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選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと
選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと
宇野重規/学研
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総合評価

13件)
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3
5
2
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  • なおのアイコン
    なお
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    選挙に限らず、経済、人権、環境問題に至るまで、日本と他の国の違いが図でわかりやすく示されており大人にとっても勉強になる一冊だった

    0
    投稿日: 2025.06.08
  • 伊奈のアイコン
    伊奈
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    子どもにも向けた本なので、さまざまな政治的社会的問題について世界の現状を踏まえつつ、やさしくまとめられていました。願わくば、政治に参加しないことによる弊害をもっともっともっと強調し、これを選べば正解!勝ち組!なんて虫のいい話はないということについても語ってほしかった。考え続けるのが大切なんだ、それをやめたら終わり、位に脅かして欲しかったな。

    68
    投稿日: 2025.02.09
  • seiyan36のアイコン
    seiyan36
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    このレビューはネタバレを含みます。

    著者、宇野重規さんは、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 宇野 重規(うの しげき、1967年6月13日 - )は、日本の政治学者。専門は政治思想史・政治哲学。東京大学社会科学研究所教授。 ---引用終了 で、本書の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 消費税上げる?下げる?社会保障どう考える?お給料どうすれば上がる?豊富なデータと図解で大人も子どももわかりやすい!政治の大事なところがぎゅっと詰まった1冊。ちょっとだけ自信をもって投票できるようになる。 ---引用終了 本書とは関係がないが、 支持政党ということになると、30代、40代では、6~7割位が支持政党なし、らしい。 これは、あくまでも、ある調査の結果なので、真偽はイマイチだが。 ただ、昨年の衆院選の結果を見ると、分かりやすい政策を訴えた政党が議席を伸ばすなどの現象が見られ、そうなのかなとも思ってしまう。 であるならば、今後は、選挙に勝つことを目的にした「選挙術」が大切になってくるのかな、と思う。

    33
    投稿日: 2025.01.24
  • うすのアイコン
    うす
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    日本がかかえる色々な問題について、地図や世界と比較したグラフ・データが載っていてとてもわかりやすい。 選挙でだれに投票するのか。この本には答えはないが、前向きな投票じゃなくても、こっちがマシやこっちが嫌いだから別の候補者に投票する後ろ向きな投票でも自分の意見と肯定していて、投票へのハードルがさがりそう。

    2
    投稿日: 2025.01.12
  • kirakira30のアイコン
    kirakira30
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    投票する人になってほしいと願って購入した本。 本当に最初の導入として最良の一冊。 税金の話のところを紹介したら、自分たちでどんどん世界の不思議な税を調べ出した!

    1
    投稿日: 2024.12.27
  • ahddamsのアイコン
    ahddams
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    今年の衆議院選挙ほど、日本中が選挙に熱くなった機会はなかったのではないだろうか。そんな中でも選挙に行かない若者が話題になっていたが、投票所への足が重くなるのは正直自分たちも同じだった。 今回のケースで言うと、自分を含め「票を入れたい政党/候補者がいない」という人が周りに多かった。だから投票前、生まれて初めて身内(パートナー)と真剣に話し合い、票を投じたのだった。 思えば妙なものだ。 自分が成人になっても、家族は自分たちの票の行方を教えてくれなかった。それは日本の家庭であればどこも同じみたいで、子供が外で喋ることで、相手との関係性が悪くなることを憂慮していたのだろう。 でもいざ子供が成人になって選挙に行こうとしても、周りが口を閉ざしてきたせいで政治が身近なものでなくなっている。その結果、どう判断して良いのか分からなくて選挙から遠ざかっているのではないだろうか。 政治に限らず日本を取り巻く課題を理解していくことで、若年層も自分の頭で政治に参加できる。本書にはそんな想いが込められている。 本書に収まり切らないほど、日本は数多の課題を抱えている。上記の投票率の低下もさることながら、消費税や難民の受け入れ・原発など各方面随所に問題が散らばっている。 しかしどの章も「〇〇について考える」というタイトルで統一されていて、実際何が正解なのかは書かれていない。まぁ正解があるのなら問題提起する必要もないが、(一応ジュニア書なので)答えが用意されていて当たり前の環境下にある子供たちにとっては戸惑う構成かもしれない。 一方で、各国の例や現在話し合われている解決策を踏まえることで判断材料を増やし、子供たち自身で考える癖をつける構成とも言える。今はSNSで色んな人の声が聞ける時代だから、子供たちも何かしら持論を持つようになるのではないだろうか。 自分も実際読み進めていくうちに考えを書き留めていたし、関心を引かせる効果はあると思う。 例えば、「【憲法】について考える」(P 147) 。 憲法って国によっては第二次世界戦後67回も改正されているのに対し、日本はぶっちぎりのゼロである。法律があるってのに、小学生でも覚えられるくらいの短い憲法って何のためにあるのか正直疑問だった。(海外の憲法は長文なのでそのぶん改正の余地も出てくるらしい) だけど憲法は日本の法律のベースのようなもので、国民にとっては心の拠り所。日本国憲法は戦後アメリカによって草稿されたようなものでもあるから、「今の」日本に合致した内容でなくなってきているのかもと読んでいて感じた。 法律もそうだけど、国民で吟味しながら納得いくかたちで改正に持っていけないだろうか。 「日本は先進国」「完全民主主義」とか謳っていながら、G7の中ではジェンダーギャップ指数が最低、貧困率が最も高い。 他にもなあなあにされている問題が山積みで、「日本ヤベーな」と何度も呟いていた。若い世代にその皺寄せが来るのは何とも不本意だが、無関心でいるのはもっとヤバい。 やっぱり何とかするにはみんなで意識を変えていくしかないんよ。意識を変えれば、その視線の先には絶対投票所があるから。

    49
    投稿日: 2024.12.02
  • maiakiのアイコン
    maiaki
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    図書館にて。 イラストが多く、わかりやすくて良本だった。 こういう本を政治的な偏りなく本にするのは難しかったと思う。 他の国との政策の比較も分かりやすかった。 時間がなくゆっくり読めなかったので、もう少し時間をかけて再読したい。

    1
    投稿日: 2024.10.30
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    ぽぽん
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    分かりやすい言葉、イラストで各国の政治分野?について説明してある。 こういう視点があるんだなぁと知っておくことで世の中の解像度が上がりそう。子供ももちろんだけど、政治よく分かんないっていう人(わたし)にもかなり取っ付きやすい本。

    4
    投稿日: 2024.10.26
  • shioのアイコン
    shio
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    来週の衆議院議員選挙を控え、思わず手に取ったが、 図解、世界との比較など、とてもわかりやすかった。 ニュースを見ていても、こういうベースの知識があるだけで全然理解度が違うんだろうな、と。 子供ができたら小学生〜中学生のうちに読ませたい。

    1
    投稿日: 2024.10.20
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    ロニコ
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    5つの視点から政治に対する考え方を図やグラフ絵をふんだんに使い丁寧に説明している。 それとは別に0章(序章)として、選挙で政治を選ぶことの意味についても触れている(これがかなりいい!) 公民で制度や仕組みについては学ぶが、もう一段掘り下げたことを義務教育の段階で学んでほしい。 そんな願いを汲み取ってくれたかのような内容だ。 子どもだけでなく、大人にもおすすめ。 イラストもシンプルでニュートラルな感じが良い(イラストによって対象年齢が狭まったり、賞味期限が短くなったりするのでとても重要な要素といえる) 2024.4

    25
    投稿日: 2024.08.22
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    ゴンゴンゴンゴン
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    世界と日本を様々なデータで比較しており政治とどう向き合うかを考えさせられる。北欧は消費税などの税金が高いが、その分社会保障が充実している。それがいき過ぎると社会主義と変わらなくなるかもしれない。そうならないためにも選挙権をもってる民が政治を監視しないといけない

    0
    投稿日: 2024.08.17
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    ひろみ
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    税金、経済、環境、政治など、図解とイラストで他国と日本の比較がよくわかる。 大人でも興味深く読める内容になっている。

    9
    投稿日: 2024.06.29
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    らぐもぐら
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    この「新時代の教養」シリーズ、今まで全て池上彰氏の監修だったため、ようやく別の方(今回は宇野重規氏)の監修となり、意見の偏りを防ぐ上でもいいと感じた。 「税率」「夫婦別姓」「環境問題」など、国政選挙を中心に選挙で争点となる話題をデータや図を使って解説している。図解や大きなイラストで子どもでも確かに興味が湧くと思う。ただ、大人でもここまで知り、考えられている人は少ないと思う。大人でも十分読み応えがあり、学べるのではないか。 また、それぞれの話題になるべくリベラルな立場で、いろいろな視点(賛成・反対・中立など)を紹介している点もGood。

    3
    投稿日: 2024.04.28