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おでんオデッセイ
おでんオデッセイ
山本幸久/実業之日本社
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総合評価

33件)
3.8
7
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    megu7374
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    東京からUターンで戻ってきた練り物屋の娘がおでん屋を始める。お客さんが常連さんになってくれ徐々に愛される店になっていく。元カレとの再会もあり人情味あふれるお仕事小説。食べてみたい具が見つかったので今度作ってみよう。

    0
    投稿日: 2025.06.17
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    quality45
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     大手商社の総合職の経理関係の仕事をしていた主人公の女性が目眩をおこしたり、神経調節性失神で意識を失い病院に運ばれたりしたりしたのと、父親が他界した後母親が1人でしている練り物屋の事が気がかりでその後釜になろうと会社を辞め、母親から様々な練り物の作り方を学びながら、夜はおでんの屋台を出して一生懸命頑張る姿が描かれていました。

    0
    投稿日: 2025.04.22
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    焚き火屋
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    おでんが食べたくなる。 焼酎の出汁割りが飲みたくなるので試したらめちゃめちゃ美味しかった、おすすめ。

    0
    投稿日: 2025.03.27
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    tuppence
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    やっぱり、山本幸久さん、いいなぁ。 単行本では久々だけど、この空気感、暖かくて大好き。 その空気に、「おでん」がまたぴったりはまっている。 仕事で挫折して故郷に戻り、おでんの屋台を始めた静香。 練り物屋の母親も、やってくるお客も暖かい。 ま、あの「キツネ目」さんだけが、ねぇ。 困ったもんだけど、その後がちょっと気になるw 他の人たちのことも、いい方向に進みそうではあっても、はっきりとそれは描かれないのね。 それが、みんなの先に希望を見せてくれている。 やっぱり、山本幸久さん、すきだわ。

    0
    投稿日: 2025.02.19
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    たまネコ♪
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    寒波到来の今の時期に読むと最高! 東京の有名商社からUターンしておでん屋台を営むアラサー女子。 個性豊かな登場人物と共に物語は進んで行くが、爆弾ヒール役もなく平和に読み終われた。 続編希望‼︎

    13
    投稿日: 2025.02.09
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    lotus
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    冬だし…とチョイスした作品。 山本幸久さんは『花屋さんが言うことには』を読みましたが、おでんオデッセイの方が好きかな。 とにかく練物が食べたくなる(笑) 小説だし夢のまた夢だけど、こんな風に住んでる町で人間関係築けていけたらいいなって思った。

    0
    投稿日: 2025.01.05
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    tece
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    読み始めてすぐに、どうしてもおでんが食べたくなってまだ暑いのに作って食べた(笑) 練り物屋さんが営業するおでん屋台。焼酎の出汁割り飲んでみたい。 最終的にそれぞれの話がちゃんとまとまってスッキリした読後だった。

    4
    投稿日: 2024.10.16
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    lin
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    安定の山本幸久。 東京の、おそらく人も羨む大企業でバリバリ働いていた主人公は、あるときオーバーワーク、過剰ストレスで出社できなくなり、実家の練り物屋に出戻る。 そして実家の練り物をネタにおでん屋台を細々とやり始めるのだが、そこに来るお客さんたち、元彼、などなどとのあれこれがあって、あぁ、幸せに生きたいよね。日々、人とちゃんと出会って、話して、尊重しあって、気づかって。 みたいな、優しい幸せを噛み締める、山本幸久のお得意のほっこり物語。 優しいだけじゃなくて、ちゃんと、辛い現実だったりも、冷静に描かれているからこそ、とっても「良い話」だけど、白けないで読める。ほっこりできる。 その塩梅も良い。 そして、おでん食べたくなる!笑 そこも上手。 元気がない時に、サクッと読もう。

    1
    投稿日: 2024.10.12
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    pata
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2024/10/2 ハッピー。こんなんがいいのよ。 私も仕事がんばろって思うし。 アカコとヒトミもご活躍です。 アヒルバスも営業してます。 昔の知り合いの近況を知るようで嬉しい。 おでん屋さんにもまた会えるかな。

    0
    投稿日: 2024.10.02
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    ちゅみ
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    屋台のおでん屋さんを舞台に、 店主と常連さんたちの日常を描く ドタバタ劇。 ある場所、食べ物を軸に進むストーリーは、 わたしの大好物と言っても過言ではありません。 地元へのUターンも有りだと感じる 今ならではの作品。 おでん片手に読むと、 もっと楽しいかもしれません!

    0
    投稿日: 2024.09.07
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    mie!
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    真夏におでんの話を読むのもどうかと思ったんだけど、そんなの関係なくやっぱり良いんだよなあ。 特別おでんが好きなわけではない私でも、猛烈におでんが食べたくなるという。 特に東京揚げ。 あと作中に出てくるおでんがモチーフのゲーム、アイデアといい、ネーミングセンスといいだいぶ面白い。 実際にあったら、人気が出そうだと思うのは私だけ? 読後感も爽やかで、よく煮た大根みたいに心がホクホク温かくなる。 現実はこんなに全てが丸く収まる程甘くないのかもしれないけど、彼らが行き着く未来に幸あれと願うばかり。

    0
    投稿日: 2024.08.20
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    リトル
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    一気に読むことが出来た。 幼稚園児が歌う曲が恥ずかしかったり、お見合いを薦めてくる婆さんが嫌だったりもあったが、全体的に良い話。

    0
    投稿日: 2024.05.21
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    アールグレイ
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    読後感がとても良い感じ!でも、店の こと、静香と六平太、続きが少し気になる。先も順風な風が吹いていてほしい。 私は、おでんが好きだ! 特に好きなネタは、紀文の魚河岸揚げ! これが手に入らなかった日には、あ~あ とため息交じりで食べることになる。 次に好きなネタは、餅入巾着だ。本の中では、中身をその時によっていろいろと 変えてだしていた。とてもいいと思う。 先日、“キューピー3分クッキング”で きんぴらと半熟卵の袋煮を作っていた。 ア~ッ!美味しそう! 主人公の静香の家は練物店。高校時代、 六平太と付き合っていたが、大学が別れ 自然消滅した。30才を過ぎ、静香は仕事で倒れ実家に戻った。そんな時に 新しく事業計画を持つ人に、市から助成金が、という町おこしプロジェクトを 知り、家で作っている練物でおでん屋の 屋台を計画し、町おこしに採用された。 店には、本当に様々なお客さんがやって 来る。ひとりで毎日同じものを食べる、 部下を引き連れやって来たはいいが・・・・ 魚市場の人たち・・・可愛いお客さんが・・・ ハロウィンでは、DJポリスがイケメンだと騒がれた!それは、あの六平太 ではないか!警察官になっていた! 連作短編になっていて、楽しい出来事が 盛り沢山の本だ。どなただったかは忘れてしまったが、何人かのフォロワーさんの本棚にあった。最初は絵本かと思ったけれど、それはきっと表紙が話の中身を 思わせる人、もの、美味しそうなおでん のせいだと思う。     2024、5、10 読了

    50
    投稿日: 2024.05.10
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    リラ
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    美 おでんがとにかく美味しそう。登場人物がみな気持ちのいい人たちだし、ほのぼのしたお話しで元気をもらえる。

    0
    投稿日: 2024.05.05
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    りぶれ
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    退職して始めた屋台のおでん屋さん。色々なお客さんが来る中で、少しづつ関わりを深めていく様子はやっぱり屋台ならではの人情があっていいな、と思います。次のステップに踏み出す所で物語は終了。明るい気持ちに慣れました。季節的には少し暑くなってきたけど、おでん食べたいなぁ。

    1
    投稿日: 2024.05.03
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    みえすけ
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    おでん美味しそうだなぁ…と素直に思える。静香の肩肘張らない頑張りが周りの人たちを巻き込んで なんだかんだで丸く収まった。わくわくする終わり方が気持ちいい。あとひょっこりアヒルバスが登場してて懐かしかった!

    0
    投稿日: 2024.04.29
  • 翠のアイコン
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    おでんの美味しい冬の頃に予約して届いたのが春うららな陽気の日だったから、なかなか手に取れなかった。 でも返却日が迫ってきて、こりゃまずいと読み始めたら面白かった! 心温まる人情ものとでもいうのか、おでんを中心として物語が進んでいく。 でもやっぱり…もっと寒い冬に読みたかったなー!!

    45
    投稿日: 2024.03.29
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    かうあい
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    必ず練物を食べたくなる話。 練物やおでんの魅力がいっぱいの小説でした。 ガンモの作り方など知らない世界を知れたのがよかったです。 小説の内容は、とても暖かい感じの小説なので心地よく読めました。 近くにこんな屋台があれば、たまに寄りたいなって思います。

    2
    投稿日: 2024.03.08
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    Jake
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    装画を見てあまり期待できないかもと偉そうに構えていたら、読み出してみるとすごくおもしろい。盛りだくさんのストーリーで食べ物小説として秀逸でした。おでん食べたい!

    1
    投稿日: 2024.02.29
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    トリグロ
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    どの話もほっとする話でした おでんの具のようにじんわり温かくなって 少し笑いがある話でした 最近ミステリーの話を多く読んでいたのでより 気分転換にもなりました

    25
    投稿日: 2024.02.25
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    名井(ない)
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    優しい…安心して読める。 ちくわぶは食べたことなかったし、 東京揚げは聞いたことすらなかった。 東京揚げ…たべてみたい!!! 大根は安定しておいしいなと思う。おでん…食べたい…!

    1
    投稿日: 2024.02.09
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    おとん
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    久しぶりの山本節。アヒルバスにオバケディズまで。やっぱり山本さん。軽妙洒脱な、この路線で行ってほしい。ふろふき大根とちくわぶで、一杯飲りたくなった。

    1
    投稿日: 2024.01.29
  • 蒼のアイコン
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    有野静香はそこそこ名の通った商社で働いていた。だが体を壊して故郷へUターンし、実家の練り物工場を手伝っていた。そんな時、一念発起して町おこしプロジェクトに応募し、実家の練り物を使ったおでん屋台を開く事になり… おでん屋「かいっちゃん」に通ってくる人を中心として、ほんわかした気持ちになれました。 嫌いで別れた訳ではない元彼とも上手くいきそうで、続編希望です。

    4
    投稿日: 2024.01.22
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    湖永
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    東京の商社で働いていた静香は、身体を壊し退職後に実家の「有野練物」の手伝いをしていたが、町おこしプロジェクトに応募し、おでんの屋台を開く。 実家の工場で作った練物でのおでんは、出汁も染みて絶品。 少しずつ常連客も増えて親しくなり、高校時代の元カレのDJポリスの六平太とも良い関係に…。 登場人物のキャラも際立つうえにちょっとした問題も切り抜けて、良い方向に進んでいくので気持ちよく楽しめる。 心に沁みてくる温かい物語である。 そして、なんと言ってもおでんが美味しそうである。 たまねぎ天に紅しょうが天、餃子巻にウインナー巻、肉いなり、小型ばくだん…とインターンを終えて寄った早咲ちゃんが頼んだもの全て食べてみたいと感じたほど。 おでんで何食べる?と言ったら大根に卵にこんにゃくは絶対外せないと思っていたが、こんなに新鮮で手作りの練物が出てきたら、そっち選んでしまうかも…となる。 練物から魚の旨みがたっぷりと出汁に染みていくのだから、それは美味しいでしょう。 この季節、おでんはたまらない。

    59
    投稿日: 2024.01.20
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    oop
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルだけで手に取って読んだらサクッと 読めて思ってたより地方の商店街の現状や そういった商店街なんかがある行政の活動に 興味がわきました。 有野練物にその娘が町おこしプロジェクトで 始めたおでん屋台、そこに色んな人たちが 訪れドラマが描かれていく・・・ そして静香と六平太も・・・いやいや 話が出来すぎていないかい?面白かったから いいかぁ~まぁおでんだけに身も心も あったまる話でした。個人的にはおでん屋台に 出てくる具材も有野練物の商品も魅力的で ほんとにあるなら行ってみたくなった。 そういえばおでんの屋台って 最近見かけなくなったな・・・

    0
    投稿日: 2024.01.10
  • ゆうゆのアイコン
    ゆうゆ
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    アカコとヒトミ、うわぁー懐かしい、すっかり売れっ子になっんだ‼️感激しつつ、おでん屋台のストーリーに没頭。さすが山本幸久さんの文章は次から次へと展開が面白すぎる。キャラ立ちも素晴らしくて、おでん愛に溢れまくりで、最高だった。スピンオフあっても面白そう。続編も期待したいところ。守くんの成長も気になる!

    2
    投稿日: 2024.01.08
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    todo23
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    東京の大手商社で体調を崩し、実家の練り物屋さんの手伝いをしていた主人公の静香。ある日、一念発起して町おこしプロジェクトに応募し、実家の練り物を主食材にしたおでんの屋台を始める。美味しさに誘われて集まる多彩な常連客との騒動を描いた作品。 今回は『笑う招き猫』のアカコとヒトミがかなりの頻度で顔を出し、『ある日、アヒルバス』はバスのみ登場します。このあたりは山本幸久ファンなら判るはず。 途中でズッコケかけたけど最後は見事に立て直し、何もかもが良い方向に向かう怒涛のエンディングも心地良く。マンネリちゃあマンネリなのですが、ここは「安定」と呼びたい山本幸久節でした。 寒い日にはもってこいの一冊です。

    1
    投稿日: 2023.12.24
  • あおのアイコン
    あお
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    東京の商社勤めに疲れUターン、 実家の練物屋を手伝い一念発起しおでん屋台を始めた静香33歳。 タイトルを目にしただけでワクワクした予感はあたり、おでんだけにあったかしみしみ。 今までの作品からもちょっとずつ出てきて、またそれぞれ読み返したくなる。 なによりおでんが食べたくなる。

    3
    投稿日: 2023.12.14
  • mar0210のアイコン
    mar0210
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    脱サラして故郷でおでんの屋台を始めたら高校時代の元カレとよりを戻せました。って都合良すぎだろ。 おでんは美味しそうだしクトゥルフだの妖怪だのの企画展しょっちゅうやってる美術館が近くにあったら行きたいし。癒されるというかさらっと読める。

    1
    投稿日: 2023.12.11
  • MISERYのアイコン
    MISERY
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    おでんの屋台が舞台。東京で就職したけれど体調を崩して地元へ戻った静香が始めたのがおでんの屋台。何かに行き詰まったりした人たちの生活の中で、そこにおでんの屋台があることの意味がそれぞれにあってそれがじんわりと温かくしてくれる。エピソードのひとつひとつが面白いのはもちろんなんだけれど、屋台の雰囲気やお客さんと静香のやりとりの安心感と、何よりおでんの熱々で美味しそうなのが伝わってくるのがとてもいい。こういうのが近所にあったら通ってしまうよなと思うくらい居心地が良さそう。

    1
    投稿日: 2023.12.10
  • natsuki813のアイコン
    natsuki813
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    伊竹市に帰郷し、一念発起して町おこしプロジェクトに 応募、おでんの屋台を始めた静香33歳。ある日 高校時代につきあっていたDJポリスの六平太が やってきて…。

    2
    投稿日: 2023.11.27
  • ぽてちのアイコン
    ぽてち
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    大学卒業後、東京の大手商社で働いていた静香だが、体調を崩して退職する。失意の彼女は伊竹市にUターンし母の営む練物工場を手伝っていたが、思い立って町おこしプロジェクトに応募し、おでんの屋台を始めることになった。 山本さんの作品を読むのは4作目だが、どの作品も仕事+町+人情が密接に絡み合っていて読み応えがある。本作に登場するおでんもとてもポピュラーな食べ物だが地域ごとに特色があり奥が深い。 主人公はもちろんのこと、脇役まで含めて登場人物が生き生きとしているのもいい。本作にも実に多彩な人々が登場する。メインのストーリーだけでなく、小ネタも含めて楽しかった。 NetGalleyにて読了。

    4
    投稿日: 2023.11.23
  • もちこのアイコン
    もちこ
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    寒い冬に、あったか〜いおでんが食べたくなる本書。 おでんの屋台を営業する静香の店には、様々なお客がやってくる。常連さんもいれば、場を乱す嫌な客も。 それでも静かは表向きは冷静に対応するが、心の声は辛辣で、そのギャップがクスッと笑える。 後継者問題や夫婦・親子の関係、初恋の相手との再会など、悲喜こもごも、いろいろあるけれど、みんな前向きに生きているから、読んでいて気持ちがいい。 5歳の守くんが教えてくれた仲直りの歌、可愛らしくてほっこりする。他人にイライラしたら思い出したい。 そして、離婚まではいかなくてもピリピリしていた二組の夫婦が、ビジネスパートナーとして二人三脚で歩き始めるところも、印象的。夫婦が仲良くやっていくのに程よい距離感は、夫婦の数だけあるということ、心に留めておきたい。 同じ著者の『笑う招き猫』の主人公、アカコとヒトミが登場するのも、既読者には嬉しいサービス。

    2
    投稿日: 2023.11.15