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総合評価

217件)
3.7
42
81
69
9
3
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    まめた
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    ビリビリに痺れた。話題になった時すぐ読まなかったことを後悔しました… めちゃめちゃ面白かった! 怪異×小学生×ミステリーの掛け合わせ、大好物です。 絶妙な思春期の人間関係も織り交ぜつつ、なかなか飽きさせない展開で。記事の中で議論するっていうのもスパイシーでした〜(小学生が!?) 脅威に立ち向かう子どもたち、はてさて周囲の人間は敵か味方か…と終盤までドキドキハラハラしました。 個人的には人にオススメするなら夏休みに読みたい1冊という感じ。 夏のお話では無いですが、冒険譚的なカテゴリーで。

    0
    投稿日: 2025.07.02
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    ミステイク承知の助
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    七不思議ホラー×ミステリー 自分が怖いって思うホラーと、案外大丈夫って思うホラーの違いがわかって新発見だった。

    0
    投稿日: 2025.06.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オカルト×ミステリーだけど取り込まれすぎなくて読みやすかった。 めちゃ怖いというより、小学生3人で力を合わせて謎を解いていくって描写が多くて青春物みてる気持ちになった。 なずての会は悪の組織でもなく守ろうとしていた側で、作間さんは悪の魔物みたいなやつで本当の味方って分からないものだよねェ。 最後日常の生活に戻った時の清々しさと事件前よりも主人公が日常を楽しんで前を向いてる感じが良かった。 ひと夏の冒険みたいな本

    0
    投稿日: 2025.06.09
  • なつのアイコン
    なつ
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    このレビューはネタバレを含みます。

    屍人荘の殺人の作者でしたかー。どうりで。 ミステリーと実は友達には公言していないオカルト好きという密かな趣味を同時に満たしてくれる小説だった。 七不思議や都市伝説とかワクワクする。結局それにかこつけた終わり方ではない所も作者ならではというか。現実と非現実がうまく共存している感じ。木工所でできたあたりで何故か急にオカルティックナインのコトリバコの回を思い出したが。 それよりも小学生でこの推理力はちょっと知能高すぎだが、一緒に真相がどんどん明らかになっていく様子は楽しかった。 作間さんが味方じゃなかった時のショックはすごかったけど、マリ姉が自殺はあんまり納得いかなかった。しかも片割れがまだあるということはこの後も続く展開で終了したのでちょっと苦い幕引き…。

    17
    投稿日: 2025.05.27
  • あぶーのアイコン
    あぶー
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    小学生×七不思議ということで、ほんやかした日常系ミステリーかと思いきや、ずっしりとしたオカルトミステリーだった。 掲示新聞を作るために七不思議を調べていくうちに、住む町の暗部に触れていく。 小学生という無力な(金銭的等で)子たちの、真実を追い求める姿勢が眩しい冒険譚でもあるように感じた。 ただ、闘いの終わりがあっさりしているというか、「え、そういう感じで終わらせるの?」となったので、もっとオカルトチックにバトルしてほしかったな…

    1
    投稿日: 2025.05.23
  • 杏香のアイコン
    杏香
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    幅広い年齢層に読みやすい本。 ただ、小学生が読むには人間関係が複雑かも? お話自体は好き嫌い分かれそうかなぁと思いました。 最後まで読んだけれど、私は中盤くらいまでが好きだった。

    1
    投稿日: 2025.05.15
  • panme421のアイコン
    panme421
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    少し期待し過ぎたのかもしれないけど街の7不思議がもう少し事件に上手に絡んでくるのかと思ったけどそこまでではなくて・・・超常現象で片付けられると厳しいって。不審死とか。

    1
    投稿日: 2025.05.12
  • うむのアイコン
    うむ
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 登場人物たちがとても賢く、ジュブナイルにしてはやや理性的すぎる感はあるが、おかげで読みやすくもあった。 また、壁新聞という動機によって、彼らの行動に納得しながら読み進められた。 8合目あたりまで「でも結局、真相は人間なんでしょう?」と思いながら読んだため、裏切られて嬉しい。 ありがとう怪異!

    1
    投稿日: 2025.05.07
  • ななつのおとのアイコン
    ななつのおと
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    めちゃめちゃ面白かった。小学生の男女トリオのホラー系ミステリ。壁新聞部の冒険っていう青春感と、丁寧にミステリに向き合う感じと、裏に漂ういやーなホラーがマッチしててなかなかない味わい。中学生編も期待しちゃうよ??

    1
    投稿日: 2025.04.29
  • あやごぜのアイコン
    あやごぜ
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    『屍人荘の殺人』シリーズでお馴染みの、今村昌弘さんが描く、ジュブナイル×オカルト×本格ミステリ。 とある田舎町、奥郷町にある小堂間小学校に通うオカルト好きのユースケは、壁新聞に怪異ネタ掲載することを目的にクラスの掲示係に立候補します。 何故か掲示係に立候補してきたオカルト否定派の優等生・サツキと、不思議系転入生のミナと共に壁新聞を作成することになりますが・・。 これは良き! 個人的には『屍人荘・・』より本作の方が好みかも~♪ (『屍人荘・・』はミステリというより、パニックホラー的要素が強かったですし) ユースケ達が「奥郷町の七不思議」と、サツキの従姉・マリ姉の変死事件との関連を調査していくうちに、謎の組織や奥郷町の隠蔽された闇が浮かび上がってくる展開で、怪談のゾクッとする要素とミステリの謎解き部分、そしてユースケやサツキの心境描写が上手くマッチしていて、物語の中にグングン惹き込まれていきました。 真相については「え!?結局“そっち”方向に着地するんかい!」という感じで、ここに至るまでが“ちゃんとミステリ”な流れだっただけに、このオチには恐らく賛否(てか、好き嫌い)分かれるだろうなー・・と思った次第です。 とはいえ、真相追求する過程のハラハラドキドキ感を楽しく味わえましたし、いい歳こいて小学生気分(?)で彼らと共に大冒険したような気持ちに浸れたので、私的には満足でございました。 因みに、『屍人荘・・』シリーズ(公式によると「剣崎比留子シリーズ」の続きはまだ出ないのですかね? “本作の方が好み”と、言うときながらも、そちらも楽しみにしております~。

    34
    投稿日: 2025.04.25
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    稲石浩司
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小学6年生の三人組が殺人事件の謎を解くオカルトミステリー。 剣崎シリーズでもこだわった推理のフェア性については読者としても納得です。 オカルト的なオチがあるとは思っていましたが、さすがに想像の上をいかれてしまいました。 P322 「ユースケとサツキ」は「ユースケとミナ」の間違いと思われるのが残念。

    1
    投稿日: 2025.04.06
  • yozora444のアイコン
    yozora444
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    小学生たちが謎を解くミステリー✖️オカルト。 興味深い展開になりそう、と期待値が大きかったためか、ミステリーもオカルトも中途半端な感じがした。 マリ姉の真相は?七不思議の謎は?途中までサクサク読んでて、ここでオカルト?(そんなに怖くない)ここでミステリー?(前後のつながり忘れた!)って感じで振り回された感があった。 小学生には危険すぎる、ってハラハラする部分もあった。 七不思議の話や小学生たちの成長物語は面白かった。

    23
    投稿日: 2025.04.05
  • カイのアイコン
    カイ
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    微笑ましい少年少女ものとして始まり、意外と本格的なホラーとミステリとスリラーの狭間で物語は進み、まあ適当なところに着陸する。

    1
    投稿日: 2025.04.01
  • ほ。のアイコン
    ほ。
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    怖かった怖かった怖かった。 「近畿地方のある場所について」の方が怖くなかったのは、友達からの怖いよ怖いよって言われてたから構えられたけど、これは全く構えなかったからものすごく怖かった。しかも、身近な舞台に身近な怖いものが題材になってたからより怖かった。夜に怖くて読み終わらせたけど、やっぱり怖くて寝られなかった。 ただ、思考がなかなか小学生を上回ってるように思った。中学生の設定の方がより恐怖が引きられたかも。その点で言えば、小学生でよかったのかも。 ちなみに、これを知ったきっかけは、「君のクイズ」に挟まってた図書館貸し出しの紙にその本と一緒に借りてる人がいたから。

    1
    投稿日: 2025.03.31
  • おとせのアイコン
    おとせ
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    七不思議×殺人事件 土地神や呪いといった日本的な本格オカルトから、ノックスの十戒まで、ホラー×ミステリの良さが余すところなく発揮された一冊!! あとさ、おまえら頭よすぎるだろ!

    2
    投稿日: 2025.03.24
  • koalaのアイコン
    koala
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    少し冗長だったかな。 小学生というより中学生くらいの思考力と行動力に感じた。 犯人の属性が少し残念なのと、その属性の事実をすんなり受け入れる主人公たちがあっさりしてるなぁと思った。

    2
    投稿日: 2025.03.23
  • kogakuraのアイコン
    kogakura
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    2025/03/02 読了。 図書館から。 主人公達が小学生だからといって、 油断して読んではいけなかった。 ミステリしてるしホラーもしてるし、そうきたかーと。 今村さんだわ。

    0
    投稿日: 2025.03.15
  • とめきちのアイコン
    とめきち
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    短編に分かれているが物語は一本筋が通っている。この作者のトンデモ展開はラストの回収が上手いから受け入れられる。一歩間違うと危ういがバランス感覚がいいと思った。

    1
    投稿日: 2025.03.08
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    岡崎コウタ
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    このホラーがすごい!2024にて紹介されていて、前から気になっていたので購入。 ホラーというよりはミステリ要素の方がやや強いかなという感じで、ミステリ5、ホラー4、ジュブナイル1といったところ。 まずよかったのが主人公たちが小学生という設定で、遠くに行くために大人に車を出してもらったり、スマホも自由に使えないため情報収集に苦戦したりと、主人公たちの行動をいい感じに制限できていたと思う。ちなみに主人公たちは小学6年生という設定だけど、めちゃくちゃ大人っぽいのはご愛嬌ということで。 つぎに良かったのが物語の大目標。七不思議を考察しながら親戚のお姉さんの死の真相に迫る、という設定が面白い。お姉さんを殺したのは人間か?それとも怪異か?最後の最後まで焦らさせるのでなかなかハラハラしながら読むことができた。 というわけで☆5つ。

    1
    投稿日: 2025.02.15
  • ヘビメタさんのアイコン
    ヘビメタさん
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    オカルト、ミステリ、ジュブナイルの融合!町に伝わる7不思議を調べていく主人公達の周りがだんだん不穏な空気に包まれてゆき…という物語。 オカルト、ミステリどっちに落とすのか作中でも主人公はオカルト的解釈、サツキは現実的解釈で推理を戦わせます。 さて結末はどうなるでしょう?読んでみてのお楽しみです!

    10
    投稿日: 2025.02.11
  • land666のアイコン
    land666
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    面白かったー。大好きな今村昌弘の初の剣崎比留子シリーズじゃないやつ。七不思議や怪談から謎解きを進めながら核心に迫っていく感じが面白かったが、オチがけっこうズルかったかな。

    1
    投稿日: 2025.02.06
  • ぺいしゅんのアイコン
    ぺいしゅん
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作間の正体が明らかになったときに、今村昌弘みを感じた!なずての会の正体が、当初3人が思ってたのとは違ってホッとした。

    9
    投稿日: 2025.02.02
  • まことのアイコン
    まこと
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    やはりミステリとジュブナイルは相性が良いと改めて感じました。 物語は非常に読みやすく、楽しんで読み進めることができました。 しかし、これまで癖の強いミステリを多く読んできたせいか、最後の展開が少し物足りなく、盛り上がりに欠けるように感じてしまいました。

    1
    投稿日: 2025.01.31
  • 群馬パース大学附属図書館のアイコン
    群馬パース大学附属図書館
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    https://paz-library.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=00058748

    0
    投稿日: 2025.01.29
  • a1046628のアイコン
    a1046628
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    以前に良感触だった作者の作品だったので手に取りました。 小学生が主人公の話なので、小さい子が読んでも話に入り込めると思います。 難しい言葉やミステリーの王道の知識も丁寧に解説されててGOOD。 ◆オカルト+ミステリーのいい塩梅 この作者の強みでもあると思うのですが、小説という枠組みの中で、読者の納得がいくように、ミステリーとオカルトを組み合わせた解釈を展開している部分がほかの人にも読んでほしいなという部分です。どうしてもオカルト的解になってしまう部分もありますが、ミステリーのメタ・鉄則と組み合わせた形に描いている点は魅力。 ◆主人公のふつう感 けっして特別な少年ではないという感情描写(とくに後悔している描写が細かい!)が自身を重ねて読んでしまう。特に最後の終わり方・主人公の物語後の歩み方は、ローカルな感じで好きです ◆3人の役割分担とディスカッション オカルトパート・現実パート・ジャッジパートと人物ごとにウェイトを置く観点が異なっていることから、様々な視点で話を解釈できてよし!

    2
    投稿日: 2025.01.20
  • ひろりんのアイコン
    ひろりん
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    非常に読みやすく、すいすい読み進められる。 はじめは小学生か主人公らしいほのぼのした雰囲気だが、徐々に大きな闇に立ち向かっていくこととなり・・・最終盤はスリルが凄まじく、ページを捲るのが止まらない。 推理としては、超自然的現象があるのか否かが大きな論点で、非常に上手くオカルト要素を取り込んでいる点はさすが今村氏と感じた。 ミステリとしての魅力も十分ながら、登場する小学生達の心の成長も感じ取れ、純文学としても面白いと思う。 怪談話が多く出てくるため、途中のゾクゾク感はあるが、読後感は良かった。

    9
    投稿日: 2025.01.19
  • 黄金竹光のアイコン
    黄金竹光
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    学級新聞のテーマは七不思議×殺人事件! 『屍人荘の殺人』もそうでしたが、この作者さんは全く別のジャンルを掛け合わせるのが上手いですね。 オカルト担当、ミステリ担当、中立の裁定者とメンバーのバランスもよく、夢中になって読んでしまいました。 真相は人によっては好みが分かれるかもですが、私は割と好きでした。

    1
    投稿日: 2025.01.18
  • marin2011のアイコン
    marin2011
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    子供の頃、少しでも不思議なことがあると抑えきれない好奇心と想像力で、日常からちょっとだけ逸脱した冒険に憧れていた。 七不思議を調べる主人公たちは怖い思いをしながらも真実を追い求める。しかも、学校もある、親もいる、子供ができることには限界があるという制限のもと、街の謎に果敢に挑む様子は一緒にいるような気持ちになって楽しめた。 ラスト近く、あれ?残りこんなページ数で解決とその後の余韻まで消化できるのか?と思ったが、予想通りもう少し余韻と後日談がほしかった。 まぁ、推理の積み重ねが本書の魅力だから良いのか。

    2
    投稿日: 2025.01.14
  • chifuyukのアイコン
    chifuyuk
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    「葉村譲・剣崎比留子シリーズ」が面白かった作者のオカルト推理ミステリー。小学生たちが主役でジュブナイルかと思えるが、いやいやなかなか難解。最後がとても気になったけど、ありゃそういう結末なんだ。しかし、この人の作品は簡単にたくさんの人が殺されるねえ・・・

    1
    投稿日: 2025.01.07
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    まきまきカタツムリ
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    ミステリーとホラーの融合。 町の七不思議を6つ遺して死んだ親戚の姉の事件を追うきったけとして、七不思議を一つずつ検証していく。矛盾や不可解な点などを現実に合わせてリンクし、検証していくと、そこに繋がるなづての会。 最後はホラーな展開で終わったが、ページを捲る手がとまらない! こねくり回したミステリー談義だけだちょっとうざかった。

    2
    投稿日: 2024.12.29
  • あかたのアイコン
    あかた
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    えー、そっちに行くのか感。 読んでてゾクゾク感があったのは良かった。 小学生がここまで推理できる??は若干疑問を持ちつつ、フットワークの軽さ、テンポ良さは読みやすかった。 275冊目読了。

    3
    投稿日: 2024.12.22
  • Telegnosisのアイコン
    Telegnosis
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    20241214読了 怪異と事件の融合。 自分たちの住む町を舞台に発生した事件を扱った推理合戦を繰り広げる少年と少女のやり取りが楽しかった。

    2
    投稿日: 2024.12.14
  • namuのアイコン
    namu
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    オカルト好きな小学生の木島悠介(ユースケ)が、壁新聞に自分の好きなオカルト系の話を載せたくて「掲示係」に立候補。でもそこに優等生の波多野沙月(サツキ)も立候補。さらには転校生の畑美奈(ミナ)も参加。3人で取り組むことになる。実はサツキには過去に事件に巻き込まれた亡くなった従姉がいて,彼女が残した「町の七不思議」の謎を解きたかったのだ。はたして3人は事件の真相に迫ることができるのか? ジュブナイル×オカルト×本格ミステリ。オカルトかミステリーか。3人のバランスが良くてミステリー派、オカルト派、中立派で軌道修正しながら進んでいく。ギリギリまでどう転ぶか分からない感じが続くが、最後は急に「あ、そっち!?」って感じでドタバタと終わった印象があった。

    2
    投稿日: 2024.12.10
  • mihoのアイコン
    miho
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結局怪異なのか…というのが正直なところ。 子供が主人公の小説はどちらかというと苦手だけど、なんだか掲示係が壁新聞を作る軽い話かと思っていたら、七不思議が以外にもおもしろくて中盤になるにつれ結構夢中になって読めた。 だから、七不思議に隠された町ぐるみの殺人事件だったとかいう壮大な話になって、なんならどんでん返しでもくるのか!?と期待したら怪異…笑 犯人(?)も作間さんってなんの捻りもないけど、これは子供向け小説だったのかな? とはいえ、七不思議に絡めているところはおもしろく読めたからまぁ良かったかな。 それにしても結局怪異とはね。

    2
    投稿日: 2024.12.09
  • mach-readのアイコン
    mach-read
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    正しく、ジュブナイルでミステリーでホラーを網羅している。 平穏に暮らしている町の裏の顔的な話(うさぎの町の殺人)に物足りなさを感じたが、求めていたのはコレ!

    6
    投稿日: 2024.11.24
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    肋骨臀部
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ちょこちょことツッコミどころはあるものの、3人の冒険は読んでて楽しかった。昔読んでいた青い鳥文庫を思い出して懐かしい気分になった。 以下はツッコミどころ ・結局オカルトなの!?鉱山ガスとか井戸の汚染とかそういう話だと思ってた ・主人公たちの無謀な行動で死人が出過ぎ(なずての会も捕捉してたんならもう少し早めに軌道修正しろよ) ・作間さん見るからに怪しすぎる ・作間さんに連絡手段がある=おそらくスマホを持ってる→他人の写真に映り込んでないで自撮りの練習しろ というか自分のスマホでライブ配信しろ ・レンタカーを借りる怪異(免許証あるんだ…)

    2
    投稿日: 2024.11.16
  • しばにゃんのアイコン
    しばにゃん
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    ジュブナイル ×ホラー×ミステリ。 この3ジャンルのバランスがピカイチ。 ただ人命描写が軽すぎる感じあり。

    2
    投稿日: 2024.11.16
  • アーティンのアイコン
    アーティン
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホラーオカルトミステリーで面白かったけど、最後はミステリーで締めて欲しかったです。結局ホラーオカルトで終わってしまったので。続編あるかな? という終わり方でした。 小学生頭良すぎ。ちょっと長すぎる気がしたけど、読みやすくて良かったです。

    2
    投稿日: 2024.11.11
  • N.N@24歳のアイコン
    N.N@24歳
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やはりそうきたか…!という感想 この作者の本を読んでいるなら、このワクワク感が分かるはず。知らない方でも真相を知るまで十分楽しみながら読めると思う。 ただ、賢すぎないかこの子たち… 小学生という制限つきにすることで話の内容に深みを出そうとしているのかなと考えたら深く入り込めなかった、真相が非現実的なのだから、主人公の設定に違和感があると何でもありになってしまうと思う

    1
    投稿日: 2024.11.09
  • ふみやのアイコン
    ふみや
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    文句なしの5!!! 小学生が町に伝わる七不思議にまつわる不審死について探って行くホラーミステリー。 内容は当然として主人公たちがそれぞれ魅力的であり、今後の続編も見たくなります!物語が終わった後の哀愁が堪らない香ばしさ。 ズッコケ三人組と似た雰囲気ありますね〜

    4
    投稿日: 2024.11.01
  • 可能性のアイコン
    可能性
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小学生が主人公だし軽めのホラー要素があるコージーミステリーかと思ってたらすごいシリアスだし平気で人は死ぬ。 七不思議のひとつひとつがとても面白かった。個人的にはダムのお話が好き。語彙力のない感想だけど個人的にはよくできてたと思う。 ミステリーとホラーって水と油のようでやっぱり相性がいいな、と思う。 それにしても絶妙なバランスだった。 真犯人(という表記で正しいのか分からないけど)が判明するまではすごいよかったけどその後がちょーーーっとむりやり感はあったけど…… あと町長すこし報われないか…… とはいえ小学生が興味を持った時点でどうにかとめるべきだったんじゃないかと野暮なことは考えてしまった。 最後の最後で妨害しても無駄じゃん……そもそもこんな危険なものに興味を持った時点で様子は見るな…… 最後になずての会の人達が何人かでてきたけどもしかして結構いるのかな?だとしたら本当になぜ子どもを巻き込んだんだ!!! あとヒロ兄もう少し活躍するかと思った。 しかも最後あんなにフッ軽で色々してくれるんだしもう少し頼っても……頼ったら死んでたな多分これ でもとても面白かった! 伏線?出したカードは全て丁寧に処理してくれたから読後感も良いでした。

    1
    投稿日: 2024.10.28
  • ayaponのアイコン
    ayapon
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    小学生3人がいとこの死の真相を追うオカルトミステリー。今村さんまだ3作しか読んでないと思うけど、非現実的な事象を交えた作風なのかな?

    1
    投稿日: 2024.10.21
  • amyのアイコン
    amy
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    んー!おもしろかった!!本格ミステリにオカルト要素を加えながら、主人公たちが小学生であることで行動などに制限が生まれていて、それが展開にライヴ感を出してて、真相も展開からの予想を裏切ったものでほんとに「わー!おもしろかった!」って言いたくなる。すごいな、こんなん書けるんだ…。 ジュブナイル×オカルト×本格ミステリ。小学生最後の夏休みが終わった二学期。地元の七不思議と実際に起こった殺人事件が絡んでいる可能性が出てきて、オカルト好きの観点から謎を推理とあくまで現実的に七不思議に隠された事件の意図を探っていく。オカルトか現実かの2つの軸と最終的にそこがどういう合流を見せるのかが気になっって読み進めるのが楽しかった 大人はもちろん、主人公3人組が小学生ということと今村昌弘氏の軽くて読みやすい文章から小学生や中学生にも読んでみてほしいなー。YAの展開でいいと思う

    0
    投稿日: 2024.10.15
  • とうふのアイコン
    とうふ
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    男女の小学生3人が怪談の謎を解きながら町で起こった事件を追う物語。 子どもながらに大人や社会といった自分より大きな存在に立ち向かう姿が描かれており、ミステリーとホラー要素がありながらも感動するストーリーでした!

    0
    投稿日: 2024.10.11
  • 名無しのアイコン
    名無し
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かったけれど、本格推理ではなかった 小学六年生(男1=主人公、女2)の探偵物語 死んだマリ姉の残したパソコンにあった6つの怪異譚を元に 学級壁新聞を作る 謎(矛盾点)を解明していくうちに謎の組織の存在が明るみに 謎の解明に迫るのはオカルトか本格推理か? ガキンチョが優秀すぎる

    0
    投稿日: 2024.10.08
  • harucoのアイコン
    haruco
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オカルト❌ミステリー❌ジュブナイル 読みやすいし、どんだけスーパーナチュラルを表に出したとしても定義を決めてミステリーに持ち込むので、破綻の心配なく安心して読める。 ミナもサツキも魅力的だったし、主人公のオカルト愛も好感だった。 途中出てきて退場しちゃうyoutube兄弟が哀れでそこはモヤっと残るな。 マリ姉も死んだらあかんでしょ。もっといろいろ方針があったのでは。ラストの展開もスピード感あって楽しかった。

    12
    投稿日: 2024.10.02
  • tiaraのアイコン
    tiara
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    オカルトとミステリーと土着信仰や伝承と都市伝説といろいろ組み合わせてて、おもしろいのはおもしろかったけど、なんかちょっと無理があるなと感じるとこもあったなという印象。小学生が語り手だからかな。 話としては現実路線とオカルトの塩梅がよくてなかなかぞっとする怖さもあり、ジュブナイル×オカルト×ミステリといわれるとなるほどなと思った。 少年少女の成長譚として悪くないラスト。

    0
    投稿日: 2024.10.02
  • りのアイコン
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最終的にはミステリの範疇でオチがつくんだろうと思っていたら、まさかのコズミックホラーとは… いや、まあ悪役は成敗されて全員生還のハッピーエンドだけどさあ 3人の動きにもう少しだけキレがあれば

    1
    投稿日: 2024.09.11
  • トリグロのアイコン
    トリグロ
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    小学生が主人公で出来る事や 行動制約などがしっかりとあり 設定が面白かった 他の方も書いてあったが アニメ化などになったら子供中心に 話題になりそうだと思いました 最後の終わり方は自分には 合わなかったけど謎解きなどは 引き込まれていきました

    33
    投稿日: 2024.09.07
  • Meeのアイコン
    Mee
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    このレビューはネタバレを含みます。

    影坊主の仕業??公害の隠蔽??と読むにつれて優勢になる推理が変わっていって、という流れが面白かった 思考はとても大人びているし賢すぎるけど子供らしさもあって、むしろ小学生3人組だからこその調査の制限があったり、思うように進んでいかない中でポッと新しい情報が入る感じは小さい町だからこそなのかなというふうに設定にあまり違和感なく入り込めた 結末はさすが今村昌弘さんといった感じ

    2
    投稿日: 2024.08.31
  • 鹿の子のアイコン
    鹿の子
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    最初は、このミステリー探索の主人公は小学生?と思った。しかし、ユースケもサツキに引っ張られながら、自分も負けないぞと頑張っている。よく分からないのがミナ。大人びた洞察力があるなと少し感心。 そこからこのミステリーが3人が住む奥郷町のあちこちでの事件や不思議な出来事を解き明かしていく。でも、その3人に危険が迫る。 なかなか面白い作品。どんでん返しもある、読者を釘付けにしてしまう作品だ。

    1
    投稿日: 2024.08.24
  • アロエチョコのアイコン
    アロエチョコ
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    オカルト要素の強いミステリー小説。 主人公の小学生3人組が七不思議の謎を解明していく。まさかの結末に驚きを隠せない!

    13
    投稿日: 2024.08.23
  • ター坊のアイコン
    ター坊
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    小学生3人が活躍するミステリー。好き嫌いはあると思いますが、結末は想像を裏切ってくれます。また、最終章では大どんでん返し。これ以上は言えません。

    11
    投稿日: 2024.08.21
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    くまごろー★book
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    ミステリーというよりはオカルトやホラーに近い話。怪談を一つずつ推理していき、人為的な考察とオカルトな考察をそれぞれ進めていく。 個人的には結末は意外というか好きではない展開だった。 小学生であるために学校や運動会などのイベントが出てきて話の重要な一面でもあるが、小学生にここまでのことができるのか疑問に思う部分も大きい。 ストーリーの構成が怪談を一つずつ進めていき子どもでも読みやすいと思うし、オカルトが好きならオススメはできると思う。

    5
    投稿日: 2024.08.10
  • mizのアイコン
    miz
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    小学生の三人組が、七不思議の謎を解明していく話。 一つ一つの怪談がしっかりした内容になっているので、主人公たちと一緒に謎解きに挑戦している感じが味わえます。 七不思議の真相は最後に解明されるのですが、賛否両論を呼ぶ内容となってました。それもあって評価は人によって分かれそう。 続編の中学生編は出るのかな〜。

    41
    投稿日: 2024.08.10
  • 深珠のアイコン
    深珠
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    途中まで本当に恐怖に震えながら読み進めた。 終盤は思わず拍子抜けしたものの、緊張がやっと解けて安心した。 主人公たちの推理力の高さに驚く。

    3
    投稿日: 2024.08.10
  • まりこのアイコン
    まりこ
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリとして読んでいたので、結末がオカルトで終わったのがびっくりしたし拍子抜けした。 途中のミステリ要素や、小学生3人の青春模様は読んでて面白かったしほろっとくる描写もあって、どんな結末を迎えるんだろう...!?とワクワクしていただけに、結局全部怪異の仕業かい、とがっかりしてしまった。 最初からオカルトとして読んでいれば評価もまた違ったのかも。

    2
    投稿日: 2024.08.09
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    ぷる
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった!!中学生になった続きを読みたい! 小学生ならではの縛りや葛藤、もどかしさもうまく表現されていてほどよく所々ぞくっとさせられる。 味方だった人が敵で、敵だと思ってた人(たち)が味方で…。 この人の本は止まっていたくなくて一気読みしたくなる!

    3
    投稿日: 2024.08.08
  • ちぃのアイコン
    ちぃ
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    犯人は人間なのかどうなのか。 オカルトとか苦手なのでハラハラ怖いなと思いながら読み進めた。 続きが気になる展開でするする読めてしまう作品。 最後はそうくるのね!と伏線回収でした。 小学生3人の距離が近くなっていくのもなんだか嬉しくなったりミナちゃんの靴、運動会で涙流れたり、小学生の世界を懐かしく思ったり、親目線で見てしまったり。人間模様も好きな作品でした。3人の続きがしりたくなっちゃいました。

    2
    投稿日: 2024.08.06
  • よめのアイコン
    よめ
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    これはオカルトなのか、事件なのか。読み進めると色々な要素がてんこ盛りでかなり計算尽くされた内容でした。

    2
    投稿日: 2024.08.05
  • Sのアイコン
    S
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    怪談の謎解きと思って読み始めたけど、事件の捜査でミステリーだった。小学生が事件の真相に迫っていくという、面白い設定。 事件は1年前に起きた殺人事件で、被害者のマリ姉が遺した謎のメッセージを小6のユースケ、サツキ、ミナが解いていく。ちなみにマリ姉はサツキの従姉妹。3人が議論して、答えを出していくのが読んでて面白かった。ユースケのオカルト的な考え、サツキの現実的な考え、2人の意見を聞いてリナが冷静に平等な考えを言う。頼もしくて、大人だなと思った。 でも、小6という壁にいつもぶつかる。子供だからと対応が悪かったり(これは私も怒れる)、移動は自転車で行動範囲は限られ遠い現場は大人に頼むしかない、など色々と困難が待ってる。そんな困難も3人でもうー‼︎と怒りながらも奮闘してる。私はこんな3人の姿が可愛くてしょうがなかった。 結末が、オカルトで終わるのか?人為的なものか?で最後まで分からずそわそわした。結末を迎えたときは、そっちか〜い⁉︎そっちで落ち着くの⁉︎と びっくりした。少し騙された感が私にはあった。 題名の『でぃすぺる』が分からなくて、おまじないかな?と思ってた。読み出すと分かるんだけど、 ひらがなで書かれてると変わった感じになって、 ここから謎が始まってるんだなと思った。

    38
    投稿日: 2024.08.05
  • 多坂まこなのアイコン
    多坂まこな
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    小学六年生の夏休み明け、掲示係になったユースケ。委員長だったサツキ、転校生のミナと3人で、サツキの従姉妹のマリ姉が遺した自分たちの暮らす奥郷町の七不思議について調べることに。サツキは七不思議を調べることで、誰かに殺されたと見られるマリ姉の死の真相を調べようとしていた…。 屍人荘の殺人シリーズ読んでるので、七不思議って言ってもミステリーなのかな?と思っていたけれど、普通に怖かった。子供が主人公だから余計に怖く感じるのかも。きちんと謎解きもしていたのだけれど、ジャンルとしてはホラー寄りなのかな。

    2
    投稿日: 2024.08.01
  • はるのアイコン
    はる
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    とても面白かった!想像以上に。 町の七不思議を調べることになった小学生3人。 オカルト好きの男子、優等生女子、転校生でまだ人となりがよく分からない女子。 そして…怪しげな家に住む"魔女"。 王道な感じだ〜!と軽い気持ちで読み始めたら、想像以上にしっかりとホラー➕ミステリーでした。

    2
    投稿日: 2024.07.29
  • mofu3mofu3のアイコン
    mofu3mofu3
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホラーとしてはあまり怖く感じられなかったが、全体としては大満足だった。主人公たちの成長と絆の深まりもいい。ミステリとホラーの融合としてとても面白かったと思う。ただ終盤の展開は好き嫌いがわかれそうな気もした。

    2
    投稿日: 2024.07.29
  • こっちゃんのアイコン
    こっちゃん
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    屍人荘の殺人シリーズの著者、今村晶弘先生の作品。 オカルト×ミステリ×小学生主人公 よくあるオカルトやミステリものだと特殊な状況下におかれていない限りは主人公がその足で事件や謎を解決するためにあらゆるところに出向いて解決の糸口を探るけども、本作は主人公が小学生の子供達。 喫茶店で700円程度ののオレンジジュースを頼むことすら躊躇するくらいのお小遣いしかないし、移動手段は基本的に徒歩か相棒の自転車だし、親の許可を取らないと自由にどこにも行けないし、夜間に外出するなんてもってのほか…というかなり行動が制限された状況下で謎、そして事件の真相は解明されるのか?とハラハラドキドキしながら読みました。 また、読み進めてるうちに忘れそうになるけど我々読者が普段当たり前のように読んでいたり使っている言葉の意味を主人公が理解できなかったりする描写が出てきて、あぁそういえば主人公達は小学生なんだったな…と思い出したり…笑 もし続編があったら中学生、高校生、大学生…と成長した主人公達も見てみたいなぁと思いました

    3
    投稿日: 2024.07.27
  • MATSURIのアイコン
    MATSURI
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    殺害された女性が残した町の七不思議。 オカルト好きのユースケ、 死んだ女性の従妹でしっかり者のサツキ、 転校生であるミナの掲示係3人組は その七不思議に何かしらの手がかりが 隠されていると思い調査をする。 謎を解くにつれてとある団体の存在が明らかになり、 さらに関わった人達が不審な死を遂げていく。 そして思いもよらぬ展開が続き・・・。 町中を巻き込む事件に発展していく。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー オカルトとミステリーの融合作品で、 どちらも好きな自分には最高の作品! 犯人は人か?オカルトか? ラストまで惹き付けられました。

    38
    投稿日: 2024.07.20
  • けけんけんのアイコン
    けけんけん
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    ・様々な伏線が置かれているようで、小学生もその一つなのかもしれないけど、その必然性がしっくりこないまま、1/3ほどで止め。 木島悠介 おれ 波多野沙月 委員長 畑美奈 掲示係 波多野真理子 沙月従姉妹 ヒロ兄ちゃん 悠介幼なじみ、警察官 高辻 樋上

    0
    投稿日: 2024.07.18
  • 類家のアイコン
    類家
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    ほぉー場面設定と展開は結構好き。七不思議の内容も面白かったし、小学生の日常を入れる事で常に頭を使う必要がなく、そのコントラストもちょうど良くて楽しめた。だけどなぁ、自分たちの勘違いのせいですごい、ことをしでかしたのに責任感を微塵も感じず、ただどっちの説が勝っているかとか論争している小学生たちがちょっと怖い。まぁ終わり方は正直うーんという感じ。いろんな要素詰まってる割にあんまり整理されなくて脳内でごっちゃになって個人的にはそんなにかなぁ。

    3
    投稿日: 2024.07.16
  • dai-4のアイコン
    dai-4
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    このレビューはネタバレを含みます。

    個人的・夏のホラー特集。”このホラ”にもランクインしてたし、ってことで。怪談七不思議に即した謎解きっていう趣向は、個人的に好きなやつ。で、スーパーナチュラルの存在抜きには語れないような謎ばかりなんだけど、そう思わせつつも、実は怪異現象なんて存在しない、ってパターンなんかなとか、色々勘繰りながら読み進める。最終的には、やっぱり人外のものが関係していた、ってオチなんだけど、緊張感ある展開で読まされました。ただ、世代を超えた怪異なのに、これで終わり⁉っていうあっけない幕切れではあるけど。

    3
    投稿日: 2024.07.10
  • 星月夜のアイコン
    星月夜
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    怪異かトリックか。それぞれの立場に立った登場人物が推理バトルで対決するという内容は、昔見たことがあるアニメ「うみねこのなく頃に」を彷彿とさせた。 ミステリに肩入れして読むか、ホラーに肩入れして読むかで評価が変わってきそう。本格ミステリとして読み進めていくと、結末は少し拍子抜けかも知れない。だけど最初から、どうやって論理的思考にオカルトを嵌め込むかを念頭に読んでいれば、謎解きとファンタジーが良い塩梅で織り交ぜられた丁度良い着地点だった。 代表作の「屍人荘の殺人」を読んだ時も思ったが、ミステリー×ホラーのバランス感覚がとにかく秀逸。

    29
    投稿日: 2024.07.07
  • mercyのアイコン
    mercy
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    ミステリー書評 読書レベル 中級 ボリューム 436頁 ストーリー ★★★★★ 読みやすさ ★★★★ トリック  ★★★ 伏線・展開 ★★★★ 理解度   ★★★ 読後の余韻 ★★★★ 「そっちか〜」が読後の第一声でした。私は完全に騙されました。 かなり軽めのホラー系ミステリ小説。それぞれの怪談話がゾクゾクするので、軽めなホラーと言っても苦手な方はいるかも。私はディープなホラーは苦手ですが、このくらいなら楽しさが上まわりドキドキでした!

    34
    投稿日: 2024.07.04
  • さとーのアイコン
    さとー
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    小学高学年ならではの団結力さの凄さを感じるとともに、羨ましかったです。 怪異もあり、自分たちの住んでいる七不思議や大切な人が遺した物を解読していくストーリーもまた面白かったです。

    14
    投稿日: 2024.06.30
  • しんたのアイコン
    しんた
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    ある田舎町に伝わる七不思議。小学生三人がそれに迫っていく……。 ホラーとオカルト、ミステリとジュブナイルが融合して一冊のエンターテインメントとして完成された形になっている。 時折挿入される七不思議もなかなかに怖く、背筋をぞわりとさせてくれる。 欲を言えば小学生三人のドラマをもっと読みたかった!

    4
    投稿日: 2024.06.25
  • So_Maのアイコン
    So_Ma
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    ミステリーだと期待して読むと結末にガッカリしてしまうが、オカルトとして読めば悪くはない。 自分は怖い話の類が苦手で、七不思議を読んでしばらくはトイレに行くのが怖かった。

    2
    投稿日: 2024.06.24
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    おおきに!(smoneyb)
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    オカルトとして読んだ感じはない。 主人公はオカルト好きな小学生だし、少年探偵団? オカルト好きな小学生が作る壁新聞。 そんなのんびりした小学生ものから始まった本編は、聡明な委員長とミステリ好きな小学生を巻き込み本格的な謎解きに展開。 ちょいちょい出てくる不可思議な死者。 そして最後は怒涛の展開のオカルト....からの小学生の成長物語? ともあれ、全編なかなかに面白かった。

    2
    投稿日: 2024.06.19
  • ブラリーのアイコン
    ブラリー
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    オカルト大好き少年ユースケと優等生のサツキ、転校生のレナの3人が、サツキの亡くなった従姉が残した七不思議の謎を追います。 次々と起こる事件…怪異なのか人為なのか… 最後に待ち受けていたものは‼️ 前知識なく読み始めた私は、最後の方までこの小説のジャンルがオカルト小説なのか、推理小説なのかわからない‼️というなかなかの設定でした。 途中ミナの靴事件などはコージーミステリーの要素もあり、何とも盛り沢山な作品でした。 七不思議のお話が怖いです‼️

    50
    投稿日: 2024.06.18
  • としながのアイコン
    としなが
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    かなり挑戦的なことをやっている本格ミステリだと、読んでいて思いました。読み始めたころは「小学生が主人公だから、少年探偵ものかあ」と軽い気持ちだったのですが…。さすが『屍人荘の殺人』の著者、今村昌弘さんの作品という印象です。 主人公となるのはオカルト好きの少年ユースケ。 町で起こった不可思議な殺人事件と、その被害者が生前残した町の七不思議をめぐり、被害者の従妹、サツキと、転校生でマイペースな少女、ミナといっしょに事件の真相を探ります。 不可思議な殺人事件と町の七不思議をめぐって、オカルト容認派のユースケと現実主義派のサツキが、それぞれの観点から推理をめぐらしていくのが、この作品の特徴かと思います。 またオカルトだから、と推理を頭ごなしに否定するのではなく、3人の中でルールを設定し、オカルトのユースケと現実主義のサツキのそれぞれの推理を、ミステリ好きのミナが同等に比較、検討しているのが面白かったです。 さらに作中の怪談話もそうとうミステリ好きのエッセンスが加えられていて、ミステリ好きなら思わずニヤリとするのではないかと思います。この作品でノックスの十戒を改めて思い出すとは(笑) ミステリとして相当凝ったことをしつつも、ユースケたちの捜査や徐々に明らかになっていく秘密というものは、社会派の要素もあります。 最新のSNSや動画投稿サイトも駆使した捜査は、この年代の主人公たち、そしてこの時代ならではといった感じ。個人的にホリー・ジャクソンさんの『自由研究には向かない殺人』を彷彿とさせました。 小学生ならではのもやもやや、親や学校へ反発心、そして子どもの無力さなども描かれていて、ジュブナイルらしい雰囲気もしっかりとまとっています。 ここら辺は少し懐かしい雰囲気を感じました。 結末や途中の展開に関しては、少し好き嫌いは分かれる作品かなあ、と個人的には思います。ユースケたち3人以外の行動については、設定的に致し方ないとしても、個人的にちょっと納得しきれないところもあったりしました。 ただ言葉では説明しにくいですが、本格ミステリでありながらも、捜査の様子は社会派ミステリのような堅実さもあり、そしてがっつりとオカルトも絡み、小学生の子どもたちの変化や成長というジュブナイル要素もあり、そして挑戦的な試みもありと、あまり読んだことのない小説だったようにも思います。 一風変わった小説が読みたいなら、この小説はけっこういいのではないかと思います。

    6
    投稿日: 2024.06.16
  • まきのアイコン
    まき
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小学校最後の夏休みが終わった。 小学校卒業まであと半年。 ユースケは、自分のオカルト趣味を壁新聞作りに注ぎ込むため、〝掲示係〟に立候補する。 この地味で面倒だと思われている掲示係の人気は低い。 これで思う存分怖い話を壁新聞に書ける! ……はずだったが、なぜか学級委員長をやると思われたサツキも立候補する。 優等生のサツキが掲示係を選んだ理由は、去年亡くなった従姉のマリ姉にあった。 マリ姉は一年前の奥神祭りの前日、グラウンドの真ん中で死んでいた。 現場に凶器はなく、うっすらと積もった雪には第一発見者以外の足跡は残されていなかった。 つまり、自殺の可能性はなく、マリ姉を殺した犯人が雪が積もる前に凶器を持ち去ったはず。 犯人はまだ捕まっていない。 捜査が進展しない中、サツキはマリ姉の遺品のパソコンの中に『奥郷町の七不思議』のファイルを見つける。 それは一見地元に伝わる怪談話を集めたもののようだったが、どれも微妙に変更が加えられている。 しかも、『七不思議』のはずなのに六つしかない。 警察がこの怪談に注目することはなかった。 そして、マリ姉に怪談を集める趣味がなかったことをサツキはよく知っている。 マリ姉がわざわざ『七不思議』を残したからには、そこに意味があるはず。 そう思ったサツキは掲示係になり『七不思議』の謎を解こうとする。 ユースケはオカルト好きの観点から謎を推理するが、サツキはあくまで現実的にマリ姉の意図を察しようとする。 その二人の推理を聞いて、三人目の掲示係であるミナが冷静にジャッジを下す……。 (アマゾンより引用)

    2
    投稿日: 2024.06.16
  • うさぎのしっぽのアイコン
    うさぎのしっぽ
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わってすぐ登録だけしてレビューを書き忘れていたらしい。 そして先ほど書き終わったのに更新ボタンを押し忘れたらしく、 またもや内容が消えていた。 これはもうこの本の中に出てくる悪しきものの呪いだろう。 星5を付けた理由は運動会のエピソードに感動したからなのだが、 評価が良いというのに何が気に食わなかったのだろうか。 前のレビューに呪いとかの話はちょっと… 一番肝心なところ子供に任せるん? っていうか偉い人たちちゃんと説明したらよかったのに… みたいなことを書いたのが良くなかったのか? 私は今度こそ更新ボタンを押すはずだ。 それでもレビューが空欄になった時は、もうあきらめよう。

    6
    投稿日: 2024.06.13
  • naiのアイコン
    nai
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリー?オカルト?どうなっていくの、と後半まで楽しみながら読み進んだが、結末がいまいちだった。小学生が主人公にしては会話の内容も行動も全く現実味がないし、危険を承知で子供たちを放置している周りの大人たちもおかしい。 屍人荘の今村さんの作品だから、ミステリー&オカルトの融合は面白いのだけど、ちょっとこれは辛いかな。

    1
    投稿日: 2024.06.09
  • n.お休み中のアイコン
    n.お休み中
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あの屍人荘の明智さんが6月に新作となって帰って来る(帰っては来ないか…)みたいなので、今村作品を皆さんにオススメ(▭-▭)✧ 七不思議×殺人事件×小学生 奥郷町小堂間小学校6年の木島悠介は学級新聞の作れる掲示係を狙っていた。 オカルト新聞を作ろうと目論んでいる。 なのに真面目な委員長も立候補してきた… 4月から転校して来た女子も含め、3人で活動する事になる。 あーあと落ち込んでいると、委員長が驚きの言葉 「奥郷町の七不思議は知ってる?」 「七つ目を知ると死んじゃうんだって…」 「七つ目の不思議が何か調べてみない?」 悠介がオカルト賛成派 委員長波多野はオカルト否定派 転校生畑はどちらでもない客観的な議長役 という3つの視点から地元の七不思議について学級新聞を作る事になった。 が… 波多野が七不思議を追うのには理由があった。 いとこのマリ姉がパソコンに七不思議を残し、殺害されていた! 小学生が七不思議を辿りながら、殺人事件を追っていく。 ………………………………………………………… ○主な登場人物○ 木島悠介(ユースケ)…語り手、主人公。 オカルト大好き(都市伝説、心霊現象)祖父の代からの酒屋。元は隣りに旅館も経営していた 畑美奈(ミナ)…4月に来た転校生。 自分を表現しないが、キレる推理をかましてくる。父子家庭 波多野沙月(サツキ)…毎年委員長、優等生。 気が強そうな見た目。祖父、父ともに弁護士。従姉妹のマリ姉が大好きだった 波多野真理子(マリ姉)…昨年11月土曜日(奥神祭りの前日)朝5時半頃、運動公園グランドで腹部を刺され失血死。死亡推定時刻は22時~24時。地元奥郷町の銀行勤務 魔女の家のおばあちゃん豊木(魔女)…パラリンピックのバスケ選手のような車椅子さばき。言動がまさにラピュタのドーラ!本の知識が凄すぎる 高辻…クラスメイト男子、主人公友人、 お年玉を貯めて推しアイドルのライブへ行った 樋上…クラスメイト男子、主人公友人、 5年生から早押しクイズにハマっている 城戸…クラスメイト女子、 写真店、忘れ物常習犯 翔也…クラスメイト男子、 クラスで1番頭が良い 蓮…クラスメイト男子、 クラスの人気者、サッカーが上手い 野呂…クラスメイト女子、 祖父が地元の元議員 柴田のおじいちゃん…酒屋の常連客、柴犬飼い ヒロ兄…近所のよき兄、バイク乗り、奥郷町の警察官(交通課) 影坊主…奥郷町に伝わる妖怪のような存在、全身真っ黒、現れると誰か死ぬ、マリ姉の事件前後も目撃情報あり 坂東景太郎…事件第一発見者、奥郷町一大きい病院坂東病院の跡取り息子、内科医、事件後他県へ 作間寛人…マリ姉と大学時代からの知り合い 小日向志津夫…奥郷町出身の有名建築家 泥子手神(読み:なずて)…伝説によると古来祟り神により飢饉や病気に苦していると、海を渡ってこの地域に来て、自身を土地神として祀る事を条件に祟り神を封じたとされる 尾埜上樹一…代々町長、坂東病院とも仲が良い 大平丹治…鉱山とともに五十年、著者 奥神祭り…奥郷町の歴史にでてくる古い土地神を祀る。秋の終わりに行う ………………………………………………………… ○感想○ いや~そう来たかと逆に驚く結末でした。 まさに今村ワールドですね。 七不思議がもう魅力的ですもん。どの時代だって小学生の時にはハヤッてませんでしたか? 映画【学校の怪談】を小さい頃に見て、友達やクラスメイトと一緒に夕方の学校を回ってはキャーキャー言ってました笑 ミステリ小説を読んだ事がない小学生という設定で話が進んでいきます。 それは本当に読んだ事がない子供はもちろん、大人もどうぞ大丈夫と言っているように推理に必要な専門知識が分かりやすく説明されています。 ノックスの十戒とか、ヴァン・ダインの二十則とか… 私はミステリ小説初心者なので、凄く有難かったです。 あと読む世代によって受け取り方が違う書き方だなぁと思いました。 子供世代には「四角い箱ばかりで世界を知った気でいるな!自分の足で情報を集めて、実際に目で見て、手で触って感じろ!」 大人世代には「子供だからと話を聞かない、一方的に否定しないで知りたい情報を教えたり、助け導いて見守る事が必要!」 って言われてる気がしました。小学生の頃に読んで見たかったなぁ ………………………………………………………… ○ネタバレお気に入りシーン○ 1. 魔女「あんたたち、今どきの子どもにしちゃ自分の足で情報をつかもうって気概があるのは認めてやろう。不法侵入はいただけないが、子どものうちはそのくらいのガッツが必要ってなもんだ」 2. サツキが大発見した時の声 「ひゃあ」 比留子と同じ驚き方だぁぁ 3. ミナが1人親の父を思って、足や服のサイズが変わった事を言えないでいて上手く走れないシーン。 ポロッと涙してしまう 「これからもちゃんと見ててね私の事」 作中ではユースケとサツキに言ったセリフですが、子供をちゃんと見てあげてねと作者に言われた気がしました

    123
    投稿日: 2024.06.04
  • Tのアイコン
    T
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お、おもしろすぎるーーー!!!!!!!!!!!!序盤盛り上がりに欠けるかな……?とか思ってしまいましたが、バカバカちゃんと読みたまえ!屍人荘の作者がこんなんで終わらせるわけないでしょって! オカルトとミステリの具合が絶妙すぎで感無量でした。若干オカルト寄りでここからどうする……?の、本格ミステリぶつけられてどうしよう!?と思いました。(混乱しすぎ) 読めたのが幸福で嬉しすぎる。こういうのがいいんだよ、こういうのが。ありがとう今村先生、次も絶対読みます。

    4
    投稿日: 2024.06.03
  • 黒い☆安息日のアイコン
    黒い☆安息日
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    このレビューはネタバレを含みます。

    従姉妹が殺人事件の被害者となった事件を探るスーパー優等生現実主義サツキと、オカルトオタクで存在を示そうとする小学6年生のユースケ、小さくて存在も目だない転校生ミナ。 彼ら3人が掲示部となったことで、殺人事件の真相を取材し、リアル説オカルト説を配否させながらカベ新聞にその経過と結果を掲載していこうとする。 サツキの従姉妹が残した七不思議に秘められた謎、意外な協力者、予想もつかない大きな障壁、事件はリアルな殺人事件なのかオカルト事件なのか?過疎化していく街を巻き込むような展開になりつつ、物語は意外な様相を呈し始める。 話題になった同じ作者の「屍人荘の殺人」シリーズよりこっちの方が完全に俺の好み。中盤までちょっともたついたけど、伏線を収束させる後半部からは気を抜けない展開で、ホラーミステリーのお手本と言っても良いかも。

    5
    投稿日: 2024.06.02
  • enya314のアイコン
    enya314
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    このレビューはネタバレを含みます。

    途中までは面白かったけどなー。結末がちょっと…最後の方のオカルト展開にあっけにとられたまま読み終わりましたね。 他の作品読んでて期待していただけに残念。。

    5
    投稿日: 2024.05.31
  • あんこのアイコン
    あんこ
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    『屍人荘の殺人』シリーズと同じ著者って本当?と思った。あれはあれで好きだけれどこっちの方が面白かった。 親戚のお姉さんの事件をきっかけに、6つしかない七不思議や黒い影のような人物などといった謎に挑むのは3人の小学生。 ドラマ化したら面白そう。そしたら見る。

    13
    投稿日: 2024.05.26
  • ムサシのアイコン
    ムサシ
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小学生達が7不思議を巡って謎を解決する為奔走するミステリー。お話がしっかり練られてたから良く出来てるなと感心しつつも、殺人事件の現場に行ったり幽霊の目撃現場に行ったり子供なのに怖くないの!?…って物語の為に何度もぐっとこらえて読んでました。主人公の起こした行動が後に犠牲者を生み出してしまったりとトラウマレベルもんだったり、そういった部分はちょっと入り込めなかったかなと。。。子どもの頃に出会ってたらめちゃくちゃハマって楽しめたと思う。

    3
    投稿日: 2024.05.26
  • SlowReaderのアイコン
    SlowReader
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    「はたして本格ミステリーかオカルトか?」という帯に釣られて読みました。主人公たちは卒業を控えた掲示係3人の小学6年生。オカルトの存在を信じてやまないユースケ、優等生でクラスの絶対的リーダーのサツキ、そして転校したてのミナ。奥郷町で起こった未解決事件に挑むこの3人の推理に嵌りながら楽しく読めました。最後は「まさか」でした。

    3
    投稿日: 2024.05.18
  • さいちのアイコン
    さいち
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    小学生がメインキャラにありがちの、ミラクルな冒険モノかと思いながら読み始めたが… 子どもだから相手にしてくれないとか、夜に小学生だけの行動を親が許してくれるわけがないとか、 小学生の不自由さがリアルだった。 ヒロ兄ちゃんのおかげ要素が少なく、魔女も車椅子だったので、都合の良過ぎる大人の介入が入り過ぎないことも良かった。 この物語自体、しっかり〝ノックスの十戒〟に則っていたのが、すごいというか、さすがだと思った。

    18
    投稿日: 2024.05.14
  • ちゃかぽこのアイコン
    ちゃかぽこ
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    このレビューはネタバレを含みます。

    めちゃくちゃ面白かった。 今までの今村さんの作風がオカルトありきのミステリーだったけど、これはどうだろう。オカルト書いてたからここはあえて無い、という結論かなあ、と思ってたらやられた。ありだった。最高。面白かった。まあ普通に説明出来ない現象起きてたしな。影坊主とか。 作間さんが邪神とはなあ。こわすぎ。邪神と廃病院行ってたの?こわすぎ。 小学生ながらバスや自転車を駆使して現地を取材し、ネットも使い、大人にも話を聞きに行く。すごすぎる。 子供としての行動の限界に歯がゆさを感じるし、なずての会の人らしき人間からの接触は怖すぎるが、真相を知れば子供を守ろうとした、というのがわかって、泣けてくる。そりゃそうだ。子供を守りたいから制限するんだよなあ。 読みながら、オカルトは無いだろう、後から説明されるだろうと思ったら、ありの方向だったし、邪神とご飯食べてたの怖すぎ。でも普通に人間が都合の悪いことを隠蔽してるなんてあり得るから、邪神について考えてなかった。邪神に立ち向かうためにみんな頑張ってたというオチ。最後らへんのバトルは寺生まれのTさんすぎて笑った。絶対狙っただろ。 一つ気になったのが、サツキの記録③で、“ユースケとサツキはどんな中学生活、高校生活を送るんだろう。”という一文。ここはサツキが自分が知らないところでユースケとミナがどんな生活を送るのか気にするところのはずなんだけど、なぜサツキ?ミス?これで合ってるのか。サツキが自分のことをサツキと呼ぶのが変だなあと気になった。

    3
    投稿日: 2024.05.14
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    てら*
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    ミステリーとオカルトと、小学生が展開してたり、内容的にも、エンタメ性もあるかな。本格ミステリーとは言い難いけれど、でも、充分に楽しめて、読み応えありました!!

    11
    投稿日: 2024.05.13
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    あめ
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    主人公たちが小学生で驚いた。ホラー要素強めかなと思ったが、本格的な推理をしてる部分もあって不思議な感じがした。

    2
    投稿日: 2024.05.09
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    紺すぅぷ
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     最近また読み始めるようになったミステリーの中では一番はじめに手に取った作品、表紙の子供たちとでぃすぺるという言葉に惹かれて。  ある意味一番子供らしかったユースケ、厳しい親元で悩まされていた優等生のサツキ、口数が少なくミステリアスな雰囲気がミサの三人が掲示係という学校新聞を通して、とある七不思議を現実視点とオカルト視点で考察して議論する。ちゃんと公平なジャッジ役もいる。  次はどうなるんだろと新しい事実が出てくれ、登場人物と同じように驚く事もしばしば。他の本も並行して読むつもりだったが、数日この本だけにかかりっきりになるぐらい読むのに引き込まれていた。ラストの展開には賛否はあるかもしれないが、私は悪くないと思う。その後の彼らの活躍がまた見ることが出来たら是非読んでみたい。

    3
    投稿日: 2024.05.06
  • ぴのアイコン
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    内容に対してやや長すぎる感がある。推理に必要な情報はフェアに出される本格ミステリではあるが、怪異が存在するオカルトな世界の特殊設定ミステリ。

    2
    投稿日: 2024.05.05
  • borahinaのアイコン
    borahina
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小学生3人組が、従妹が残したダイイングメッセージの謎を解くミステリー小説風のホラー小説といった感じでしょうか。 小学生が殺人事件の謎を追うということに若干無理を感じたものの、十分楽しめました。いや~ほんとの邪神が出てくるとは思いませんでした。★2.5個

    7
    投稿日: 2024.04.30
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    fish224
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    一応、ミステリとホラーの融合。ということになってるけど、最後はそれでいいのか!?と思ってしまった。丸くおさまったみたいになってるけど随分人が死んだぞ… 文章は読みやすいし、途中に出てくる怪談は結構怖いしで、どんどん続きが気になって読み進んでいたのでなおさらガクッときた。 主人公たちは小学生という設定だけど、めちゃくちゃ大人っぽい。高校生でもよかったレベル

    4
    投稿日: 2024.04.21
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    ヨシダケ
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    表紙から主人公は高校生かと思ってたら小学生でビックリした。 途中までワクワクして読んでたけど最後は怪奇ありきなんやって感じ。

    3
    投稿日: 2024.04.21
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    つくね
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    オカルトにミステリー、苦手な分野だけど小学生たちが真相解明に挑むとゆうことで読んでみたのですがこれはダメでした。 人があまりにも簡単に死んでしまうのは読んでて不快でした。悦になって3人の行動伺う婆さんに、味方のフリして近づく青年。胡散草杉 作り話にゾクゾクして振り回されて夜遅くまで寝ずに読まされて最後があんなんでは納得いきません。

    67
    投稿日: 2024.04.21
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    wasabi
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    これの公開レヴューは、私には無理ざんす。ミステリーもオカルトも好きです。少年少女たちの活躍も大いにけっこう、応援を惜しみません。ですが…。レヴューは無理といいながらひと言、登場人物の中で最も罪なのは“魔女の婆ちゃん”です。あなた、犯人を含めて真相を知りながら、子どもたちが危険な目にあうのを傍目になにを呑気に構えとるんですか。最終盤に「かぁつ」ったって遅い。尾埜上町長も図書館の占部さんも、ほかにも柴田のじいちゃん、もちろんマリ姉に坂東さんにほか何人もが気の毒ですよ。なんでもっと早く…。小説にならないからか。

    7
    投稿日: 2024.04.20
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    wasabi
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    面白かった! 3分の2以降は読む手が止まらず、色々後回しにして、久しぶりに一気読みした。 前半部分で、「あれ?なんか変」「なんだかスルッと過ぎちゃったな」という点がちゃんと解消されるのもいい。

    3
    投稿日: 2024.04.19
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    いたた
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    町の七不思議とそれに挑む小学生のミステリー冒険譚です。 七不思議の謎が解き明かされ、現実の事件と繋がっていく、ちょい怖ワクワク感がたまりません。ミステリー好きなら昔思い描いたかもしれない冒険がここにあります。 登場人物達の関係性が少しずつ変わり、それぞれの心の成長もまた見ていて応援したくなります。

    10
    投稿日: 2024.04.14