
近代日本の地下水脈 Ⅰ 哲学なき軍事国家の悲劇
保阪正康/文藝春秋
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総合評価
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powered by ブクログ第二次世界大戦で日本が敗戦に向かって突き進んだ背景への考察、明治維新からの暴力による政権交代がもたらした弊害、軍部支配の仕組み、天皇の戦争責任など解説主張なるほどと思いました。 また、石橋莞爾に興味が湧きました。
0投稿日: 2025.04.27
powered by ブクログ失敗の本質=軍事主導 戦争≒ビジネス・賠償金獲得 五つの国家像:歴史の地下水脈 司馬遼太郎・攘夷の地下水脈 主権線・利益線 不平士族・民権運動 小日本主義 無自覚的帝国主義 征韓論 天皇の武装化→近代日本の特徴 武装する天皇制:統帥権・輔弼→軍人やりたい放題 政府に都合のよい天皇 ああ、そう 軍事哲学なき軍の暴走:フランス陸軍→プロイセン方式 石原莞爾・世界最終戦論 日本型資本主義:藩士→サラリーマン 渋沢栄一・合本主義 安田善次郎・禁欲的労働観 資本主義より先に軍 日本型民主主義:石橋・わが5つの違い
0投稿日: 2024.02.11
powered by ブクログ第一次世界大戦から第二次世界大戦に至る時期に、政治・政党関係者、財界関係者へのテロが相次ぎ、反面、民衆の軍へのシンパシーが高まっていったのは、江戸時代末期から続く「攘夷」の地下水脈を背景としているのではないか、とするくだりには納得した。
7投稿日: 2024.02.08
powered by ブクログ【近代日本の失敗は「地下水脈」で読み解ける!】日本はなぜ戦争に負けたのか? 同じような失敗はなぜ今も繰り返されるのか? その謎に答える「地下水脈」という新たな歴史観。
0投稿日: 2023.12.18
