
総合評価
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powered by ブクログ経済の話となると専門書や自己啓発系が多いが、物語があるので中身に入り込み易い。これを読んですぐに何かが変わるわけではないが、なにかが変わるきっかけにはなるかもしれない。と思わせてくれる本だった。
0投稿日: 2025.11.17
powered by ブクログお金、というより、社会の仕組み、とか、世の中をどう捉えて生きたいか、という話。内と外、とか、モノが大事、とか、なるべく単純化して理解しやすくして、社会の価値観を拝金主義から変えていこうと意思は感じるが、自分自身に響いたか、と言われると、深みが足りない。若者が視野を広げるために読むにはよいか。
0投稿日: 2025.11.16
powered by ブクログ誰のために働くのか?という問いにハッと捺せられました。 みんな、働くという言葉をお金を稼ぐという言葉に自動変換していると主張されてましたが、まさに私もそのように考えていたからです。本当は誰のためになる仕事をしたのか?という意味なのに。 お金を稼ぐに変換してしまうと、自分や家族のことばかり考えてしまうような気がします。 誰のためになる仕事をしたのか?というように考えると影響範囲がもっと広がる気がします。 明日からも同じ仕事をしていきますが、この考え方の違いはなんとなく大きいような気がしました。
12投稿日: 2025.11.16
powered by ブクログ物語形式なんだー読みやすい。 ボスの講義、わかりやすくて最高だった。 お金って難しい。でも、知れば知るほど、uh?って感じになるけども、役立つ。 ありがとうボス〜。
5投稿日: 2025.11.16
powered by ブクログお金は自分が「内側」と考える範囲で使っている限りは減ることはない、例えば家庭内とか この「内側」を皆んな広げていくことで世の中をよりよいものにしていける ちょっとだけ世界の見え方が変わったよ
8投稿日: 2025.11.14
powered by ブクログ小説を通してお金の本質が語られており、読みやすい。 私は今まで経済や金融に関する学問にあまり触れてこなかったため、新しい社会の見方にワクワクした。ただ、それゆえにやや咀嚼できない部分もあった。 「お金」と「人とのつながり」は相容れない概念かと思ってたが、密接に繋がっているらしい。 豊かに生きるためのヒントになりそうなので、手元に置いておきたいと思った。
0投稿日: 2025.11.13
powered by ブクログお金の本質系で思い出されるのはロバート・キヨサキ「金持ち父さん、貧乏父さん」である。本書との違いはお金への立場の違い。 「金持ち父さん・・」はお金に囚われるなというメッセージ。お金のために働くのでなくお金を働かせるというのに主眼を置く。投資系の話に続くが、お金への信頼度は揺るがない。 一方本書はお金価値を疑う。その裏に隠されている生産物に価値があるのであってお金自体には価値はないという切り口。さらには、お金から解き放たれた社会的なつながりに目を向けて、未来という統一的な価値観を共有しみんなで高めていこうというメッセージ。 どちらも大切な教えである。となると、互いのエッセンスを取り入れたハイブリットな思考はどうだろうか。 「金持ち父さん・・」の実利的なメソッドやマインドを学び個人的な資産を増やす努力を行う。その傍ら自分の富を増やし私腹を肥やすみたいな挙動を取らないよう、本書のマインドを絶やさないように努める。資本主義の悪い部分に悪態をつくだけでなく、うまく乗りこなしてより良い社会や未来に貢献するという崇高な思想。そんな人になれたら素敵だあーと低俗な私である。
6投稿日: 2025.11.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
目次 第1章 お金の謎1「お金自体には価値がない」 第2章 お金の謎2「お金で解決できる問題はない」 第3章 お金の謎3「みんなでお金を貯めても意味がない」 第4章 格差の謎「退治する悪党は存在しない」 第5章 社会の謎「未来には贈与しかできない」 最終章 最後の謎「ぼくたちはひとりじゃない」 2023年10月 第1版出版 -感想- 最近の中で、読み終わるのに一番時間がかかってしまった感じがする。 自分は、お金は「自分が生きていくのに最低限困らない」程度に稼げたら、十分かなぁと感じているから、お金に対する重要度はそれ程高くないのかなと自意識では感じるけど、お金が欲しいっていうのは、凄く分かる。生きていく上で、何をするにもお金がかかる、衣食住,娯楽,移動,、思えば、お金が無いと、そのままでは生きていけなくて、出来ないことばかりしかない。 最近思ったことだけど、もし自分以外の人がいなくなったり、一人で無人島なんかに放り出されると、自分は生活していける術を何一つ知らずに、1ヶ月経たずに餓死すると思う。それを、現代の社会においては、全部他人が手伝ってやってくれてて、その社会システムと貨幣経済によって、自分は無人島における脳なしのまま、生きていくことが出来ている。獣として、餌を自分で確保する方法を知らないのに、「一人前の大人,人間」なんて扱いをされることに、本質的には動物としての違和感を感じる。で、そういう自分でも生きられるように、2025年11月11日の日本がなっていのは、全て過去の営みが今の礎になっているからに他ならない。そして、そのシステムに基づく世界はこの先も続いていく。 自分は、そんな社会において何が出来るのだろうかと、つとつと考える。順当に卒業出来れば、2026年4月1日から、新社会人として働き始めるけど、自分が今までやってきたアルバイト等が、誰かのためになっているんだろうか、認識が難しい。 愛する人も、理屈は分かるけど、今までの地続きの自分が、誰かと支え合って生きていけたりするのか、周りの人の幸福を思って行動できるような人間になれるのか、シビアだなと思う。 お金には何の力も価値も無い、それによって繋がる人々、自分達の行動に価値があることを忘れてしまうと、お金に支配される。現代経済の闇。そうならすに生きていけたらいいな、と思う。
0投稿日: 2025.11.11
powered by ブクログ紙幣の起源と流れなど。中高生向けかな〜と思いながら読んでましたが最後は考えさせられました 主題ではないが、愛って時差だよなあと齢30でしみじみ
0投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログ「お金」は、個人の目線で見る時と社会の目線で見る時でまったく違って見えてくる。 個人の目線については、ほとんどの人が直感的にわかるけど、社会の目線については、考えないと気が付かないものなのだろうか。 大阪商人の格言にも、「汚く稼いで綺麗に使え」とあるけど、それに通じるものがある。 ジンバブエドルのことも改めて考えさせられました。お金自身に価値があるのではなく、社会をよりよくするために何かをすることが価値を生むのだろうか。 コメの高騰が問題になっている昨今、備蓄米の放出やお米券の配布など、短期的には意味があるのかも知れません。しかし、ジンバブエドルが教えてくれるものからすると、いかにコメを生産し流通させるか、そして、その対価をどう分配するのか、という仕組みにある問題点こそ大事なのでは・・・。 財政赤字の件は、赤字が即、悪ではないでしょうが、さらに難しい話だと思います。 このお話は、遺言のように描かれていますが、経済に長く携われた方からの次の世代への真に遺言のように感じました。
0投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログ著者である田内さんのラジオ出演をきっかけに、本書を手に取った。 「お金の奴隷にならない」という概念が言語化されており、自身の生き方を振り返る良い機会となった。私自身は今まさに資産運用やキャリアアップに注力する時期であったため、「お金を通して何を為すのか」を考え直すきっかけにもなった。 また小説形式の自己啓発書であり、非常に読みやすい。多くの人にとって有益な一冊だと感じ、早速家族にも勧めた。 一点補足すると、本書は「お金との向き合い方」を説くものであり、実践的な資産運用指南書ではない点に注意が必要。 お金を得ること自体が目的化する「お金の奴隷」になるのではなく、お金の先にいる「誰か」を感じ、社会の主語を「私」から「私たち」へと広げ、社会とのつながりを実感すること。本書は、その重要性を教えてくれる良書であった。
8投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログ生きる上での社会の見え方までも変わる本だと思いました。素敵な本です。 "労働"に追われていると、社会がマネーゲームのように思えてしまったり、自分や周りの人だけを考えて生きることになると思います。 ですが、視点と意識を変えてみるだけで、生き方が全く変わると気付かされました。 はたらくことの本質、お金の本質について考えさせられるいい本です! for me ではなく for you, for othersの意識で多くの方を豊かにできる人間になろうと思いました。
8投稿日: 2025.11.05
powered by ブクログ「お金の向こうに人がいる」の復習。 セットで読むとより理解が深まると思う。 誰のために「働く」のか 「お金を稼ぐ」ではなく「働く」ことの意義、目的をしっかりと考えなければ。 今後のライフプランを考える上で、この視点は大いに取り入れていきたい。
6投稿日: 2025.11.04
powered by ブクログ君のお金は誰のため ずっと読みたかった本!小説ていうより啓発本!でも小説っぽくて読みやすかった。 お金とは何か、お金のやり取りで何をしているのか、私たちは何をしていけばいいのか。 讓渡、価値提供、お礼、社会貢献、皆で世界を良くする、幸せになる 見方が変わった。
0投稿日: 2025.11.04
powered by ブクログ面白く読めた。わかりやすくお金の仕組みというより、社会のとらえ方を説明してくれていると感じた。自分のしたいことが、『お金』だけではなく、向こう側の人や未来につながっていると考えると確かに目標が見据えやすいかなぁとも思うが、受け入れられない人もいるだろうな。物語として読めるので、子どもたちも読んでくれたらいいなぁと思うけど、いつ手に取ってくれるか⋯。お金稼ぎの仕組みの本が多い中で、少し視点の違う内容でオススメです。
13投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ〇第1章を読んで ・個別の視点で見たお金は全体で見たら無価値であるという考え方が新鮮で、日々の考え方の甘さに気付かされた。 ・お金は生活を豊かにしない、豊かにするのはお金を受け取った人だという考え方は、お金がすべてだと思いがちな我々の意表を突くものだった。 ・金融リテラシーを学ぶことの大切さを知り、この本を読み始めた。お金のために働くとIQが下がるという海外大の論文を見たことがある。この本に限らず、信頼できる情報媒体を通して、自分の生活を豊かにするお金との付き合い方を学んでいきたい。
5投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログ学びの本かと思ったが、ストーリーで進んでいき、物語にも入り込むことができた。直接的に結論を言うというよりは、一緒に考えていく流れ。
0投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とても面白く、お金に支配されかねない現代人の思考を俯瞰的にしてくれる本だと思った。 以下備忘 ・お金自体に意味はない。お金を使って働く誰かの仕事に意味がある。 ・お金も介して支え合っている ぼくたち の範囲を広げて考えることで社会とのつながりを感じられる。そのためには、目的を共有することと、誰かを愛すること。 ・お金は誰かから誰かに移るだけだが目的は共有できる。 ・働くとは本来誰かのために役に立つことである。 ・格差をなくす貢献をした人がお金持ちになっている。 ・お金の格差と生活の格差は違う。 ボスが最後の手紙で、戦後はみんなで支え合っている手触り感があったと言っていたのが、経済発展により本来の目的を失ってはいけないと考えさせられて印象的だった。
0投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログ社会やお金の役割、意義を小説調で解説している本。心温まるストーリーで、読み物としておもしろかった。学生の時に読んでおきたい一冊だった。
0投稿日: 2025.10.16
powered by ブクログお金の向こうには人がいる。 お金は流れて別のところに溜まってるだけ。 国が破綻しないためには、世界のために働くことが必要。 お金は奪い合うことしかできないが、目的は共有できる。 何となく知っていた諸々が繋がって目から鱗だった。 そして最後は道徳の授業的なベタな展開だったが、不覚にもウルっとさせられてしまった。
5投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログ❑❑━━━━━━━━━ 01|感想 ━━━━━━━━━❐❐ ❑❑━━━━━━━━━ 02|あらすじ ━━━━━━━━━❐❐ ❑❑━━━━━━━━━ 03|登場人物 ━━━━━━━━━❐❐ 佐久間優斗 久能七海 ボスこと神宮寺 ❑❑━━━━━━━━━ 04|語彙 ━━━━━━━━━❐❐
0投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログ最初は少し子供向けのような説明が続いて退屈に感じた。しかしどれも言われてみれば至極当たり前なことではあるが、特に後半のボスの言葉は、大人でも考えさせられるようなものだった。企業が社会貢献を掲げるのは綺麗事だけではないと学んだ。
4投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログ素晴らしい小説 お金の先にある大切な未来を意識すること、視野を広げることを分かりやすい事例で伝えてくれる小説 子供にも読ませたい
0投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログオーディオブックで聞いてとても好きだと思ったので紙媒体でも購入 お話を通して、人とお金のあり方などを考えることができる本 活字を読むのが苦手な人は漫画もあるのでそちらをチェックしてみてもいいかも
4投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログお金持ちの心の渇きを感じる。お金のない人の慰めになるとしたら、ちょっと怖い。若いころお金のために魂を売ろうとした自分を思い出した。
0投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログとっても読みやすかった。「お金の正体」と「社会のしくみ」についての講義。 私はつくづくお金の魔力に取り憑かれてしまっていると再認識。 「お金は無力なんや。それに気づかへんと、お金を集めることだけに夢中になる。ここからが、スタートや。」 まさにたった今、スタート地点に立てた気がします!お金じゃない“本当に大切なもの”が見つかります! 6つの謎で世界の見え方が変わる! ・お金の謎1:お金自体には価値がない ・お金の謎2:お金で解決できる問題はない ・お金の謎3:みんなでお金を貯めても意味がない ・格差の謎:退治する悪党は存在しない ・社会の謎:未来には贈与しかできない ・最後の謎:僕たちはひとりじゃない
121投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログ【書名と著者】 きみのお金は誰のため 田内学 【目的】 なんとなく評判のよいマネー本、お金について学べるかなと期待して手に取った。 【読後感】 とても平易で専門用語なく、ストーリーで伝える点でとても読みやすく少し珍しいマネー本と感じた。 平易に専門用語なく、お金ってなんだを少しでも理解できた気がする。 【印象に残ったポイント】 ・過去から現在への贈与 いまの若い人がこういう本を手に取れることが羨ましい。こういう本があるのも、いろんな知識をどう加工するかの知恵の積み重ねにある。 ・お金に価値があるという誤謬は忘れ難い お金はあくまで、財やサービスの生産者がいて交換できるから便宜的に価値があることになっているだけ。わかっていても、数字を見て買い物する日常では結構忘れがち。 ・ミクロの消費も未来をつくる 値段だけではなく、プロダクトや生産者が再生産可能なようにお金を使っている。影響力は微細だが、なんとなく納得感はある。 【要点】 1.お金自体に価値はない 税金を払うためにお金が必要。 税金は政府がお金を循環させるために使う。 一人一人に価値があるが、全体ではプラマイゼロ。 お金を媒介に人々が互いのために働く。 2.お金で解決できる問題はない 問題を解決してくれるのは、お金を受け取る人。解決してくれる人を選ぶことはできる。 お金を商品に変えるのではない。無料の自然資源に無数の労働がなされることで商品が生まれる。 無駄な仕事を減らすことで軽澤井は発展している。 成果を分かち合えないと無駄な仕事が必要。 3.みんなでお金を貯めても意味がない お金を貯めても働いてくれる人がいないと意味がない。 たとえば年金問題なら、人口増加や生産性向上が対策。 なので未来に向けてインフラや設備やl技術や法制度を残すべき。 値段よりも使用価値を上げること。 お金自体は取り合うことしかできないが目的は共有できる。 4.退治する悪党は存在しない 金銭と生活格差は現代においては異なる。 生活格差を縮めた人が裕福になる。 消費と投資のお金の流れが未来を選ぶ。 未来をつくるのは投資ではなく、お金を受け取って研究する人がいるから。 一人一人の消費が格差を作る。 現代の税は搾取ではなく再分配、どう振り分けるから一人一人の投票が決めている。 5.未来には贈与しかできない 全体の預金が増えるのは誰かが借金をしたから。 格差は過去からのツケではなく、同世代に存在する。 借金ではなく働けない国が破綻する。 外国に頼るには、相手にどんな価値を提供できるか。 人から人、過去から現在、現在から未来への贈与が経済を発展させる。 6.ぼくたちはひとりじゃない 働くことは金稼ぎではなく誰かの役に立つこと。 お金によって社会の範囲は広がったが、人のつながりが希薄化した。 つながりの範囲は目的を共有する範囲。 繋がりの最大化は未来の共有。
18投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログお金の正体。これまで、お金は虚構であり、みんなが価値を信じるからお金はお金なのだと考えてきた。この本はとても易しく、中学生でも分かるように書かれているが、その虚構に、税金が関わることと、内と外の考え方を理解する必要があることを気づかせてくれた。子どもたちに読んでほしい。(たぶん読んでくれないけど。)どこかで再読したい。
1投稿日: 2025.09.25
powered by ブクログオーディオブック おもしろーい!お金の勉強にもなるしストーリーとしても一つの物語としていい話だし、とても良かった!
1投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ久しぶりに自己啓発系の本を読了。 「お金」がテーマにはなってるが、小説形式で物語を楽しみながら学べるため、とても読みやすかった。 図書館で予約数が多い理由も納得。これは子どもから大人まで勉強になる本ですね。
7投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログ日本大学図書館生物資源科学部分館OPAC https://brslib.nihon-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1000347729
0投稿日: 2025.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。 お金は手段だが目的化する。怖いのは目的になっても間違いに気づき辛いからなんだろうな。幸せの定義、人生とは、いろいろ考えさせられる。 無人島にお金をもっていく人はいない、ゾンビ映画では食料を奪い合う、みんなTVや映画で見てわかっているのにね。信じたいものを信じる、だって楽なんだもの。 少し立ち止まってみようと思えた本です。
2投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログお金は水たまりのようなもの、無駄遣いのようであっても誰かのもとに届いている。 お金のやり取りをする相手を「僕たち」という括りで考えることができればその人たちに幸せになって欲しいと思えてお金に支配される感覚がなくなる。 ストーリー自体も楽園のキャンバスのような設定でワクワクしながら読むことができた。
1投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログお金と社会についての本で最後泣けるとは…。この本を読んだ後に皇室への「金使いすぎ!」というヤフコメの嵐を見ると、不思議な感覚になった。「全体としては増減してない」。 その払われたお金で誰かが働くことで日本は昔より何かを蓄積できている。
1投稿日: 2025.09.06
powered by ブクログ世界は贈与で出来ている 結論としてお金は贈与を促す仕組みであるということ 子供向けの本と侮るなかれ、少し古臭くなったけれどMMT理論をアホでもわかるようにストーリーにして明確に肯定して否定している マクロ的な視点で貯金には意味が無い等 当たり前で深い内容が散りばめられた良書だと思う ビジネス本のようにかいつまんで太字になってるのではなく、お話として繋がりで記されているので理解が及ばないところは再度読み直すことになり、より理解が深まることになる
1投稿日: 2025.09.06
powered by ブクログうん。 という感じ。 小学生の子どもには新鮮味があったらしい。 ママ、お金には価値がないんだよ!と嬉々として教えてくれました。 定期的に世の中の子どものために必要な本。
0投稿日: 2025.09.05
powered by ブクログお金自体は、問題解決を他人に委ねるだけのもの、ただし、お金によって世界中の人々が繋がれる可能性があるー素敵な考え方だと思いました。
2投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログ物語形式で進んでいく。 お金持ちのおじさん(ボス)が、主人公である中学生の男の子とバリキャリの女性に対し、お金や社会の仕組みを説いていくお話。 これまでお金に関して疑問に思っていたことを、ボスが例え話を多用しながら分かりやすく教えてくれる。お金の本質を突いていて、全国民に読んでほしい。 特に、オフィスの窓際で1日何をしてるか分からないおじさんたちには読んでほしいと思いながら読了。。
0投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お金や社会の仕組みについて分かりやすく書いてあります。 資産家のボスが、銀行で働く七海という若い女性と中学生の優斗と対話しながらお金について考えさせていきます。 優斗の視点なので中学生にも分かりやすい例が挙げられ、経済のこと、世界とのかかわり、未来のこと等とても勉強になると思います。若い方には是非読んでもらいたいと思いました。
2投稿日: 2025.08.27
powered by ブクログ話題とされる本を読んだ。半分は5月くらいに読み、後半は今8月終わりに読んだ。なので前半の内容は忘れてしまったが、なかなか深い内容だった。それをわかりやすく簡潔に説明してくれていて、大変ためになった。お金は投票だと思ったことがあったが、その答え合わせができて満足している。ボスと七海が親子なのは驚いたが、そんな展開にしなくてももっと共感できる話にできたのではないか。未来を感じさせる内容で、明るい気持ちになった。
3投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログお金自体には価値は無いと言うメッセージを込めた小説だったが、話が壮大すぎて少し理解できないところが多かった。もう少しお金に余裕が出て買い物に失敗したりとか後悔をした後に読み直すと理解力が上がるかもしれない。後は子供がいる親に向けた本のニュアンスがあるので、結婚していない子供のいない自分にとっては少し現実感のない話だった。
1投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2024年にめっちゃ売れた本です。 経済の話というより、お金の本質の話でした。 ちょっとまわりくどくて私には読みづらく、絶賛されていたほどではなかったけれど、読んで損はありません。 それにしてもこんなに売れた話題作だったということは、本書を素直に受け止めて感動した人が大多数ってことですよね?!未来は明るい、のかも。。 以下備忘録。ざっくり書いとくよ。 お金自体には価値はない、お金は人が誰かのために働いて解決するための道具であり、皆がお互いのために働きやすい社会をつくるために作られたもの。 要するに、お金を受け取るとは誰かの問題を解決したことの対価で、お金を払うとは誰かに問題を解決してもらうことの対価。 こうして人は互いに支え合って生きていることを自覚し、社会の問題を他人事ではなく自分事としてとらえれば、幸せな未来が待っている。 支え合うことの一段階上に、愛することがある。愛する人がいれば、社会に当事者意識持つことが出来て、よりよい社会を目指そうと頑張れる。 誰かのために働くという本質を忘れてはいけませんね。
2投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログそもそもお金とはなんなんだろうか、働くとはどういうことなんだろうか、中高生の頃にこれを読めたら、芯をぶらすことなく大人になれただろうなと思う。子供に勧めたい一冊。
1投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログ愛には時差がある 人の役に立っているからお金が稼げる。 作っている人の顔が見える社会、なかま、みんなのために働くことが大事だと思った
1投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログ知人に勧められて読んでみた。物語を読みながら、お金について深く考えさせられた。今までのお金の認識は、ショートケーキの上のデコレーションされた部分だけだったが、この本を読むことでスポンジの部分までもっと深くわかったような気がする。買い物をするとき、当然お金と交換するが、そのお金の向こう側にいる人たちのことも考えるようにしたい。
0投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログ今まで読んだお金の本とは一味違って新鮮だった。 大抵のお金関連の書籍では真面目に働くことを軽視し、投資を推奨する傾向が見受けられるが、この本はもっと根本的な「働く」「投資する」ことの意味を教えてくれた。主人公が中学生なのでそのくらいの年代のお金入門書としては最適かと思った。
0投稿日: 2025.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・NISAのような小手先のお金の知識よりも、当本のような本質的なお金の教養から学ぶ方が良い。本質が理解できていないと応用できないし、深く理解できずに思考停止してしまうから。 ・お金より良い人間関係を作る方がもっと大事。 ・難しい言葉を知って分かった気にならない。知恵はアップデートし続けて、自分で調べて自分で考えることを辞めないこと。 ・紙幣が必要だと国民が思ったから、お金がサービスと交換できるチケットへとなった。 ・お金はえらくない。お金を受け取ってくれて働いてくれる人がいるからこそ問題が解決される。 →お金を払っているから横柄な態度を取る人は、お金で問題解決できていると思っていて、お金のことだけ考えている愚か者だ。 →お金を払うということは、自分ではできない問題を他人にパスしているだけ。仕事してくれる人がいて、初めてサービスが受けられる。 ・問題を解決しているのはお金自体ではなく、お金を受け取る人々。 ・お金だけたくさん刷っても意味がない。ハイパーインフレのしくじりが教えてくれる。 →ジンバブエ、ドイツ ・生産する労働側の人が減ってしまいいなくなってしまったら、作れなくなるのでお金の価値がなくなる。つまりお金を溜めまくるよりも、今の日本では生産力を効率化したり労働人口を増やすことが先。 ・値段と価値は人によって別。値段が高いから自分にとって良いサービスであるとは限らないので、ちゃんと考えて買うこと。 ・昔と比べて大金持ちと庶民の生活の格差は減っている。みんなスマホを使っているし、SNSだって使える。 ・お金を使うことや投資は未来への提案。自分が良いと思うサービスや会社にお金を投じて、良い未来を作っていく。買い物は1つ1つその会社を支持することでもある。 ・働く=お金を稼ぐでなく、働くことは誰かの役に立つこと。 ◎アクション ・お金を払う際は感謝の気持ちを毎回伝えること ・出来るだけ地元、個人、応援したいお店で購入する →出来るだけ産直市で野菜を買う ・なんでも考える時は前提や常識を疑うこと。 →根底から考えないと、本質的な気づきは得られない。 ・お金を貯めることより、健康的で細く長く働き続ける方がよっぽど大事だとわかる。あとは助け合える深い人間関係とか。 ・人間関係を豊かにしておく →家族 →親 →友達 →先輩 家族と親以外で5人深い関係を作りたい。 ◎ページ 19.22.31.39.45.54.61.66.70.71.74.75.76.78.85.88.91.110.111.112.113.115.127.148.158〜161.206.208.214.218.220.211.
0投稿日: 2025.08.20
powered by ブクログ普段生活をしていると、いかに自分が裕福になるか、いかに自分が儲けるかなど、どうしても自分のお金のことだけに執着しがちだが、この本を読んで、もっと広い世界でのお金の意味を考えることができた。 仕事においても、どうしたら自分の仕事が儲かるかということに集中しがちだが、自分の仕事が社会的にどういった意義があって、誰の役に立つのかということを考えながら仕事をするようになった。 この本を読んだ後の感覚をずっとキープできる良いと思う。
0投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログ経済的な不安を誰しもが感じないことはないだろう。 その中心となる「お金」「働く」ということを物語を通してわかりやすく理解させてくれた。 息子たちに早めに読ませたい一冊。
0投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログ少年にもわかるように簡単な説明のようでしたが、やはりお金の事は難しい。物語形式で最後には人生は、お金だけではないと言う事。愛が必要だと言うことを作者は、訴えていました。確かにその通り 確認出来ました
0投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログたくさんのことを学ばせてもらいました。 社会に出て20年以上経ちますが、本に登場する主人公のように中学生、いや、もしかすると小学生の頃に読むことができていれば、違う人生を歩んでいた可能性もある、そう思えるくらい素晴らしい本でした。 ストーリーとしても大変面白く、また最後は泣ける構成になっていました。 見掛けたら迷わず読んでみてほしい一冊です。
1投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ経済の話は苦手だけど、この話は物語調で話が進むので子供でも理解しやすい。 仕組みはわかった。これを全ての人が理解をし、いっせいのせ!で実行していく必要があるんだけど…それが1番難しいのよね。。。
0投稿日: 2025.08.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やさしいマクロ経済/社会学入門っぽい小説。(単純化してあるので暴論?なところもある) ・難しいなーと思った点 「社会の一員としての自覚を取り戻すには、他人や社会と未来を共有することが重要(大意)」らしい。単語だけは知ってる、Citizenshipってやつ?でもさ、自分の生活でいっぱいいっぱいな人間に、プラスして社会の向上に向けて参加せよとか無謀なんで、実際それに参加できる人間ってそんなに多くないのでは??<「金がすべてじゃない」って言えるのはある程度金を持ってる人間だったりする>的な欺瞞というか、真実ではあるけどだいぶ条件付きみたいな。 またまた自分が社会を想っても社会が自分を想ってくれているとは必ずしも言い難いし、「俺たちこそが我が国を変える!」の熱狂が暴走することもままあるし。書いてあることはやさしいが実行するのはハードルが結構高~いと思ってしまった。とりあえずできそうなのって選挙行くくらいか?? <総評> 言いたいことはとてもやさしく書いてあった。あと一問一答で一見うさんくさい命題を解いていくところは「夢を叶えるゾウ」に似てる。(そういえば問題出す側が関西弁な所も共通してるのはこういう問答に向いてる雰囲気なのか)お金と向き合う日々に疲れ気味な時に読むとちょっと気分が晴れるかも(それかフワフワ加減に腹が立つかもしれない)。 小説としては七海さんの設定と純朴さがご都合でちぐはぐかなーと思った。普通~によきお姉さんなんだけど、生き馬の目を抜く投資銀行にお勤めの割にプライドやら頭の冴えを感じない(失礼)し、いい大人が上司命令にぼんやり従って中学生と話を聞いてるだけで大丈夫か?と他人事ながら思ってしまった。
1投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログ物語調にお金のことについて教えてくれた本。 お金を儲けるには、とかどうやって投資をするか、とかが書いてあるのではなく、お金の見方・考え方について書いてある。主人公は中学生の男の子なので、誰にでもわかりやすく説明してある。 将来のお金の不安や、お金の使い方について知りたかったから読んだけど、そもそもの「お金とは?」に立ち返れたので読んでよかった。これを読んで、私のお金はどうするのか…はこれから考えていかなきゃ行けないと思う。
1投稿日: 2025.08.09
powered by ブクログ積読していたのを、出張を機にやっと読む。 物語調なので、経済の話はやや分かりにくい。物語としてもイマイチ。 どっちつかずの感じでした。 経済に興味は湧いたので、著者の経済入門書を読みたい。
6投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログお金自体には価値がない、お金で解決できる問題はない、みんなでお金を貯めても意味がない。3つの謎を解いたとき、世界の見え方が変わった。大人も子どもも知っておきたい経済教養小説!学校では教えてくれない「お金と社会の本質」がわかる!(e-hon)
1投稿日: 2025.08.04
powered by ブクログ自分個人としてお金は大切で、たくさんある方が不自由なく、幸せに過ごせると思っていた。社会を俯瞰してお金を見る、“ぼくたち”の範囲を広げる、なんて視点をもったことがなかった。 新たな視点で、お金のこと、働くこと、消費すること等々を考えられる一冊だった。物語形式で話が展開されるため、気負わずサクサク読み進められるのも良かった。
2投稿日: 2025.08.04
powered by ブクログお金とはなにかを小説で読みやすく伝えてくれる本書。 お金の話といえば「どうやってお金を増やすか」みたいな本が多い中、この本はお金とは何かから社会、人との繋がりまで教えてくれます。 お金なんてあればあるだけいいのでは?と思っていたら、世界は狭いままだー。 読みやすいし、自分の視点が変わってハッとさせられる部分も多かった。 働き盛りの人からまだ働いていない若い人まで幅広い人に読んでもらいたい一冊。
11投稿日: 2025.08.03
powered by ブクログ「寂しい夜にはペンを持て」みたいにライトな小説仕立てでお金について論説されている。役割から、社会の仕組み、働くこととはなど話は広がりをみせ、最終的には生き方まで考えさせられる。エピローグでは、あっと驚くストーリー性もあり、読み物としても楽しめた。
0投稿日: 2025.08.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お金の先には必ず「人」がいて、その人の労働が世の中の幸せに繋がっている。お金の奴隷とは「ぼくたち、の範囲が自分だけであること。「ぼくたち」の範囲を広げていくとがお金の奴隷から脱する方法。働くとは、誰かの役に立つこと。
1投稿日: 2025.07.29
powered by ブクログ# 感想 「愛と勇気と少しのお金」、この本を読んで思い出したチャップリンの映画の言葉です。 お金は欲しいし、給料もいいところで働きたい。でも、それだけでは足りないというか、それ以外に必要なものがあるという気持ちがあります。言い換えれば、お金はある程度で良くて、実際にはお金ではないものが欲しいのだと思っています。それなのに欲や見栄からか、必要以上に、欲しい気持ちが引っ張られてしまうところがあります。 こう思っている人や、お金の価値の輪郭がぼやけているなと思う人は、この本を読むと少し輪郭がはっきりする気がします。私は少しはっきりした気がしました。以下に続きます。 必要以上に欲してしまう理由です。お金は社会を円滑に回すための共通の価値観を共有するためのシステム、だからだと思いました。社会を円滑に回すために共通化したのだが、共通化されたがために、いろんなところでお金の話になり、たくさん持っているとたくさんの人の羨望が集まるようになり、誰しもにわかりやすい指標になってしまったからだと思いました。 ところが実際に大量のお金があると、どう使おうかということになります。3億円の宝くじが当たったら何に使いますか?と聞かれて、刹那的な快楽のために使い切るみたいな回答は割と出そうな気がしますが、意味のある使い方をすぐに言える人は少ないのではないでしょうか。 結局、お金は貯めるためにあるわけではなく、お金に使われるために生きるわけではなく、お金はシステムであり、自分を含めた周りの人、社会をよくするためにあり、捕らわれ過ぎてはいけないのだと思います。 もちろんお金は無いと困るものなので最低限は必要。そして必要な量は人によって大きく異なり、大きなお金をうまく使える人もいれば、そうでない人います。大きいお金をうまく使うにはそれなりの力が必要ですし、やっぱりお金以外にもいろいろ欲しくて、家族や友人、社会的な立場、名誉、いやいや他にも時間や若さや健康や趣味や飲み会を断る勇気・・・。 そう考えるとやはり人生は「愛と勇気と少しのお金」に帰着するのかなと思いました。 # 抜粋 - 仮想通貨が普及しないのも、きっとそれが理由ですね。多くの人が価値を信じていて、おなかをすかせていないから、普及しないんですね。(P.046) - 補足:コンテキストとして、前段で、「国が税を紙幣で徴収するようになった。米などではなく紙幣で徴収するようになったことで、全ての人に紙幣が必要になり、紙幣にお腹がすいた状態になった」、という話がある。 - 「お金の力は選ぶ力、ですか」 七海は、意味を探るように、ボスの言葉を繰り返した。 「逆に言うとな。選べないとお金は力を失うんや。教育に力を入れようと国が予算を増やしても、学校の先生がおらんかったらなにもできへん。」(P.078) - その小学校での生活は日本より不便そうだ。だけど、子どもたちの目は希望に満ちていた。(P.125) - (中略)それに、投資しているのはお金だけやない。さっきの2人は、もっと大事なものを投資しているや」 ボスは七海と優斗を順に見つめてから、ゆっくりと続けた。 「それは、彼らの若い時間や」(P.152) - 問題なのは、『社会が悪い』と思うことや。社会という悪の組織のせいにして、自分がその社会を作っていることを忘れているのが、いちばんタチが悪い(P.162) - 未来は、みんなで決めているや。消費や投資によるお金の投票行動だけでは、限界がある。社会全体を取りこぼさんために、選挙による投票が必要や(P.166) - 借金しても国内の労働力に頼るなら問題なかったが、外国の人に働いてもらったせいで、お金がどんどん外に流れて、将来世代が働いて返さないといけなくなった。外国へのツケを増やしすぎて破綻したそうだ。(P.189) - 葬式や結婚式も、地域の人に手伝ってもらいながら準備をする。ともに悲しみ、ともに喜ぶ。今みたいに、お金を払って知らない人に問題を解決してもらうんやない。解決してくれる人たちが周りにいて、彼らの顔が見えていたんや。(P.209) - 優斗くんが年末に買ってきてくれたどら焼きを、二百円で手に入れたと感じるか、和菓子屋のおばちゃんが作ってれたと感じるかの違いや。 ”ぼくたち”の範囲がせまくて、おばちゃんが外側にいる赤の他人やと思えば、二百円で手に入れたと感じる。つまり、お金がすべてを解決したという感覚になる。しかし、”ぼくたち”の範囲が広がって、おばちゃんをその内側にいる仲間やと思えれば、おばちゃんが作ってくれたと感じる。 この”ぼくたち”の範囲は、知り合いかどうかではなくて、僕らの意識次第や。金の奴隷になっている人ほど、この範囲はせまくなって、家族くらいしか入らへん。いや、家族も入らない人もいるやろな。 そうなると、自分の生活を支えるのは、お金やと思ってしまう。知り合いの店だろうとこだろうと、働いてくれた人のおかげだなんて思えない。社会を”ぼくたち”の外側に感じて、すべてが他人事になり、金を増やすことしか考えなくなるんや。(P.214-215)
11投稿日: 2025.07.28
powered by ブクログ中学2年生の優斗が「ボス」と出会い、お金の本質と社会の仕組みを物語形式で学ぶ“経済教養小説”です。 読者が選ぶビジネス書グランプリ2024総合第1位にも輝いた良書で、子どもから大人まで楽しみながら学べます。 本書の面白さは、まず「お金には本質的な価値がない」「お金で問題は解決できない」「みんなで貯めても意味がない」といった“お金の謎”と呼ぶ6つのテーマを、ストーリーを通して理解させてくれる点です 。 また、高校生でも読みやすい平易な文章でありながら、人生観や働く意味について深く思考させられる構成も魅力です 。 さらに経済用語や社会構造を噛み砕いて説明しているため、たとえば「お金とは税を納めるための仕組み」といった視点まで含め、読後には世界の見え方が変わります 。 全体として、本書は単なる経済入門ではなく、「お金に支配されない人生観」を問い直すきっかけになる一冊としておすすめ。 物語構成で進むため初心者でも取り組みやすく、経済に苦手意識のある人にも見逃せません。
1投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログ「わたしたち」ではなく、「わたし」で生きていた自分にとってはものすごく刺さった。衝撃的な本。 稼いでは使って、何か不足しているような、1人で生きているような日々なのは、「わたし」で生きていたからなのかな。ずっと何かが足りなかった お金を勉強することは大切だとわかっていたけど、この本を読んでお金に支配されるとそれ以外のすべてを失ってしまうと思った。それじゃあ意味がない。 ずっと自分がやりたいことに目を向けていたけど、自分が世の中に何を与えれるか考えていい流れをつくる一員になりたいと思った。自分1人が幸せになればいいわけではない。 ものすごく良い本に出会えたな。今日なんとなくお気に入りの本屋さんに行って、この本と目があってよかった。。。
1投稿日: 2025.07.25
powered by ブクログ働くことをお金のためではなく、誰かのためにと考えることは普通に生活している中で、気づいていないことだったかも知れない。明日から少しずつ意識してみようかなと思う。
0投稿日: 2025.07.24
powered by ブクログお金にまつわる悪いイメージを払拭 するには良い本です 『金は天下のまわりもの』と言いますが 自分自身の目線だけで考えずに、 お金というツールで社会との繋がりを 持てると考えてお金の使い方を考えたい 最後のオチは個人的には無くても 良かったかも あまりしっかり構成練ってねーなー と感じてしまいました
0投稿日: 2025.07.23
powered by ブクログ~学校では教えてくれない「お金と社会の本質」!~ 電子ブックへのリンク: https://kinoden.kinokuniya.co.jp/hokudai/bookdetail/p/KP00089926 ※学外からはこちら→ https://www.lib.hokudai.ac.jp/remote-access/?url=https://kinoden.kinokuniya.co.jp/hokudai/bookdetail/p/KP00089926
0投稿日: 2025.07.22
powered by ブクログ登場人物が少ないけれど、深い物語。 小説としても、お金に対する知識本としても楽しめます。 というか「お金」というテーマでこういうストーリーを 作れるのだなぁと感心しました。 この小説では選択の大切さがちゃんと描かれているような気がします。
11投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログお金って何? どうしたらいいの?と思ったら。 お金とは何か。 お金の本質について、小説仕立てで解説してあります。 これまでにない発想が、いいですね。 ある雨の日、中学2年生の優斗は、たまたま知り合った銀行勤務の女性・七海といっしょに、ある大富豪の家に入っていく。 富豪は「この建物の本当の価値がわかる人に、譲る」と言うのだ。 そして、お金をめぐって、さまざまな話が繰り広げられます。 お金自体には価値がない。 お金で解決できる問題はない。 みんなでお金を貯めても意味がない。 退治する悪党は存在しない。 え? ‥そう? そうかな~‥ 一部は意味するところがわかるようでも、なかなか全部はすぐ納得いかないですよね。 問題はお金そのものではない。 何が生きる目的なのか‥ 生きている人間が大事。 誰かの役に立ち、誰かに助けられる。 順を追って考えさせられ、面白く読みました☆
33投稿日: 2025.07.19
powered by ブクログお金について考える一冊。物語形式で少し読みにくさもあったけれど、内容はお金の本質を突いており、国民全員に知ってほしい考え方が詰まっていた。 特に大切なのは、「お金自体には本来、価値がない」という視点。 昔は米で納税していたが、紙幣に変わることで人々は“お金”を求めるようになり、そこに価値が生まれた。 もし仮想通貨で税を払う時代が来れば、価値の源はそちらに移るだろう。 「税を通じてお金に価値が生まれる」という仕組みは、現代を生きるうえで知っておくべき教養だと感じた。 また、「お金を払う」という行為は、問題を解決してくれる“誰か”に報酬を渡すこと。 つまり、自分の課題を他人の力で解決してもらうということなんだと腑に落ちた。 年金の不安についても、貯金だけでは根本的な解決にならない。 少子化を食い止めたり、一人ひとりの生産性を高めることが本質的な対策になる。 金銭的な格差は広がっているけれど、生活の格差はむしろ縮まっている。 誰もがスマホを持ち、社会インフラや情報にアクセスできる時代。『FACTFULNESS』を思い出した。 社会を良くしようと行動した人が、結果としてお金持ちになる。 お金とは「行動の結果」であり、お金自体には良い悪いもない、あらためて考えさせられる一冊だった。 あと、借金をしても財政破綻する国とそうでない国の話は興味深く、なるほどと思った。
1投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログ【 自分の無知を思い知った 】 お金に対しての考え方がガラリと変わりました。 お金は貯めない!増やせ!と思っていましたが、それは半分正解であり、半分不正解なのだと学びました。物語になっているので、とても読みやすいです。自分の子どもが大きくなった際にも読んでほしいと思える本でした。 自分の生活は、周りにいる様々な人の仕事によって助けられていると再度確認でき、周りの人に感謝の気持ちを持つことを思い出しました。また、自分の仕事も誰かのことを助けているということも再確認できました。 家族のためにお金を稼ぐ(間違ってはいないが)!と自分のため、家族のためしか考えていなかった自分を反省。その考え方だと働くことへの意欲が低下していました。誰かのために働いている!と考えるだけで、役にたっている、社会の一員であると感じることができ、仕事への意欲も変わった気がします。
3投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログ世界の中でお金がどのように循環しているか、投資する意味、格差など解説した書籍。お金がどこかで水たまりのようにたまっているというのは理解しやすかった。国債についても相続とくっつけて考えるとなるほどと思った。プラスになる相続だけを期待するのではなく、マイナスの国債も一緒に引き継いでいかないといけない。結論としては、人との繋がりを大事にということかな。お金では買えない信頼や助け合いが良い未来を築いていく。
0投稿日: 2025.07.04
powered by ブクログお金が回るとはどういうことか、目指す未来にするためにどうしていくかが書かれた本。主人公のように手持ちのお金が多くなればいいと思っていた自分にとって目から鱗の本でした。どう働くかにも触れられていて今後の働く場所についても考えさせられた。
1投稿日: 2025.07.02
powered by ブクログめちゃくちゃ良い本だったー! ラストの章が感動で涙が溢れた お金には価値はないけど、お金によって調和が取れている それを教えたい... 途中なんども読むの止めそうになったけど、最後まで読んで本当良かった 感動したわ 私も生きているうちに、子供に伝えたい事たくさんある ちゃんと伝わるように言語化するのは大変だけど、伝えたいと思った 気づきをありがとう!って言いたくなるような本でした。
0投稿日: 2025.07.02
powered by ブクログお金が万能だと信じる人にこそ読んでほしい一冊。お金より、もっと大切なものがある。その大切なものであるが、現代日本では失われつつある光景でもある。その光景を未来へ残すためにもお金について詳しく学び、お金の奴隷にならないよう気をつける。小説形式でわかりやすく読める。お金の教育にもってこい。
0投稿日: 2025.06.30
powered by ブクログそもそもお金の目的は何かを教えてくれる本 【内容メモ】 ・日本国内と国外での区分けをすべき。国内で貶めあいをするのではなく、生産力などを協力してあげれば、日本の国力が向上する。経済の発展の本質は、生産力向上。 ・日本国内で価格のつり上げなどを行っても、あまり未来の社会のためにはならない。海外に対して、どう価値提供するか、が肝要。 ・国の借金は、言葉通りの借金ではない。企業などで貯金されている。 ・豊かな生活を作った人が金持ちになっているだけ。(Amazon、Google、Apple) ・いくらお金があっても、商品・サービスがなければ社会が成り立たないという点から、お金自体には価値はなく、商品・サービスに価値がある。その価値あるものを向上させていく必要がある。 ・働くということは、お金を生むのではなく、誰かの役に立つことである。また、広い共同体で助け合いながら生きていくべき。 【所感】 ・会話調で読みやすい本。 ・国の借金についてはなるほどと思った。過去に国の事業などで支払ったお金がめぐって企業などの貯蓄として残っている。本によれば国の借金:1200兆円、企業の貯蓄額:1400兆円。 ・生産力や無駄の削減で経済が発展するという考え方、新たな視点。 ・お金の流れを水の流れと例えるのが理解しやすかった。パンを買うには小麦農家まで水が流れている。水たまりはお金を貯蓄している状態で、税金は水を蒸発させるという考え。
7投稿日: 2025.06.30
powered by ブクログお金自体に価値がなく、代価として紙幣を支払っているだけ。 過去から現在、現在から未来への贈与で社会はできている
0投稿日: 2025.06.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お金とは何なのか、お金に惑わされない人生の考え方とは…を教えてくれる。 これは義務教育に入れるべき。
2投稿日: 2025.06.29
powered by ブクログ新書よりも敷居を下げて分かりやすくしようと例え話などを沢山盛り込んだ構成にしたのだと思うが、個人的には抽象的にふわっとした話に終始しており、脇の甘さを予感させるような分かりにくさがあると感じた。自分が詳しくないことが悪いのだが、そういう意味では分かりにくくも感じた。 税金による貨幣や、貨幣を通した贈与の浸透、また政府による再分配といった話や、投資や消費活動が未来の選択につながるといった現在視点での見方の話は確かにそうだと思ったが、国債に関する過去からのツケは関係ないみたいな話がいまいち腹落ちしなかった。 終盤にて「"ぼくたち"の範囲」の話をしていたと思うが、前半から基本的にはより広い視点、視野を持って状況を整理することをしていたように感じられる。 周りで割と絶賛に近いことを言ってた人が複数いた気がするため楽しみにして目を通したが、個人的には期待値を上げすぎたかもなという感触。ふつうに面白くはあるけども。 脚本だったり、小説っぽいパートだったりは、編集者の手がしっかり入っているのかなと本筋とは関係のない邪推もしていたが、しっかり田内さんが書いていたなら面白い。 会話スタイルは確かに分かりやすいんだけど、もうちょいnewspicks系の書籍レベルでいいから、それっぽい形式で書いてもらった方が読書体験としては満足感があるな。それこそGS出身者で言えばこの前清水さん?証券部門の人がESG系について書いてたやつとか。(突き詰めると、より良い未来のための投資という文脈では結局似たようなことを書いていた気もする) でも田内さん的に届けたい層はこういうパッケージングで届きうる層なんだろうな。 ニュートラルな視点の提示にとどまっていた気がするから、そしたら何がより良い未来なのか、や、それにつながる選択肢は?という田内さん自身のスタンスも知りたい。
0投稿日: 2025.06.29
powered by ブクログ★働くとは、お金を稼ぐことではなく、誰かの役に立つこと 物語形式で「お金」と「社会」のしくみを解説していく本著。 1章(50ページほど)読み終えるまで耐えれるかがカギですね。 というのも… ・経済の商流を知らないと、理不尽やちんぷんかんぷんに聞こえる ・主人公が中学2年生の子どものため、幼い発言にヤキモキしてしまう などがあるため読むのをやめてしまうかもしれないです。 ■三箇条 ・お金自体には価値がない ・お金で解決できる問題はない ・みんなでお金を貯めても意味がない ■お金について ・税金の導入→集めたお金で政府が使う→お金が循環する ・お金は"個人:価値有り"、"全体:価値なし" →お金によって人々が支える社会が実現している ・✕ お金:問題解決 ◯ お金を受け取る人々:問題解決 →お金の力は選ぶ力、お金は解決してくれる人を選ぶことしかできない ・ムダな仕事を減らすことで、経済は発展している ・1人ひとりが社会を形作っている ▲最後に… 人を愛すること →「愛は常に時差があって届くんじゃないかな?」
0投稿日: 2025.06.23
powered by ブクログ中高生がターゲット?の読み物仕立て お金について考えされせられる内容 「お金の向こう研究所」はWEB上に実在している。
0投稿日: 2025.06.14
powered by ブクログ著者、田内学さんは、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用終了 田内 学(たうち まなぶ、1978年 - )は、日本の作家。ゴールドマン・サックスの金融トレーダーを経て、金融教育に関する著作を出版している。お金の向こう研究所代表。 ---引用終了 で、本書の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 お金自体には価値がない、お金で解決できる問題はない、みんなでお金を貯めても意味がない。3つの謎を解いたとき、世界の見え方が変わった。大人も子どもも知っておきたい経済教養小説!学校では教えてくれない「お金と社会の本質」がわかる! ---引用終了
46投稿日: 2025.06.11
powered by ブクログお金について、社会との繋がりについて、考える機会になる一冊。お金への不安がなくなるかと言うとちょっと難しいけど、どうやって増やすかばかりじゃダメだな、と思わされた。時間をおいてまた読みたい。
0投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログお金の本当の意味とは。経済教養本。 お金自体には価値がなく、お金で解決できる問題は無い。お金を貯めることに意味は無い。 その答えは、お金は決められた量しかなく、どこかで留まっていても価値はない。 奪い合うのではなく、誰の役に立つ行為が、社会全体を回し、豊かな未来を作っていける。 愛する人のためになにか送りたいと思うボスの気持ち、それを守ろうとする優斗の優しさに、最期猛烈に感動。息子が高校生くらいになったら読ませたい。
0投稿日: 2025.05.30
powered by ブクログほんとに糸井さんお勧めなの?というレベル。 特に学びになるところもなく、文章自体も何というか拙い。 小説としても実用本としても中途半端だった。
1投稿日: 2025.05.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
⚫︎お金とは ネットでススメており、読んでみた。お金とは何かを改めて確認。 いつも財政破綻の危機とか言っている。破綻したら、生活もできなくなるのではないかと常々疑問 だった。なぜ通常通り生活できているか。お金というものの性格、性質を考えるとその通り。 また、募金は本当に役に立つのかとも思っていたが腑に落ちた。お金で解決できることなんてないのだ。 税は決して悪いものではない、社会へ何にお金を回しているかで世の中は決まる、お金で自分ができないことを人に任せているだけ、など、お金を通じて、社会というものがわかる。さらに貯金は意味ないと思っていたが、その通りだった。
1投稿日: 2025.05.26
powered by ブクログ読みやすく、お金に対する向き合い方を考え直させてくれる本でした。 働くということは、お金を稼ぐことではなく、誰かの役に立つことだというフレーズは、心に刺さった。 仕事に追われていると、お金の数字だけが一人歩きして、収入を得るために仕事をしているような錯覚に陥ってしまう。しかし、仕事の本質は、課題解決=人の役に立つことであり、その本質を忘れてしまうと、何のための仕事なのかがわからなくなってしまう。 私は就職氷河期世代だが、何かと社会に対して斜に構えてしまう年代であるように思う。手取りを増やしたい、現役世代を手厚くしてほしい、年金の不公平、国の借金など、不満はよく聞く。 しかし、それは上の世代(バブル世代や団塊世代など)の働いた価値の裏側にいまの資産があることが俯瞰して見えていないだけなのかもしれない。 時間を超えて”ぼくたち”の範囲が広がれば良い社会が作れるのではないかと感じた。
5投稿日: 2025.05.25
powered by ブクログ中高生から大人まで、お金ってなんだろう、という問題に答える「小説」です。 中学生の佐久間優斗は、投資銀行勤務の久能七海とともに「錬金術師」とか「ボス」とか呼ばれる謎の男からお金についての講義を受けることになった。 ボスが言うのは「お金自体には価値がない」「お金で解決できる問題はない」「みんなでお金を貯めても意味がない」。 各章の終わりには、その章で話されたことのポイントがまとめられてわかりやすいです。 この本では「お金に縛られて人生の選択がお金中心になってはあかん、お金を自分の意志に従って道具としてつかうんや」という考え方が示されます。そのためにはお金についての視点を換えてみよう。 お金の先にいる人々の顔を見るというのは、自分が社会に役立つことを考えられる。 「あの人たちだけ恩恵あってズルい」という考えを見直すのは、前向きにできることをやろうと思えそう。 考え方、見方ですよね。 (小説なんですが、私の本棚では「ノンフィクション・社会」カテゴリにいれておきます)
37投稿日: 2025.05.24
powered by ブクログ『優斗くんが年末に買ってきてくれたどら焼きを、二百円で手に入れたと感じるか、和菓子屋のおばちゃんが作ってくれたと感じるか』 この表現が、最も私に響いた。 お金で解決していると思うのではなく、 その都度お金の向こうに人を感じ、 その人の働きに感謝できる自分でありたい。
0投稿日: 2025.05.24
powered by ブクログストーリー形式のビジネス書。知識を修得というよりは、ストーリーを純粋に楽しむことが出来た。登場人物の感情に移入することで、お金に支配されない考え方を学ぶことが出来たと思う。
3投稿日: 2025.05.21
powered by ブクログお金の見方が変わった。個人や家庭どまりの価値観であったお金が、未来の社会を守るためといった視野に広がった。例えば、年金問題は、みんながみんなお金を貯めてもしょうがない、少子化を食い止めたり、一人当たりの生産力を増やしたりしないといけないということなど、理解できた。また、街の書店がこれ以上減らないようにネットではなく、なるべく近隣の書店で購入し、周りの経済が回るような行動に繋げたいと思った☺︎
0投稿日: 2025.05.16
powered by ブクログお金に対する見方が変わる本だった。 ずいぶん難しい内容かと思いきや、物語調なのでわかりやすく理解できた。 とはいいつつ、結局どうしていったらいいのかはわからないまま。 物語の最後は心がギュッとなった。
1投稿日: 2025.05.16
powered by ブクログAudibleで聴いた、経済の勉強というよりは、お金の本質についての話。 みなさんの感想を読んでいると素直に受け止められていていいなと思った。 言いたいことはわかるけど、そうは言ってもきれい事だしお金がないと解決しないしな、と考えた私は完全にお金の奴隷側の人間らしい。。 ストーリーも無理矢理に感じてあまり好みではなかった。
29投稿日: 2025.05.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ストーリー性や、お金を語る時に愛を引き合いに出すことには様々な意見がありそうだがそれをどうこう言うつもりはない。人間は元々狩猟をしながら群れで暮らしていたことから考えると、“ぼくたち”の中の他人のために尽くすことが皆が生きる術であることは当然だと納得した。お金に価値があるわけではないというところから丁寧に解説されていたが、昔から思っていたこととして、このことは学校でもっときちんと教えた方がいい。
0投稿日: 2025.05.15
powered by ブクログ「お金とは...?」の問いから始まり、経済の仕組みをストーリー仕立てで優しく学べる本。読後感も爽やか。若い人たちに薦めたい。
0投稿日: 2025.05.13
powered by ブクログお金の奴隷にならないためには、お金の向こう側を意識することが重要。お金の存在を抜いて考えると、働くことは社会全体で助け合っていることを知った。 働くとは稼ぐことではなく、助けることである。 小説としても感動する内容だった。
0投稿日: 2025.05.12
powered by ブクログ#きみのお金は誰のため #田内学 #東洋経済新報社 #読了 小説としても教養本としても素晴らしい。例え話がとてもわかりやすい。何のために仕事をして、どこで何にお金を使うのか。今になって、なんとなく感じてたことを、見事に言語化してくれた本。 出会うべくして出会うものですね。人にも本にも。
8投稿日: 2025.05.12
powered by ブクログ・税金(は円で支払わなければならない)の導入によってお金が必要になる。 ・お金は個人にとって価値があるが全体(発行元)では何がない。 ・ただ「お金で解決できる問題はない」「みんなでお金を貯めても意味がない」は全体視点ならそうだけど、ことお金に関しては個人視点になってしまうので、徐々に理解が乖離し始める。 ・国の借金は働いた誰かの財布に残っている。借金は未来に残るが、その財布に残った金も未来に残る。借金だけを未来へのツケや負の遺産と言うのは間違い。 ・借金分のお金が誰かの財布に残らず国外に行ってしまうと大きな問題。その国が働けなくなるとお金は国外に出る。 ・全体ではその通り。問題は同世代間で格差が存在すること。 ・格差が無くなればお金で解決できる問題はないと本心で言えるけど、そんな状態は熱的死状態で自分が生きている内には起きないし、ユートピア的発想に感じる。従ってやはり本心では腹落ちできない。 ・ただ改めて国の借金議論に対する視点を持つことができた。
0投稿日: 2025.05.12
powered by ブクログお金を稼ぐよりも大切なことがある。“どら焼きを200円で手に入れたと感じるか、和菓子屋のおばちゃんが作ってくれたと感じるか”物語として読んでもラスト感動的
0投稿日: 2025.05.12
powered by ブクログ豪奢な洋館の主である投資家のボス神宮寺との対話を通じて、中学生の優斗と投資銀行で働く七海が「お金とは何か」を学んでいく物語。プロローグで、神宮寺は、お金の正体について「1.お金自体には価値がない。2.お金で解決できる問題はない。3.みんなでお金を貯めても意味がない」と答えを示してから対話が始まる。その理屈がとてもわかりやすい。誰かのために働いて支えたい、という思いを媒介するのがお金なんだとわかる。「ぼくたち」という仲間の範囲が広いほどうまく回っていくという。お金の奴隷になりかけている自分に気づき、人に優しくなれる本。物語としても、ちょっと涙ぐんでしまう終わり方がいい感じ。
0投稿日: 2025.05.11
powered by ブクログお金に対しての価値観が変わりました。 これまでの自分のお金との向き合い方、扱い方が知らないうちにお金に支配さていたなと。 お金はどこで動いているのか?どんな価値を生み出しているのか? お金のその先を考えるようになりました。 お金の増減をだけでなく、社会での価値というものを見ていこうと思いました。
0投稿日: 2025.05.10
