Reader Store
音楽と思索の廻廊
音楽と思索の廻廊
梅津時比古/春秋社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

1件)
2.0
0
0
0
1
0
  • goya626のアイコン
    goya626
    "powered by"booklog

    大方はクラシックのコンサートへの感想とそこから導かれた著者自身の私的な思いが語られている。非常に多くのコンサートに通い、詩や小説への造詣も深いのが伺われる。しかし、この本を読むのは私である。私にとって響かなければしょうがないのだ。恐らく、見開き2ページでは琴線に触れるまでには至らないのだろう。コンサートの演奏のすばらしさもなんか響かない。言葉が足らない?ありきたりの言葉が並べられているだけ?添えられた著者の体験や詩・小説のひとくさりも上手く結びつかないのだ。あまりに著者自身の思い入れの方に傾き過ぎているし、読者に寄り添ってくれる普遍化のようなものの量が足らないのだろう。いや、単に私の理解力が足りないだけかもしれない。

    45
    投稿日: 2025.05.30