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草のふえを ならしたら
草のふえを ならしたら
林原玉枝、竹上妙/福音館書店
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総合評価

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    ペコ
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    草のふえをならしたら、動物たちがやってきた! まこちゃんとお母さんは、くすの木の葉をくるりとまいて、ふえを作りました。口にくわえて、いきをふきこむと、「ぶぴーっ」。その音をきいてやってきたのはきじばとです。ねぎ、さくらの花びら、ホトケノザ……。まこちゃんたちが、いろいろな草のふえをならすと、動物たちがやってきて、楽しく遊びます。 「グルッポー。その音をきくと、なぜだか、ぐるっぽうなきぶんになりますので。」

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    投稿日: 2022.10.03
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    miuraakiha
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    とてもなつかしい。 子どものころ、こうして植物をふえにして、延々吹いていた。 ピーピー豆と呼んでいたカラスノエンドウや スズメノテッポウは、本当によくならしたよなあ。 以前、帰省した時に、久しぶりにピーピー鳴らしたら、今は亡き父に妙に感心されてしまったのを思い出す。 娘に向かって、 「なあ、ママすごいなあ。なんでもならせるんやなあ」 と。いくつかの笛は、父に教えてもらったはずなのに、おもしろいこというなあと思っていたけど、今思えば、あれはうれしかったんだろうな……。 東京に行ってしまって、もう何十年も田舎を離れた娘が、地元にずっといる子どもたちより上手に草笛を吹くということが、たぶんうれしかったのだろう。 竹上さんの、色版描き分けの絵がとても素敵な本でした。

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    投稿日: 2022.09.28