表の顔」をポストしていらっしゃるので、Xフォロワーとしてちょっとニヤッとしてしまいました。

    8
    投稿日: 2024.08.13
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    オカムラ
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    子供のころに良く見た「遠山の金さん」や「素浪人花山大吉」など、勧善懲悪のテレビドラマを思い出し楽しめました。

    1
    投稿日: 2024.08.13
  • わのアイコン
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    先日読んだ「義経じゃない方の源平合戦」が面白かったので本屋さんで探したところこちらを見つけたので購入。 タイトルから、実は拙者は…とカミングアウトするのは1人と推測してたけど、あなたも!あなたも!と次から次へと出てきて後半はどうせあなたも…と思いつつ読み進めた。 かるーく読むのに最適。

    1
    投稿日: 2024.08.10
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    てつ
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    このレビューはネタバレを含みます。

    勧善懲悪の時代劇。影に隠れ特命を受けて諜報活動を行う者たちが悪い役人を退治する物語である。 主な登場人物は長屋で貧乏暮らしをする棒手振りの八五郎、その隣に住む浪人の雲井源次郎、大工の親方・辰三、飾り職人・藤四郎とその娘・浜乃、上廻り同心・村上典膳。 八五郎は、実は、村上典膳に飼われる「八丁堀の犬」であるが、根っからの小心者。だが、気配を消せる影の薄さが武器。 その他の人物は、全て影で腕を奮う達人ばかりである。 ある者は隠密影同心、ある者は公儀御庭番の忍者として幕府の特命を受けた切れ者。そして、また、ある者は非業の死を遂げた秋霜烈日の御目付に仕え、その仇を討とうとしていた剣豪。さらには、民を苦しめる豪商を懲らしめる痛快な義賊「八ツ手小僧」。 悪徳商人と癒着し悪行の限りを尽くす勘定奉行に鉄槌を下そうと皆がひとつになるが、善人の姿を演じていた影のラスボス老中が家来を引き連れ大挙して来襲。 村上、雲井は絶体絶命の危機に陥る。 そんな彼らの窮地を救うべく影の軍団が現れたのは予想通りだったが、著者が仕組んだ演出はさらなる影の大物の登場で幕を閉じる。 テレビの隠密時代劇を幾つか組み合わせたような印象が残ったが、テンポが軽快で、それなりのクライマックスもあり、楽しませてもらった。

    1
    投稿日: 2024.07.31
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    tvxqhitomi
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    202405/帯にひかれ購入、期待以上におもしろかった。読みやすく面白くテンポよく、売れてるのも納得!

    1
    投稿日: 2024.07.27
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    best2625
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    どちらかと言えば時代小説はあまり読まないのですが、 『木挽町のあだ討ち』 『夫には 殺し屋なのは内緒です』シリーズ(第3弾が待ち遠しいですね!!) にとても魅了されたので、面白そうな時代小説を物色していると、 面白い小説を読みたいなら絶対買うべき! 小説は3,000冊以上読んできましたが、 こんな物語は初めて読みました! -八重洲ブックセンター 内田俊明さん と書いてある帯を見つけ、書店員さんが推薦するのならば間違いないだろうと思い、 本書『実は、拙者は。』を読んでみることにしました。 読んだ感想ですが、 帯に偽りなし!(内田さん「ありがとうございます」) 本書を選んで大正解! 非常に面白く、楽しい時間を過ごすことが出来ました。 本書は江戸幕府八代将軍徳川吉宗の時代、人情豊かな深川を主な舞台としており、 登場人物全員に、絶対知られてはいけない「裏の顔」があるという設定が絶妙であると共に、物語の鍵となっています。 八五郎:棒手振り(裏の顔:村上の「犬」)浜乃に惚れている 村上典膳:定廻り同心(裏の顔:隠密影同心、小清河の部下) 源次郎:浪人(裏の顔:鳴かせの一柳斎)侍ばかりを襲う剣士 辰三:大工の親方(裏の顔:八ツ手小僧)ねずみ小僧のような義賊 藤四郎:飾り職人(裏の顔:**) 浜乃:藤四郎の娘(裏の顔:**) 新さん:旗本の三男坊(裏の顔:**) 小清河為兼:老中(裏の顔:**) さて、物語は、藤四郎の借金のカタとして監禁された浜乃を、八五郎と仲間たち(源次郎、辰三)がどうにかして救い出そうとするという展開を主軸としていますが、そこに村上と小清河が絡んできます。 これ以上書くとネタバレになりますのでここまでにしますが、(それが人間だと言ってしまえばそれまでですが)裏の顔が「善」の人と、⬜︎⬜︎のような「悪」の人がいるということですね。 本書は、「勧善懲悪」のテレビ時代劇を観ているように楽しめて、更にミステリー要素を上手く混ぜ込んだ「快作」だと思います。

    36
    投稿日: 2024.07.23
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    ならのしか
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    本屋で一位になってたから手に取った本。 そうでなかったらおそらく私の目は素通りしてしまう本。 でも、すごい面白かった! ぽんぽん読めてしまう。 舞台が江戸とは思えないほど。 いい本を見つけました。

    1
    投稿日: 2024.07.21
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    タキシードトム
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    江戸時代の深川界隈での時代劇小説だが、ポップで読みやすい。 町民で棒手振りを職業とする八五郎を中心に話が進むのだが、近所のあの人が、親しくしているあの人が実はこんな人だったとは…みたいに展開されていく。 それぞれが裏の顔を持っているのだが、八五郎以外の登場人物はしっかりとした信念を持っている。 読者は八五郎の気持ちになりながら、探偵気分で読み進められるので、感情移入はしやすいが、驚きや感動は期待しすぎないほうが良いかもしれない。

    1
    投稿日: 2024.07.14
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    がんこおやじ
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    サクッと読めて面白いが展開は途中からバレバレ。それでも面白かった。これはテレビや映画にするのが良いのではないか。楽しく読めるエンターテイメントで、単純に楽しい話を読みたい時に良い。一柳斎のキャラが一番のポイントか。

    1
    投稿日: 2024.07.13
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    ケー/恵陽
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    このレビューはネタバレを含みます。

    八五郎の特性と暴かれていく皆の裏の顔。 え、そっち! まさかのそれ!  いつもの皆と違う姿は恐かったり、真面目だったり。なかなか小気味よくて面白い。 だんだん集約されていく結末だけど、にっこり笑顔にさせてくれる。続きがあっても面白いかもね。

    1
    投稿日: 2024.07.12
  • 檀のアイコン
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    2024.7.1 読了 義賊、忍びに、影御用、巷を騒がす幽霊剣士 花のお江戸は裏の顔ばかり!? 時代小説だけど文章が堅苦しくないので読みやすい。 遊び人の新さん?隠密同心?どこかで聞いたことあるような懐かしい名前が出てきてワクワクしながら一気に読み終えました。 時代劇ならではの勧善懲悪で最後はスカッとさせてくれます。

    1
    投稿日: 2024.07.01
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    カレン
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    深川の長屋に住む八五郎は、独り者で青菜の棒手振りをしている。 商売であちこちで向くうち、いろいろなものに出くわす。 夜な夜な辻に現れては、裕福そうな侍に「刀を抜け・・・」と迫る幽霊剣士と名高い、実は、それがしは。 江戸を揺るがす大泥棒の八つ手小僧、盗みに入った屋敷に八つ手の葉の焼き印が入った木札を残し、盗んだ金は困っている人たちにばらまくという。 実は、俺は。 公儀御庭番お抱えのくノ一、夕凪の真砂。 いかなる敵の攻撃も力を逃がして静かに止めてしまう凄腕の忍び、それでついた名が夕凪、 実は、私は。 他4人が登場。 どの人物も、八五郎と顔なじみ、飲食さえ一緒にするという付き合いのある者ばかり。 そんな者たちが裏の顔を持っている・・・ 裏の顔で人知れず隠密にことを成している。 そんな裏の顔を持つ者たちと、表の顔しかない八五郎が一つの事件に立ち向かう。 おもしろい! 新しい書き手による時代小説。 続編も期待している。

    2
    投稿日: 2024.07.01
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    hayasick0103
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    人並み外れて存在感のない棒手振り。惚れた女の子を助けようとするが、薄い存在感が災いし江戸を揺るがす大事件に巻き込まれる。人情や気のいい長屋連中と昭和の時代劇の要素が詰まったうえ、実は…実は…が重なってどんどん面白くなっていく。 アベンジャーズ時代劇版みたいな感じでシリーズ化しても楽しいと思う。

    1
    投稿日: 2024.06.27
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    けんちゃん
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    登場人物皆が皆裏の顔を持つ曲者。八五郎が次々暴くのはいいが、良かれと思ってやった事が裏目に出て絶体絶命、そこにまさかのあの人が...そして最後は驚天動地。 白蔵氏の新境地、これからも楽しみ

    4
    投稿日: 2024.06.19
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    taketakerururu
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    面白い面白い!!サクっと読めて、実は、実は、、の連続で、深く考えず楽しいストーリーだった。トボけた主人公の八五郎、好きだわ(^^)

    10
    投稿日: 2024.06.07
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    りりーちゃん
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    見事にしてやられたw 時代小説は読まないのにタイトルと帯だけで買ってしまった1冊。読んで大正解だった。「十角館の殺人」ばりにあの一行にはやられた。 主人公、お前もかーいwというのはしょっぱなから明らかになる。しかしショボい。たぶんそれで隣人たちの裏の顔が引き立ってる。笑 平々凡々だからこそ、えらい人側の関係者に啖呵切る場面では「よくぞ言ってくれた!」とも思う。影が薄くて良いヤツの主人公に好感を覚える。そして裏の顔を持ちながらも優しい隣人たちがあたたかい。 とんでもない人達ばかりだけど、傍から見ると悪くなさそうだぞ!主人公!

    1
    投稿日: 2024.05.25
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    オールマイティ
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    これは面白い!!途中から若干成り行きが見えてきたところはあったけど、わかっていても、ニヤッとしてしまうのは、作者の力量なのだろう。これ、続編ないかな?

    1
    投稿日: 2024.05.23
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    べあべあべあ
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いや、なにこれ、めちゃくちゃ面白いんですけど!! 徳川吉宗!暴れん坊将軍!隠密同心!公儀御庭番! あぁもうどんだけみんな世を忍んでるのさ!!! しがない青菜の棒手振りの八五郎の大活躍。人情時代ミステリ爆誕!! 「実は」「実は」と次々現れる秘密と新たな謎が重なり合っての大団円。最後の最後に一番の「実は」!!! はぁあ、面白かった。

    3
    投稿日: 2024.05.22
  • たおのアイコン
    たお
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    タイトルと帯に惹かれて読み始めたのですが、とんとん拍子に進んで、どんどん明らかになって、ぐるぐる絡み合って、最後の最後まで面白かったです。 町人も忍者、侍、盗人も、どれも楽しめる作品でした。 わたしも影の薄さ、声の通らなさを実感する時が多々あるが、八五郎までいったらもはや特技なんですね。

    2
    投稿日: 2024.05.22
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    やんばる
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    いつも史実原作の作品が多い、白蔵さんですが今作はオリジナル作。 表紙からコミカルな物だとイメージしたが、その題名、各章の副題もなるほどの物語。 黒いユーモアに翻弄される八五郎が不憫でもあるが、意地悪く楽しめた。 どうしても同じパターンで展開していくので、つい黒幕については先読みしてしまったのは仕方ないか。 最後のあの人はホントの最後まで読めなかったけどね。 気持ちの良い痛快作品でした。続きは期待できないけど、またまた白蔵さんの次回作品に注目したくなった。

    12
    投稿日: 2024.05.19
  • totenagashiのアイコン
    totenagashi
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    あらすじ以上は何を書いてもネタバレになる。 滅茶苦茶テンポのいい時代小説でスルッと読み切ってしまった。

    0
    投稿日: 2024.05.17