
松籟邸の隣人(二)
宮本昌孝/PHP研究所
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総合評価
(2件)3.5
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- 稲石浩司"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
吉田茂の少年時代の明治中期で大磯を舞台の中心としたミステリー第二巻目。 明治26年から30年までが時代背景となっていて日清戦争と維新の要人たちの死が描かれています。 ミステリーとしては前巻で明らかになった天人の更なる詳細や陸奥亮子との関係などが事件と絡みながら語られていきます。 吉田少年も学校をいくつか変わりながら大人になりつつあり、だんだん外交に目覚めてきているようです。 どこまで続くかわかりませんが、次巻も楽しみです。
0投稿日: 2025.07.05 - dotabata"powered by"
待望の第2巻 茂少年は行きたい学校が決まらず、退学を繰り返す。 大磯には要人が集まる。 そして血生臭い。 時代が大きく変わろうとしている。 100年以上前の話だけれど、どこか「今」に通じている。 「今」もこの本に出てくるような「無骨」な人々がいてくれますように。そう願いながらページを進めた。
0投稿日: 2025.05.11