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ユニコーンに導かれた先にいたのは王子様でした

真崎ひかる, 明神翼

ユニコーンに導かれた先にいたのは王子様でした
真崎ひかる、明神翼/KADOKAWA
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    異国から嫁いできた曾祖母のペンダントを譲り受けた春夜。 そのペンダントに宿る白のユニコーンが見え会話出来るけれど純血でなければならなく、ユニコーン(以下ユニ)に色々と邪魔され、でも護られて来た春夜は悲しむべきか喜ぶべきか(笑) ユニに我を祖国へ連れて行けと言われ向かった曾祖母の祖国で出会った王子のアストラにも黒いユニコーンがいて、でもアストラは純血ではないために見えず会話できず、がわかる時の会話が笑えました。 共にユニコーンの郷を探す事になり、その過程で曾祖母の身元もアストラが明らかにしてくてそこには春夜も王族の血を引いているという驚くべき事実があって。 そんな中かつてアストラと深い中になっていた人物アーネストが現れて春夜に嫌みやらなんやらをぶつけてくるのはイライラしました。 アーネストが春夜を傷つけようとしてあわやとなった時にアストラがしっかりと助けたのには安心しました。(ユニのおかげだけど) それが引き金になりお互いに「好きだ」と気持ちを伝えあえたのは良かったです。 しかしこのまま…とはいかずユニコーンの郷を探さなければ前に進めないと向かった先でようやく郷を見つけユニが本体を現し、ユニとの別れなくてはならなくなった場面は切なかった。 守護してくれるのには変わりないけれどやはり寂しいものは寂しくて。 そして晴れて身も心も結ばれ、でも春夜は日本に帰らなければ、別れを悲しみ悩むけれどアストラから国来て欲しいとの申し出が悩みをあっさりと解決してれたので良かったかな。 SSは再会、特典ペーパーはアストラの兄との対面、共に甘い2人、楽しかったです。

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    投稿日: 2025.06.13